筋トレ飯に卵かけご飯は適していない?筋肉をUPさせる食事のコツも解説
筋トレに卵かけご飯は、あまりおすすめできない。
「卵はトレーニングに良いと聞いたけど、なんで卵かけご飯はどうなの?」
手軽に作れて美味しい卵かけご飯。トレーニング中の食事に取り入れたい方も少なくないはず。
結論から言うと、筋トレ後のタンパク質摂取の方法としては、卵かけご飯はあまり向いてません。様々な理由がありますが、他の料理から摂取した方がいいでしょう。
これからその理由を説明していきます。参考にしてより効率的な方法を見つけましょう。
筋トレ飯に卵かけご飯が向かない理由とは?
卵はタンパク質が多く含まれているイメージがありますよね。そのため、生卵は筋トレに向いているのではと思われがちですが、残念ながら違います。
筋トレしている人の1日のタンパク質の推奨摂取量は、体重70kgの方で一日に約140g。卵一個あたり含まれるタンパク質の量は7g程度なので、到達するためには大量の卵が必要に。
卵かけご飯に使用される卵はせいぜい1つか2つなため、効率的とは言えません。ご飯もプラスされることで、お腹がいっぱいになって、他の食材からタンパク質を摂るのも難しくなります。
また、卵かけご飯はお米一杯分の炭水化物が加算されるので、筋トレやダイエットには不向き。加えて、生卵は白身と黄身、両方消化しづらく、栄養素をうまく吸収できません。
ボディメイクのために卵かけご飯を食べることはあまり良くないでしょう。
生卵よりも、加熱した卵の方がおすすめ
生の卵は胃でしっかりと消化することができません。そのため、腸で栄養を十分に吸収できず、そのまま外へと流れてしまい、非常にもったいないことに。
しかし、加熱調理をすることで消化が良くなります。ゆで卵やスクランブルエッグにすると栄養の吸収率がアップ。効率よくタンパク質を摂取できますよ。
だから、少し手間ではありますが、消化しやすくなるための加熱処理が大事になります。ぜひ、美味しい卵料理を食べてしっかりと栄養を補給してくださいね。
効率的なタンパク質の摂取方法|筋トレ効果をUPさせる食事のポイントを解説
「卵かけご飯が向いていないことは分かったけど、じゃあどうすればいいの?」と疑問に思う方も多いはず。
ここからは筋トレ効果をUPさせるポイントを解説していきます。
卵かけご飯よりも、効率的にタンパク質を摂取する食べ方を紹介するので、ぜひ、参考にして見てくださいね。
タンパク質の摂り方1. 必要なタンパク質量を把握する
何も考えずに筋トレのための食事を始めてしまうと、タンパク質が不足して筋肉が減少したり、逆に無駄に摂りすぎて太ってしまうことがあります。
だから、自分に必要なタンパク質の量を把握しておくことは非常に大事。
そこで、1日に摂るべきタンパク質の量の算出方法を紹介します。方法は非常に簡単で、体重1kgあたり、2g摂ると覚えれば大丈夫。例えば、体重60kgの方の場合、120gが必要となります。
この方法を参考に、自分が摂取すべきタンパク質の量を把握しましょう。
タンパク質の摂り方2. プロテインから摂取する
プロテインの魅力は、なんといってもその手軽さ。粉を水や牛乳に溶かすだけで作れますし、飲むだけで多くのタンパク質を摂取できます。製品にもよりますが、一食分に15~20gのタンパク質が含まれていますよ。
そして、筋肉の成長を助けてくれるビタミン類なども入っていることもメリット。プロテインはタンパク質を効率よく摂取する方法の一つです。
さらに、低カロリーなこともポイント。ダイエット目的の方や細マッチョを目指している方には嬉しいですね。
そんなプロテインのおすすめの摂取タイミングは食後。食後に摂るメリットとしては、食事の糖質エネルギーがタンパク質の吸収を促すため、筋トレで傷ついた筋肉により多くの栄養が届くことです。
【参考記事】プロテインについて詳しく知りたい方はこちら▽
タンパク質の摂り方3. 3食以外におやつで摂取する
1日のタンパク質推奨摂取量が多く、1日3回の食事だけでは摂りきれないと悩んでいる方もいるでしょう。
そんな方には、プロテインバーなどを間食として食べるのがおすすめです。プロテインバーは含まれているタンパク質の量が非常に多いのにもかかわらず、それ自体の量は少ないので、お腹が空いていない時でも簡単に食べられます。
また、自分でタンパク質が豊富な軽食を作るのも良いでしょう。納豆や鯖缶を使うとお手軽に作れますよ。
運動前やタンパク質が足りない時は、おやつでカバーするのが無理のない方法です。
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