中国旅行でおすすめの観光都市30選。安心して行ける大人気の名所とは
中国観光は都市選びから!大人気スポットの魅力を集めました!
ユーラシア大陸の東部に、広大な敷地を持っている国『中国』。
観光スポットがたくさんあります。そんな中国に日本から飛行機で行くとなると、北京へは4時間ほど、上海へは3時間ほどかかります。何と言っても土地が広いので、移動時間にもバラツキがあるんです。重慶へは、6時間30分ほどかかりますよ。
また、中国といえば、中華料理を思い浮かべる方が多いでしょう。中国の中華料理屋は、基本的にどこも美味しいので驚きますよ。どの中華料理屋に入っても失敗が少ないのは嬉しいですよね。ただ、屋台は衛生面が徹底されていない場所も残っているので、お腹が弱い方は特に注意しましょう。事前に調べて買うことをおすすめします。
それでは、早速中国でおすすめの観光都市をご紹介します。気になる都市をピックアップして思い出に残る旅行計画を立ててみてくださいね!
おすすめ都市1. 上海(シャンハイ)
中国で一番と言っても過言ではないほど人気がある観光都市『上海(日本読み:シャンハイ)』。
世界各地から観光客が集まっているため、有名な観光スポットや高級ホテルの多くでは、基本的には英語を使えば会話に困ることもありません。上海は、東京以外にも大阪や名古屋など主要空港からは直航便が出ているので、旅行地としての訪れやすさもGOOD。
上海は、夏と冬がとても長い場所ですので、旅行として行くなら比較的過ごしやすい「3〜5月」「9〜11月」がベストですよ。
上海で行くべきおすすめ観光スポット
そんな上海で人気の観光スポットは『外灘(ワイタン)』。
「東洋のウォール街」とも称される外灘エリアには、ヨーロピアンな建物が並んでいて、夜になると綺麗な夜景が姿を表します。日本で味わえない独特なネオンの融合は、「上海に来たんだ」と強く実感させてくれますよ。
外灘エリアにある、国の昔ながらの庭園『豫園(ヨエン)』は、外せない観光名所。水を基調とした中国風の庭園は、写真映え間違いなし。約2万㎡(東京ドーム8個分)を誇る広大な敷地をゆっくりと散歩しながら、上海の空気を堪能してみてください。
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おすすめ都市2. 台湾(タイワン)
沖縄・与那国島から150kmの距離にある日本から最も近い観光都市、台湾(日本読み:タイワン)。
街並みや文化は、北京や上海など中国大陸の都市とは違い、東南アジアや日本などから刺激を受けた形跡が見られ、日本人にとってもどこか懐かしみを感じる風景が多くの観光客から人気を集めています。
ほとんど時差もなく楽しめる観光都市なため、2泊3日の週末旅行として手軽に訪れやすい点も魅力的なポイントでしょう。
台湾で行くべきおすすめ観光スポット
多くの観光スポットがある中で特に人気を集めているのが『九份(ジョウフェン)』。
レトロな田舎の街並みが、ノスタルジックな雰囲気を漂わせています。思わず写真を撮りたくなってしまうでしょう。また、台湾に行ったら忘れてはいけないのが、台湾グルメ。
台湾で一番大きな夜市『士林夜市(シーリンイエシー)』では、小籠包や牡蠣オムレツなど、美味しいグルメが楽しめますよ。
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おすすめ都市3. マカオ
マカオは、香港と同じく中国の特別行政地区として、栄えている観光都市。特別行政地区とは、中国の制定する行政機関とは別に自分たちで行政を管理する部署を持つ場所のこと。本来マカオは、ポルトガル領だった過去があり、現在でもポルトガル統治時代の法律などが色濃く反映されています。
マカオの面積は、28.6平方キロメートルと都市としては非常に小さめですが、この小さな空間におよそ30の世界遺産があり、短期間でたくさんの観光スポットを見て回るコトができます。
日本からは、東京、大阪、福岡など主要の空港からは直航便が飛んでおり、東京からは5時間ほどで訪れることができますよ。
マカオで行くべきおすすめ観光スポット
そんなマカオで人気の観光地は、338mもの高さがある『マカオタワー』。
展望台からは、マカオの街並みが一望できます。マカオタワーから見る夜景は、絶景。また、世界遺産に登録されている『聖ヨゼフ修道院及び聖堂』も、人気の観光スポットとして多くの日本人が訪れています。
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おすすめ都市4. 北京(ペイチン)
『北京(日本読み:ペキン)』は、長い歴史を持つ中国の首都。
北京には、東京の他にも大阪や名古屋からも飛行機が飛んでおり、およそ4時間のフライトで現地に到着できます。マカオや台湾などと比べると、少しだけ日数に余裕を持って3泊4日くらいを目安に考えておくと良いでしょう。
北京で行くべきおすすめ観光スポット
世界的に有名な観光スポット『万里の長城』は北京と代表する観光地として、多くの日本人が訪れています。
万里の長城とは、最近話題となっている漫画『キングダム』に登場する嬴政(後の始皇帝)が、中華を統一した後に北の遊牧民族"匈奴"からの侵攻を防ぐために、蒙恬に命じて作らせたおよそ21,000kmの長さを持つ壁。自然の中にそびえ立つ、20,000kmを超える壮大な遺跡を目の前にすると、始皇帝がどれだけ中華を安泰に平和に統治したかったのかを感じられるでしょう。
北京は、高級中華料理『北京ダック』を始めとする「北京料理」が生まれた場所でもあり、グルメも楽しめます。筆者がおすすめする北京ダックのお店は、創業してから150年以上の名店『全聚徳(ゼンシュトク)』。どのお店をも凌駕するジューシーな本格北京ダックは、一度食べればヤミツキになること間違いなし。
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おすすめ都市5. 大連(ダーリェン)
港町である『大連(日本読み:ダイレン)』は、たくさんの自然に囲まれていて景色が美しいことから「北海の真珠」と呼ばれている大人気の観光都市。
中国の中でも比較的治安の良い地域になるため、旅行者でも安心して観光できます。ただ、治安が良いとされている大連でさえも、22:00〜の夜道などは、若干スリやひったくりなどに巻き込まれやすいため、深夜の時間帯は出歩かないことをおすすめします。
大連は、中国の中でも日本寄りの観光地なため、飛行時間は3時間弱。東京・大阪・名古屋・北海道などから直航便が出ているため、アクセスが悪くない点も大連の魅力と言えるでしょう。
大連で行くべきおすすめ観光スポット
そんな大連に行った方に訪れていただきたいスポットが『大連老虎灘海洋公園(ダイレンロウコタンカイヨウコウエン)』。
海沿いに広がるテーマパークで、国家観光局から5Aクラスの観光スポットに認定されているほど、美しく綺麗な観光スポットです。テーマパークの中には、珊瑚館や水族館、展望台、遊園地などがあり、お子様連れの家族でも楽しく1日中遊び尽くせますよ。
おすすめ都市6. 広州(コワンチョウ)
華南地方の中で一番大きい都市『広州(日本読み:コウシュウ)』は、貿易港として栄え、中国でも大きな繁華街がある街。地下鉄が発達しているため、「陳氏書院」や「六榕寺」など人気の観光スポットにもアクセスしやすいのが特徴。
広州は、中国の中でも湿潤な気候で1年中花が咲きやすく、『花城』とも呼ばれています。夏は、スコールなどの影響もあり、ムシムシとした気候となっており、実際の温度よりも体感する温度は高め。冬場は、比較的暖かく薄手のダウンジャケットくらいでもOK。少し心配な方は、ヒートテックなどを何枚か持っていけばほとんど問題ないでしょう。
広州へのアクセスは、大阪・東京・名古屋から直航便が飛んでいるため、そこまで悪いわけではありません。しかし、価格が高い傾向があるため、時間よりもお金を抑えたい方は、香港までLCCで飛んで、香港空港から3時間ほど新幹線などを乗り継いて向かう陸路ルートで向かうのがおすすめです。
広州で行くべきおすすめ観光スポット
そんな広州でおすすめの観光地は『広州タワー』。
600mもの高さがあり、広州のシンボルのような存在になっています。2010年にオープンした新しい場所ですが、今では定番の観光スポット。てっぺんにはフリーフォールと観覧車があり、スリル満点を味わいたい旅行客たちが度胸試しとして取り組むそう。
広州に行った方はぜひ広州の街並みとともに絶叫アトラクションも楽しんでみてください。
おすすめ都市7. 成都(チェンドゥ)
三国志の時代には蜀の都として親しまれていた『成都(日本読み:セイト)』。
現在では、四川省の省都になっており、2010年フォーブスが発表した「10年間の間に発展する都市ランキング」では、見事1位を獲得。政治や文化、そしてビジネスの世界においても著しい発展が見られる街になります。
成都は、東京・名古屋から直航便が出ているため、中国の絶品グルメと歴史を学びたい方は、ぜひ成都への旅行を検討してみてください。
成都で行くべきおすすめ観光スポット
そんな昔から成都には、今でも三国志にまつわるさまざまな場所・スポットが残されています。
例えば『成都武候祠(せいとぶこうし)』には、劉備や諸葛亮、関羽など三国志を代表する武将たちが祀られており、実際にお参りすることができます。平和な国を作り上げるために奮闘し続けた偉人たちの歴史を学べる観光スポットですので、三国志好きなら一度は行くべき場所ですよ。
四川省と聞くと誰もが思うのが、激辛の四川料理。成都には、四川省内にある美味で激辛なグルメが集まっているため、"本当の旨辛"を汗だくになりながら食べたい方は、ぜひ成都に足を運んでみて。
筆者おすすめのグルメは、『陳麻婆豆腐店』の山椒が効いた麻婆豆腐。舌に絡むピリッとした山椒が食べれば食べるほど、クセになる最高の激辛料理ですよ。
おすすめ都市8. 西安(シーアン)
かつての都・長安だった『西安(日本読み:セイアン)』は、シルクロードの始まりとして発展してきた観光都市。街のさまざまな場所に史跡があり、中国が栄えた変遷を残された文書や遺物から勉強することができます。
西安は、中国の中でも治安の良い街として知られており、夜12:00〜でも複数人で注意さえしていれば、出歩いても問題ありません。リュックなども後ろに持っていても、比較的大丈夫な街にはなっていますが、それでもスリやひったくりがない訳ではないため、カバンなどは自分の見える位置で持っておくのがベスト。
観光スポットを始めとする人が集まるところでは、観光客を狙って売り子たちが押し寄せてくるので、時間やお金を無駄にしたくない人は相手にせず手で大丈夫としながら、素通りするようにしましょう!
西安で行くべきおすすめ観光スポット
西安で最も見て欲しい観光スポットが、秦の始皇帝によて作られた、兵士や馬をかたどった移籍『兵馬俑(へいばよう)』。ユネスコの世界遺産に指定されており、今や万里の長城に続いて、中国では高い人気を誇る観光スポットとなっています。
観光客が少ないシーズンでも日中になると混み合ってゆっくり見られない可能性があるため、しっかりと見ておきたい人は午前中に行くのをおすすめします。
兵馬俑は、高さ180cmと等身大なだけではなく、顔や取っているポーズも一人一人違うため、ぜひ一人一人の顔つきなども注意深くチェックしながら、見回ってみてください。
おすすめ都市9. 蘇州(スーチョウ)
2500年を超える歴史がある『蘇州(日本読み:ソシュウ)』は、自然に囲まれていて綺麗な風景を持っている都市です。その美しさから「東洋のヴェネチア」「水の都」と呼ばれており、インスタ映えする観光地として日本人を含め世界中から人気を集めています。
蘇州は、上海や杭州に次いで治安の良い観光都市として知られており、上海や杭州に訪れたついでにコースとして訪れる観光客も非常に多いのが特徴。女子旅や一人旅のおすすめ観光地としても多くの旅雑誌にも掲載される蘇州は、中国観光において外せないスポットですよ。
日本からは、福岡、大阪、名古屋、東京から直航便が飛んでいるため、利便性も悪くありません。上海から陸路で行くなら、高速鉄道を利用すればたったの30分。同じ中国でも文化が大きく変わるため、上海→蘇州と複数都市を巡る中国旅行もとてもおすすめですよ。
蘇州で行くべきおすすめ観光スポット
そんな蘇州に行った際に訪れていただきたいおすすめの観光スポットが、『北寺塔(ベイスーター)』。建築されたのは、三国時代。呉の王によって作られた建築物で高さは、76mと東大寺にある五十塔と比べて約1.5倍の高さを誇ります。
古くからある蘇州のランドマークタワーとして、地元民からも愛されており、今でもしっかりと手入れが施されています。北寺塔は、実際に内部に入って上ることもでき、展望エリアからは蘇州の街並みを一望できますよ。
入場料が25元(約400円)ほどかかってしまいますが、蘇州に来たら、ぜひとも訪れて欲しい絶景&歴史的スポットですよ。
おすすめ都市10. 青島(チンタオ)
『青島(日本読み:チンタオ)』は、ドイツのような街並みが特徴的な観光都市。元々、青島はドイツが占領していた土地で、その頃に培われたドイツ文化などが、現代でも色濃く残った土地です。西洋風の建物が建っていて、中国にいながらもドイツの雰囲気が楽しめる不思議な空間は、青島でしか味わえない魅力だと言えるでしょう。
青島は、治安も悪くなく、夜も12:00〜を過ぎなければ、出歩いても問題ありません。ただ、スリやひったくりなどは、全く起きないという保証はないため、できるだけ素早くホテルなどへ帰ることをおすすめします。
日本から出ている青島への直航便は、2019年現在で東京・大阪・名古屋・福岡の主要空港のみ。北京などから陸路で向かおうと思うと、およそ650km(東京→青森)くらいの距離があるため、手軽に行けるものではありません。青島に向かう場合は、北京からもう一度飛ぶか、東京・大阪・名古屋・福岡から直接向かうのがベストです。
青島で行くべきおすすめ観光スポット
そんな青島でおすすめの観光地は、『青島ビール博物館』。
日本でもよく飲まれている青島ビールは、青島で作られたビールで中国では最も古い歴史を持つビールメーカーになります。そんな青島ビールの歴史をより詳しく知れるのが青島ビール博物館になります。
中では、青島ビールが完成するまでの実際の工程が見学できます。青島ビール博物館の出口付近には併設されたビアバーがあり、実際に青島ビールを絶品のおつまみと共に楽しめます。
青島の観光スポットでは、圧倒的な人気を誇る場所ですので、実際に観光を検討している方は、できるだけ早い時間に訪れることをおすすめします。
おすすめ都市11. 武漢(ウーハン)
中国・湖北省にある『武漢(日本読み:ブカン)』は、商業施設が多く建っていて、商業が盛んな都市です。現在では、近代的な雰囲気を持つ建物が増えていますが、史実を見ると深い歴史のある場所でもあります。
キングダムでお馴染み春秋戦国時代の武漢では、楚の領土内にあり、船を使った運搬などに使われていた要所。その後、三国時代になり、魏・呉・蜀を分断する地として長板の戦いや赤壁の戦いなど大合戦が繰り広げられる場所となりました。
そのため、武漢では三国時代の歴史など、中国という国が歩んできたの変遷を知ることができます。ショッピングモールなど過ごしやすい部分も持ち合わせているため、観光地としてとてもおすすめの場所ですよ。
武漢で行くべきおすすめ観光スポット
そんな武漢でおすすめしたい観光スポットは、呉の王"孫権"が建てたとされる歴史的建造物、「黄鶴楼」。今残っている黄鶴楼は、孫権の時代に作られたモノではなく、1985年に再築されたモノ。時代が変わっても見劣りなどすることのない繊細な色彩は、青い空と白い雲を掛け合わせて"天下の第一楼"とも称されています。
実際に中に入るためには、80元(1,200円)とやや高めの入場料が必要。「ちょっともったいない...。」と思うかもしれませんが、過去の歴史を学びながら王が楽しんだ景色も堪能できることを考えたら、絶対に行くべき!
最悪、入場しなくても天下の第一楼と称される綺麗な外観は無料で楽しめるため、中まで入らずとも、ぜひ訪れてみてください。
おすすめ都市12. ハルビン
黒竜江省にある大都市『ハルビン』は、ロシア風の街並みが見どころの観光都市。ハルビンは、話題となった「旧満州」に位置する街で、北京など中国文化の強い街ではなく、ロシアや日本など多国籍の文化が混じり合っているのが特徴。
最近では、少し日本政府と中国政府が揉めてしまったこともあり、反日感情が強めになっているそう。仮に日本政府と中国政府の中が良好になったとしても、ハルビンは元々、日本軍が駐屯していた地でもあるため、この反日感情は避けられないモノかもしれません。
日本からは、東京・大阪・名古屋・福岡といった主要空港のほか、新潟空港からも直航便が飛んでいます。航空券は比較的安い値段で手に入りますが、治安などの問題から複数人で行くことのがおすすめ。
ハルビンで行くべきおすすめ観光スポット
特に石畳が特徴的な通り『中央大街(チュウオウタイガイ)』に行くと、ヨーロピアンな雰囲気を感じられますよ。
また、ハルビンは、グルメスポットとしても有名。燻製されたソーセージ『哈尔滨红肠(ハルビン・ソーセージ)』は、スパイスが効いていて絶品です。豚肉を揚げて甘酸っぱい味付けをした『锅包肉(グゥオ・バオ・ロウ)』は、パリパリとした食感がやみつきに!
おすすめ都市13. 桂林(グイリン)
美しいカルスト地形が有名な『桂林(日本読み:ケイリン)』は、世界的にも人気がある観光都市です。大自然が魅力的な中国の中でも、桂林ほど壮大かつ感動する景色を楽しめる場所は限られているため、桂林に訪れた際には、ぜひ日本では絶対に見られない圧倒的な地球の力をまじまじと味わってみてください。
桂林は、観光客が多く訪れることもあり、治安は比較的安定しています。ただ、「陽朔西街」など繁華街や観光スポットには、売り子たちが全力で商品を勧めてくるため、注意しておきましょう。
日本からは、東京からの直航便のみ。その他、関空や福岡空港などからは乗り継ぎ便でしか迎えないため、香港から約4時間ほどかけて陸路で向かう人もいるそう。香港・深圳・桂林はコースとしても多くのツアーが存在するため、桂林だけではなく、香港なども楽しみたい方はツアーで行くのがおすすめです。
桂林で行くべきおすすめ観光スポット
そんな桂林でおすすめの観光スポットは『漓江(リコウ)』。
世界的に見ても大きなカルスト地で、およそ426kmほど続いています。鮮やかな緑の山々の間を流れている、青々とした水は美しく、その水面に山の景色が映し出されており、まさに絶景です。
漓江下りは、遊覧船で4時間と長い時間拘束されてしまうものの、桂林に来たならばハイキングなどで川沿いを歩くよりも、プロの案内を元に楽しむのがおすすめです。価格は一人300元(5,000円)と少し高めですが、半日を漓江に費やすのであれ全然高くない金額だと言えるでしょう。
※カルスト地形:岩石でできた大地が、雨水や土壌水などで侵食されることによって生まれる地形
おすすめ都市14. 天津(テンチン)
国家中心都市の1つである『天津(日本読み:テンシン)』は、自然を残しつつも栄えた中国でも指折りの商業都市。過去には、たくさんの国々から侵攻されたこともあり、現在に残っている歴史的建築物や新しく作られた建物には、中国文化ではない異国の雰囲気が見え隠れしています。
特別治安が悪い地域ではないため、特に心配する必要はありません。ただ、他の地域と同じく夜間の出歩き、人気の少ない路地裏などは注意しておいて損はないでしょう。
日本からも、東京・大阪・名古屋など主要の空港から直航便が出ているため、比較的行きやすい観光地になります。寺院など古き良き中国文化とショッピングモールを始めとする近代文化の融合を味わいたいなら、天津は外せない観光都市ですよ。
天津で行くべきおすすめ観光スポット
特にイチオシなのが天津を代表する大観覧車、『天津之眼摩天轮』。夜のライトアップでは、天津中を明るく照らすネオンは、インスタ映えすると若い観光客を中心に大人気。外観だけでも十分圧倒されますが、実際に乗ってみると眠らない街"天津"の光り輝く街中のネオンが綺麗すぎて、本当に言葉を失うほど。
カップルや女子旅など女性が旅行メンバーにいるなら、ぜひ中国を代表するネオン群を眺望してみてください。
また、天津は美味しいグルメがある都市としても大人気。日本でも有名な『天津甘栗』『天津飯』は、天津発のグルメで、食べなきゃ損。大観覧車や寺院など観光スポットを見て回るのも良いですが、お昼や夜には心ゆくまで天津料理を楽しみましょう!
おすすめ都市15. 杭州(ハンジョウ)
『杭州(日本読み:コウシュウ)』は、国家歴史文化名城に指定されていて、中国八大古都の1つ。川や木々などの景観を壊さずに建てられた建築物が多く、写真映えするのはもちろん、ずっと見ていられるほど落ち着く空間が作り上げられています。
杭州は、上海や蘇州と並んで、中国の中では治安の良い地域とされていて、日本人観光客にも優しく接してくれます。ただ、夜は人気が極端に減る場所が多いため、観光で訪れた時は、人のいないところに行かないことは守るようにしましょう。
杭州は、東京・大阪・北海道などから直行便がありますが、杭州は上海から鉄道で2時間以内で行ける距離にあるため、筆者のおすすめは上海を堪能してから、ゆったりとできる杭州へと向かうプランがおすすめです。
杭州で行くべきおすすめ観光スポット
そんな杭州で人気の観光スポットは、世界遺産にも認定されている『西湖(サイコ)』。
中国十大風景名所にも選ばれている場所で、日本にはない壮大で圧倒的なスケールが魅力的なポイント。西湖は、見る位置・時間帯によって見せてくれる景色が変わるため、昼間の時間帯から夕方にかけてゆっくりと見る位置を変化させながら楽しむのがおすすめです。
赤い夕日に染まる夕暮れ時は、写真を撮るのも忘れてしまうほど、見とれてしまう絶景。中国の詩人たちが、こぞって愛した西湖で、時間を忘れてのんびり過ごしてみるのも悪くないですよ。
おすすめ都市16. 重慶(チョンチン)
2017年の人口が3,022万人の『重慶(日本読み:ジュウケイ)』は、中国No.1の人口都市であるだけではなく、世界で一番大きな都市として世界中から注目されています。
中国の商業都市は、そのほとんどが中国の南に位置していますが、その中でも重慶、上海、深圳、成都の4都市は、中国ビジネスを動かす大切な要所として、毎日多くのお金が会社間を飛び回っています。
重慶は、非常に治安もよく日中であれば、どこに出かけても問題はありません。しかし、治安の良い重慶でさえも、スリやひったくりがゼロではないため、旅行で訪れた時は注意するようにしましょう。
現在、重慶への直行便は成田空港からしか飛んでいないため、福岡や大阪、名古屋の方も乗り継ぎで行くしかありません。成都から陸路で移動するルートもありますが、約4時間かかることと安全面を考えると、飛行機で乗り継いて行くのが無難と言えるでしょう。
重慶で行くべきおすすめ観光スポット
世界遺産にも登録されている『大足石刻(ダイソクセッコク)』は歴史的な彫刻や像が置かれている史跡で、重慶に訪れた観光客のほとんどが訪れるほど人気が高い観光スポットです。
大足石刻で見られる像のほとんどは、宋の時代(日本だと平安時代)の頃に作られており、最も大きい「釈迦涅槃像」は高さ31mとまさに圧倒される大きさ。ガイドなどが分からないと「各像がどんな意味を持って作られたのか。」などを知らずに見て回ることになってしまうため、訪れる前に予習しておくと、より世界観を楽しみながら見学できますよ。
大足石刻までは、重慶の中心地からは、バスで2時間ほど。ローカルのバス停で乗れば、安い価格で目的地の宝頂山まで行けるため、重慶についたら先に確認しておくことをおすすめします。
おすすめ都市17. 南京(ナンキン)
『南京(日本読み:ナンキン)』は、洛陽、北京、西安と並んで中国4大古都として知られており、今もなお歴史のある建築物が街の至るところに見受けられる非常に貴重な観光都市です。
位置としては、上海よりも内陸部に入って位置にあり、高速鉄道を使えば最短2時間ほどで移動できる場所ですので、上海と南京の両方を目的に旅行プランを組む人も非常に多いですよ。
現在では、治安もだいぶ安定しており、人気の少ないところや夜遅くでなければ安心して出歩くことができます。タクシーやバス乗り場などは、置き引きやスリが多い傾向があるため、旅行者は特に注意しておきましょう。
日本からは、大阪や東京、福岡から直行便が飛んでいるため、アクセスも悪くありません。世界遺産も非常に多い観光都市ですので、上海に行かれる方はぜひプランに組み込むのをおすすめします。
南京で行くべきおすすめ観光スポット
そんな南京でイチオシの観光スポットは、中国随一の人気名所『中華門』。
南京は、街を守るように周囲を城壁で囲んだ要塞のような形をしており、中華門はその要塞の南に位置していた巨大な城門になります。1つ1つの石を積み重ねて作られた中華門からは、当時の人たちがどれだけ長い時間と労力を費やしたかが全く想像できないほど、正確にそして美しく仕上げられます。
中華門は実際に門の上に登れるため、街全体を見渡すほどではありませんが、気持ちの良い風を感じながら南京の街並みを楽しむことができます。
入場料が50元(およそ800円)とやや高めの価格設定にはなっているものの、南京に来たらぜひ中国が作り上げた歴史と共に当時のことを想像しながら景色を楽しんでみてください。
おすすめ都市18. 昆明(クンミン)
『昆明(日本読み:コンメイ)』は、2,000年もの長い歴史を持っている都市で、少数民族が集まって形成されているという日本にはない中国独自の背景があります。
標高2,000mと富士山5合目くらいの高さにありながらも、中国の中でも気候が安定しており、一年を通していつでも観光へと訪れやすい都市です。上海や香港などと違い、駅から離れると現代でも昔ながらの建物が残り続けている都市ですので、その場にいるだけで当時の雰囲気などを味わえますよ。
昆明は、まだまだ発展途中の都市になるため、治安は若干不安な点が多いのが本音。駅の周辺や繁華街から少し離れた場所になると、スリやひったくりに会う可能性が高くなるので、注意しておきましょう。
日本からの直行便は東京のみと、アクセスとしてはやや不便。陸路での移動も難しい位置にあることを考えたら、乗り継ぎ便または東京からの直行便で向かうのが良いでしょう。
昆明で行くべきおすすめ観光スポット
そんな昆明に訪れたら必ず足を運んで欲しいスポットが昆明の中心から東側に位置する人気の観光地、『石林(シーリン)』。
世界でも有数のカルスト地形が連なって出来た場所で、「天下第一の奇観」とも称されるのもうなづけるほど不思議な空間が広がっています。長い年月をかけて、削られた岩山は、どれも形が違い、見る角度、岩同士の重なりなどによって受け取る印象も大きく変化します。
日本語ガイドのツアーも用意されており、一人1000元(およそ1,5000円)で参加可能。他の観光スポットと比べても金額は高めですが、お金に余裕がある方、日本では得られないインスピレーションを感じたい方は、ぜひ昆明に来たら見にいくことを検討してみてください。
おすすめ都市19. 深圳(シェンチェン)
『深圳(日本読み:シンセン)』は、経済特区に指定されており、中国の中でもとても栄えている地域で、その商業レベルは上海や北京に次ぐレベル。
地下鉄なども普及しているため、移動などにも困ることなく観光できる点を考えると観光客からするととても便利な都市になります。深圳の中心部には大型のショッピングモールなどもあるため、お土産などの買い物にも不便を感じることはないでしょう。
中国でも指折りの商業都市ということもあり、警察官の人数はとても多いため、大型の事件はあまり起きません。ただ、まだまだスリやひったくりなどの軽犯罪は起きているため、観光で訪れた際は、リュックよりもボディバックを採用するなど、ちょっとした防犯対策は行っておきましょう。
深圳への行き方は、日本からの直行便(東京・大阪)の他にも上海で乗り継ぐ手段が一般的。「深圳へ行ってみたい!」という人は、上海で上海グルメなどを楽しんだ後に訪れるのもおすすめです。
深圳で行くべきおすすめ観光スポット
深圳でおすすめしたい観光スポットは、『中国民俗文化村』。
「中国文化」をコンセプトに作られたテーマパークで、全てを歩いて見るには1日必要なほど広大な土地に作られています。中国民俗文化村で必ずチェックして欲しいのは、中国の民族によるショー。ショーだけを見にいくのは難易度が高い人でも手軽に中国文化に触れられる点を考えると、入場料の200元(およそ3,200円)も安く感じるはず。
ショーの他にも、中国全土を1/15サイズのミニチュアサイズにした「錦繍中華」は、ぜひ行ってみて欲しいスポット。この場所だけに行くだけで、今回の観光で行けなかった大人気の観光名所がどんな見た目なのかを雰囲気として楽しめますよ。本格的に再現されているので、中国全ての観光名所を回りきれないという方はぜひ訪れてみてくださいね。
おすすめ都市20. 無錫(ウーシー)
『無錫(日本読み:ムシャク)』は、上海から128kmほど離れた場所にあり、日本の企業が多く進出していることで有名な地域です。
現在では、運河や湖が都市の面積の16.5%を占めていることから、「水の都」とも呼ばれていますが、過去を遡ると三国時代の呉を発展させた街としての歴史を持ちます。無錫は、三国時代よりも昔は錫(スズ)の鉱山があり、鉄鋼業が栄えており、呉の時代では錫をはじめとする鉄を使った加工業が大きく街の発展を導いていきました。その他にも農業などが栄えた過去があり、呉を支える大切な街として王都からも重宝されていたそう。
そんな無錫の治安は非常に良く、女性一人が夜道を歩いても大丈夫なほど。ただ、12:00〜を過ぎた時間帯や路地裏などは、ひったくりやスリのリスクが高まる傾向があるため、一人旅で訪れた方は、12:00までに宿舎へ戻るよう意識しましょう。
無錫で行くべきおすすめ観光スポット
無錫で絶対に訪れて欲しいおすすめの観光スポットは、国家重点風景名勝区にも指定されている大きな湖『太湖(タイコ)』。
その大きさは、日本一大きな湖「琵琶湖」の3倍ほどあり、どこまでも続く湖を見た時は、誰もが海を見ているのかと錯覚するほど。太湖は、無錫の他にも対岸の「湖州」などからも見ることができますが、「大磯」「西鴨」「小磯」といった3つの島が浮かんだ絶景を眺められることなどから無錫の景色が最も美しいと言われています。
太湖の絶景を見にいくなら、太湖に最も近い「黿頭渚公園」がおすすめ。夕方近い時間に行けば、夕日に染まる太湖を望みながら、ゆっくり落ち着いて絶景を楽しめます。時間に余裕のある方は、遊覧船が出ているので、湖の上からも景色を堪能してみてのも陸から見る景色では味わない風景を堪能できますよ!
おすすめ都市21. ウルムチ
『ウルムチ』は、中国西部の中で一番大きな都市。海から離れた都市としては、世界で見ても非常に発展しており、近年は構想ビルなども立ち始めています。
ウルムチの周辺には、天山山脈の山々が連なっていて、北京や上海などの大都会とはまた違う豊富な自然との共存を目指して発展を続けています。中国文化だけではなく、イスラム文化などが混じり合った建物が多いため、最初に足を踏み入れてた時は、大きな異国感を感じると思います。
ウルムチは、まだまだ整備が整っていない箇所もあり、治安も都心部と比べると悪め。一人で出歩くのは昼間だけにして、その他は複数人で行動するのがおすすめです。
ウルムチで行くべきおすすめ観光スポット
新疆ウイグル自治区ウルムチに行ったら訪れていただきたい観光スポットが、『天池(ティエンチ)』。天池は、山を登った標高2,000mの場所にあり、雪解け水が溜まってできた湖で、冬場は分厚い氷で覆われます。
元々、ウルムチは山の麓であり、標高も900mとやや高めの高さにある街なため、1年を通して寒暖差が大きく、冬場は山からの風で気温以上に寒さを感じます。そんなウルムチよりも高い位置にある天池は、冬場は極寒。観光と訪れる予定の方は、必ず防寒対策を忘れないようにしてください。
天池には、ウルムチからツアーが予約でき、料金は時期にも寄りますが、だいたい200〜250元ほど。上海や南京など都心部の観光スポットに比べて安い価格で絶景を楽しめるので、ウルムチに来たら必ず行ってみてください!
おすすめ都市22. 瀋陽(シェンヤン)
『瀋陽(日本読み:シンヨウ)』は、変革などにより上海や香港などよりも発展が遅れた街。そのため、あまり有名な観光地として知られていませんが、実は美しい自然がある都市で、中国の昔ながらの建物も多く見受けられます。
瀋陽の治安は、北京からも近いこともあり、比較的安定しています。デパートや駅周辺などで置き引きやひったくりにさえ注意していれば、旅行中何のトラブルもなく過ごせるでしょう。
日本からは、名古屋や東京から直行便があるため、アクセスも悪くはありません。筆者のおすすめは、楽な直行便ですが、上海乗り継ぎで向かう人も多く、お金や時間などを天秤にかけながら自分にぴったりの行き方を選ぶと良いでしょう。
瀋陽で行くべきおすすめ観光スポット
そんな瀋陽でおすすめしたい観光スポットは、『瀋陽故宮博物院』です。
2004年に世界文化遺産に登録された博物館、瀋陽に観光を来た旅行客で行かない人はいないと言えるほど有名な観光スポット。瀋陽故宮博物院は、もともと後金時代の皇帝が住んでいた皇居で、色鮮やかな建物が中国の長い歴史を感じさせてくれるため、旅の思い出として残ってくれるでしょう。
規模はあまり大きくありませんが、だからこそ見て回るのにはちょうど良い大きさです。国宝級の展示物が飾られているので、じっくりと見てまわってくださいね。
おすすめ都市23. 珠海(チューハイ)
『珠海(日本読み:シュカイ)』は、マカオの隣にあり、経済特区にも指定されている現在、急成長を遂げている観光都市になります。珠海の人々はとても温厚で暖かいオーラを持っており、実際に話しかけてもフレンドリーに接してくれるのが特徴です。
治安も悪くはなく、一人で出歩く分には問題ありません。ただ、スリやひったくりはまだまだ多く、バスに並んでいる時やタクシーを待っている時などは、財布を手に持たず、必要になりそうなお金だけを持っておくようにしましょう。
珠海に行く場合は、マカオからアクセスするのが基本。マカオでカジノやショッピングを楽しんだ後に、ぜひ珠海にも足を運んでみてください。
珠海で行くべきおすすめ観光スポット
そんな珠海に来たら訪れていただきたいおすすめの観光名所が『長隆海洋王国』。
2014年にオープンしたばかりのテーマパークで、ギネスにも認定されている世界最大の水槽が見られる水族館や園を半周するジェットコースターなど1日中遊び尽くせる観光スポットです。
中でもメインの巨大な水槽は、思わず息を飲んでしまうほど、壮大なスケール。ジンベイザメなど、たくさんの魚たちが優雅に泳いでいる姿を間近で見ると、まるで自分が海の中にいるかのような感覚になるほど。珠海に来たら、世界最大を誇る大水槽をぜひチェックしてみてください。
おすすめ都市24. カシュガル
『カシュガル』は、中国の民族であるウイグル族をはじめとして、多くの少数民族が暮らしている新疆ウイグル自治区の都市。中国文化だけではなく、イスラム文化が混じり合う街で、イスラム教の寺院である「モスク」もちらほら見受けられます。
現在でも西チベットなどの交通を支える要所としての役割を持っているため、幅広い人種の人々が街を往来しています。
カシュガルは、北京や上海などから遠いこともあり、まだまだ治安は不安定。民族の多さが引き金となり、争いなどを頻繁に目にするカシュガルは、観光だけで行くには少しだけリスクなのが本音。少なくとも、昔ながらの中国を知れる場所ではあるため、上海などと対比で見てみたい方は、カシュガルなどに訪れてみるのも良いと思います!
カシュガルで行くべきおすすめ観光スポット
そんなカシュガルに来たら、ぜひ食べていただきたいグルメが、ウイグル族の料理『ラグメン』。
手打ち麺の上に、野菜と羊肉を炒めたものをかけた料理で、トマトベースの柔らかい味が特徴。新疆付近のグルメは比較的クセが強めなため、人によっては合わないかもしれませんが、ラグメンはその中でも食べやすい料理です。
カシュガルのさまざまなスポットで販売しているので、見つけたらぜひ堪能してみてください!
おすすめ都市25. 泉州(チュアンチョウ)
『泉州(日本読み:センシュウ)』は、福建省の中心都市として発展した港町。宋・元の時代から貿易港として栄えており、様々な物品を流していたことから「海のシルクロード」とも呼ばれていました。
泉州は、福建省の中でもお金持ちの人々が住む街なため、治安も比較的安定しています。ただ、都心部から離れて山間部近くになると若干スリやひったくりなどが起こりやすいのが特徴。大自然などに気を取られすぎず、お財布などには注意しておきましょう。
泉州で行くべきおすすめ観光スポット
そんな泉州で訪れていただきたい観光スポットは、『开元寺』。泉州の中で最も多くの観光客が訪れる名所で、世界遺産登録にも近い場所として知られています。
开元寺の東西2つの石塔は、13世紀に作られた建築物で今もなお美しく堂々とそびえ立っています。実際に近くへよってみると、職人たちによって極められた繊細なデザインを見ることができるため、他の世界遺産のお寺よりも記憶には残りやすい場所だと思います!
とても広いお寺になるため、ゆっくり見ておきたい方は、1時間半〜2時間ほど時間に余裕を持っておくのがベストですよ。
おすすめ都市26. 長春(チャンチュン)
『長春(日本読み:チョウシュン)』は、吉林省にある工業都市です。芸術や文教の街として親しまれていますが、観光地としてはまだまだ低い知名度が現状。そのため、上海や北京などに比べて観光客が少ない、穴場の観光名所ですよ。
長春で行くべきおすすめ観光スポット
そんな長春に行ったら訪れていただきたい観光スポットが『净月潭』。美しい自然が広がる景勝地で、長春観光には欠かせない場所です。のどかな自然の中には湖も。「自然の中をのんびりと散歩して癒やされたい」という方にぴったりでしょう。
おすすめ都市27. 寧波(ニンポー)
『寧波(日本読み:ネイハ)』は、年間の貨物取扱量が世界で一番多い港町です。歴史ある観光スポットが多く、国家歴史文化名城にも指定されています。こちらも人が少ないので、穴場の観光都市ですよ。人混みが苦手な観光客にイチオシの場所です。
寧波で行くべきおすすめ観光スポット
そんな寧波でおすすめしたい観光スポットは『老外灘(ラオワイタン)』です。昔のヨーロッパを思わせる、情緒溢れる建物が並んでいます。歴史が感じられるスポットですが、おしゃれなカフェやレストランもたくさん。お腹が空いたら寧波のグルメを楽しんでくださいね!
おすすめ都市28. 長沙(チャンシャー)
『長沙(日本読み:チョウサ)』は、湖南省にある都市で、国家歴史文化名城に指定されています。製造業が発展しているのが特徴です。古くから存在する歴史あるスポットが多いので、古い街並みが好きな方にはたまらない観光名所でしょう。
長沙で行くべきおすすめ観光スポット
そんな長沙でおすすめしたい観光スポットは『洞庭湖(ドウテイコ)』です。面積は2万平方キロメートルで、とても大きな湖。四国よりも大きく、広大な自然が広がっています。ほとりをゆったりと散歩するのがおすすめの楽しみ方ですよ。
おすすめ都市29. フフホト
『フフホト』は、中国の地級市。南モンゴルの古都であるフフホトと、近くにある4つの県などから構成されています。「中国とモンゴルの雰囲気が同時に楽しめる」と、一部の観光客に人気を集めている都市です。
フフホトで行くべきおすすめ観光スポット
そんなフフホトに行ったら、ぜひ「草原ツアー」に参加しましょう。モンゴルの遊牧民の暮らしが体験できますよ。遊牧民の移動式住居『パオ』にも宿泊できるんです。普段はなかなかできない体験なので、一生に一度の思い出としていかがでしょうか。
おすすめ都市30. 合肥(ホーフェイ)
『合肥(日本読み:ゴウヒ)』は、上海から450kmほど離れた場所にある都市です。古代遺跡や史跡といった歴史深いスポットが多くあり、人気がある観光地ですよ。
合肥で行くべきおすすめ観光スポット
そんな合肥でおすすめしたい観光スポットは『三国遺址公園』。呉と魏がたびたび戦っていた場所で、三国志好きにはたまりませんね。公園の中には三国時代に関する博物館もあるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。合肥駅からは、車に乗って40分ほどの場所にあります。タクシーで移動するのがおすすめですよ。
中国観光は1つの都市じゃなく、複数の都市を!
広大な土地を持つ中国には、たくさんの都市があります。一つひとつの都市にそれぞれ特徴があり、その数だけ観光名所も多いです。
中国に初めて行くなら、定番どころの『上海』『北京』『マカオ』『台湾』が良いでしょう。また、美しい自然を楽しみたいなら、『桂林』『大連』がおすすめ。もし中国の歴史を感じたい方なら『昆明』『泉州』へ行ってみて。自分好みの中国旅行をぜひ楽しんでくださいね。
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