筋トレ中に吐き気が起きる原因とは?気持ち悪い時の対処法も解説

織田琢也 2022.07.02
筋トレをしていて吐き気を感じる事があるとお悩みの方へ。今記事では、筋トレ中に吐き気を感じる主な原因から、気持ち悪いと感じた時の対処法まで詳しくご紹介します。原因を解明できれば、予防策もたてやすいため、気になる方は、ぜひ参考にしてみてください!

筋トレによる吐き気を予防する方法|事前に防ぐコツを大公開

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筋トレによる吐き気。

未然に防ぐのが一番ですね。

ここからは、筋トレによる吐き気を事前に防ぐコツを紹介します。

気持ち悪くならないように、ぜひ対策を行いましょう。


筋トレ時の吐き気を予防する方法1. 空腹時や満腹時にトレーニングしない

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空腹(空きっ腹)は、血糖値が下がっている状態。

筋トレでさらなる低血糖となり、冷や汗や頭痛、吐き気を催すのを防ぐためにも、空腹時でのトレーニングは避けておくのがベストです。

一方の満腹は、消化のために血液が胃へと集中している状態。必要な血流が運動により筋肉へと向かい、消化不良から吐き気などを引き起こさないようにするためには、満腹時での筋トレも避けておくべきです。

少なくとも、食後より30分を開けてから運動するようにしましょう

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筋トレ時の吐き気を予防する方法2. しっかり睡眠をとりコンディションを整える

睡眠不足は、副交感神経に対して交感神経が優位になり、自立神経のバランスが乱れている状態にあります。

筋トレが交感神経をさらに刺激し、血管収縮により吐き気や頭痛を引き起こさないようにするためにも、しっかりと睡眠を取ったコンディションで運動に臨むのが大切です。

なお、体調不良の状態で無理に筋トレを行っても、十分な効果は期待できません。

トレーニングが毎日の習慣になっている方でも、まずは体調回復を最優先にしましょう。


筋トレ時の吐き気を予防する方法3. 負荷を軽くしてみる

レッグプレスのメリットの筋トレ初心者でも取り組みやすい

重さ、回数、運動時間などからくる高い負荷は、オーバーワークによる酸欠や疲労を引き起こす原因の一つ。

無理をして吐き気や頭痛を催さないよう、軽めの負荷でトレーニングを行うのが予防策となります。

例えば、これまで重い負荷で臨んでいた方は、軽い負荷へスイッチしてみるのがおすすめ。代わりにレップ数を増やして調整をすれば、体に無理をかけずともしっかりと体を追い込めます。

また、正しいフォームならば低負荷でもしっかり筋肉に効くので、一度チェックをしてみるのも良いでしょう。


筋トレ時の吐き気を予防する方法4. 筋トレ時の正しい呼吸法を意識する

筋トレに慣れた人は、必ず行っている正しい呼吸法。

一方で間違った呼吸法を行うと、酸欠による吐き気や頭痛、血圧の上昇からくるめまいや心不全などを招くこともあるので、正しい方法を把握して予防しましょう。

筋トレ時の正しい呼吸法
  • 腹式呼吸により息を鼻から吸って口から吐く
  • 筋収縮時には息を吸い、筋伸張時には息を吐く
  • トレーニングの動作中は、必ず呼吸し続ける

正しい呼吸法は運動パフォーマンスや筋肥大にも繋がるため、常に意識をしてみてください。


筋トレ時の吐き気を予防する方法5. 水分をマメに補給する

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水分とそれに含まれる電解質は、神経や筋肉、心臓などを動かす血管の収縮や拡張のコントロールに不可欠です。

筋トレによる水分不足で体内の機能が働かなくなり、酸欠や消化不良、栄養不足などから吐き気や頭痛に陥らないためにも、こまめに水分補給を行いましょう。

水分補給するタイミングと量の目安
  • 運動前(1時間〜30分前):200~600ml
  • 運動中(15~30分毎):200~300ml
  • 運動後(4〜6時間の間):運動で失った分

運動強度によって必要な水分の量は変わるため、適宜調整してください。


トレーニング中の吐き気を防いで、安全に筋肉を鍛えましょう!

太りづらい体を作ったり、ストレスの解消や仕事のモチベーションアップにもつながる筋トレ。

一方でトレーニングのやりすぎによる疲労、食後すぐの運動による消化不良などはかえって体の不調を招き、生活のクオリティを下げてしまいます。

特に筋トレによる吐き気でお悩みの方は、今回ご紹介した原因と対策を参考に、健康的なワークアウトを実践してみましょう。


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