別れ話の仕方とは?別れの切り出し方&場所・最適なタイミングを解説
恋人との別れを決意したら、どうすればいい?
熱々だったカップルでも、いつしか冷めてしまったなんてことがあれば、考えるのが別れ話でしょう。
双方が別れることに合意をしているなら何の問題もありませんが、どちらかにまだ未練があれば、別れ話がこじれることもあります。
ここでは、デリケートな別れ話をするために、知っておきたいポイントについて紹介していきます。
別れ話をする前に知っておきたいこと
別れ話といっても「別れたい」と言ってすぐに別れられるのかと言えば、そうでもありません。
別れるのは2人の問題なので、相手の気持ちによっては別れ話がこじれてしまうこともあるからです。
ここでは別れ話を切り出した時に、相手が取る可能性のある行動について解説していきます。
1. LINEや電話先など連絡先を削除されることがある
付き合っている時は楽しくても、別れた瞬間から相手にとってあなたとの思い出は悲しいものになります。
人にもよりますが、できるだけあなたとの思い出を無くしたいと思う方も少なくありません。LINEや電話の連絡先といった思い出は相手を思い出しやすくなるツールなので、削除される可能性も高くなります。
連絡先が残っていると、また連絡が来るかもしれないと期待してしまいます。期待を無くすために、連絡先を消去する人もいます。
2. 別れ話を責められることがある
別れ話は相手にとっては辛いもの。熱が冷めている段階でも相手からの別れ話は、精神的に負担になります。
その負担を解消しようとして、相手を責める方もいます。相手が悪いと思い込むことで、自分は悪くないと自信を取り戻そうとすることも。
直接会って伝えているなら相手がヒートアップする可能性もありますし、電話の場合は電話口で泣くこともあるかもしれません。
3. 職場関係の相手なら、仕事で気まずくなることがある
職場恋愛をする方もかなりいるかもしれません。
違う部署や支店だったらまだいいのですが、同じ部署だったり、仕事場が一緒だったりした場合は振った翌日にオフィスでばったり会うということもあるでしょう。
恋人から同僚に戻って関係性がはっきりしない中でも仕事をしなければなりません。また職場の他の同僚にも気付かれる可能性も生じるでしょう。
円滑に別れ話をする前の5つの事前準備とは
別れ話は突然切り出されると、切り出された方もいきなりで驚いてしまいます。
この問題を解消するためには、相手にもそれとなくそういう雰囲気をアピールすることが大事です。
ここでは、どのように別れの準備を進めていけばいいのかについて解説していきます。円満に解決したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
準備1. 別れたい彼氏・彼女と距離を置く
直前まで仲良くしていたのに別れ話が出ると、相手もビックリしてしまいます。
まずは相手と距離を置いてみましょう。相手と距離を置くと、自分のことも相手のことも客観的に見られるようになります。
一時的な感情で別れるのではなく、キチンとした理由を持って相手に別れようということができますし、実際に円満に別れることができます。
準備2. 別れ話をする日程、時間、場所を決める
どこで、いつ別れるかを決めると、相手も別れる状態をイメージしやすくなります。相手も事前に心の準備ができるので、落ち着いて別れ話ができますよ。
また別れ話をキチンと話そうと思っても、積極的に話したい話題ではないため、どうしても話す機会を延ばし延ばしにしてしまいがちです。
明確な日時を決定することで、しっかりと別れやすくなります。
準備3. 別れ話をする内容を考えておく
別れ話が普通の会話と違うのは相手を傷つける可能性があるということです。感情のままに話してしまうと、相手から反発がくるような内容になってしまかもしれません。
特に、相手が感情的になると、つられて感情的になることもあるでしょう。事前に頭の中でシミュレーションをしておくことで、どのような場合でも落ち着いて対処ができます。
準備4. 前もって「大切な話がある」と伝えておく
2人の雰囲気がぎこちなくなっている中で、「話がある」というと、相手も別れることを覚悟します。
相手にも考える時間を与えることで、別れたくないと言われる場合でも、相手が落ち着いて話すことができます。
準備5. 同棲している場合は、自分の荷物をまとめておく
別れたら当然一緒には住めません。同棲している場合はどちらかが家を出る必要があります。特にもともと相手の家だった場合は出た方が良いので、自分の荷物をまとめておきましょう。
相手に未練があると、「別れよう」と言った後で説得されながら荷造りという事態にもなりかねないので、荷物は事前にまとめておいた方が得策です。スマートな印象を残せるのもポイントです。
別れ話を切り出す3つのタイミング
別れ話にはタイミングも必要です。2人で話が盛り上がっている時に切り出すと「なんで?」となりますよね。
もちろんそこまでではありませんが、言うべきタイミングと言うべきではないタイミングは確実にあります。
ここでは別れ話を切り出すべき3つのタイミングについて紹介します。
タイミング1. 相手の心が落ち着いているタイミング
相手が仕事などでいっぱいいっぱいになっている時に、あなたが別れようと言ってしまうと、裏切られたという気持ちを抱かせてしまいます。
「別れたくない」と感情的に説得されたり、泣かれることもあるでしょう。
そうならないために、別れようと説得するのは、相手の気持ちにゆとりがあるタイミングにしましょう。
タイミング2. 相手との距離を置いて、関係が疎遠になってきたタイミング
別れる準備として相手と距離を置くことを上げました。
もちろん、一回冷静に考えてみて仲直りがしたいと思えれば、もう一回やり直してみるのも一つの方法です。しかし、冷静になっても別れたいと思ったら、関係を切るタイミングです。
あなたから連絡をせず、相手からも連絡が来ない場合は、相手もあなたに対して未練がない可能性もあります。
タイミング3. 転職など自分の環境が変わるタイミング
同じ職場で恋愛をしていれば、別れた後のことを思うとなかなか別れづらいでしょう。なので、転職などで自分の環境がガラリと変わるタイミングは別れるチャンスです。
また、環境が変化する時はいろいろなものを変えようとするので、ダラダラと続いている関係性に終止符を打つ良い機会でしょう。
【参考記事】はこちら▽
別れ話の伝える方法は大きく分けて3つ!
別れ話を伝える機会ってなかなかないと思います。どうやって話をしようか悩む人もいると思いますが、焦ることはありません。
別れ話を伝える方法は基本的に3つなので、どれかの方法を選んで別れ話をスマートに伝えましょう。
伝える方法1. 直接会って別れ話をする
まずは直接会って話をする方法です。
一番誠実な方法ではありますが、相手がヒートアップすることもあるので、注意が必要です。相手と口論になってしまっても大丈夫なような場所を選んでおくといいでしょう。
意外と直接会って「別れたくない」と泣く相手を見ていると情が湧いてくることもあるので、しっかりと自分の意思を伝えるといいでしょう。
伝える方法2. LINEやメールで別れ話をする
LINEやメールは比較的精神的なストレスが少ない方法です。相手が「別れたくない」と言っても落ち着いて考える時間もできます。
しかし、相手から既読無視をされたり、今後連絡が一切取れなくなったりして、円満に別れられる可能性が低くなってしまうかもしれません。
LINEやメールで伝えるのは、最終手段にしたほうが良いでしょう。
伝える方法3. 電話で別れ話をする
電話で別れ話をする方もいらっしゃるでしょう。電話をする場合はいきなりするのではなく、日時をあらかじめ設定して、その日に電話を掛けるようにしましょう。日時は相手の余裕がある土日や祝日にするといいでしょう。
別れ話は意外に時間を取るので、気付いたら2時間経っていたといこともあります。時間は余裕を持って取るようにしましょう。
【参考記事】はこちら▽
どこですれば良い?別れ話をする時におすすめの場所
別れを告げたときの相手の反応やその後の行動を考えると、別れ話をするために最適な場所は、知り合いに見られにくい場所になります。
少し遠出をしても良いですし、自宅に招待してもいいでしょう。ここからは、別れ話に最適な場所を10個挙げたので、参考にしてみてください。
場所1. 相手の家
自分の家がどうしても嫌だと思ったら、彼女や彼氏の家にお邪魔しても良いでしょう。
静かなことに加えて、自分から話を切り上げられるというメリットがあります。自分の家なら出ていくことはできませんが、相手の家なら別れ話が終わったら出て行けばいいからです。
ただし、相手のペースに乗せられてしまうということもあるかもしれません。
場所2. 自分の自宅
別れる相手が冷静なタイプであれば、静かな環境で落ち着ける自宅が良いでしょう。
また、自分のテリトリーに相手を呼んでいるので、緊張しやすい方でもリラックスして話を進めることができます。
場所3. 人前の場所
プライベートな空間だと抑止力がありません。人前の空間だと第三者の目があるので、別れたくないと思っても大きな声をあげたり、泣いたりすることが少なくなります。
また、自宅や遠出した先で言ってしまうと、帰る時に気まずくなってしまいますが、カフェなどで別れ話をすれば、話の後でサッと別れやすいでしょう。
場所4. 二人の思い出の場所
初めてデートをした場所や初めて泊まりに行った場所など、二人の思い出の場所もおすすめです。
なぜなら二人の思い出は楽しいものであることが多く、その思い出の場所では穏やかな気持ちになることが傾向にあるからです。
また、二人の思い出の場所で別れ話をすることで、相手との思い出に終止符を打つことができるでしょう。
別れ話の上手な切り出し方をレクチャー!
突然「別れて」と言われたら誰だってムカッとしてしまいますよね。別れ話が上手くいくかどうかは切り出し方によって変わります。
そうならないための切り出し方を3つ紹介していきます。別れ話を切り出したいと思っている方は参考にしてみてください。
切り出し方1. 「言いにくいことだけど」と切り出す
あなたが相手に対して悪いと思っているということが伝わるのが、この言葉です。言いにくいといことであなたが相手に対して申し訳ないという気持ちを持っていることを伝えられます。
相手にも言いにくいことを言わせてしまったという罪悪感があるので、別れようという説得が比較的簡単に進みますよ。
切り出し方2. 「よく考えたんだけど」と切り出す
あなたが真剣に相手に向き合っていると分かる切り出し方が、「よく考えたんだけど」という切り出し方です。
よく考えた結果、仲直りではなく、別れるという選択をしたということを伝えれば、相手も納得した上であなたの考え方を受け入れられるでしょう。
別れた後の関係性を良好にするためにもこの切り出し方は有効でしょう。
切り出し方3. 相手の浮気が原因の場合は、「他の人を好きになりました」と切り出す
相手が浮気をした場合は相手の方に非があることになります。しかし、そのまま言ってしまうと角が経つので、柔らかくいうために「他の人が好きになった」と伝えて、その理由を聞かれたら言うようにしましょう。
また浮気をされたことで感じたモヤモヤ感を、相手にも伝えることができます。もし伝わっていなくても、あなたが浮気をしたから自分も好きな人ができたということで鬱憤が晴れるかもしれません。
【参考記事】はこちら▽
どのように話したら良い?別れ話の内容を大公開!
別れ話を伝える経験が多い方は少ないでしょう。
ここではどうして別れたいと思ったのかといったように別れ話の中身をどのように相手に伝えていくのかを紹介していきます。
これから別れ話をするという方は、相手にあなたの気持ちが伝わりやすくなるので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 前置きを長々喋らず、「別れたい」とはっきり伝える
前置きを言ってしまうと、相手は「何が言いたいんだろう」と思ってしまいます。相手が別れ話をされると思って会っているなら、前置きは必要ありません。
むしろ、別れ話前の時間を短くしてあげるためにも、簡潔に自分の意図を伝えましょう。
2. 別れの理由をストレートに話す
別れの理由を長々と話してしまうと、知らず知らずのうちに相手の悪口になってしまいます。また論理性が無くなってしまい、相手から揚げ足を取られる可能性も出てくるでしょう。
相手から論破されて逆に説得されてしまうと、せっかく別れようと言ったのに別れられないかもしれないので、一言で「どうして別れたいのか」を伝えるようにしましょう。
相手を傷つけてしまう場合は、「価値観が合わない」などやんわり伝えると良い
別れの理由は人それぞれですが、相手を傷つけてしまう場合はストレートに伝えることは控えましょう。
傷ついた相手が感情的に泣くということも考えられるので、できるだけ相手を傷つけない言い方をすることが円満に別れるコツです。
最後だから思っていたことを全部言っておこうとするのはやめてください。
別れ話をする時の3つの注意点を解説!
ここでは別れ話をする時に、注意したいポイントを3つ、挙げました。
円満に別れるためには外せないポイントなので、これから別れ話をするという方は、「相手をどう気遣えばいいのか」という点で参考にしてみてください。
注意点1. 一方的に別れ話をしない
一方的に別れようという話をすると、相手も反発してしまいます。別れ話をする際には自分の言いたいことだけではなく、相手が何を言いたいのかも聞いてあげるといいでしょう。
あなたが一方的に別れようとすると、相手が不満を持ってしまい円滑に別れられません。相手も自分の言い分を聞いてもらえたことで、納得して別れてくれます。
注意点2. 感情を表に出さない
感情的になって良いことは一つもありません。感情が入ってしまうと話に論理性がなくなり、良く分からなくなってしまいます。
また、相手もつられて感情的になったり、一時的な気の迷いだと解釈されて、別れ話を無かったことにされる可能性も。
別れ話をする時は、できるだけ冷静に感情を表に出さずに話をすると良いでしょう。
注意点3. 突然「別れたい」と伝えないこと
突然別れたいと伝えたら誰でもビックリしてしまいます。心の準備ができていないので、別れるという事実を受け入れられないのです。
なので、別れたいと思ってもすぐに伝えるのではなく、一呼吸置くようにしましょう。一呼吸を置くことで、本当に自分が別れたいのか考え直す時間もとれますし、相手にも考える時間を与えることができます。
こんな場合どうすれば良い?相手の反応による対処法を紹介!
相手の反応によってはすんなりと別れる予定がこじれてしまう場合もあります。
ここでは相手の反応によって、どのように対処していけばいいのか解説していきます。特にこじれそうな場合に焦点を当てていくので、ぜひ確認してみてください。
対処法1. 相手が別れたくないと引き止める場合
相手がまだあなたに未練がある場合、別れてくれない可能性があります。別れてもストーカーに発展したり、恨まれてしまったりといったこともあるでしょう。
こういった相手と別れるには、優しくキッパリと突き放す必要があります。
相手の欠点をあげつらってしまうと、逆ギレされる可能性もあるので、あくまで「あなたは悪くないが、自分のために別れて欲しい」と押し通すことが必要です。
対処法2. 相手が強く批難してきた場合
別れようと言うと相手が避難してくる心理は、一種の自己防衛です。
「別れたい」と言われて傷ついた気持ちを、あなたを非難することで緩和しようとしています。あなたが不利益を被っていない場合はひたすら謝り倒して、納得してもらいましょう。
ただし、相手が慰謝料などの話を始めたら、できるだけ謝らずに相手にも非があることを伝えてください。
対処法3. LINEで別れ話をして、「会って話したい」と言われた場合
LINEで別れ話をしたら「会って話そう」と言われることもあるでしょう。特に男性から女性に別れ話を伝えた場合、女性から一回会いたいと言われることがあります。
別れる理由などを知ってスッキリしたいという理由が大半なので、どうしても嫌という場合でなければ、一度時間をとって話すとベター。どうしても話したくないなら、その理由をきちんと伝えた方が良いです。
恋人と別れる時は、できるだけ円満に話を進めましょう。
別れ話を切り出すという経験が豊富な方はあまりいないでしょう。慣れないことかもしれませんが、曖昧にしておくよりも区切りをつけた方が自分にとっても、相手にとってもプラスになります。
相手に別れようということは精神的にも辛いものがあると思いますが、勇気を出して頑張ってみてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
大切な人にシェアしよう。Enjoy Men’s Life!