40代独身女性の特徴とは?リアルな恋愛事情&やるべき今後の対策まで解説
40代の独身女性って、どんな傾向があるのでしょうか?
年々割合が増加傾向にある、40代独身女性。結婚を考えておらず独身生活を謳歌する人もいれば、婚活しても報われない人もいます。
自由な生活を送る一方で、不安を抱えている人も多いのが実情。そこで今回は、40代女性の特徴と、恋愛事情や今後の対策までをお送りします。
40代独身女性の実情はどうなっているのでしょうか。
40代女性における独身の割合は?
40代独身女性の割合は、年々増加しています。2010年の国勢調査で未婚率の割合は、40代前半が17.4%、40代後半が12.6%だったのに対して、2015年の国勢調査で判明した割合は40代前半が19.3%、40代後半が16.1%に。
男性よりは低い数値であるものの、独身の割合は増加しつつあります。
40代の独身女性の心理とは?
ここでは、40代の独身女性の心理を解説していきます。既婚者から見るとなぜ独身でいるのか理解できないことも多い40代独身女性。独身でいることに対してどのような心理・心境なのかを詳しく見ていきましょう。
心理1. 金銭面など将来に対して不安を抱えている
バリバリ仕事をこなす40代独身女性であっても、何の不安もないわけではありません。特に貯金や年金など金銭面に関する不安は大きく、大きな悩みの種です。
ずっと健康でいられる保証があるわけでもなく、もし病気になった時に養ってくれる人はいません。
何かあっても自分でなんとかせねばならず、40代独身女性は将来に対する不安を少なからず持っています。
心理2. 周囲の既婚者を見てうらやましく思っている
40代独身女性の中には、結婚したくてもできない人も多いです。特に、婚活してもなかなか報われない人は、周りの結婚している友人をとてもうらやましく思っています。
しかし、ねたんでいても仕方がないという心理から独身生活を楽しんでいる人が多いのが実情です。
40代独身女性は、一見独身生活を謳歌しているようでも、実際は既婚者を羨ましいと思っている人も多いのです。
心理3. もはや結婚できないと開き直っている
40代独身女性には、過去に婚活を頑張っていた人も多いです。頑張っても報われなかった経験から、もはや自分が結婚できないと開き直っています。40代になると責任がある仕事を任される独身女性も多く、仕事が忙しくてなかなか出会いのチャンスがない人も。
過去の苦い経験や、現在の状況から自分が結婚できないと開き直り、今を充実させようと思っています。
心理4. 無理して結婚しなくていいと考えている
40代独身女性には、結婚を積極的に考えていない場合も。生き方や性格、頑張っても報われないなど理由は人それぞれ。過去に結婚したいと思った時期があったとしても、現在は結婚をあまり前向きに考えていません。
趣味や仕事など、結婚と関係ないことを楽しむ40代独身女性が多いのは、無理して結婚しなくてもいいと考えているからです。
40代の独身女性に共通する特徴
ここでは、40代独身女性に共通している特徴を紹介していきます。
40代女性の20%近くの割合を占める独身女性ですが、生き方や環境などには共通点があります。どのような特徴があるのか、詳しく見ていきましょう。
特徴1. 仕事をバリバリこなすキャリアウーマン
40代独身女性には、仕事に生きる女性もいます。20代の頃に男女雇用機会均等法が改正された世代でもあり、時間外や休日労働、深夜業務などを行ってきた世代です。
男性と同じようにバリバリ働く人も多く、仕事で成し遂げたいことがたくさんあるので、結婚をあまり考えていない女性も。
このような理由から、40代独身女性には、仕事をバリバリこなすキャリアウーマンがとても多いのです。
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特徴2. 実家暮らしで家を出たことがない
都会で生まれ育った40代女性の中には、通勤に便利な実家でずっと暮らしている人も多いです。実家にいることが当たり前になっていて、自分が結婚して実家を離れることを想像できません。また、家事を家族に任せっきりで自分でしていないと、生活能力もありません。
一人暮らしに比べて貯金は多く、結婚資金はありますが、家事ができなくて二人で住む想像ができないので、なかなか結婚に踏み切れません。
特徴3. 本気で打ち込んでいる趣味がある
40代独身女性は子供がいないので自分以外にお金がかからず、収入を自分のために使えます。婚活がうまくいかなかったり興味を失ったりしたことで空いた時間で趣味に没頭する場合も多く、軽い気持ちで始めた趣味が本気になっています。
自分のために使えるお金と時間が多いことで、本気で趣味に打ち込む40代女性はとても多いです。
特徴4. 周りに独身の友達が多い
類は友を呼ぶと言われるように、生きていると周りに同じ生き方の友人が集まってきます。
40代独身女性は既婚者や子供がいる人とは生活時間帯が合わないことが多く、自然と周りは同じ独身者ばかりに。周りに独身者が多いので、早く結婚しようと焦ることも少なくなります。
40代独身女性の周りには、似た境遇・生き方の独身者が多く集まります。
特徴5. 精神的にも経済的に自立している
40代までずっと独身でバリバリ働いている女性なら、人に頼らずとも生きていけると思われています。
精神的・経済的に自立していて、男性を精神のよりどころとする一部の既婚者女性とは、全く違う生き方をする特徴があります。実家暮らしの場合は貯金もとても多く、経済的にもとても安定しています。
正社員やフリーランスなど男性と遜色なく働く40代独身女性であれば、男性並みの収入やこれまでの人生経験から精神的・経済的に自立し1人で生きていける女性も多いです。
特徴6. 自分なりの生き方が確立されている
40代で独身生活が長いと、自分で物事を判断できます。生き方の方向性も自分で判断できるようになっていて、生き方も確立しているのです。結婚せず子供がいなくても、仕事に趣味に没頭するなど、毎日充実しています。
「別に結婚しなくてもいい」と思っていて、心の底から毎日を楽しんでいるのです。このように、40代独身女性は自分で物事を判断できるので、生き方も確立されています。
40代の独身女性における恋愛傾向とは
ここでは、40代独身女性の恋愛傾向を解説していきます。結婚を考えていなくても、恋愛をしたいと考えている40代独身女性は多いもの。
40代独身女性にはどのような恋愛傾向があるのか、詳しく見ていきましょう。
恋愛傾向1. 男性に求める条件が高い
40代独身女性は20代や30代の女性と比べると、これまでの人生でたくさんの人に関わってきています。自然に人を見る目も厳しくなり、男性を見る目も厳しい傾向に。男性に対しては、自分より上であることを求める傾向にあることが大きな理由です。
仕事や年収・物の考え方など40代女性が男性に求めることはとてもたくさんあり、結果的に男性に求める条件が高いといわれるのです。
恋愛傾向2. 付き合う=結婚だと考えがち
40代独身女性は結婚を焦っていなくても結婚=恋愛と考えてしまい、男性にプレッシャーを与えてしまいます。結婚ばかり考えてしまい、恋愛を楽しむ余裕をなくなってしまうのはもったいないです。
恋愛=結婚と考えすぎるとせっかく楽しいはずの恋愛を楽しめなくなります。結婚を考えているなら、恋愛と切り離して探すのもいいでしょう。
恋愛傾向3. 年齢的にリスクをとる恋愛ができない
恋愛を優先したいと思う場合、何らかのリスクがつきものです。ただし、40代独身女性は人生において大切にしていることが多く、リスクをとる恋愛はなかなかできません。具体的には、傷つくことに対する不安や職場での人間関係、友達との三角関係など。
仕事や趣味など大切にしたいことが多い40代女性だからこそ、気持ちだけで盛り上がるようなリスクをとる恋愛をしにくいのです。
恋愛傾向4. 過去の恋愛で数多くの失敗をしてきている
40代独身女性は、これまでにも恋愛経験がある人がほとんどです。同じことを繰り返したくないという思いから新しい恋愛に飛び込むことに対する不安を感じてしまい、なかなか飛び込めない人も。
過去の恋愛で数多くの失敗をしているからこそ、恋愛に関しては傷つかないように行動してしまい、なかなか新しい恋愛に飛び込めません。
恋愛傾向5. 結婚しなくもいいから、素敵なパートナーを求めている
40代独身女性みんなが結婚をしたいとは考えているわけではありません。結婚をしたいと積極的に考えていない人も多く、結婚しなくても恋愛は楽しんでいたいと思っています。
子供や結婚はあまり考えていなくても、毎日を充実させて過ごすために恋愛を楽しめるパートナーを求めているのです。
人生を豊かに楽しく過ごしたいと考えていることから、結婚しなくてもパートナーは欲しいと思っています。
40代の独身女性が抱える苦悩や悩みとは
ここでは、40代独身女性だからこその苦悩や悩みを紹介していきます。特に、結婚や恋愛に対する悩みは大きく、既婚者からはなかなか理解してもらえません。
40代独身女性にどのような悩みがあるのかを、詳しく見ていきましょう。
悩み1. 結婚できていないだけで訳ありだと思われる
40代独身女性を苦悩させるのが、周りからの偏見の目です。本人の意思で結婚していないだけであっても、結婚していないだけで訳ありだと思われてしまいます。本人としては普段同じような人が周りに多く、そう変わったことだとは思っていません。
会社や同世代の集まりなど既婚者が多い場所へ行くと偏見の目で見られてしまうのが多いことは悩みの種です。
悩み2. 婚活しても素敵な人になかなか巡り会えない
結婚相手やパートナーが欲しい40代独身女性にとって、出会いのなさは大きな悩みの種です。婚活パーティーに行っても、同世代の人は少ないうえに年下女性を求めていることが多いので、良い相手にはなかなか出会えません。素敵だなと思った相手は結婚していることが多いことにも苦悩してしまいます。
たとえ積極的に出会いを求めに行っても、40代女性を求める人が少なく、なかなかちょうどいい相手に出会えません。
悩み3. 同じ40代の男性からモテにくい
40代独身女性に限らず、恋愛対象が同世代の男性である女性は多いものです。ただし、日本人の男性は自分が何歳であろうと若い女性を追い求める場合が多く、40代独身女性は結果的に同世代からモテないことに苦悩してしまいます。
自分は同世代との恋愛を望んでいても、同世代の男性から望まれるのが少ないことは40代独身女性の悩みの一つです。
悩み4. 年下男性にアプローチをしても振り向かれない
40代独身女性の恋愛対象は幅広い場合が多いです。人によっては20歳以上であればOKという人も。ただし、男性にとって40代独身女性が恋愛対象になる人が少なく、年下男性にアプローチしても、なかなか振り向いてもらえず苦戦してしまいます。
年上女性が好みといっても30代前半までという男性が多く、40代女性は恋愛対象として見てもらえないことも多いでしょう。
悩み5. 結婚しても出産は難しい
40代独身女性が男性と付き合う上で悩みの種なのが、出産に関することです。男性と付き合うことになったとしても出産適齢期を過ぎている場合がほとんど。
40代以降でも子供を生んでいる人は多いですが、リスクが高まるので、積極的に子供を望まない人も多いです。
付き合う相手と結婚しても出産が難しいことは、40代独身女性の大きな悩みです。
40代女性が取り組むべき今後の対策とは
ここでは、40代独身女性が今後の人生のために取り組んでおくべき対策をピックアップしました。結婚する・しないに関わらず、今後の人生をより充実させるために、しておくべきことを紹介していきます。詳しく見ていきましょう。
対策1. 万が一に備えて貯金をしておく
40代独身女性は、何かあった時でも自分でなんとかできるように備えておくことが大切です。特に、配偶者や子供がいないため、病気になった時や老後のためにできるだけ貯金しておきましょう。万が一長期間休職せざるをえなくなった場合でも、貯金があるとなんとかしのげます。
また、将来子供に養ってもらうわけにもいかないので、貯金や不動産などで備えておくことも大切です。
対策2. 常に出会いを求める努力は怠らない
40代独身女性のうち、恋愛や結婚をする人も多いです。特に、恋愛や結婚願望があるのなら、常に出会いへの努力は怠らないようにしましょう。仕事以外は自宅に引きこもってばかりいても、出会いはやってきません。
仕事でも仕事以外でも積極的に人と関わることが出会いが多くなる秘訣です。恋愛や結婚を求めるなら、出会いへの努力を怠らずにしていきましょう。
対策3. 良い人に出会えた時のために、自分磨きを続ける
40代独身女性でも、出会いはどこに転がっているかわかりません。ある日突然いい人に出会えることもあります。
その時のために、仕事や美容・性格や人間性など、自分磨きを怠らないようにしましょう。その場しのぎの付け焼き刃ではいつかメッキがはがれてしまいます。
いつ出会いがあってもいいように、自分磨きをしておきましょう。
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40代独身女性は自分の人生を考えて、毎日を充実させていきましょう。
周りからは「負け犬」と見られてしまうことも多い、40代独身女性。本人としては毎日充実していても、将来への不安やこれからの恋愛・結婚など考えることも多いでしょう。
でも、40代独身女性ならではの苦悩や悩みもありますが、自分でできる対策をとっていきましょう。残りの人生を、より良い充実した毎日にしてくださいね。
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