「家に帰りたい」が口癖な人の心理とは?仕事中に感じた時の対処法も解説
「家に帰りたい」と思う瞬間ってありますよね。
仕事中に「早く帰りたい」「家にいたい」と思ってしまうのには、どのような理由や心理が働いているのでしょうか?
意外にも、ストレスや疲れたという気持ちが引き金になっているのかもしれません。
そこで今回は、仕事中に早く帰りたいと思ってしまう理由や対処法をまとめてご紹介します。少しでも快適に仕事をするために、参考にしてみてくださいね。
仕事中に早く家に帰りたいと思う心理とは?
まずは、仕事中に早く帰りたいと思ってしまう心理や理由をご紹介します。仕事にやりがいを感じないケースや多忙で疲れているケースなど、様々な理由が考えられます。
どのような気持ちを抱えているのか、ぜひチェックしていきましょう。
心理1. 仕事がつまらない
楽しいと感じることや興味のあることは、時間を忘れて前向きに取り組めるもの。逆に、興味のないことやつまらないことは、乗り気ではないので積極的に取り組めないですよね。
そのため、根本的に仕事がつまらないと感じている場合は仕事をすることを苦痛だと感じてしまうので、「家にいたい」「早く家に帰りたい」と思うようになります。
心理2. やりたくないことをやっていて面倒くさい
仕事の内容によっては、時間のやりたくないことや苦手なことを任されることがあります。時々ならまだしも、いつもやりたくないことをやっていると、それだけでモチベーションが下がることが。
やりたくないという気持ちがあるだけで、前向きに取り組めなくなります。「面倒くさいな」「面白くないな」と感じる瞬間が増えるほど、家に帰ってくつろぎたいと感じるようです。
心理3. 頑張っても無駄と感じている
どれだけ前向きに仕事に取り組んでもその成果を認めてもらえない場合、やりがいを感じられなくなります。
上司や会社が平等な評価をしてくれない場合には「頑張っても報われない」「仕事を認めてもらえない」という気持ちが強く残ります。
その結果、仕事に消極的になり楽しみや目標が見いだせなくなるので、家に帰りたいと思うようになります。
心理4. ミスを責められそうで不安
仕事でミスをしてしまうのは、誰にでもあること。しかし、ミスをしたことを報告する瞬間は、不安や緊張を覚えます。
「怒られたらどうしよう」「どうやって説明しよう」などと考えていると、その場から逃げ出したくなることも。
この瞬間に「家に帰りたい」「早く帰って今日のことを忘れたい」と思うことがあります。
心理5. 帰ることが気まずい
自分の受け持つ業務が終わっていても、上司や同僚、部下が帰る気配がないと帰りたいけど帰れないもの。せっかく早く帰宅できるチャンスなのに職場の雰囲気や上司の様子を見ると、なかなか帰るという決断が下せないこともあります。
この瞬間には「早く帰りたい」「とにかく職場を後にしたい」と思っていることが多いです。
家に帰りたいが口癖のようになってしまう人の特徴
ここからは、「家に帰りたい」「早く帰りたい」が口癖になってしまう人の特徴をご紹介します。決して言い訳というわけでなく、様々な理由な心理が潜んでいます。
最近、仕事中に帰りたいと思うことが多いという人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
特徴1. 趣味などプライベートを優先してしまう
家に帰りたいが口癖の人は、家でしかできない楽しみを持っていることが多いです。家族と過ごす時間や友達と遊ぶ時間、趣味を満喫する時間が仕事よりも楽しいと感じています。楽しいと感じることの方が、魅力的に感じるもの。
その結果、仕事中でも家に帰ったら楽しみがあるという気持ちが強く、早く家に帰りたいと感じているところが特徴です。
特徴2. 仕事が断れない
職場で上司から頼まれごとをすると断れない性格の場合、日に日に業務量が増えてしまいます。定時で帰れることも少なくなり、いつの間にか仕事中心の生活となっている人も多いでしょう。
このタイプは、仕事が苦痛という気持ちは少ないですが、さすがに仕事量がキャパオーバーしたり疲れたと感じたりすると、「早く帰りたい」「家で休みたい」と感じるようになります。
特徴3. 集中力がない
そもそも一つのことに集中することが苦手な場合、仕事中でも他のことを考えてしまいます。「家に帰ったら何をしようかな」「今週末はどこに行こうかな」などと考えているうちに、家に帰りたいと思うことが。
また、集中力がないと同じことをやり続けることが苦痛なので、仕事中でも「早く帰りたい」と感じることが多いです。
特徴4. 職場の人間関係が苦手
職場で仲のいい人がいない場合や上司が苦手な場合は、そこにいるだけで苦痛になります。
また、会社の雰囲気が悪い場合や自分に合わない場合も、知らず知らずのうちにストレスを貯めてしまうことが多いです。その場にいるだけで、辛いと感じてしまうようです。
そのため「早く家に帰ってリラックスしたい」「家にいたい」と感じるようになります。
特徴5. 疲れが溜まっている
仕事が忙しくて毎日帰りが遅い場合や出張が続いている場合は、心身ともにリラックスしたいと思うようになります。休み時間や業務の間など休める時間はあっても、職場では気を遣ってしまうもの。
特に、疲れが溜まってくると「とにかく家に帰りたい」「家にいたい」と考えるようになり、安心できる空間でゆっくりしたいと考えることが多いです。
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特徴6. 他人と自分を比べがち
会社で周囲の行動ばかりを気にしてしまう人は、自分と他の同僚や部下を比較しがちです。同じような業務をしているのにも関わらず、自分よりも先に職場を後にする人を見ると「帰りたいけど帰れないのに」「私も早く家に帰りたいのに」と嫉妬してしまうことも。
その結果、妬みに近い感覚で「早く帰りたいのにね」「なかなか帰れないんだけどね」などと口癖のように話すことがあります。
特徴7. 仕事に対するやりがいがない
今の仕事に対して達成感ややりがいを感じていない場合、仕事に打ち込むことが少ないです。仕事に対する気持ちが消極的なので、何をしていても「頑張ろう」「成果を出そう」という気持ちが持てません。
そのため、業務時間が終了したら職場にいる意味を見いだせないので「早く帰りたい」「家にいたい」と思うようになります。
特徴8. やるべき仕事がない
仕事が忙しいと1日があっという間に過ぎますが、やることがなかったり閑散期だったりすると、手持ち無沙汰になることがありますよね。やるべき仕事がないと時間が過ぎるのが遅く、退屈に感じることもあるでしょう。
そのため、「帰りたいけど帰れない」「仕事に行ってもやることがないから家にいたい」という気持ちを抱くことがあります。
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特徴9. 出張が多い
家を離れることが多い仕事の場合、家が恋しくなることがあります。自分の家は心身ともにリラックスできる場所。仕事での疲れやストレスを和らげてくれます。
特に、出張が続く職場の場合は、ゆっくりと家で過ごす時間がなかなか取れません。そのため、仕事で疲れたと感じると「家にいたい」「家に帰りたい」と思うようになります。
早く家に帰りたい時はどうすれば良い?
最後に、早く家に帰りたい時の対処法をまとめてご紹介します。早く家に帰るには、時間の使い方がポイント。業務を効率よくこなすように心がけてみましょう。
簡単に実践できる方法ばかりなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
対処法1. 朝一に仕事の優先順位をしっかりつける
その日にやるべき仕事が終われば、家に帰ることができます。早く家に帰りたいと思う時には、仕事を始める前に優先順位をつけるようにしましょう。何をどのくらいの時間でやればいいのか把握できていれば、効率よく仕事が進みます。
時間内で仕事を片付けることができれば、早く家に帰ることができ、プライベートな時間も大切にできますよ。
対処法2. 常に時計を見ながらタスクをこなす
面倒くさい仕事をダラダラとこなしていては、いつまで経っても終わりません。とにかく早く家に帰りたいという気持ちを叶えるには、時間を意識したタスク管理が重要です。
「何時までに何をするのか」を明確にし、時計を見ながら行動しましょう。その日やるべきことを付箋などで貼っておくのも効果的。
時間を意識して行動することで、早く会社を後にすることができます。
対処法3. 周囲の人を頼り、仕事を任せる
自分のキャパ以上の仕事を受け続けると、早く帰れないだけでなく疲れやストレスが溜まります。仕事をしやすい状態を維持するためにも、上司や同僚、部下など周囲を頼ることも大切です。
これ以上仕事を受けられない理由を伝えれば、きっとサポートをしてくれるはず。周囲と協力し合いながら仕事をしていけると無理な残業も少なくなるでしょう。
対処法4. 帰れる時は帰る
自分の担当する業務がない時は、無理に周囲に合わせることをやめましょう。業務の状況に合わせて半休や有休を取得するのも一つの手段。時間の使い方を工夫してみてください。
また、定時で帰れる時には周囲に合わせて待つ必要もありません。言い訳などをせずに業務が終わったので「お先に失礼します」と言って、早く帰るようにしましょう。
ただし、業務時間内で帰る時は嘘は言わないこと
仕事がなく業務時間内で帰宅する場合に、言い訳や噓をつくとトラブルにつながることがあります。素直に「自分の業務が終わったこと」「半休を取得したいこと」を伝えるようにしましょう。
最終的に会社の判断に従わなければならないので、まずは自分の気持ちを伝えることが大切です。
会社環境が悪くて帰れない場合は、転職も考えてみて
出張や残業が多く思うように早く帰れない場合や、早く帰りたい理由を述べても対応してくれない場合は、今後大きな負担となる可能性があります。
会社環境の改善が見られない場合は、思い切って転職を視野に入れてみるのも一つの方法です。
疲れやストレスを溜めながら仕事をしなくてもいいように、一度考えてみてもいいかもしれませんね。
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家に帰りたい時は、早く仕事が終わるように工夫してみて。
今回は、仕事中に早く家に帰りたいと思ってしまう時の心理や理由、そして対処法をまとめてご紹介しました。早く帰りたいと感じてしまうのには、業務内容や職場環境、疲れやストレスなど様々な原因があります。
自分で改善できないことは、周囲に相談してみるのも一つの手段です。できるだけ快適な環境で、仕事に取り組めるよう工夫してみましょう。
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