仕事ができない辛い思いを改善!仕事ができる人になる7つの方法とは
「仕事ができなくて辛い」と悩んでいる方へ。
生活していくために毎日の仕事をこなしていくことはとても大切です。人生の生きがいにもなるので、仕事が上手くいくかどうかは挫折を感じる、落ち込むなどメンタルにも大きな影響を与えます。
ただ、仕事が上手くいくために頑張っているのに、歯車がかみ合わなくて辛い思いをしている人も少なくありません。
ここでは、仕事が辛いと感じている人の特徴やその原因をはじめ、仕事を調子よく続けるための対処法を具体的にご紹介します。
仕事ができない自分が辛いと感じてしまう理由とは
ここからはまず、どうして仕事ができない自分が辛いと感じたり、不甲斐ないと思ったりしてしまうのかについて考えていきましょう。
自分の今やっている仕事に身が入らなかったり、他の人と比較して周囲の目が気になったり、様々な理由が考えられます。一つ一つどういった理由があるのかを見ていきます。
理由1. 自分の不甲斐なさを嫌というほど痛感するから
きちんと仕事をこなせないため、自分に業務をうまく進めるだけの能力がない。「やる気や根気がないのではないか」といった、情けないことが身にしみるからです。
もっと頑張らないといけないと思っているのに、なぜか効率が悪くなっていたり、モチベーションがキープできないといった原因もあります。
それまで挫折がなかった人なら、余計に仕事ができないことで、ますます自分のセルフイメージが低くなっていくため、「だらしない」「意気地がない」と落ち込むようになります。
理由2. 職場の人から役立たずと思われてるんじゃないかと不安になるから
自分の仕事がきちんとできないと職場の同僚や上司のフォローが必要になって、迷惑をかけます。業務の経験が長くなっても仕事ができないなら、職場の人たちの目も厳しくなってくるはずです。
職場のメンバーの足を引っ張っていると思われてしまうと、風当たりがきつくなったり、仕事がやりづらくなったりしていきます。最悪の場合、人事の評価にもつながるかもしれないと情けない気持ちになり、落ち込んでしまう人もいるでしょう。
理由3. 仲の良い同期がどんどん出世して置いていかれてるから
同じスタート地点から一緒に歩んできた相手が先に進んでしまうと、どうしても比較しがちです。仕事ができない自分をよそに、一緒に入社した同期メンバーが仕事ができると出世レースに取り残されて辛い思いをします。
入社当初からどんなに仲が良くても、出世によって立場に違いができると公私ともに接し方も変わってくるので、余計に自分が仕事ができないことを思い知り挫折感を味わって落ち込むのが原因です。
同僚だったのに「いつの間にか同期の背中が見えなくなってしまうのではないか」という不安から、「なんて不甲斐ないんだ」と感じてしまいます。
理由4. 上司から怒られる機会が多いため
自分では仕事をしっかり努力してやっているつもりでも、上司からミスを指摘されたり、説教を繰り返しされたりすると「自分は仕事ができない」と思い込むことがあります。「上司なんて部下のことをわかっていない」と高をくくっても、気持ちのどこかで自分を責めてしまいがちです。
どのような理由であれ、仕事で上司から怒られる回数が増えるほど、仕事ができないと落ち込む機会が増えて辛い思いをします。
理由5. 今後もこの仕事を続けて1番になれる気がしないから
最初はこれなら頑張れると感じて就いた仕事でも、仕事を始めてから出会った同僚や上司の姿を見て「あんなふうに自分が結果を出せない」と不安になりますよね。
才能やモチベーションが高い人たちを目の前にすると、自分がどんなに頑張っても彼らを追い抜くことはできないと落ち込んで辛い気分に陥ります。
自信を持って始めた仕事ほど、こうした挫折感を味わいやすく、自分は仕事ができないと落ち込むのです。
理由6. 今就いている仕事を本気で好きじゃないから
今の仕事が好きで始めたかどうかはやる気に繋がります。もし仕事にそれほど思い入れがない場合は、ちょっとした仕事の失敗や上司の説教が続いただけで「辞めたい」「転職したい」と挫折感を味わいやすいです。頑張ろうという気持ちのラインが最初から低く設定されているからといえます。
その仕事に憧れてどんなことがあっても成果を出していこうと思っている人に比べると、ちょっとしたミスでも仕事ができないと感じやすくなるのが原因です。
理由7. 頑張る目標や叶えたい夢を見失っているから
人は、明るい未来が見えていないと、将来を悲観的に感じてしまいがちです。今就いている仕事を通して「もっとお金を稼ぎたい」「人間として成長したい」など将来への展望がないからです。
何のために仕事をしているのか、方向性がわからないと目の前で頑張っていることの意味がわからないので辛い経験が肥やしになると思うことができません。
もし仕事をこなしてやりたい夢や人生の目標があるなら、些細な挫折でも乗り切れるはずだからです。
実際に仕事ができない人の特徴10選
ここからは、仕事ができない人が具体的にどういった特徴を持っているのかをご紹介します。仕事ができない人を見分けるのにも役立つ性格や言動、取りがちな態度などを10個挙げてみますので、まとめて見ていきましょう。
仕事ができない人の「態度や行動」に関する特徴
まず、取ってしまいがちな態度や気づけばやってしまう行動など、周囲から見ていて目に付く特徴について見ていきます。
仕事ができない人には共通点があるので、チェックして自分を振り返ってみましょう。
態度や行動1. プライドが高く、理解していないのに理解しているフリをしがち
仕事ができない人の多くは、自分が仕事ができないことを素直に認めることができません。自尊心が強く、自分が知らないことが周囲にバレるのは嫌なので、できるだけごまかそうとしてしまいます。
仕事で重要なことでも知ったかぶりをしがちなので、業務に支障が生まれて職場の同僚や上司に迷惑を掛けることもしばしば。
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態度や行動2. 結果ではなく、努力していることに対して満足してしまっている
頑張っていることから結果がともなっていなくても許されるだろうと、たとえ売上や実績を積んでいなくても大丈夫と感じてしまっています。仕事というのは、どんなに努力していても目に見える数字や効果が上がっていなければ評価されません。
しかし、仕事ができない人ほど「努力している=仕事をしている」と勘違いしがちといえます。
態度や行動3. 自主性がなく、言われたことだけをこなしている
指示待ち人間という言葉があるように、自分で考えて仕事を創意工夫することができません。上司の指示だけを忠実にこなしていれば仕事をしていると思っているからです。
言われたことだけやるだけでは、仕事が広がっていかず業務そのものが停滞してしまう怖れもあります。業績をアップしていくことが求められる職場では仕事ができないというラベリングをされてしまうのです。
態度や行動4. 物事に優先順位をつけるのが苦手で、意味のない作業から取り組みがち
効率を考えずに手当たり次第に仕事をやろうとすることが目立ちます。やらなければならない仕事があっても、急ぎかどうか、重要かどうかによって、やるべき順番は変わってきますが、そういう段取りを組み立てるのが苦手です。
後回しにすればいい仕事を先にやってしまうと、期限が決まっているものを後回しにしてしまい、大切な仕事が仕上がらなくなります。
態度や行動5. 視野が狭く、何事も自己完結させようとする
仕事を進める上でわからないことや確認しないといけないことでも、そのままにして仕事をやっつけてしまいます。思い込みで仕事をすると間違いが起こったり、クオリティの高い業務ができなかったり、職場に迷惑を掛けることも珍しくありません。
自分の力で全てやれると思い込んでいるため、他の人を頼らず独り善がりに仕事を進めようとします。
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仕事ができない人の「性格やメンタル」に関する特徴
ここからは、性格やメンタルといった仕事ができない人特有の心理面について考えていきます。仕事ができない理由や原因として、本人の考え方や感じ方も大きな要素を占めますよ。具体的にありがちな特徴をご紹介しましょう。
性格やメンタル1. 人からの助言や指摘をメモらず、すぐに忘れてしまう
仕事ができない人は、聞いただけで相手の話をわかったと思うこともしばしば。仕事をするために必要な情報や流れをメモするのがめんどくさいので、うろ覚えで取りかかってしまうのです。
また、他人から怒られたり、アドバイスをもらったりしても他人事のように感じてしまって反省がないため、次の仕事に活かせません。
性格やメンタル2. 計画性が皆無で、ノリと勢いで業務に取り組んでいることが多い
仕事全体の流れを考えないまま適当に作業をやり始めると、いつまで経っても仕事が終わらない状態が続きます。気分次第で何となく手を着けたり、うまくいかないからと放置したり、しっかりスケジュールを組まないうちに見切り発車してしまうのです。
作業をきちんと終わらせるために、何から手を着ければいいのか日程に関する対処法がわかっていないという特徴があります。
性格やメンタル3. 責任感が弱く、自分の非を認めずにすぐ言い訳を口にする
引き受けた仕事を最後までやり遂げる意思がないと、ついつい自分以外のことに責任転嫁をしがちです。「割り振りした人が悪い」「円滑に仕事を進めるようにサポートしてくれなかった」など、何かにつけて責任逃れをしようとします。
仕事に対する責任を果たそうといった気持ちが少ない人は、些細なトラブルでも自分を情けないと感じて作業をストップしてしまうのです。
性格やメンタル4. マイナス思考で一回の失敗を引きずりやすい
仕事をしていると、時には同僚や上司、会社や顧客に迷惑を掛けてしまうこともあるでしょう。しかも、仕事ができない人ほど、過去の失敗が頭から離れずトラウマとなり、自分の力を過小評価しがちです。
周りからすると大した失敗ではなくても、本人が必要以上に反省してしまって、次また失敗したらどうしようとナイーブになってしまうのです。
慎重に仕事を進めることは大事ですが、後ろ向きの思考では思うように成果を出すことが難しいといえます。
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仕事ができないと悩む人が、より辛さを悪化させてしまうNG行動とは?
ここからは、仕事の失敗やトラブルが多くメンタル的にネガティブになりがちな場合、さらに辛い感覚をプラスする行動について考えていきます。
メンタル的にブロックを自分で掛けてしまうと、ただでさえ仕事をうまく進められないのに輪を掛けて足踏み状態が続いてしまうのです。
具体的にやってはいけない行動を学んでいきましょう。
NG行動1. 仕事ができる人と自分を比べて、自分なんかと自暴自棄になること
新しい仕事を始めてもすぐにコツをつかんでぐんぐん伸びる人もいれば、地道な努力で成果を少しずつ上げていく人もいます。このように、人それぞれ才能や個性には違いがあるものです。
自分がもしゆっくり成長していくタイプなのだとしたら、仕事ができる天才肌タイプの人と比べるのはやめましょう。仕事に関する個性が異なるだけなので、焦って腐ることなく着実に実績を積み上げていくことが大切です。
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NG行動2. 感情的になって、周囲に相談しないまま仕事を退職する
仕事や職場の人間関係がうまくいかないからといって、すぐに転職を考えて退職しようとするのは考え物です。その時の勢いに任せて退職しても、新しい職場でまた同じことの繰り返しになるかも知れません。
自分らしい仕事の進め方や欠点を改善する方法を職場の上司に相談したり産業カウンセリングのような相談窓口に持ちかけたりしてみてください。仕事の壁にぶち当たったからといって、すぐ転職すればいいと考えるのは早計ですよ。
NG行動3. 何をやっても失敗するんじゃないかとネガティブに考えてしまうこと
良かれと思って頑張ったことでも、裏目に出て周りから失敗と言われることがあっても、すぐに自分はダメだと思うのはよくありません。一度失敗すると、次も、そのまた次も同じ失敗をやらかしてしまうのではないかと人は思い込みがちです。
同じ失敗をしないように前向きに捉えて、改善点を見つけ出し修正することがポイントです。ネガティブに考えてても良いことはありません。
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辛さを解消するには仕事ができるようになること!実際にデキる人になる方法とは?
ここでは、仕事がデキる人になるために必要な日頃の対処法についてご紹介します。仕事ができないと悩むばかりではその状態から脱することはできません。
辛い思いを少しずつなくしていって仕事をきちんとこなせるようになるためのポイントをまとめます。
デキる人のなり方1. きちんと計画を立てた後に、それを予定通り確実に実行していく
仕事を始める前に、一度やらなければいけないことを把握して、全体の流れを見ていきましょう。そうすると、この仕事でやるべき作業が自然と見えてきます。
その後は、無理のないスケジュールまで作業を割り振って、予定に沿った作業を繰り返していきます。時には作業に遅れが出ることもありますので、余裕を持った作業をしていくことがポイント。
デキる人のなり方2. 何から手を付けるべきか、きちんと物事に優先順位をつけている
仕事をそつなくこなすには、急がないといけない作業や重要度の順番に並び替える管理能力が大切です。いつでもできることや優先順位の低いことは後回しにして、目の前の仕事の核となる作業に集中していきましょう。
仕事の段取りがうまくできるようになると、あまり力を入れなくてもいいところ、ここはしっかりフォローしないといけないところなど、仕事全体の勘どころが見えてくるようになり、効率が良くなりますよ。
デキる人のなり方3. 相手が何を求めているのか?常に相手の立場になって物事を捉えられる
仕事を与えた上司だったり、その先にいるクライアントが欲しいと思っていることを意識できる人はどんな仕事もこなせます。それは、何が一番相手は欲しいのかがわかる人なら、満足度の高い商品やサービスを提供できるから。
仕事はただこなせばいいというだけではうまくいきません。常に業務をしている先に、今やっている仕事の成果を手にする人がいることをイメージできるかが大切です。
デキる人のなり方4. 人からのアドバイスや助言にしっかりと耳を傾けられる
自分一人の経験や知識では、仕事がうまくいかないことがあるので、同僚や上司といった第三者の視線を大切にします。
たとえ自分のやり方を否定され怒られる場合や、落ち込むような挫折を感じる話でも、一旦ありがたい言葉として素直に受け取って仕事に活かしましょう。
必要であれば今後の作業に取り入れたり、作業のプロセスを組み替えたりして、アドバイスを基づいて柔軟に業務をこなします。「不甲斐ないな」と後ろ向きになることなく、柔軟に周りの忠告を受け入れてみる姿勢が大切です。
デキる人のなり方5. 失敗したらそれを糧にさらなる成長へと繋げられる
もし仕事でうまくいかないことがあっても、ただ落ち込むのではなくそこから成長できるヒントを見つけ出しましょう。
「失敗は成功のもと」という名言を心に刻みながら、次のステップへつなげるように意識するのです。
失敗したままただ悔やむのでは、また同じことを繰り返すため、新たな成長を目指すことは難しいといえるでしょう。
デキる人のなり方6. 自分の頭で考えて、能動的にアクションを起こせる
上司の指示通りや同僚のやり方をそのまま真似るのではなく、自分のやり方を独自に見つけて行動に活かします。他人の方法論をいくら取り入れても、自分の個性や才能を活かし切ることはできません。
「こうすればもっと上手くいくのではないか」といった創意工夫のパイオニア精神が、仕事をさらにレベルの高いものへと発展させるのです。
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デキる人のなり方7. 納期など期日は必ず守り抜く
どうしても避けらない事情でなければ、仕事の期限は常に厳守するように意識しましょう。一度納期を遅らせてしまうと、様々な方面に迷惑を掛けるだけでなく、自分自身のプライドやモチベーションも傷つけてしまいます。
そのためには職場全体で仕事の割り振りや担当分野のチェックを怠らないようにコミュニケーションを図ることも大切です。
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本当に頑張っても仕事ができないなら、転職も一つの選択肢としてアリ
ここで紹介した対処法を色々と職場で試してみても、やはり今の仕事や会社が合わないことがあります。どうしても続かれないと感じたら、思い切って転職を考えるのも一つの方法です。
今いる会社のやり方や業界の常識は、転職して他の場所に移れば非常識なことだってあり得ます。自分で最大限やりきったと感じるようなら、新天地を目指して転職活動を始めるのも良いかもしれません。
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仕事ができなくて辛い時は、自分に合った対処法を見つけてみて。
仕事ができないと辛い思いをしている人はたくさんいます。そうした人を見ていくと共通した特徴や共通点があることがわかりました。
性格や態度をはじめ、メンタル的な問題まで、仕事ができない原因は様々です。仕事がデキる人の特徴を参考にしながら、少しずつ取り入れていけば仕事がデキる人に変身できるかもしれません。
色々頑張ってもやはり仕事や職場との相性が合わないと感じた時に、転職を考えてみるようにしましょう。
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