ヨーダの名言から分かる、人生を生き抜く「10の知恵」
いよいよ、スターウォーズ続編シリーズが公開
2015年12月18日、ついに新シリーズ第一弾『スターウォーズ フォースの覚醒』が公開。スター・ウォーズシリーズの実写版の第7作で、ディズニーのルーカスフィルム買収後初の映画作品ということで大いに話題になりました。
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— Star Wars (@starwars) October 18, 2015
新作第一弾も公開され、スターウォーズ熱が少しずつ再燃している雰囲気を感じます。2016年12月には、エピソード3『スターウォーズ/シスの復讐』とエピソード4『スターウォーズ/新たなる希望』の間を描いたスピンオフ作品『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が公開ということで、ますます世間の話題を牛耳っているスターウォーズ作品たち。
そのスターウォーズの立役者と言えば「マスター・ヨーダ」
緑色でシワシワの小さなジェダイ・マスターであり、ジェダイ最強の騎士。銀河唯一の“グランド・マスター”の称号を持ち、ライトセーバーはもちろん、フォースの腕はダース・シディアスと肩を並べるレベルと言われています。スターウォーズと言ったら、名作の節々で存在感を出すマスター・ヨーダでしょう。
彼がすごいのは決して力ではありません。その卓越した「考え方」。フォースの暗黒面に堕ちないマインドと、常人の何倍も上をいく思考レベルの高さです。今回は敬うべき存在マスター・ヨーダの10の名言に学ぶ、現代社会に通じる「考え方」をご紹介していきます。
ⅰ. 覚えたことを、全て忘れるのも大切
“You must unclean what you have leaned.”
人間は一度覚えたことや成功体験に固執する生き物です。ジェダイ・マスターでさえも同じ。先入観や味をしめた欲望に惑わされ、固定概念で物事を捉えます。
“No! No different! Only different in your mind. You must unlearn what you have learned.”
いらない部分をリセットし、定期的に断捨離を行ってみましょう。心や体の新陳代謝につなばり、新しい方向に思考のベクトルが向くかもしれません。思い込みを捨てて、まっさらな状態を作り出しましょう。
ⅱ. 「やってみる」ではダメ。やるか、やらないか。
“No. Try not. Do. Or do not. There is no try.”
「やってみます。」や「トライ」は妥協だということ。マスター・ヨーダは、中途半端な決断はせずに「やる」か「やらないか」をしっかりと決めることが大切だと説いています。甘えずにやる!プロ意識の大切さを忘れずに日々挑み続けたいですね。
ⅲ. 逃げるな。挑め。
“If you end your training now — if you choose the quick and easy path as Vader did — you will become an agent of evil.”
「もしも修行をやめて、ダースベイダーのように手っ取り早い簡単な道を選んだら、悪の使いになる」と訳されます。迷ったら険しい道に行け。暗黒面に堕ちないために鍛錬を重ねよという教えです。日本語でも『急がば回れ』ということわざがありますよね。楽な方向に逃げずに、挑み続ける大切さが分かります。
ⅳ. 忍耐強く。忍耐強く。
“Patience you must have my young padawan.”
マスターヨーダは“Patience(忍耐)”という言葉を良く使います。耐えよ、我慢せよ、最後まで頑張るのだ。日本の武士道に通じる部分かもしれませんね。
“I cannot teach him. The boy has no patience.”
忍耐力のない人には何も教えない。何よりも忍耐力が大切だということが分かります。言い換えると「自分をコントロールする力」とも言えますよね。自己管理能力の高い人は、高いパフォーマンスで毎日が充実しています。マスター・ヨーダのように、高みを目指して一歩一歩進んでいきたいですね。
ⅴ. 恐怖に打ち勝つ。
“Fear is the path to the dark side...fear leads to anger...anger leads to hate...hate leads to suffering.”
和訳すると「恐怖はダークサイドへの入り口だ。恐怖は怒りへと導き、怒りは憎しみへと導く、そして憎しみは苦しみへと導くのだ。」。マスター・ヨーダが若きアナキン・スカイウォーに説いた名言。アナキンがダークサイドに堕ちた本質も「恐怖心」がはじまりでした。誰でも恐怖は感じるもの。しかし、惑わされてはいけません。打ち勝つのです。
ⅵ. すべては解釈次第
“Many of the truths that we cling to depend on our point of view.”
物事は何も変わりません。すべては解釈次第で変わります。同じ物事も自分の解釈で変わるなら、プラスの解釈で物事を判断できるようになりたいですよね。
ⅶ. 知識は大切
“In dark place we find ourselves, and a little more knowledge lights our way.”
暗黒面では、知識が光になると説いています。言い換えると、知識不足は暗黒面に墜ちるということですよね。「良き経営者は勉強熱心である」などと言われますが、全くその通りだとマスター・ヨーダの名言からも分かります。社会人になっても、学生時代のように、もしくは学生時代以上に“学ぶこと”を大切に生きていきたいですね。
ⅷ. 負けたら工夫する
“If no mistake you have made, losing you are. A differente game you should play.”
大切なのは勝ち負けではなく、負けた経験を活かすこと。負けたことを悔やむのではなく、自分を攻めるわけでもない。負けた経験から何を学ぶかが大切だという教えです。そして、負けたなら工夫する。同じ過ちは絶対に繰り返さないようにするための、知的な名言です。
ⅸ. 考えるな!感じろ!
“Don't think... feel...”
頭で考えても見つからないものはある。「正解」を求めても、仕方ない時もある。その場合は、考えずに感じること。人の直感はとても優れていると言われます。直感を信じて、前に突き進む大切さの分かる名言です。
ⅹ. 子供のように曇りなき心を。
“Truly wonderful, the mind of a child is. Uncluttered.”
マスター・ヨーダが子供を称える名言です。童心のように、純粋で清らかな心を持つ大切さが分かります。先入観を持たず、感じるがままに行動してみてはいかがでしょうか。見えてくる世界が見えてくることでしょう。
フォースの暗黒面に堕ちたら、もう戻れない。
“Once you start down the dark path, forever will it dominate your destiny, consume you it will.”
一度闇の道を進み始めたら、闇が一生お前の運命を征服し、食い尽くします。あなたが怠惰な生活習慣になったら、戻るのは容易なことではありません。散財する生活をはじめたら、借金が膨れ上がるまで戻れません。悪いことをしてしまったら、一生を悪いことに捧げることになってしまいます。
結局、人生は自分との闘いです。自分の歩みたい人生を送るために、マスター・ヨーダの名言からの学びを活かしていきましょう。最後にこの言葉をどうぞ。
“May the Force be with you.”
フォースとともにあらんことを。
【参考記事】マスター・ヨーダのように、自信満々で軸のある男になるために▽