断捨離のコツとは?捨てるとスッキリするアイテム&断捨離の効果を解説

HaRuKa 2021.02.20
断捨離のコツについて知りたい人へ。今記事では、断捨離の意味やコツから、断捨離をすべきアイテムまで詳しくご紹介します。洋服や本など、ちょっとしたアイテムを捨てるだけで、身の回りが格段とスッキリするもの。常に整理整頓された環境で過ごすためにも、きちんと断捨離をマスターしましょう!

断捨離ってどうやるの?捨て方のコツを大公開!

断捨離のコツ8選

キッチンやクローゼットが物でパンパンだったり、本やマンガがたまって整理ができず困っていませんか?

引っ越しを控えてる人やミニマリストを目指したい人まで、断捨離のコツを知りたい人は多いはず。

そこで今回は、断捨離の簡単なコツから物を捨てるとすっきりする場所、さらに断捨離のメリットをご紹介します。断捨離を上手に行って、物の整理や分別、掃除など身の回りをすっきりさせましょう。


大前提として「断捨離」の意味とは?

断捨離とは、同名の著書を描いたやましたひでこ氏によって提唱された、余計な物を捨てて運気を呼び込むという考え方です。ただ物を捨てるのではなく、余計な物を持つ習慣を断つ、家にある不要な物を捨てる、物への執着心から離れる、という意味があります。

なお、断捨離とはやましたひでこ氏によって商標登録もされ、かつては流行語大賞にノミネートされるほど、現在では一般的な言葉として広がっています。


お部屋や身の回りを整理整頓したい!断捨離のやり方やコツとは

物にあふれた部屋を整理整頓したい、引っ越しを機会にミニマリストを目指したいなど、断捨離したいきっかけは人それぞれ。

まずは断捨離を上手に進めるやり方やコツを8つご紹介します。初めての断捨離を成功に導く役に立ててくださいね。


断捨離のコツ1. 必要か?不要か?しっかり見極める判断軸を設定する

いざ断捨離を始めようとしても、実際に整理整頓したい洋服や本を目の前にしてしまうと、捨てるか捨てないか迷ってしまいやすいです。

スムーズに断捨離を進める上では、「これは必要/不要」という捨てる捨てないの明確な判断基準を設けておきましょう。

例えば、洋服なら1年間着用しなかったら捨てる、書類なら2年間保管したら捨てると決めることで上手な整理整頓に繋がります。


断捨離のコツ2. 「今度使うかも」というアイテムは基本使わないので捨てる

整理整頓ができず、使わないものが溜まってしまう原因の一つに、「使いたい時にないと困る」という気持ちがあります。

けれども、具体的に使う予定がないアイテムは今後も活躍する機会がありませんので、潔く捨てるのがおすすめ。

「今度読むかも」というマンガや「今度使うかも」という雑貨の中で、半年から1年活躍していないものは捨ててしまいましょう。


断捨離のコツ3. 本当に必要なモノ以外は無駄に買わない

断捨離は、今持っているものの中で不要な物を手放すだけでなく、必要なものだけを持つミニマリスト的な思考も含まれています。

物を購入する時は、本当に必要かどうかを検討した上で購入するようにすれば、無駄に物が増えるのを防げます。

ただ欲しいという気持ちだけで衝動買いをするのは止めて、必要な物だけを購入する習慣をつけましょう。


断捨離のコツ4. 断捨離をする際、一度物を全部1箇所に出して、そこから必要か捨てるか選定する

捨てるか捨てないかを迷ってしまいそうな時は、一つずつ選定していると時間が無駄になってしまうことも。

整理する物の選定をする時には、一つずつではなく一カ所にまとめて、いっぺんにやってしまうと簡単に進みます。

捨てるか捨てないか迷った時は、後で選定する物の場所を決めてまとめておき、後で順番に選定を行いましょう。


断捨離のコツ5. 捨てるかどうしても迷うものは、一度保留にする

使う機会がない物でも、思い入れが強い物や思い出の品など、どうしても捨てられない物もあります。

捨てるか捨てないかどうしても決められない物は、その場で悩んでも時間も無駄になってしまうので、一度保留にしてしまいましょう。

保留にしておいて、後から捨てるか捨てないかを改めて考えるのも、簡単スムーズな断捨離に繋がりますよ。


断捨離のコツ6. ダラダラ作業しないよう、時間を区切ってから作業に取り組む

物の整理や分別のために断捨離をしようとしても、時間をかけてしまうと結局断捨離はスムーズに進みません。

あらかじめ時間を区切って作業するようにすれば、ダラダラと作業せずにてきぱきと効率よく断捨離を進められます

20分、30分などの分単位でも問題ありません。平日と休日で少しずつ時間を区切るなど工夫をすれば、断捨離も簡単に進められるようになります。


断捨離のコツ7. 一日で家全体をやろうとせず、場所を絞って断捨離するのもおすすめ

断捨離をしようと思っても、範囲が広すぎるとどこから手を付けていいかわからない、やる気がでないなどのデメリットが出てきます。

いっぺんに家や部屋全体を行うのではなく、範囲を絞って断捨離をしていくのも有効です。

今日はクローゼット、明日はキッチンと一日単位で場所を絞って順番を決めると、断捨離のゴールも簡単に見えやすくなりますよ。


断捨離のコツ8. 再利用できそうなものはリサイクルする

「捨てるのはもったいない」という気持ちから捨てられないのなら、リサイクルをしてみましょう。

本やマンガ、洋服や雑貨などで状態が良く、まだ使えそうなものはリサイクルショップやフリマアプリを活用して、リサイクルに出してみるのがおすすめ。

いらないものを処分できるだけでなく、意外と高額査定がつく場合もあるので、もったいなさから断捨離できない時に物を手放すコツとして使えます。


どこから始めるべき?断捨離を行うとスッキリする主なアイテムとは

断捨離を簡単に、上手に進めていくコツの一つに、アイテムを絞って断捨離する方法もあります。

次に、断捨離を行うとすっきりする主な6つのアイテムを見てみましょう。どこから断捨離していいかわからない人も、順番を決めたい人もぜひ参考にしてください。


アイテム1. クローゼットの中など意外と着ないアイテムが多い「洋服」

シーズン物も多く、着用していない時にはしまい込んでしまうため、目につきにくいのが洋服です。

「タンスの肥やし」という言葉があるように、クローゼットやたんす、収納ケースなど目につきにくいところに着なくなった洋服がたくさんある場合も。

シーズンに限らず、着ていないのにいつまでもしまったままの洋服もたくさん見つかる可能性があります。


アイテム2. 壊れても捨てずに置きっぱなしにしがちな「家具、家電」

処分にはリサイクル費用がかかったり、持ち出すのが面倒だったりするため、そのままにしてしまいやすいのが家具や家電などの大きなものです。

壊れたり、買い替えたりした家具や家電でも、そのまま置きっぱなしにしていることも多いでしょう。

リサイクル業者を利用するなど、思い切って家具と家電をいっぺんに断捨離してみると、家のスペースがとても広くなります。


アイテム3. 大事なものも多いため軽い気持ちで捨てにくい「書類」

契約書や家具家電の保証書、説明書などの書類もかさばりやすいアイテムです。しかも、大切なものも多いので捨てにくくたまりやすくなっています。

書類に絞って断捨離をすると、保証期間が切れている物、保存期限を過ぎている物、本体は手放している物など意外と不要なものが見つかりやすくなっています。

書類だけを断捨離すると、捨てられるものもたくさんあり、書類がたまっていたスペースが空いてお部屋もすっきりします。


アイテム4. 読書好きの方は「本やマンガ」

好きな作品や著者のものがあれば、巻数も多くなりかさばりやすいのが本やマンガです。好きな作品はいつでも読めるように手元に置きたい人も多いですが、本やマンガは絶版していない物ならいつでも手に入ります。

さらに、書籍ではなく電子版もリリースされている物も多いため、思い切って断捨離を検討してみるのもおすすめです。


アイテム5. 意外とスペースを取りやすい「雑貨、小物類」

インテリアのために購入、または人からプレゼントされたものも多い雑貨や小物類は、使わないまま奥にしまい込んでしまうことも。

雑貨や小物類に絞って断捨離をすると、開封せずにしまっていたというものも多いでしょう。

状態が良いものや人気のものがあれば、リサイクルショップやフリマアプリで手放しやすいというメリットもあります。


アイテム6. 昔の思い出が詰まった「写真」

生きている内で二度と同じ場面を撮ることができないのが写真です。思い出が詰まっているものも多いため、写真は捨てられない人も多いでしょう。

しかし、執着心から離れるのも断捨離の意味に込められているため、写真は積極的に断捨離していきましょう。

元カレや元カノの写真、ぶれてしまっている物、似たような構図のものが複数あるなど、意外と不要な写真も見つけられますよ。


実はメリットだらけ?断捨離で得られる4つの効果

断捨離はコツを知ったりアイテムを限定して進めたりすれば、意外と簡単に進められます。では、断捨離にはどんなメリットがあるのでしょうか。

最後に、断捨離で得られる4つの効果を見てみましょう。「断捨離したいけれどもやる気が出ない」という人もぜひチェックしてみてくださいね。


効果1. 定期的に整理整頓や掃除の習慣が身につく

一度断捨離をすると、綺麗な状態の部屋を目の当たりにできます。

いつでも綺麗な部屋や家の環境を保とうとするため、定期的な整理整頓や掃除の習慣が身につけられるでしょう。

クローゼットやキッチンなどの要所はいつでも綺麗、毎日掃除は欠かさない、物が少ないので引っ越しの分別もスムーズなどのメリットも多いです。


効果2. 大事な物、不要な物を見極める感性が磨かれる

一度断捨離をすると、物を買う時にも一定の判断基準を自分で設けるようになるので、物を購入する時にも慎重になります。

洋服や本などを購入する時も、衝動買いを避けて本当に必要かを見極められるようになるでしょう。

必要以上に物を持たなくなるので掃除が楽になるだけでなく、本当に良い物だけを選んで購入できる感性を磨けます。


効果3. 余計買い物がなくなり、無駄遣いがなくなる

断捨離の断には、不要な物を断つという意味が込められています。一度断捨離をすると、必要最低限のものしか買わなくなる習慣も身につくでしょう。

今まで欲しい気持ちだけで衝動買いをしたり、結局使わずにしまってしまうものを購入したりすることもなくなります。

お金の無駄遣いもなくなり、経済的な余裕も出るのも断捨離のメリットです。


効果4. 常に身の回りが整理整頓されているため、几帳面で真面目な印象を抱かれやすい

断捨離をすれば、いつでも綺麗な状態を保とうとするため、物の整理整頓や掃除が習慣化します。

いつでも部屋や家が綺麗な状態になれば、周囲の人からも几帳面、真面目などのプラスイメージを持たれやすくなるでしょう。

急に友人や彼氏、彼女が来ても堂々と部屋や家の中に入れられるので、綺麗好きなど好意的な印象を与えられます。


断捨離をして、気持ちをすっきりさせてみて。

物に対しては執着心や思い入れが大きいため、なかなか捨てられない人も多いですよね。けれども、不要な物を捨てて断捨離すれば、掃除がしやすい、すっきりするなどのメリットの他、人からプラスイメージを持たれやすいなどのメリットも得られます。

物が多くて困っている時は、断捨離を上手に進められるコツを役立てて、すっきりとした部屋や家で快適な生活ができるようになりましょう。


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