好きと愛してるの違いとは?決定的に違う具体的な“10の考え方”
「好き」と「愛してる」の辞書的な意味とは?
好きと愛してるの違いを説明する前に、まずはそれぞれの言葉の意味を見ていきましょう。
<好き>
- 相手に心が惹かれるまたは気に入ること
つまり、相手の外見や考えをきっかけに「この人いいな」と好意を抱くことが、辞書での好きという意味です。
<愛してる>
- 相手を可愛がったり慈しんだりする心
つまり、相手を大事に思っていて、なおかつ相手を大切にしたいという深い気持ちが込められたのが愛してるという言葉の意味です。
このように、「好き」と「愛してる」は、辞書においても違う意味を持つ言葉として説明されていることを覚えておいてくださいね。
好きと愛してるの違いとは?具体的な言葉の意味の差を大公開
「好きと愛してるの言葉にはどんな違いがあるの?」
「自分の気持ちは、大好きと愛してるのどちらなのかな…」
恋愛相手など愛情を示す言葉として使われる好きと愛してるですが、具体的な違いを理解できない人も多いはず。
そこでここでは、好きと愛してるの違いについてご紹介します。
彼氏や彼女に自分の気持ちを伝えたい人も、ぜひ参考にしてくださいね。
- 一方的⇔相互的
- 瞬間的な気持ち⇔育んでいくもの
- 見返りを求める⇔見返りを求めない
- 相手を疑う⇔互いに信頼する
- 代わりがいる⇔他には代えられない
- 下心⇔真心
- 気持ちが揺れ動く⇔気持ちが安定する
- 自分を思う⇔相手を思いやる
- 今を考える⇔未来を考える
- 良い部分だけを見る⇔悪い部分も受け入れる
違い1. 「好き」は一方的で、「愛してる」は相互的
好きと愛してるの違いは、お互いを思う意識の違いにあります。簡単に言えば、片思いか両思いであるかの違いです。
一方的に相手に好感を抱いている、恋をしている状態を表すのが「好き」です。
対して「愛してる」は、好きとは違って1人では成立しないもの。
異性愛で例えるならば、男性または女性のお互いに愛情を抱いている状態が愛してるです。
違い2. 「好き」は瞬間的な気持ちで、「愛してる」は育んでいくもの
好きと愛してるの違いは、感情が生まれる時間の長さにもあります。
恋に落ちたきっかけとして使用される一目惚れなどの「好き」は、瞬間的に抱く感情のことです。
相手の顔がタイプだった、辛い時に優しくしてくれたなど、好きは些細なきっかけで生まれる気持ちと言えます。
そして、好きという気持ちは突発的に起こるものの、愛してるという気持ちは時間をかけて育まれていくものです。
彼氏や彼女と長い時間を過ごすうちに、好きという恋愛感情だけでなく慈しみや尊敬などの様々な気持ちが織り交ざって愛情となっていきます。
違い3. 「好き」は見返りを求め、「愛してる」は見返りを求めない
好きと愛してるの違いは、相手に見返りを求める感情かそうでないかの違い。
好きな人の前では「好きだからこそこうして欲しい」と、好きという感情を盾に相手に願望や期待を押し付けてしまうことがあります。
しかし、本当に愛してる人には「そのままのあなただからいい」と、相手のありのままを受け入れようという心理が働くものです。
相手の欠点や短所も含めてその人自身に愛情を注いでいるからこそ、見返りを求めることはありません。
違い4. 「好き」は相手を疑い、「愛してる」は互いに信頼している
好きと愛してるの違いは、相手を信頼する気持ちの違いにあります。
彼氏または彼女と長時間連絡が取れない時につい相手の浮気を疑ってしまうのは、自分の気持ちのほうが強い「好き」という状態だからです。
愛してる相手であれば、同じような状況に陥った時に「事故やトラブルに巻き込まれたのでは」と相手への思いやりが優先されます。
相手を心から信頼できるようになれば、好きから愛へと感情が変化した証拠です。
違い5. 「好き」は代わりがいて、「愛してる」は他に変えられない
Like(ライク)とLove(ラブ)の具体的な違いは、代わりになる相手がいるかどうかでも分かります。
結婚相手など心から愛してる人は、唯一無二の存在だからこそ失った後も相手への気持ちは変わりません。
対して、好きな人と別れた直後は大きなショックを受けるものの、時間が経てば相手への気持ちも薄れていき次の恋愛へ進めるもの。
愛してると言える存在は、あなたにとってそれほど尊い人なのです。
違い6. 「好き」は下心、「愛してる」は真心
好きと愛してるの違いは自分の欲望を満たしたいかそうでないかです。
好きを表す恋と愛の漢字をよく見てみると「恋は下に心、愛は真ん中に心」が付いていることが分かります。
漢字が表す通り恋心には性欲や支配欲などの自分の欲求を満たしたい下心が少なからず含まれているのです。
欲望が強く表れる好きに対して愛してるは、心の底から相手を思う気持ちが強くなり、純粋な気持ちで接するようになれます。
違い7. 「好き」は気持ちが揺れ動き、「愛してる」は気持ちが安定する
相手を思う際に、感情の起伏があるか安定しているかも、好きと愛してるの違いです。
付き合ったばかりの大好きな恋人といる時は「相手のことが大好き」という強い気持ちから、相手の発言や行動に振り回されて感情が揺れ動くことも多々あります。
しかし、結婚相手など心から愛してる人といる時は、相手を信頼しているため些細な事で気持ちが揺れ動くことはなく安定しているのです。
違い8. 「好き」は自分を思い、「愛してる」は相手を思いやる
好きになった相手には「自分と同じ気持ちでいて欲しい」など、自分の気持ちを押し付けてしまいがち。
あなたが恋人に自分勝手な態度を取っているとしたら、それはまだ自分の気持ちが好きなままという証です。
愛している相手には自分の気持ちよりも相手への気持ちを優先する、慈悲深さや思いやりが生まれます。
好きと愛してるの違いは、相手の幸せを願って尽くしてあげられるかどうかといえるでしょう。
違い9. 「好き」は今を考え、「愛してる」は未来を考える
好きと愛してるの違いは、2人の将来を想像できるかという相手に対する気持ちにあります。
好きな相手には「自分の今の気持ちが満たされればそれで良い」という気持ちが優先されるため、2人の将来のよりも今現在を大事に考えがちです。
ただし、交際を続けている中で愛情が生まれると次第に「この先もずっと一緒にいたい」という気持ちが強くなり、結婚や子育てなど将来のことを考えるようになります。
違い10. 「好き」は良いところだけを見て、「愛してる」は悪いところも受け入れる
一目惚れに代表される好きという感情は、相手の長所や魅力的なところに惹かれて生じるものです。
そのため、相手の嫌な一面を見た時など些細な出来事で、好きな気持ちが冷めてしまうことはよくあります。
対して愛してるという感情は、相手のありのままを受け入れてこそ生まれるもの。
好きな人の良いところだけでなく悪いところも全て受け入れられる人は、相手を心よりを愛してる証拠と言えます。
相手の魅力的な部分だけでなく全てを受け入れられるかが好きと愛してるの違いです。
好きと愛してる、自分がどっちの感情を持っているか確認してみて。
「好き」と「愛してる」はどちらも相手へ愛情を伝える言葉ですが、その意味合いは大きく異なります。
一方的な気持ちや自分主体の考え方である好きという気持ちに対して、相手を信頼してありのままを受け入れられる気持ちが愛です。
ただの好きではなく愛のある関係性を求める人は、相手を信じる気持ちや思いやりを持った発言や行動を意識してみましょう。
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