人間関係リセット症候群の行動とは?陥りやすい人の特徴&直し方を解説!
「人間関係リセット症候群ってどんな意味?」
「人間関係リセット症候群診断はどうやるの?」
みなさんは、些細なことから日頃抱えているものが爆発し、人間関係を断ちたくなる時ってありますでしょうか。
今回は、そんな人間関係リセット症候群に陥ってしまったときの対処法や原因を詳しく解説していきます!
人間関係リセット症候群とは?どんな状態を指すの?
人間関係リセット症候群とは、今までの人間関係を断ち切りたくなる心理的現象です。
「症候群」とついているので、うつ病のような何らかの精神病と思う人もいるかもしれませんが、正式な医学用語ではありません。
人間関係リセット症候群は、嫌なことや気に食わないことがあった時によく見られる現象です。
人間関係に対するストレスに耐えられなくなり、周囲との連絡を断ったり引っ越したりなどの行動に出るケースもあります。
人間関係リセット症候群に陥った時の行動|どんなことをしてしまうの?
「人間関係リセット症候群になったらどんな行動をする人が多いの?」
「もしかして、私も人間関係リセット症候群かも?」
自分や周囲に不審な動きがあると、人間関係リセット症候群なのではと気になりますよね。
そこでここからは、『人間関係リセット症候群でよく見られる行動』を紹介します。
行動1. LINEを未読・既読スルーのままにする
プライベートや仕事で嫌なことが重なると、連絡を返す気力もなくなるものです。
人とのやり取りを避けたくなるため、LINEを未読のまま放置してしまうことも少なくありません。
中には、一応内容をチェックするものの、返信までできず既読スルーにしてしまうことも。
どんなに連絡をしても返事がない場合には、人間関係に疲れている可能性があります。
行動2. LINEのアカウントを作り直す
生きることに疲れて人間関係をリセットしたい人にとって、LINEの友達リストは不要なものです。
繋がりがある人全員と距離を取りたいので、LINEのアカウントを作り直して連絡先をゼロの状態にしようとします。
家族や友人の間で誰も連絡がつかない状態になったら、人間関係リセット症候群と捉えた方が良いでしょう。
行動3. SNSアカウントを全て消す
SNSは、コミュニケーションツールとして非常に重要なポジションにあります。
友達の投稿があればコメントを残さなければならないなどの暗黙のルールが出来上がっている場合もあり、
SNSは人間関係を断ちたい人にとっては大きなストレス要因です。
最初は投稿を読む専門の状態をキープしていても、
次第にSNSでの振る舞いや絡みが面倒だと感じ、アカウント自体を削除してしまいます。
行動4. 転職を繰り返す
社会人にとって、職場は自宅の次に過ごすのが長い場所。
人によっては、家族より職場の人と過ごす時間が長い場合もあるでしょう。
そんな職場での人間関係に疲れてしまうと、毎日顔を合わせるのが辛くなり、なんとか職場と距離を取ろうとします。
一番手っ取り早いのが、職場環境がガラッと変えられる転職。
頻繁に転職を行っている場合、何度も人間関係をリセットしていると考えられます。
行動5. 誰もいない環境に身を置く
人間関係に疲れて追い詰められてしまうと、
人と顔を合わせるだけでなく、環境そのものも嫌になってしまうケースがあります。
毎日乗る通勤電車や部屋から見える景色など、
日常から逃げたくなってしまうのも、人間関係リセット症候群のあるあるな行動。
知らない地に行けば、人間関係だけでなく環境とも距離を置けて現実逃避に最適。
心機一転するためにも、旅行に行ったり引っ越したりを検討するようになります。
行動6. 音信不通になる
精神的に疲れると、無心になって何も考えられなくなります。
家族や友人、恋人といった身近な人と連絡を取る気力すらなくなってしまうので、音信不通になるでしょう。
特に、スマホは人と人をつなぐ架け橋となるもの。
スマホが身近にあることで、自然と誰かとつながってしまう気になります。
そのため、スマホと距離を取り、LINEがあってもチェックをしなかったり電源も切ったりする場合も多いです。
行動7. 何も言わずに電話番号やメールアドレスを変える
電話番号やメールアドレスの変更は、人間関係を清算する絶好のチャンス。
関係を続ける人、関係を断ちたい人を自分の中で整理し、
「この人はもういいや。」と思う相手には新しい連絡先を教えないでしょう。
電話が繋がらなかったりエラーメールが返ってきたりする場合は、人間関係を断ち切りたい時と捉えて良いかも。
人間関係リセット症候群になる原因|どんな心理状態なの?
「どうして人間関係をリセットしたくなるの?」 「誰とも連絡を取りたくない…。」
人間関係リセット症候群に陥ると、急に人との関係を切りたくなって自分自身でも戸惑いますよね。
場合によっては、周囲の人に迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
人間関係リセット症候群を防ぐためには、まず原因を理解しておくことも大切!
そこでここからは、人間関係リセット症候群の原因について解説します。
原因1. 人と会っていない時でもSNSで他人を感じてしまう
せっかく家に1人でいても、SNSでは常に誰かの投稿があるため、見たくないものが見えてしまうことがあります。
例えば、以下のような投稿・通知がよくありますよね。
- 「今〇〇にいます!」のような現在進行形で友達の情報が届く
- アンケートなどが来る
このような時、「あ〜うざいな〜。」と嫌に感じて、SNSの通知をオフにしたりアカウントを削除したり…。
人間関係リセット症候群が発生してしまうのです。
原因2. 周りからの期待や評価がプレッシャーになってしまった
周囲から良い人と思われたい気持ちがストレスとなってしまうと、
- 物分かりが良い彼女と思われたいから、彼氏にわがままを言わない
- 優しい人でいたいから、友達の悩みをいつも親身に聞いてあげる
といったように、無理をしてしまうことも。
「こんな人間でありたい」と目標を持つのは素晴らしいことですが、頑張りすぎてキャパオーバーに。
そうして人間関係リセット症候群に陥ってしまうのでしょう。
原因3. 自分を悪く言われている気がした
人間関係リセット症候群に陥る人は、ネガティブ思考な人が多め。
自分が悪く言われていると被害妄想をしてしまうことがあります。
- クラスメイトが自分の悪口を言っているように見えて不登校になってしまった
- 仕事でちょっとしたミスをしたのを職場の人がずっとグチグチ言っているように感じる
などなど。
そうした自分へのマイナスから逃げ出すために、他人との関係性を断ち切ってしまうのです。
原因4. 気を遣うことに疲れてしまった
他人を優先する性格な人も、陥りやすい傾向に。
- 恋人の機嫌を損ねないように接している
- 職場の上司に頼まれたらどんな内容でも断れない
など、気を遣うことばかりでストレスが溜まってしまいます。
そうしたストレスがやがて疲れに変わり、
「あ〜もうどうでも良いや。」
と感じて人間関係をリセットすることに…。
原因5. 2つのことを同時にできない
面倒くさがりで2つのことを同時に行うことが難しいと、人と連絡を取ること自体が面倒になってしまいます。
例えば、
- 連絡を返す際、メッセージ作成の動作と内容を考える動作の2つをしなければならない
- 仕事や学校で問題を抱えている中、人にLINEを送ることを考えられない
このように、マルチタスクが行えないと、嫌な気持ちに。
人間関係を断ち切ることで、そうした面倒なことから逃げようとしてしまうのです。
原因6. 何かあった時に報告するのが面倒になった
さほど親しくない人に細かい出来事などを律義に報告するのって、面倒ですよね。
例えば、上司や同僚と世間話をしている時、必ずプライベートの話になるなど。
特に話す必要がない話に発展してしまうこともありますよね。
あまり仲良くない人にわざわざ連絡する必要もないと感じていたり、大きな出来事以外は報告しなくていいと考えている。
こうなると、そのまま音信不通になりやすい傾向があります。
人間関係リセット症候群になりやすい人の特徴|自己診断してみよう!
「どんな人が人間関係リセット症候群になりやすい?」
「自分が人間関係リセット症候群に当てはまるか知りたい!」
人間関係リセット症候群は誰にでも起こり得る現象なので、きちんと特徴を理解しておきたいですよね。
ここからは、人間関係リセット症候群になりやすい人の特徴を紹介します。
11個中4個以上当てはまる人は人間関係リセット症候群の可能性が高め!
ぜひ自己診断に役立ててください。
- 集団行動があまり得意でない
- どう見られているのか気になる
- 断るのが苦手だ
- 完璧を求めすぎてしまう
- ストレスを溜めやすい
- 人と距離を置いて付き合ってしまう
- ネガティブ思考
- 相談する相手がいない
- 面倒くさがり
- 生活習慣が乱れている
特徴1. 集団行動があまり得意でない
集団行動は、常に周囲の目を気にした行動を強いられます。
例えば、
学校のお昼休憩に1人で休憩したいのに、周りの目を気にしてグループで群れていないといけない。
など、無理に集団行動をしようとすると自分のペースが乱されてしまいます。
好きに行動できないことでストレスが蓄積されていくため、人間関係をリセットしたいと思うようになるのです。
特徴2. 周りからどう見られているのか気になる
人間関係をリセットしがちな人には、人からの評価を気にしすぎる気にしいな人も。
- あれをやらなければ、自分の評価は落ちる
なんて周囲から目を気にするあまり、心が疲れてしまうことに…。
そして、次第に周囲の評価を気にしながら行動することに耐えられなくなり、人間関係をリセットして解放されたいと考えるようになります。
人に気を遣いすぎてしまう人もいる
特に優しい性格の人は、周囲の考えに敏感だったり空気を読んだりする傾向にあります。
相手の機嫌や空気が悪くならないようにと立ち回るため、気疲れしやすいです。
度が過ぎると、気を遣うことに耐えられなくなってしまうことも。
「もう周りの顔色をうかがうのは嫌だ!」とスパッと人間関係をリセットしたくなってしまいます。
特徴3. 断るのが苦手だ
困っている人を助けたいなどの気持ちから、人の頼みを快く受け入れてしまう人もいます。
例えば、自分の仕事で手一杯なのに、頼まれたら断れずつい引き受けてしまうなど。
身に覚えがある方もいるのではないでしょうか?
キャパオーバーになると自覚していても、断るのが苦手でつい受けてしまう。
この辛い現状から自分を守るための手段として、人間関係のリセットを選んでしまうという結果です。
特徴4. 完璧を求めすぎてしまう
何でも0か100かで白黒つけたい完璧主義の人は、自分の思い通りに事が進まないことを嫌います。
- お昼休憩までに終わらせたい仕事があるのに、周りのペースが遅すぎて予定が押してしまってイライラする
など。
当たり障りのない程度で要領よく生きていくことが苦手で、はっきりしない物事にイライラして自暴自棄になることも。
人間関係をリセットすれば、心がスッキリして気持ちいいので、イライラの克服のために何度も行ってしまう傾向があります。
特徴5. ストレスを溜めやすい
頼み事を断れなかったり、気を遣い過ぎてしまったりすると、ストレスが溜まります。
その上、溜まったストレスの対処法が分からないという人も多いです。
積もりに積もったストレスは、いつか心が耐えられなくなって爆発…。
そうなる前に、手っ取り早い人間関係リセットでストレスを無くそうとしてしまうパターンも多く見られます。
特徴6. 人と距離を置いて付き合ってしまう
過去に、人に裏切られたなどのトラウマがあると、自分の本心をさらけ出すことに臆病になってしまいます。
自分を守るためにも他人と一定の距離を保って付き合いたいところ。
ですが、中には積極的に話かけてきたり飲み会に誘ってきたりなど、どんどん距離を縮めてこようとする人も。
相手は単純に仲良くなりたいという気持ちでいたとしても、トラウマからある人にとっては不快なものです。
これ以上近寄ってほしくないという気持ちから、人間関係をリセットしようとします。
特徴7. ネガティブ思考
ちょっとしたことで落ち込んでいると、その度に心に負荷がかかって辛いものです。
他人が冗談のつもりで何気なく発した言葉をうまく流せない繊細な人は、
落ち込む頻度も多く、自分の心の避難場所を探しています。
人間関係をリセットすれば、他人と距離が取れる分落ち込む頻度も軽減されます。
現実逃避しやすくなるため、ネガティブ思考な人ほど人間関係リセット症候群になりやすいです。
特徴8. 相談する相手がいない
本音で話すことを恥ずかしいと考える人は、いつまでも思っていることを内に秘めたまま。
愚痴を言って心をスッキリさせたり、悩みを相談して解決させたりできないため、
ストレスが溜まっていく一方です。
いつかストレスに押し潰されそうになり、結果的に人間関係リセット症候群となるパターンも多く見られます。
特徴9. 面倒くさがり
昔と違って、今はLINEやSNSなどのコミュニケーションツールがたくさんあります。
- LINEにはできるだけ早く返事をした方が良い
- 友達がSNSを投稿したらコメントをした方が良い
などの様々なルールができてしまい、より人付き合いが複雑になってきました。
プライベートな時間も他人が発信する情報を気にしなければならないので、
鬱陶しくなってLINEをブロックしたり、SNSのアカウントを削除したりしてしまうのです。
特徴10. 生活習慣が乱れている
生活習慣の乱れはストレスにも直結します。
イライラすることが多くなり、人間関係をリセットすることでこのイライラを解消させようとしてしまうパターンです。
例えば、睡眠不足や疲労の蓄積は精神的余裕をなくすため、普段よりイライラしやすくなってしまうでしょう。
人間関係のリセットは、いろんな煩わしさから解放されて気持ちいいので、
イライラするたびに人間関係のリセットを考えるという癖がついてしまうのでしょう。
人間関係リセット症候群から抜け出すべき理由|どんなデメリットがあるの?
「人間関係をリセットして何が悪いの?」
「自分の人間関係なんだから自分の好きなようにしたい!」
人間関係は自分で築いていくものなので、継続もリセットも好きにしたいと考える方もいるでしょう。
しかし、人間関係は相手がいて成り立つものなので、リセットされた側に迷惑がかかることも多いです。
ここからは、人間関係リセット症候群の具体的なデメリットを解説します。
デメリット1. 本質的な解決ができない
人間関係リセット症候群の原因は、周囲ではなく自分にあることがほとんどです。
たとえ周りとの関係を断ってリセットされたつもりでいても、
新たな人間関係を築く中で、またリセットしたくなる可能性が高くなります。
嫌なことがあるたびにリセットしても根本的な解決にならないので、転職や不登校など辛い状態が続くばかりです。
デメリット2. 転職が多くなり、収入が上がりにくい
人間関係をリセットするために何度も転職をすると、毎回収入が最低ラインからのスタートになります。
基本的に日本は年功序列で、勤続年数や年齢がものを言う社会です。
転職回数が多ければ、仕事で結果を出したり役職をもらったりする前に辞めることになり、一向に収入が上がりません。
さらにキャリアも積めないので、将来的なデメリットも非常に大きいです。
デメリット3. 信頼できる友達が作りづらくなる
相手を理解するためには、ある程度期間が必要な場合が多いです。
信頼できる人間関係を築く前にリセットしてしまうと、いつまでも信頼できる友達ができません。
悩みを安心して打ち明けられる間柄の人がいないので、強い孤独感の支配されてしまうことも。
うまく友達作りができず、不登校になってしまうケースも少なくありません。
デメリット4. 新たな環境に慣れるのに疲れてしまう
環境を変えれば今までの面倒な人間関係は清算できますが、その代わり新たな人間関係もスタートします。
一から相手の名前と顔を覚え、良好な関係を築いていけるよう配慮しなければならず、気疲れが絶えません。
住む場所も変えてしまった場合は、スーパーや病院などの場所も覚えなければならないので、慣れることにも疲れてしまうでしょう。
デメリット5. 困った時に助けてくれる人がいなくなる
人間関係をリセットするために連絡を断ってしまうと、いざ助けが必要な時に困ります。
人に頼られる煩わしさから解放される代わりに、自分も頼る相手を失うという代償を負う結果となるでしょう。
例えば、風邪をひいて寝込んでしまったり、育児が大変で誰かの手を借りたくなったり。
このような辛い時に誰にも頼れなくなってしまいます。
人間関係がめんどくさくなった時の対処法|リセットする前にできることは?
「人間関係リセットを踏み止まるには?」
「人間関係が嫌になったらどう対処すればいいの?」
衝動的に人間関係をリセットすると、様々なデメリットがつきまといます。
後悔しないためにも、できるだけ人間関係のリセットを避けたいですよね。
そこでここからは、人間関係をリセットしたくなった時の対処法を紹介します。
対処法1. 無理に好かれようとしない
人に好かれようと頑張れば頑張るほど、心に負担がかかり、人付き合いが面倒になります。
そうして人間関係をリセットしてしまうことに…。
自分を抑えて良い人でいるのではなく、以下のように自分らしさを大切にしましょう。
- 友達や恋人と遊びに行く際、相手が行きたい場所に合わせるだけでなく自分が行きたい場所も提案する
- 恋人の好きな服ではなく自分の好きな服を着る
自分の主張ができるようになることで、無理に好かれようと気を張らなくなり、気分が楽になりますよ。
友達関係や恋愛をうまくやろうと思えば、適度に無理を避けることは重要です。
対処法2. 頼まれた時は、一旦断ってみる
キャパ以上の頼まれ事を引き受けると、誰だって疲れてしまいます。
- 学校で友達に「代わりに宿題をやって。」と言われても断る
- 職場で膨大な仕事を押し付けられそうになったら「自分の手には負えません。」と断る
など、まずは一度断ってみましょう。
頼み事を断わられても平気な人は意外と多いものです。
勇気を出して「NO」と言えるようになれば、余計なストレスも軽減されますよ。
対処法3. 自分の居場所を複数作る
居場所が1つしかないと、その環境が全てになってしまいます。
万が一、嫌なことがあっても無理に付き合わなければならなくなってしまい、人との関わりが面倒に。
そうならないために、以下のように居場所は複数個所に作っておきましょう。
- 学校で普段は3人グループで遊んでいるけど、体育で2人一組になる時に困るから他のグループとも仲良くしておく
- 会社では営業部に所属しているけど、契約等の手続きがスムーズにいくよう事務の人とも交流しておく
居場所が複数あれば、嫌なことに直面した時でも
「まぁ他のところで仲よくすればいいか。」
と気楽に考えられるので、依存によるストレスもなくなります。
対処法4. 表面的な付き合いだけにする
誰とでも深い仲になろうとすると気疲れします。
人間関係のストレスを軽減するためにも、時にはドライな関係を意識することも必要です。
- 休日に仕事関係の人とは会わない
- 学校では遊ぶけど、休みの日まで一緒に群れるようなことはしない
仕事は仕事、学校は学校とメリハリのある付き合い方をすることで、気持ちを切り替えやすくなります。
無理に距離を縮めようと頑張らなくていいので、意外と円滑な人間関係を築けますよ。
対処法5. 嫌な人とは無理に付き合わない
人間誰しも合う・合わないがあります。
全ての人に好かれようと考えるだけ無駄です。
嫌な人にまで好かれようとしてもストレスが溜まるばかりなので、潔く諦めましょう。
- 職場に嫌な人がいれば、業務上必要な時だけ声をかける
- 恋人と価値観が合わないと思ったら、無理に付き合いを続けるのではなく別の恋愛を考える
などですね。
嫌いな人に好かれようと時間を割くより、自分と合う人に時間を割く方が有意義です。
無駄な人間関係が省けて心の負担も楽になりますよ。
人間関係リセット症候群を改善する方法|おすすめの予防策を紹介!
「人間関係をリセットするのが癖になってる気がする…。」
「人間関係リセット症候群を克服する方法ってあるの?」
人間関係リセット症候群には多くのデメリットがあるので、自分に兆しがあったらなんとか改善させたいですよね。
また、人間関係リセットが癖になると、嫌なことがあるたびに現実逃避をして自分のためになりません。
そこでここからは、人間関係リセット症候群を改善する方法を紹介します。
改善方法1. 不安や悩みを全て紙に書き出す
不安や悩みを頭の中で考えていても、どんどんネガティブな方向に考えてしまうばかり。
問題を解決させたいなら、自分の考えを冷静分析するために以下のようなことを紙に書き出してみましょう。
- どんな不安や悩みを感じているのか?
- 自分はどうしたいのか?
自分の考えを書き出していけば、悩みを客観的に捉えてコントロールしやすくなります。
人間関係をリセットする以外の方向で、問題を解決していけるようになりますよ。
改善方法2. 他人の評価よりも、自分のしたいこと軸で動く
周りを気にしてばかりいると、自分の意思で動けなくなってしまいます。
自分で自分の可能性を潰すことにつながるため、他人の評価より自分の考えを軸に行動してみましょう。
例えば、
- 恋人から気が乗らないデートを提案されたら、無理に付き合うのではなく自分の提案をしてみる
といったような感じですね。
自分の思いで動けるようになれば、よりストレスを感じにくくなり、人間関係リセットという逃げから離れられますよ。
改善方法3. 70%くらいの出来で仕事をする
完璧主義だと、完璧にできなかった時に必要以上に自分を責めてしまう恐れがあります。
完璧じゃないからといって会社が倒産するわけではないので、少し方の力を抜くようにしましょう。
例えば、仕事で完璧な資料を作ろうとするのではなく、多少誤字脱字があっても伝わることを意識した資料作りを行うなど。
努力の目安は大体70%くらい。
完璧とはいえないけど、ある程度合格ラインを超えていれば仕事は回るので、十分だと納得できるように心がけましょう。
改善方法4. 早寝早起きをして、3食しっかり食べる
生活習慣が乱れていると、疲れが溜まりやすくなったり仕事に集中できなかったりして良いことはありません。
何事も体が資本です。
正しい生活習慣を送りましょう。
- 早寝早起きをする
- 3食しっかり食べる
上記は決して難しいことではありません。
誰でもその日から始められることなので、ストレスを溜めにくい体作りのために挑戦してみてください。
改善方法5. 軽い運動やストレッチを習慣にする
人間関係リセット症候群を改善するためには、とにかくストレスを溜めないようにすることが重要。
運動はストレス発散につながるので、積極的に行いましょう。
運動といっても、決してハードなものを行う必要はありません。
散歩程度に歩いたり、気持ちいいくらいのストレッチをするだけでも心がリフレッシュしますよ。
改善方法6. 簡単にできるストレスを解消方法を見つける
小まめにストレスを発散すれば感情の爆発が防げます。
そうすれば、人間関係リセット症候群も起こりにくくなりますよ。
- サウナで気持ちいい汗をかく
- カラオケで思いっきり歌う
- 泣ける映画を見てしっかり泣く
- 好きなものをお腹いっぱい食べる
- 思う存分寝る
など、自分が簡単にできると思えるストレス発散方法を試してみましょう。
簡単にできるストレス発散法を見つけておけば、いざストレスが溜まった時に上手に解消できますよ。
人間関係リセット症候群は癖になると厄介。早めに直そう!
人間関係リセット症候群は、ストレスと深く結びついている現象です。
感情任せにリセットを行うことで、リセットされた側を深く傷つけてしまう恐れもあります。
今回は、人間関係リセット症候群の原因や特徴だけでなく、回避するための対処法・克服法などを網羅的に解説しました。
デメリットは多いので、まずは自己診断を行って、改善していってみてくださいね。
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