【花言葉】ありがとうの気持ちを伝える“21本の花”。感謝を示す美しい花とは?
【花言葉】“ありがとう”や“感謝”を伝える花の種類21選
祝い事やお別れの場で「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたい時のプレゼントに人気なのが花束などの、フラワーギフト。
花の種類や色によって様々な花言葉がありますが、せっかくなら「感謝」「幸福」といったハッピーな意味合いのものを選んで、相手に気持ちをしっかり伝えたいものですね。
ここからは、感謝の花言葉を持つ花の種類一覧をご紹介していきます。
それぞれの花言葉や適したシーンなどを詳しくまとめて一覧にしているので、ぜひ参考にしてくださいね。
- バラ(ピンク)
- カスミソウ
- カーネーション
- スノードロップ
- ガーベラ(ピンク)
- ポピー(赤)
- カモミール(カミツレ)
- ユキヤナギ
- トルコキキョウ
- カンパニュラ
- レースフラワー
- ダリア(白)
- ルピナス
- シオン
- 水引きの花
- フリージア
- ラナンキュラス
- スイートピー
- エラチオールベゴニア
- ヒナゲシ
- デルフィニウム
感謝の象徴1. バラ(ピンク)
- 花言葉:感謝、しとやか、幸福
ピンクカラーのバラは、可愛い雰囲気と上品な印象を併せ持った花です。
バラ全体では「愛・美」などの花言葉がある他女性人気の高い花色のため、妻や彼女の誕生日祝い、いい夫婦の日などに愛や感謝を込めてよく贈られます。
また、ピンクバラは5月の誕生花なので5月の人への誕生日祝いで日ごろの「ありがとう」の気持ちを伝えるのもいいでしょう。
感謝の象徴2. カスミソウ
- 花言葉:感謝、無垢の愛、幸福
ふわっとした、小さくて可愛い花を咲かせるカスミソウ。他の花を引き立てる、花束の脇役として欠かせない存在です。
主に5月~8月頃に流通します。女性へ感謝を伝えたい時は、同じ意味を持ち女性に好まれやすいピンクのバラと組み合わせた花束が喜ばれるでしょう。
また、カスミソウは、告別式やお葬式などのお別れのシーンで利用することもおすすめ。「出会えて良かった、さようなら、ありがとう」といった気持ちを故人に表せますよ。
感謝の象徴3. カーネーション
- 花言葉:無垢で深い愛、感謝(ピンク)
カーネーションは、母の日にパートナーや親へ贈る花として大定番の花です。特にピンクの花色は感謝の花言葉を持っているためありがとうの気持ちを伝えやすいでしょう。
通年出回っており、母の日に親へ贈るのはもちろんのこと、恋人の誕生日や結婚記念日にもぴったり。
また、上司の送別会といったお別れシーンで「出会えて良かったです、さようなら」とありがとうの気持ちを伝えるのも素敵。
特にバラやガーベラと合わせた花束は、どんなシーンでも利用できて便利でしょう。
感謝の象徴4. スノードロップ
- 花言葉:ありがとう、希望
スノードロップは冬の終わりから春に白い花をつけるため、春の訪れを知らせる花として知られています。
出回る時期は2~3月ごろ。バラなどのメジャーな花に比べると認知度は低いものの、ガーデニング好きの方には人気があるので、そんな人へ感謝を伝える時に選んでもいいでしょう。
また、親・友達の誕生日やホワイトデーでありがとうと伝えたり、上司が退職する際などのお別れシーンで「出会えて良かった」という気持ちを示すこともできます。
感謝の象徴5. ガーベラ(ピンク)
- 花言葉:感謝、思いやり
ピンクのガーベラは、太い茎に大きな花がパッと咲くので1輪だけでもしっかりと存在感があります。
通年手に入る人気の花で、友達や恋人の誕生日プレゼントに1本だけラッピングしたものを添えれば、「いつもありがとう、出会えて良かった」という気持ちをさりげなく表せるでしょう。
また女性に人気の色なので、母の日やホワイトデーでありがとうと伝えたい時にも適しています。
感謝の象徴6. ポピー(赤)
- 花言葉:感謝、喜び
ポピーは鮮やかな花を咲かせる植物で、赤い花色はありがとうと伝えたい時にふさわしい花言葉があります。
1~3月がメインの流通時期です。ポピー全体には「恋の予感、思いやり」など幸せなカップルをイメージさせる花言葉があるため、「出会えて良かった、ありがとう」と恋人に赤いポピーを贈るのもおすすめ。
また、カジュアルに利用できる花なので特別な記念日以外にもちょっとした贈り物にして、日ごろの感謝の気持ちを伝えられます。
感謝の象徴7. カモミール(カミツレ)
- 花言葉:苦難の中の力、逆境に耐える
ハーブティーとしても利用されるカモミールは、丈夫な植物で花言葉もその性質に由来しています。
自分が困難な状況にあった時に手助けしてくれた人がいたなら、その人へありがとうを伝えるのにぴったりの花でしょう。
お世話になった上司と退職などで別れることになった時に、さようならのタイミングで「出会えて良かったです、お世話になりました」と渡してみてはいかがでしょうか。
また、入院時の快気祝い・受験の合格祝いへのお返しギフトとしても人気があります。通年手に入るため、利用しやすいですよ。
感謝の象徴8. ユキヤナギ
- 花言葉:親孝行、静かな想い
ユキヤナギは比較的背丈のある植物で、可憐な白い花が魅力です。
最盛期は1月~3月で、数は少ないものの通年手に入りますよ。母の日や父の日の他、親の誕生日や還暦祝い、退職祝いなど、親への贈り物として幅広いシーンで利用可能。
また目上の人へありがとうを伝えるためのギフトとしても適しており、ユキヤナギをたっぷり使った花束を贈れば喜ばれるでしょう。
感謝の象徴9. トルコキキョウ
- 花言葉:希望、感謝
トルコキキョウは、エレガントでありつつボリューミーで華やかさも持ち合わせた花です。白やピンク、紫の花色があり、相手のイメージに合わせて選びやすいでしょう。
優美な印象なので、上司などの目上の人や年上の人への贈り物に最適。
母の日・父の日にありがとうを伝えたり、恩師とのお別れシーンで感謝とさようならの気持ちを表すのにぴったりです。
男性へ送る場合は、紫の花色など落ち着いた色合いでまとめるといいでしょう。
感謝の象徴10. カンパニュラ
- 花言葉:感謝、友情、思いを告げる
ベルのような形の花が可愛いカンパニュラは、白や青、紫の花など涼しげな印象をあたえるカラーバリエーションがそろっています。
友情という花言葉もあるため、友達の誕生日や祝い事シーンで青や紫の花を渡して、「いつもありがとう、幸福を祈ります」と伝えてみましょう。
5~6月ごろに出回るので、ちょうど初夏の爽やかなイメージに合う青や紫の花色は、喜ばれる贈り物となりますよ。
感謝の象徴11. レースフラワー
- 花言葉:感謝、可憐な心、細やかな愛情
その名前の通り、レースに似た繊細な花がかわいいレースフラワーは、女性から人気の高い花です。
1月~5月が主な流通時期で、店舗によっては通年扱っていることもあります。
ウェディングブーケにも多用されており、結婚した友達にこれまでの感謝や幸福な未来への願いを込めてプレゼントすれば喜ばれるはず。
他にも、退任・退職祝いといったお別れシーンで感謝とさようならを表現するためにもおすすめですよ。
感謝の象徴12. ダリア(白)
- 花言葉:感謝、豊かな愛情
優美で存在感のあるダリアの花。白いダリアの「感謝」の他、ダリア全体では「優美、気品」などの花言葉が付けられています。
毎年5月~7月と9月~11月が流通時期です。ダリアの花はエレガントなイメージなので、30代後半以降の大人の女性への贈り物にふさわしいでしょう。
「豊かな愛情」という花言葉も活かして恋人や家族のお祝い事に、白いダリアを使った大きなアレンジメントや花束を贈っても、感謝の気持ちを感じてもらえますよ。
感謝の象徴13. ルピナス
- 花言葉:感謝、いつも幸せ、あなたは私の安らぎ
ルピナスは藤の花をさかさまにしたような花姿が特徴で、白やピンク、紫の花色があります。
4月~6月に手に入りやすく、素敵な花言葉がそろっているため感謝を示すギフトにぴったりでしょう。
結婚記念日や恋人の誕生日に、相手に合わせた白や紫の花色を選んで「あなたのおかげでいつも幸せです、ありがとう」と伝えれば、きっと喜ばれますよ。
感謝の象徴14. シオン
- 花言葉:追憶、君を忘れない、遠方にある人を思う
シオンは細長い赤や紫の花びらが特徴の花。今昔物語集で親の墓参りをする兄弟がシオンを添えたというエピソードから、この花言葉が付けられました。
花が咲く9月~10月の、秋の時期に出回ります。
お世話になった人のお葬式など、想いを忘れたくない相手とのお別れのシーンで感謝とさようならの思いを込めて贈るといいでしょう。
感謝の象徴15. 水引きの花
- 花言葉:感謝の気持ち、お祝い
紅白2色の花が、ご祝儀袋などにかける水引に似ていることから名づけられた花です。水引にちなんで、おめでたい花言葉が付けられています。
8月~10月が開花時期。縁起が良いため、家族のお祝い事がある時に贈れば、感謝やお祝いの幸福な雰囲気を家庭内に演出してくれます。
また、和風庭園に植えられていることも多いので、和のインテリアを好む人にも喜んでもらえるでしょう。
感謝の象徴16. フリージア
- 花言葉:感謝、希望、期待
フリージアは定番の黄色や白の他、近年ではピンクや薄紫の花も登場しています。
フリージアが出回るのは冬~春の時期です。鮮やかな色合いといい香りが魅力なので、冬のギフトに選べば塞ぎがちな季節に明るさをもたらしてくれて相手も喜んでくれるはず。
また旬の時期が卒業シーズンでもあるので、恩師や先輩にフリージアのフラワーギフトを渡して感謝を伝えるのもいいでしょう。
感謝の象徴17. ラナンキュラス
- 花言葉:華やかな魅力、純潔、優しい心遣い(黄色)
ラナンキュラスは、ふんわりと重なり合った花びらが優しい印象を与える花です。
12月~3月に出回っており、春の柔らかなイメージと花姿がぴったり合います。
特にイエローの花色はお世話になった人やいつも何かと気遣ってくれる人へ、ありがとうを伝えたい時に最適ですよ。
主に女性から人気のある花なので、女性の上司などへのギフトにすれば喜ばれます。
感謝の象徴18. スイートピー
- 花言葉:門出、ほのかな喜び、優しい思い出
花姿が飛んでいる蝶を思わせることから、優しく自由な花言葉がつけられているスイートピー。やわらかいパステルカラーの花色がそろっています。
主に2月~4月にかけてたくさん流通する花で、新たな門出を迎える人への贈り物としておすすめ。
入学・卒業シーンで友達に贈れば、出会いに感謝しお互いの幸福な未来を願う花になってくれますよ。
感謝の象徴19. エラチオールベゴニア
- 花言葉:幸福な日々、愛の告白、親切(白)
エラチオールベゴニアは、上品な花姿が魅力で白や赤、朱色などカラーバリエーションも美しいものがそろっています。
通年手に入るエラチオールベゴニアは、中世以前より愛する人にカジュアルにプレゼントされてきた花。
恋人や夫婦の記念日、誕生日などに愛する気持ちと「いつもありがとう」のお礼を伝えてみましょう。
また、白い花色であれば、いつも親切にしてくれる人の誕生日祝いにもぴったりです。
感謝の象徴20. ヒナゲシ
- 花言葉:思いやり、感謝
ポピーの1種であるヒゲナシは、ヨーロッパ原産。ふんわりとした華奢な花びらが美しい植物です。
美しい色は華やかさがありながらも、花びらが薄くて可憐な雰囲気も持ち合わせているため、そんなイメージにぴったりの相手へお礼のギフトにするのもいいでしょう。
性別を問わず、誕生日や結婚記念日、還暦祝いなど幅広いシーンに適しています。
また、1月~3月ごろをメインに出回っており、新しい季節を感じる贈り物として春先に贈るのも素敵です。
感謝の象徴21. デルフィニウム
- 花言葉:あなたは幸福をふりまく、高貴、寛大
花姿がイルカやツバメなどの生き物に例えられることの多いデルフィニウム。
欧米では花嫁が青いものを身に着けると幸せになるという言い伝えがあり、ブーケに多用されています。
5月~6月が開花の最盛期。欧米の習慣にちなんで、結婚する友達へこれまでの感謝と幸福な未来への願いを表すギフトとして贈ってみて。
その他にも誕生日など、友達への感謝・敬愛を表したい時にはぴったりでしょう。
お花を大事な人に贈る時のポイント|気をつけるべき注意点とは?
花は人気のギフトであるものの、マナーを守りながらかつ感謝もしっかり伝えて喜んでらもらうにはどうするべきか、悩んでしまいがちですよね。
たしかに、感謝の気持ちをしっかり伝えるためには、ただ花を選んで贈るだけではダメ。大切な人に失礼のないよう、注意点やマナーに配慮しましょう。
次に、感謝の花をプレゼントする時のポイントや注意点の一覧をご紹介します。つい間違えてしまいがちなポイントも多いため、しっかりと一覧を覚えておきましょう。
ポイント1. 手紙やメッセージカードを添えて想いを伝える
花言葉の存在は知っていても、もらった花の花言葉がパッと浮かぶ人は限られています。
そのため、ありがとうの気持ちをしっかり受け取ってもらうためには、手紙やメッセージカードに自分の気持ちを記すことが大切です。
「〇〇では大変お世話になりました。感謝しています。」など、具体的に文章で感謝を伝えることで、より相手に喜んでもらえますよ。
ポイント2. 相手の年齢や性別に合った花を選ぶ
花には、それぞれ華やか、上品、繊細、優しいなどの様々なイメージがあります。
相手の年齢や性別に合わせたイメージの花を贈るのが一応のマナーとされているため注意してください。
- 目上や年配の人には、上品かつ高級感のある花
- 男性には、ブルー・白などの落ち着いたカラー
などが一例です。迷った時は、お店で年齢や性別、相手のイメージ(繊細、明るく元気など)を伝えて相談するのも一つの方法です。
ポイント3. シーンに合った花を贈る
感謝を伝えるといっても、誕生日や卒業、退職、記念日プロポーズなど、幅広いシーンがありますね。そのため、花を贈る目的に適した種類を選ぶことが大切なマナーです。
- 卒業、就職・退職などの場合は、新しい門出を祝うのにふさわいい「スイートピー」
- 友達のお祝いギフトを選びたい時は、「感謝、友情」の花言葉を持つ「カンパニュラ」
など、前述したおすすめの花一覧からぴったりくるものを探してみましょう。
ポイント4. 適切なサイズ感で贈る
花の贈り物といっても、1本だけラッピングしたものをプレゼントに添えて渡す場合もあれば、大切な記念日に大きな花束を選びたい時もあります。
例えばデート中に渡したいのであれば、大きすぎると持ち帰るのが不便なため、小さめのサイズ感に収めるのがポイント。
家で渡すときや直接相手のお宅に配送してもらう場合は、多少大きいものでもOKです。
どうやって渡すかや相手の都合を考えてサイズを決めることが大事ですよ。
ポイント5. 感謝を表す本数の8本、12本の花束を渡す
花には種類ごとの花言葉だけでなく、本数による花言葉もあります。
特に8本は「思いやりに感謝」という意味が、また12本には、1本ずつに感謝や幸福などの意味が込められているので、感謝のギフトにぴったりです。
花が持つ花言葉をと本数による意味を組み合わせることにより、相手へさらに「ありがとう」の気持ちを伝えやすいでしょう。
ポイント6. 花を渡すタイミングに気をつける
花を直接相手に渡す場合は、相手が困らないよう、いつ渡すかもあらかじめ考えておく必要があります。
例えば、送別会やパーティーなどでは、イベント後半の場面で渡すのが一般的。
また、退職祝いの花を退職日に渡す場合は、当日相手が手続きなどを済ませて早めに帰ってしまうことも想定して、会社への配達時間は早めに設定しておきましょう。
ポイント7. 相手が持ちやすいよう、下から手を添えて渡す
相手のお宅へ配送する場合以外は、直接ギフトを手渡しすることになりますね。相手へ渡すときにもマナーが決まっているため、覚えておきましょう。
まずは、花束の花を上に向けた状態にして、右手で元を握り左手で下から支えます。
次に、相手の右手に花束の元が来るように持ち替えて、両手で下から支えて渡せば相手もスッと持ちやすいですよ。
感謝の花言葉を持つ花束で、ありがとうの気持ちを伝えてみて。
花の種類を一覧でご紹介した通り、ダリアやバラなど感謝を表せる花はたくさんあります。
誕生日などに大きな花束をプレゼントしても喜ばれますし、1本だけさりげなく別のプレゼントに添えて渡すのも素敵ですね。
今回ご紹介した花言葉や種類の一覧、注意点を参考にしながら、ぜひ花のギフトで「ありがとう、出会えて良かった」などの感謝の気持ちを伝えましょう。
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