転職が多い人の特徴と改善策とは。転職回数が多いと不利になるって本当?

長谷川大輔 2020.02.10
転職回数の多い人は、どんな人なのでしょうか。転職が多い人の特徴を紹介しますので、ご自分や友人に当てはまるかどうかチェックしてみてください。合わせてその改善策と、転職が多くても不利にならないで転職に成功できるのかどうかも詳しく解説していきます。

転職回数が多い人の特徴と改善のアイデアをお教えします。

転職が多い人の特徴

転職回数が多い人ってどんな人なのでしょう。客観的に特徴を捉えれば、改善の方法も考えやすくなります。転職回数の多い人のライフスタイルや性格を改善して、じっくり腰を落ちつけられる仕事を見つけるためのアイデアを紹介します。


転職が多い人の特徴1. 一時の感情で動き気が短い

転職が多い人は、やはり気が短く、ちょっとしたことでカッとなってしまい、自分の気持ちをコントロールできない人のようです。仕事でトラブルが起きた時に、冷静に説明をすれば周囲の理解も得られたかもしれないのに、感情の赴くままに怒ってしまい、勢いで仕事を辞めてしまうことも。仕事を辞めるまでに至らなくても、トラブルの度に怒っていると、職場に居づらくなってしまい、結局辞める場合もあります。さらに、感情の赴くままに行動していると、信頼も失ってしまいます。


その場を離れるなど、冷静になる時間を意図的に作る

気が短い人は、基本的には正義感が強く、真面目な人も多いのですが、やはり大人の対応を身に付けたいものです。感情の高ぶりを感じたら、すぐに言葉を発しないで深呼吸をして気持ちを落ち着かせましょう。できれば、その場を離れるなどして冷静になる時間を作ることをおすすめします。気持ちが落ち着けば、目の前で起きていることを客観的に見られ、相手を説得する言葉を選べます。下手に話し始めると、自分の言葉でますます気持ちが高揚し、コントロールが効かなくなります。


転職が多い人の特徴2. 落ち込みやすく感情の起伏が激しい

落ち込みやすく、感情の起伏が激しい人も転職が多いと言われています。落ち込みやすい人は、責任感が強い完全主義者でもあるのですが、それだからこそ、ミスをした時に、上司に軽く注意されたり、ミスをしないためのアドバイスを受けたりしただけで、落ち込んでしまいます。くよくよと何度も「ああすればよかったこうすればよかった」とずっと考えつづけてしまい、仕事が手につかなくなってしまうのです。そうすると、また、同じようなミスをしてしまうということも。


プラスのアドバイスだと前向きに捉える

仕事をしていれば、誰でもミスをしてしまうものです。上司に注意されたとしても、それはあなたのことを思ってアドバイスをしているわけで、むしろ上司はあなたを評価していて、将来を期待しているのです。ミスをしたら、その経験を生かして一歩踏み出すようにしましょう。貴方が落ち込んでいると職場の雰囲気も悪くなってしまいます。アドバイスをした上司も、心配してしまうでしょう。注意されたことはメモをして忘れないようにする一方で、ご自分の長所を思い出して気持ちを盛り上げましょう。


転職が多い人の特徴3. 他人と比較して色々目移りする

何かと人と比べてしまう人がいます。収入や職場の環境、企業のバリューなどを比較して、自分の状態を惨めだと感じ、より良い職場があるのではないかと思ってしまうのです。そして、ついつい目移りして、転職を考え、実行に移してしまうタイプです。しかし、人と比べてしまう癖があるとどのような状態になっても、どうしても他の人と比較して、満足できる状態に到達できません。転職を繰り返していると、今度は過去の仕事と比べてしまい、前職の条件の方がずっと良かったなどと、転職を後悔することにも。


「隣の芝生は青く見える」もの。目標を掲げて今の仕事に集中する

他の人のものは、良く見えるのが普通です。そのために昔から「隣の芝生は青く見える」ということわざがありました。芝生って、すぐそばで見ると土の部分が出ていたり、雑草が生えていたりするものですが、遠くから見れば、雑草も芝も違いがなく、綺麗に見えるものなのです。そもそも、比べるということに意味がないということを覚えておきましょう。それよりも今の仕事でスキルアップをし、いつか本格的に転職をする時にステップアップできるように用意をしておきましょう。


転職が多い人の特徴4. 仕事にやりがいを感じていない

仕事にやりがいを感じなくなると、ついつい転職を考えてしまう人は、基本的には理想主義者という場合が多いのです。こういうことをしたいと目標を持って入社したものの、実態は思っていたものとずいぶん違っていたということは、良くあることです。理想とのギャップに苦しみ、「仕事にやりがいがない。」とつぶやきながらため息をつく毎日を過ごし、転職をしてしまいます。しかし、実際のところ、転職をしても自分の理想に近づくことは少ないようです。


なぜ今の仕事を選んだのかをもう一度考え直すことが大切

淡々と続く毎日が退屈でつまらなく感じている人は、なぜ今の仕事を選んだのかを考え直してみましょう。今までに1度もやりがいを感じたことがないのでしょうか。きっと仕事を始めた頃は、やりがいを感じた瞬間があったに違いありません。なぜ、その時やりがいを感じたのか思い出してみませんか。今の仕事を選んだ理由をたどっていくと、やりがいに結びつく何かに繋がっていくはずです。やりがいを感じるのは、貴方自身の心です。疲れて心が鈍くなっているのかもしれませんね。


転職が多い人の特徴5. 飽きっぽい性格

小さな頃から飽きっぽい性格だった人は、習い事が続かず、色々な教室をはしごしていたのではないでしょうか。大人になってからも、最初は目新しい職場や仕事に興味を持って楽しく仕事をしていても、しばらくすると慣れてきて飽きてしまい、転職してしまうということも。所詮、仕事というのは似たようなことをするので、転職の回数が増えると同時に、飽きるまでの期間が短くなってしまいます。そして、転職の回数が多いと、条件も悪くなり仕事を見つけにくくなります。


小さな目標を立てて一つずつこなしていく癖をつける

山積みにされた書類を見ると、それだけでうんざりしてしまいますよね。山積みにされた仕事を小分けして、目標を小さく分けていくと、目標を達成する喜びが何度もあり、頑張ろうという気持ちになるものです。目標を達成すると、脳内からドーパミンという物質が出て気分が良くなるそうです。その高揚した気持ちを利用して、仕事を少しずつこなしていく癖をつけていきましょう。飽きっぽい性格をそのままにしておくと、恋愛や結婚でもうまくいかなくなってしまいますよ。


転職が多い人の特徴6.流されやすい・同調しやすい

転職が多い人は、男女で比べると女性の方に多いようです。女性は付き合っている男性に合わせて休日が同じになるように転職をしてしまう場合もあるとか。もちろん、女性に限らず、流されやすい、同調しやすいタイプは、他の人の意見に左右されやすく、「もっといい仕事がある。」とか「一緒に仕事しよう。」とかいう誘いについつい乗ってしまうようです。あまりくよくよと物事を考えないので、人当たりも良く好感を持たれるタイプが多いのも特徴です。


“自分軸”で自分の人生と仕事を考える

自分軸で真剣に自分の人生について考え、仕事にも向かっていかないとあとで悔やむことになります。自分軸で生きるというのは、自分らしく生き、自分の人生に責任を持つことです。自分らしい生き方を持つことが本当に幸せを感じる方法なのではないでしょうか。自分軸で生きていない人は、恋愛にも失敗しやすいので注意が必要です。押しに弱く、なんとなく付き合っては別れることを繰り返していると、幸せな結婚に結びつきません。本当の幸せをつかむためにも自分軸で自分の人生と仕事を考えましょう。


エージェントを利用して転職回数の多さをメリットに繋げる方法を見つけましょう

転職回数があまりにも多いと、職務経歴書を見た時に「なぜこんなに仕事を変えているのだろうか」と面接官が思うのは当然です。しかし、転職の理由をきちんと説明できるのでしたら、必ずしも転職の回数はデメリットではありません。転職エージェントでは、転職回数の多さをプラスに変えるアドバイスもしてくれますよ。


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20代から40代までの幅広い世代が利用するリクルートエージェントは、転職後の満足度も高い、業界最大手の転職エージェントです。37年の歴史を持つリクルートエージェントは、国内転職エージェント実績No.1という、質の高い転職サービスを提供しており、求人情報が多いのが特徴です。「リクルート」ブランドがあるために、優良企業の求人が多く、一般の求人サイトに掲載されていない非公開求人の数も業界ではトップクラスです。


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リクルートエージェントは、ひとりひとりに担当しているキャリアアドバイザーのレベルが高く、提出書類の添削や面接対策もきちんと指導してもらえます。転職の理由や転職によって得られたスキルなどをひとつひとつ一緒にチェックしていき、転職が多くてもちゃんと希望の仕事が見つかるようにサポートしてくれます。また、転職が多くても問題なく就職できる企業をピックアップしてくれます。その上、キャリアアドバイザーが面接日時の調整や就業条件の交渉もしてくれるので、ストレスレスの転職活動ができ、希望の職業につくことができるので、転職歴にもピリオドが打てますよ。

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DODA

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DODAでは、業界ごとのキャリアアドバイザーがマンツーマンでしっかりサポートします。転職回数が多い人に対するサポートも万全で、経歴などで伝えにくい情報を、キャリアアドバイザーが「推薦状」などの形式で人事担当者に伝えます。転職回数が多くても、それが一貫したキャリアプランがあれば、経歴はデメリットではなくメリットとなります。その他、中途採用セミナーに参加して、併催されている企業の面接を受けると、書類だけでは伝わりにくい事柄も転職によって得られたスキルを強調できますよ。DODAに登録して、転職回数の多いことに関して相談し、的確なアドバイスをしてもらいましょう。

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転職サイト【リクナビNEXT】で休職中に情報を集めるだけでもOK

リクナビNEXTは、転職サイトですから、気軽に求人を見て、気になる求人があれば自分で応募できます。キャリアアドバイザーを通さないので、マイペースに転職活動ができます。何といっても転職サイトの気軽さから、とりあえず情報を集めてみられるのがメリットです。求人の中には、「大量求人、書類なし求人」などもありますから、転職回数をあまり気にしないで応募できる求人を探してみましょう。求人をしている業界の種類も多いので、今度こそは自分にあった仕事が見つかるかもしれませんね。


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日本では転職が多いよりは少ない方がいい。一回の転職で成功させる気持ちで挑みましょう

プレゼンテーションの仕方次第で、過去に転職が多くても転職は可能であることを紹介しました。しかし、日本ではやはり転職回数が少ないほうが良いようです。今回の転職ではしっかり選んで、ご自分に合う職場を選び、最後の転職になるようにしましょう。

【参考記事】転職を成功させる転職エージェントの選び方とは?▽

【参考記事】転職エージェントって一体何?具体的なサービス内容から費用まで紹介▽

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