飾らない人の5つの特徴。いつも自然体で見栄を張らない人になるコツとは?
そもそも「飾らない」とは?
「飾らない」とは、見栄を張ったり、自分を過剰に着飾ったりしないこと。
ついつい自分のことを良く見せよう、大きく見せようとする人が多いのですが、飾らない人は自分の持っているもの以上の姿を出そうとしません。
そんな自然体な姿が飾らない人の最大の特徴であり、最大の魅力といえます。
飾らない人の5つの特徴|自然体な人って具体的にどんな人?
「飾らない人って具体的にどんな性格なの?」
「私とどう違うのか知りたい」
飾らない人の意味がわかっても漠然としていて、具体的にどういう特徴があるのかわからない人も多いでしょう。
そこで、ここからは飾らない人の特徴を解説していきます。
どんな人が飾らない人で、自分とどう違うのかをチェックしてみてくださいね。
特徴1. くだらない見栄を張らない
飾らない人はありのままの自分に自信を持っているので、くだらない見栄は張りません。
見栄っ張りな人は周囲の評価が気になるので、できないことをできると言ったり、失敗しても謝罪よりも言い訳ばかりしてしまいがち。
ですが飾らない人は自分にできないことはできないと言えますし、謝罪すべき時には謝罪もできます。自分に自信があるので、周囲の評価が気にならないのです。
特徴2. 自分の言葉で話をする
言葉は他人に伝わらなければ意味がないということを知っているので、たとえ綺麗な言葉じゃなくても、要点を上手に伝えられるのが飾らない人。
言葉の重要性についてきちんと理解しているので、
- 突っ込んだ質問をされても自分の素直な気持ちを返答
- 相手にわかりやすいように、別のことに例えて説明
といったことも可能。
また自分の頭で考えているので、自信を持って話せるという点も特徴です。
特徴3. 服装やアクセサリーは、身の丈にあったものを身につけている
身につけているもので人間の価値が変わるわけではないことを理解しているため、無駄に着飾って、かっこつけることはしません。
具体的には、服ならUNIQLO、車なら国産のものでいいと考えており、見栄えやステータスより実用性を重視します。
外見よりも中身を重視しているので、無駄に散財することもないのです。
特徴4. 周りに流されず、意見をハッキリと言える
正しいかどうかや、周囲の評価よりも、自分の思っていることを伝えるのが大事だと考えているので、意見を言うことを恐れません。
自分以外の全員が「カラスは白」と言っていても、自分が黒だと思ったら、空気を読まずに「カラスは黒」と言うことができます。
また、しっかり自分で筋道を立てて考えているので、周りに流されない論理的な意見を持っていることが多いです。
特徴5. 2人で話していても疲れない『謎の安心感』がある
相手が気を遣っているのがわかると、「こちらも気を使わなければならない」と考えてしまい、気疲れしてしまうことも…。
でも、相手が気を使わない性格だと、こちらも気を遣う必要がなく、楽な気持ちになるので、リラックスして過ごせますよね。
飾らない人は性格的に無理に話を合わせたり、おだてたりしません。そのため、お互いに気を使わず、等身大で話せます。
そんな謎の安心感があるのが飾らない人の特徴といえるでしょう。
飾らない人の3つの心理|ありのままで過ごしている理由とは?
飾らない人がどんな人なのか、特徴から少しはイメージできたかと思います。
しかし、飾らない人はなぜありのままの自分でいられるのでしょうか?
ここからは飾らない人の主な心理について解説します。
なぜ飾らない人が体裁や周囲の評価を気にせず、ありのままでいられるのか、飾らない人の心の中を見ていきましょう。
心理1. 疲れるので自分を偽りたくない
自分を偽ることは常に何かに対して気を張っていなければけないということ。
四六時中、自分を演じていると気が休まらず、非常に疲れてしまいます。
それならありのままの自分でいたほうが楽に過ごせると考えているのが飾らない人なのです。
心理2. 自分を偽っても意味がない
嘘はいつかバレるもの。自分を偽っていても、いつかはボロが出て、化けの皮が剥がされることが目に見えています。
また、過剰に偽っていた場合は、評価が地に落ちることも。それなら多少周囲からの評価が下がっても、わざわざ見栄を張らないほうが良いと思っています。
心理3. 他人のことはどうでもいい
飾らない人は自分と他人を比較することがないので、他人より劣っていようが構いません。ぶっちゃけ他人に興味がないのです。
他人と比較して一喜一憂するよりも、自分らしさや個性を大切にしているから、自分を尊重して、ありのままで生きることができるのです。
飾らない人になる5つのメリット|ありのままの自分でいる魅力とは?
ここまで、飾らない人の特徴や心理に触れてきました。
飾らない人に憧れて、「かっこいい」「飾らない人になりたい」などと思う人もいるのではないでしょうか。
それもそのはず、自然体な人でいることにはメリットがたくさんあるんです。
ここからは飾らない人でいるメリットや魅力を一緒に確認していきましょう。
メリット1. 初対面でも親しみやすいと思ってもらえる
初対面でも「あ、この人本気で思ってない」など、相手が本心かどうかは、わかってしまうものです。そうなるとお互いが猫をかぶってなかなか距離が縮まりません。
その点、飾らない人は本心で話します。相手が心を開いていると、自然と自分の心も開いていくもの。
お互い本心で話せるので、距離が縮まりやすく、初対面でも親しみやすく思ってもらえます。そんな性格だからこそ、モテる人も多いのが特徴です。
メリット2. 職場で信頼されやすい
飾らない人は嘘をつかない上に、建前も言わないため、善悪の判断を任せやすいと評価されます。
職場の信頼は昇進にもかなり響きますよね。
飾らない人は人の評価も「気に入らないから、いい評価をつけない」といった私的な感情が入らないので、重要なポジションや信頼される立場に置かれる可能性が高いですよ。
メリット3. 単純に、自分が疲れない
社会人の悩みの多くは人間関係と言われているように、人間関係で疲れを感じている人は多いです。
ですが、飾らないタイプの人は、他人よりも自分を尊重しているので、他人の評価が気にならず、人間関係で疲れることは少なくなります。
好かれるように行動したり、嫌われないように気を遣ったりすることなく、リラックスして生きることができるのです。
メリット4. 自分を偽っている罪悪感がない
自分を偽るということは、少なからず相手を欺いているということ。
大人になると必要な場面もありますが、偽っている罪悪感を多少なりとも感じてしまいます。偽った内容によっては、相手との信頼関係が壊れることもあるので、心の負担が大きいことも。
しかし、飾らない人は罪悪感によるストレスがないため、自分に無理をさせず、いつも平穏な心が保てます。
メリット5. 経済的に無理をしなくて済む
見栄を張るために、身の丈に合わない高級ブランドの服や時計などを揃えていくと、ある程度のお金がかかってしまいます。
しかし、飾らない人は見栄を重視せず、必要なものや身の丈にあったものしか購入しません。
無理をして高級なものを購入することがないので、経済的にも、精神的にも余裕を持って生活することができます。
飾らない人になる5つの方法|ありのままの自分で生きるコツや注意点とは?
「見栄っ張りな私でも飾らない人になる方法はある?」
「自然体でいられる秘訣を教えてほしい」
ここまで飾らない人について紹介してきて、羨ましいと思ったり、自然体で生きていきたいと思っている人は多いのでは?
そこで、ここからは飾らない人になるための秘訣を解説していきます。どんな方法で自然体な人でいられるのか、コツや注意点を把握しましょう。
秘訣1. 周囲からの評価を気にしすぎない
周りからどんな評価をされても自分は成長しないし、退化することもありません。
周囲からの評価を気にしすぎて、飾る生き方をしてしまうと、周囲にとって都合が良い人になってしまうかもしれません。
周囲から何かお願いされても、自分がやりたくないものや、できないものは断る勇気を持ちましょう。
飾らない人になるためには、周囲の評価よりも自分の考えを尊重することが大切ですよ。
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秘訣2. 自分の好きなもの全てに自信を持つ
好きなものは人それぞれ。自分が「好き」と思っているもので、周囲が「嫌い」と思うものがあるのは当然で、それに善悪はありません。
皆が嫌いだから自分も嫌いに、皆が好きだから自分も、とするのは自分を偽る苦しい生き方です。
周囲の好き嫌いは関係なく、自分が「好き」と思っているものに自信を持ちましょう。
秘訣3. 話す相手によって態度を変えない
誰に対してもフラットな態度でいることで、親しみやすいと思ってもらえます。
話す相手によって態度を変えていると、周囲からは本音を言っていないように見えてしまい、距離が縮まりません。
逆にフラットな態度で接していると、本心で話しているのが伝わるため、距離が縮まりやすくなりますし、人気が出たり、モテることにも繋がります。
誰に対してもフラットな態度でいるコツは、「全員と程よい関係になる」と意識することです。親しみやすいと思ってもらうことで、自分を偽る必要がなくなります。
秘訣4. 無理して服にお金をかけない
いくら高級ブランド品で身を固めても、見た目だけで周囲から信頼を得ることは難しいです。なので周囲から良く思われようと、無理して服にお金をかける必要はありません。
服にお金をかけるだけでは意味がないことを知れば、周囲の目を気にせず、自分が好きなファッションを楽しむ、飾らない生き方ができるようになります。
秘訣5. 自分がありのままでいられる友達を大事にする
気を遣う人とばかり一緒にいると、気を遣う生き方が染み付いてしまうため、注意が必要です。
ありのままでいられる友人と、そうでない人の前では、自分の振る舞いに違いが出てきますよね。
飾らないでいられる友人と長くいると、飾らない生き方が体に染み付くので、飾らない人に近づけるはず。
だから、ありのままでいられる友人を大事にして、飾らない自分の時間を長く作りましょう。
飾らないで生きる方法を試して、ありのままの自分を見つけよう!
飾らない人について、特徴や心理、メリットなどをご紹介してきました。
昔も今も、「周囲に嫌われるのが怖い」と考え、周囲に合わせて自分を飾る人がほとんど。ですが、自然体でいられるようになると、周囲の評価が気にならなくなり、心に落ち着きが訪れます。
今回紹介した対処法を試して、飾らない自分になって、自分らしい生き方を見つけてみてくださいね。
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