「原点はいつも、人のために。」EXILEという一流の集団を創った10のルール
日本屈指のエンタテインメント集団は“一冊の本”で結束している。
今やテレビで見ない日はなくなったEXILE TRIBE。年始から年末まで日本を盛り上げる、まさに日本一のアーティストになりました。
EXILEが生まれ、EXILE TRIBEとして三代目J Soul BrothersやE-girlsを有する最強のエンタテインメント集団となり得たワケとは?答えは、彼らの結束を生み出す“たった一冊の本”にありました。
HIROが記した、アーティストの「10のルール」
EXILEの発展の陰にある、HIROが綴ったEXILEのバイブル『LDH our promise』。その中にはアーティストのルール(行動規範)が記されています。このルールこそ、一流たる証であるグループ全体の統一感と、度肝を抜く情熱を生み出した根幹です。読むだけで貴方の魂が震える「10のルール」に迫ります。
【RULE 1】エンタテインメントの世界は、得るものあれば、失うものもある。
華やかなエンタテインメントの、リアルな厳しさを謳った一文です。「エンタテインメントという夢のようなファンタジーを支えるためには、現実を理解しないといけない。」そんなHIROの想いがこめられています。
【RULE 2】アーティストは、特別じゃない。一人の人間として、社会性が大切。
時に芸能人として、スターとして、一般人とはかけ離れた世界の存在になるアーティスト。だからこそ、忘れちゃいけない部分を説いています。
【RULE 3】「自由」をはき違えると、自分自身が損をする。
アーティストに限らず、響く言葉です。利己と利他のバランスを重要視しながら、進む重要性が伝わりますね。チームワークの原点が、この一文にこめられています。
【RULE 4】いまの自分を理解した人に、道は開かれる。
有名な孫子の言葉に「彼を知り己を知れば百戦殆からず」とあります。まずは知ることから、ということです。強くても弱くても、順調でも順調じゃなくても、自分を理解することからはじめてみましょう。そうすれば、夢が見えてきます。
【RULE 5】嘘は、信頼をなくす。守ってくれる人もなくす。
自分を守りたいとき、何かやらかしたとき、怒られるのが怖いとき、人は嘘をついてしまうもの。しかし自分本位な嘘は、得るものよりも失うものの方が大きい。一時の気の迷いによる嘘ではなく、人を大切にしたいですね。
【RULE 6】何かあったら「報告」「相談」する。それは、「チクリ」ではない。
どの世界でも大切と言われているホウレンソウ。“「チクリ」ではない”という部分にHIROの配慮が垣間見えます。巨大グループをまとめる根幹がコミュニケーションであると伺えます。
【RULE 7】本気で伝えたい想いなら、本気で伝え方を覚えること。
深い言葉ですね。「想い」を持つことと同じくらい「伝え方」が大切であると分かる一文です。EXILE TRIBEの熱い想いがパフォーマンスを通して、伝わってくる所以がここにあります。
【RULE 8】努力している人間は、言葉を超えて伝わる。
いくら口で「努力します」「精進します」「頑張ります」と言っても、口だけになる人が多いこの世の中。本当の“努力”は、言わずとも伝わります。アーティストの生半可じゃない努力を支えるひと言です。
【RULE 9】あやまちを犯したときほど、人は本質を問われる。
あやまちを犯すな、と言うことではありません。あやまちを犯した時にこそ試されている、ということ。EXILE TRIBEが進化する理由は、あやまちを真摯に受け止めて、常に学んでいるからだと分かります。彼らが今後も進化し続ける証明となる一文でもありますね。
【RULE 10】ゴールが見えない世界で、原点はいつも、人のために。
「自分は成功するのかな…」「このパフォーマンスで正しいのかな…」人の悩みは尽きないものです。一般人もアーティストたちスターも同じように、答えのない問いと戦い、ゴールのない世界でもがき苦しみます。その中で、常に大切になるのは“人のため”。EXILE TRIBEのファンが離れないのは、HIROの想いがLDHに浸透している何よりの証拠です。
Love・Dream・Happinessの人生を。
どのルールも、全人類にとって大切なエッセンスがこめられていましたね。EXILEがEXILEである理由が垣間見えた気がします。貴方の信念の一つに加えてみてはいかがでしょうか。きっと彼らのようにLove・Dream・Happinessに囲まれた、アツい人生が待っているはず。