美味しいコークハイの作り方とは?割合からおすすめウイスキー銘柄まで解説
【コークハイを飲む前に】覚えておくべきこととは?
コークハイとはウイスキーなどのお酒をコーラで割ったカクテルのことです。ハイボールで使われている炭酸水の代わりにコーラを用いたものと考えるとわかりやすいでしょう。
濃く調味料の味がしないお酒を甘くて飲みやすいコーラで割ることで、飲みやすくおいしくお酒を楽しめます。お酒をロックやストレートでは飲めない人でも、コークハイにすることによってお酒の風味を楽しめるため、お酒を飲み慣れていない人を中心に人気がある飲み方です。
今記事では、コークハイが何でできているのかや味・カロリー・ウイスキーの割合・作り方などについて解説した後、コークハイにおすすめのウイスキーの種類とコークハイにおすすめできるウイスキー5銘柄をご紹介していきます。
コークハイって何と何を割っているのか?
コークハイは、ウイスキーをコーラで割ったカクテルのことです。焼酎をコーラで割ったコーク酎のことをコークハイと呼んでいる人も中にはいますが、正しくはウイスキーをコーラで割ったカクテルのことを言います。
ウイスキーとコーラの分量は好みやウイスキーの種類などによって変えるのがおすすめです。コーラを多くすると甘く飲みやすい味になりますが、ウイスキーの風味は感じにくくなります。
逆にウイスキーの比率を多くするとウイスキーの風味を感じやすいですが、アルコール度数も上がるため人によっては飲みにくくなります。
コークハイはまずい?美味しくなくなる原因を解説
コークハイをまずいと感じてしまう場合、いくつかの原因が考えられます。コーラ・ウイスキーどちらもクセの強い飲み物なので、比率によってはまずいと感じてしまうことがあるでしょう。また、風味が強すぎるウイスキーを使うと、においが喧嘩してしまい、まずいと感じることがあります。
その他にも、コーラの種類によって同じようにまずいと感じることも。コークハイでウイスキーを味わうときは、まずいと感じてしまうことがないように適切な量を適切な作り方で作りましょう。
コークハイのカロリーって?
コークハイのカロリーは、グラス1杯で167kcal程度といわれています。同じ量のコーラは87kcal、同じ量のハイボールは102kcalなため、コークハイとハイボールを比べるとコークハイのカロリーカロリーは高めです。
カロリーを極限まで抑えたい方は、自宅でコークハイを作る時にダイエットコーラを使うことで、摂取カロリーを低くできます。また、外出先でコークハイを注文する場合は氷を多めにしてもらうことで総量を少なくできるので、カロリーを抑えられますよ。
美味しいコークハイの作り方を徹底解説
コークハイの基礎知識について勉強したところで、ここから美味しいコークハイの作り方を確認していきましょう。居酒屋やバーなどでも楽しむだけではなく、自宅で自分好みのコークハイにアレンジしてみてください。
コークハイに必要な材料
- コーラ
- ウイスキー
- 氷
- カットオレンジ
- カットレモン
コークハイの作り方
- グラスに氷を入れる
- ウイスキーを30ml注ぐ
- オレンジやレモンなどを氷の上に置く
- コーラを適量入れる
- マドラーなどで軽く混ぜる
- 完成
コークハイを作るのにおすすめのウイスキー割合って?
コークハイを作るのにおすすめのウイスキーの割合は、ウイスキー1:コーラ3。
ウイスキーはとても香りが強い飲み物です。割合を多くし過ぎてしまうとウイスキーの香りとコーラの香りが衝突してしまい、美味しくないまずいといわれるコークハイになってしまうこともあるからです。
また、アルコール度数も強いので、ウイスキーを多くしてしまうと早く酔っ払ってしまいあまりコークハイを楽しめなくなってしまうでしょう。ウイスキーやコーラの種類で多少加減も必要ですが、基本的にはウイスキー1:コーラ3の割合でおすすめの作り方の手順で作りましょう。
コークハイに使われるお酒、ウイスキーとは?
コークハイに使われるウイスキーはコーラの甘みが強いため、スッキリとした味わいのウイスキーがおすすめです。世界5大ウイスキーの中では、スコッチ・バーボン・ジャパニーズウイスキーが相性がいいといわれています。
特にバーボンはコークハイに一番人気があるといわれていて、バーボンの持つスッキリとシャープな味わいがコーラとの相性が抜群です。
スコッチは、スモーキーなウイスキーが好きな人であればおすすめ。また、繊細な味わいのジャパニーズウイスキーを使ってコークハイを作ると、日本人好みの繊細な味わいのコークハイになるでしょう。
銘柄ごとに味わいの差はありますが、スコッチ・バーボン・ジャパニーズウイスキーがコークハイにするのにおすすめですよ。
バーボンは、コークハイに向いているのか?
バーボンとは、アメリカ生まれのトウモロコシを主原料とするウイスキー。原料の51%以上がトウモロコシで、残りは大麦やライ麦、小麦などです。蒸溜時の度数は80%以下、熟成のため樽に詰める前の度数は62.5%以下などの細かい規定が設けられていて、アメリカ合衆国ケンタッキー州を中心に生産されています。
着色料の使用が禁止されていて、熟成することで色づいた自然な色味が特徴。スッキリ感のある味わいが特徴的なウイスキーで、独特の甘さがあるコーラとの相性は抜群です。
クセが少ないので、コークハイからウイスキーに挑戦してみたい人などのウイスキー初心者にもおすすめのウイスキーです。
バーボンを購入する【参考記事】バーボンのおすすめ銘柄とは▽
スコッチは、コークハイに向いているのか?
スコッチは、イギリスのスコットランドで製造されているウイスキーのことです。同じイギリスでもアイルランドで製造されているものはアイリッシュと呼ばれていて、それぞれ世界5大ウイスキーの一つに数えられています。
乾燥に使用する泥炭(ピート)によるスモーキーフレーバーが大きな特徴で、スコッチを使ったコークハイは独特の香りが漂っています。少しクセがありますが、スモーキーなウイスキーが好きな人にはとてもおすすめです。
スコッチの香りや甘みもコーラの風味も強いので、氷の割合を多めにしたり柑橘類などを添えることでまろやかな味わいに。通好みな味わいのウイスキーで、いろんな味わいのコークハイに挑戦してみたい人におすすめです。
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ジャパニーズウイスキーは、コークハイに向いているのか?
ジャパニーズウイスキーは、繊細な香りと奥深い味わいが特徴。もともとスコッチを手本に製造されている銘柄が多く、薫り高く深い味わいは世界中のウイスキー好きから支持されています。ジャパニーズウイスキーのほとんどはサントリーとニッカウイスキーで製造されていますが、『白州12年』や『響17年』などは製造中止になるほど人気があるお酒です。
ジャパニーズウイスキーは、刺激と甘みが強いコーラとは相性がイマイチなのではないかと考えてしまいそうですが、種類によっては抜群の飲み合わせになります。
コークハイに合うウイスキー選びのポイントは、スッキリとした味わいでアルコール度数が高いものを選ぶこと。コーラの甘みとジャパニーズウイスキーのスッキリ感が相性抜群です。
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家で楽しめる!コークハイにおすすめのウイスキー5選
3種類のコークハイにおすすめのウイスキーの種類を踏まえたうえで、コークハイにおすすめのウイスキーを5銘柄ご紹介していきます。好みの味や香り、飲むシーンなどを思い浮かべながら、理想的なウイスキーを探してみてください。今回はご紹介するウイスキーはバーボンを中心にコークハイと相性がいわれるお酒を解説します。
- ジャックダニエル ブラック 700ml
- バーボンウイスキー ワイルドターキー8年 1000ml
- バーボンウイスキー ジムビーム 700ml
- ジョニーウォーカー レッドラベル 700ml
- サントリー トリスエクストラ 700ml
おすすめウイスキー1. ジャックダニエル ブラック 700ml
世界で一番売れているウイスキーといわれているジャックダニエル。ジャックダニエルを使ったコークハイのことを『ジャックコーク』と呼ぶ場合もあるくらい、コークハイによく使われるバーボンです。
スッキリとしてまろやかな味わいのジャックダニエルは、コーラと大変相性がよくコークハイと相性抜群。ラベルがとてもかっこいいウイスキーなので、インテリアの一部としてもおすすめです。
作り方のポイントは、まずはジャックダニエルを注いだ後にグラスを斜めに傾けてコーラを注ぐと自宅でもうまく作れます。コーラはペプシを使うとさらにスッキリ感が増すので試してみてください。
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- 内容量:700ml
- 種類:バーボン
- 度数:40
- おすすめの飲み方:水割り、コークハイ
- 熟成期間:不明
おすすめウイスキー2. バーボンウイスキー ワイルドターキー8年 1000ml
バーボンの一種であるワイルドターキーもコークハイにおすすめのウイスキー。原料のトウモロコシを低く抑え、ライ麦と大麦麦芽を多めに使うことで、スパイシーかつ芳醇な香りに仕上がっています。
また、原料が持つ豊かな風味を損なわないように蒸溜・樽詰め時のアルコール度数を低く抑えるなどのこだわりが上がります。瓶詰めの際の加水は最低限に抑えられ、樽からそのまま詰めたかのような豊かな風味を味わえますよ。
コーラの甘さとの相性がいい重厚な甘みがあるウイスキーで、濃厚な味わいのコークハイが好きな人にぴったり。8年熟成の重みのある甘さをコーラとともに楽しんでみてください。
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- 内容量:1,000ml
- 種類:バーボン
- 度数:50
- おすすめの飲み方:ストレート、オンザロック
- 熟成期間:8年
おすすめウイスキー3. バーボンウイスキー ジムビーム 700ml
1795年からケンタッキー州で蒸溜製造されているバーボン。製造会社は2018年現在は日本のサントリーの傘下にあり、日本で入手しやすいバーボンの一つです。過去にはウイスキーの販売数量で世界一になったこともある、世界的に愛されているウイスキーの一つです。
ホワイトラベルのほかに、ブラックラベル・グリーンラベルなどがあります。法律で定められている最低限の2倍の期間熟成して製造されていて、コーンからの芳醇な香ばしさと甘さがあるのが特徴です。キャラメルのようなほのかな甘みと切れのいい後味はコークハイにぴったりのウイスキーといえるでしょう。
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- 内容量:700ml
- 種類:バーボン
- 度数:40
- おすすめの飲み方:ハイボール、オンザロック、コークハイ
- 熟成期間:不明
おすすめウイスキー4. ジョニーウォーカー レッドラベル 700ml
スコッチの有名ブランドであるジョニーウォーカーもコークハイにおすすめのウイスキー。レッドラベルのほかにブラックラベル・グリーンラベルなどがあり、それぞれ熟成期間やブレンドするお酒の種類などが異なります。
レッドラベルはハイボールとしてもバランスがいいといわれているウイスキーで、コーラとの相性も抜群です。多彩な35種類の原酒のブレンドによる奥深い香りと味わいが魅力で、コークハイにすることでコーラの向こう側に芳醇な香りが感じられます。スコッチで作ったコークハイを飲んでみたい人におすすめのウイスキーですよ。
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- 内容量:700ml
- 種類:スコッチ
- 度数:40
- おすすめの飲み方:ロック、ストレート、ハイボール、コークハイ
- 熟成期間:12年
おすすめウイスキー5. サントリー トリスエクストラ 700ml
ジャパニーズウイスキーの中で、特にコークハイにおすすめなのが、『サントリー トリスエクストラ』。もともとハイボール用に開発されたウイスキーで、さわやかな香りとまろやかな味わいが特徴です。
コークハイにすることで、炭酸の作用でさわやかさが増し、程よい甘さでウイスキーを楽しめます。柑橘系との相性もいいウイスキーなので、レモンなどを添えるのもおすすめのコークハイの作り方。実売価格が700mlで1,000円を切っていて他の銘柄に比べても大変手頃なのも魅力です。
自宅で頻繁にコークハイを飲む人や、ジャパニーズウイスキーで作ったコークハイを飲んでみたい人に特におすすめです。
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- 内容量:700ml
- 種類:ジャパニーズウイスキー
- 度数:40
- おすすめの飲み方:ハイボール、コークハイ
- 熟成期間:不明
ウイスキーの美味しい飲み方『コークハイ』で自宅で楽しもう!
ウイスキーを飲みやすく楽しめるカクテル、コークハイ。グラスにウイスキーを注いだ後、3倍の量のコーラを注ぐのがおいしいコークハイになる秘訣です。ウイスキーの種類や作り方などによって味わいが異なります。
どのウイスキーを選べばいいのかよくわからないときは、香りや甘みなどに注目してピックアップしていきましょう。スパイシーな香りを楽しみたいのか、濃厚な甘みを楽しみたいのかなど、自分なりのこだわりを思い浮かべながらサーチし、コークハイと相性のいいウイスキーを探してくださいね。
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