【筋トレのデメリット】トレーニングのマイナスポイントは意外とある?

織田琢也 2024.05.09
筋トレにデメリットはあるのか気になっている方へ。今記事では、筋トレをすることで得られるメリットについて詳しくご紹介します。基本的にトレーニングをするデメリットはほとんどないため、もし体を鍛えることのデメリットはないのか気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください!

基本的に筋トレに大きなデメリットはない

基本的に筋トレに大きなデメリットはないと言われている.jpg

「筋トレをすると、体に良くない。」 「筋トレはデメリットばかり!」

などといったことを聞いたことはありませんか?

しかし、筋トレは実際にはメリットばかりで、基本的にデメリットはありません

また、筋トレをしていると禿げるという話もよく聞きますが、これも迷信でしかありません。

安心してトレーニングに臨んで大丈夫です。

ただ、人によって筋トレをマイナスに感じる所もあるので、以下からは筋トレのデメリットとして挙げられる部分も解説していきます。


筋トレにおけるデメリット|人によってマイナスに感じるポイントは意外とある

筋トレにおけるデメリットとは|人によってマイナスに感じるポイントを解説.jpg

これといった目立ったデメリットはないものの、人によっては筋トレを始めてからデメリットだと感じてしまうポイントもあります。

そこで次に、筋力トレーニングで男性・女性が感じるデメリットをまとめてみました。

健康面やお金の面など、様々な点について解説しているのでしっかりチェックしていきましょう。


筋トレにおけるデメリット1. ジムに通ったりとお金がかかる場合がある

筋トレにおけるデメリット1. ジムに通うとコストがかかる.jpg

筋トレを行う場合は、少なからずお金がかかります

例えば、

  • ジムの月額会費
  • 筋肉量をアップさせるための食べ物への食費
  • ダンベルなどの筋トレグッズ
  • プロテイン

などなど。例え自宅でトレーニングしている人でも、食事によるお金がかかったりと、意外と一定のお金は必要です。

そのため、鍛えるための費用がそこまで確保できない方や、節約生活を心がけている方にとっては、どうしても出費がかかりすぎると感じるかもしれません。


筋トレにおけるデメリット2. 筋肉が大きくなり、持っている洋服が着れなくなる

毎日のように体を鍛えると、日を追うごとに体型が変化していきます。

そのため例えば、

  • 胸板が厚くなって持っているTシャツがピチピチになる
  • 余計な体脂肪が落ちてスリムダウンしデニムが合わなくなる

といったケースがあるでしょう。

体系的にはかっこよく、美しくなっていくものの、持っていた服が似合わなくなるのはちょっと残念ですね。

また、服を買い直すといった手間やコストもかかります。

ファッションが好きな人からすると、着たい服が着れなくて自由におしゃれを楽しめなくなるのはデメリットと感じてしまうでしょう。


筋トレにおけるデメリット3. 常に体のどこかしらが筋肉痛

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特に、筋トレを始めたばかりの人が毎日のように筋トレで鍛えると、どうしても常に筋肉痛を感じやすい傾向にあります。

例えば、肩や背中のトレーニングをした翌日は首から背中にかけてが痛いので、立ち座りの動作も辛くなりやすいでしょう。

筋肉痛は筋肉が成長している証拠なので、決してマイナスなことではありません。

ですが、ちょっとした動きも辛いほどの筋肉痛があると、立ち仕事や身体を動かすような仕事をしている人にとっては、大きなデメリットとなりえます


筋トレにおけるデメリット4. ナルシストだと思われやすい

最近では筋トレに対する理解が広まってきてはいるものの、現在でも偏見を持っている人が一定数いるものです。

鍛えた筋肉を自慢したり、腕や足が露出する服装をしていたりするだけで、「自分でボディラインが綺麗、たくましいと思っている。」というような見方をされることもあります。

ナルシストと思われるとウケが良くないため、身体を鍛えたりシェイプアップしたりしてモテたいと思っている男性・女性は、筋トレをやり込むことで逆効果になってしまうケースもあるでしょう。


筋トレにおけるデメリット5. 怪我をする恐れがある

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ケガは、筋トレにおける大きな注意点の一つ。

筋トレを限界まで追い込んで行うことで、オーバーワークになって、身体に負担をかけすぎてしまうことも。

また、自宅で1人でトレーニングをする人だと正しいフォームになっているか、器具は適切に使えているかなどをチェックしてくれるトレーナーがいないため、誤った筋トレ方法によるケガのリスクが高くなります

メニューによって腰・肩・肘など負担が大きくかかる部位が異なりますが、関節に不安があったり痛めたことがあったりする人は、ケガをしないよう十分気を付ける必要があるでしょう。


筋トレにおけるデメリット6. 外食が苦手になる

基本的には外食・中食というとご飯の量や揚げ物が多く、味付けも濃くなる傾向にあります。

ただし、メニュー選びを工夫することで、筋トレ向けの食事をとることは可能なため、筋トレ中もたまに外食する程度ならOKなのです。

しかし、完璧主義の人や真面目過ぎる人だと栄養・カロリーを過度に気にしてしまうことが多いため、外食やファストフードを一切利用しなくなって、誰かと一緒に食事に行くのも苦手になってしまうことがあります。


筋トレにおけるデメリット7. 筋肉量が増えて体が重くなる

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筋肉は体脂肪よりも重たいため、筋トレなどによって、体脂肪が減っても筋肉量が増えると体重がアップするケースがあります

きちんと目的に合わせた筋トレメニューを組んでいれば、体重を増やさないようにトレーニングをすることも可能ですが、自宅で1人で行っている場合などはコントロールが難しいことも。

そのため「ダイエットのために運動はしたいけど体重が増えるのは嫌…。」という男性・女性にとっては、せっかく筋トレをしてもダイエット効果は感じにくくて悩みの種となりがちです。


筋トレにおけるデメリット8. 時間がとられてしまう

筋トレを継続する場合は、ルーティンとしてコンスタントにこなしていくことになります。自宅で取り組むだけならまだしも、ジムに通う場合は往復にかかる移動時間やトレーニング時間など毎回意外と多くの時間がかかるものです。

例えば、平日の仕事帰りに筋トレをするとなると、家に帰って食事だけとったらもう就寝時間になってそれ以外の自由時間はほとんど無くなってしまいます

さらに休日にもジムに行くと、ゆっくりする暇が自然と少なくなって疲れが取れにくい可能性も。

日々の中でゆっくり過ごす時間も大切にしたいと考えている人だと、思うように時間が取れずストレスに感じることがあるでしょう。


筋トレにおけるデメリット9. バルクアップしすぎて可動域が狭まってしまう

筋トレにおけるデメリット9. バルクアップしすぎて可動域が狭まってしまう.jpg

本格的な筋トレに取り組むと、以前は背中で両手をつかめたのに、バルクアップしてからは手が届かなくなるといった場合があります。

これは、バルクアップしすぎると筋肉が大きくなって動いた時につっかえてしまい、可動域が狭まることが原因です。

何気ない変化にも感じられますが背中がかゆいときに手が届かないなど、ちょっとしたストレスになるのが注意点。

体重を増やすだけではなく、筋肉を肥大化させて体格を大きくしたいという男性は、可動域が狭くなって不便に感じやすいです。


筋トレにおけるデメリット10. 過度に自分の体が気になってしまいがち

トレーニング期間が長くなるにつれて、いつのまにか体格に関して敏感になっている自分に気が付くことがあります。

  • 最近筋肉減った気がする
  • 少し脂肪がついた気がする
  • 頑張ってる割に変化があまり感じられない

など、ちょっとしたことでさえ気になってしまうのです。

そうするうちに、「努力が足りないのでは?」と自分自身に対してどんどんプレッシャーをかけてしまい、ストレスが大きくなっていきます。

真剣に筋トレを継続してのめりこんでいる人ほど、この傾向は強く見られるでしょう。


とはいえ、やっぱり筋トレはメリットが多い!体を鍛える魅力を解説

とはいえやっぱり筋トレはメリットが多い!体を鍛える魅力を徹底ガイド.jpg

筋トレの色んなデメリットをご紹介しましたが、やはり筋トレにはデメリットを上回るたくさんのメリットがあります。

ここでは筋トレによって得られるメリットについて紹介していきましょう。

ぜひ参考にして筋トレを継続するモチベーションにつなげてください。


筋トレのメリット1. 太りにくい体になる

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筋トレを継続していると、基礎代謝がアップします。

基礎代謝は呼吸や体温維持などによってじっとしている状態でも、消費される最低限のカロリーのこと。

筋肉量が増えると運動中の消費カロリーだけでなく、何もしていない時の消費カロリーが高まっていくため、自然と太りにくい体質になるのです。

基礎代謝量は年齢を重ねるとともに下がっていく傾向にありますが、筋トレを定期的に行うことで基礎代謝が維持・アップできて、長期的に肥満を防げるでしょう。


筋トレのメリット2. 自分に対して自信が持てる

筋トレをコツコツ行っていると、男性・女性ともに体が徐々に引き締まっていきます。

シェイプアップされたメリハリのあるボディラインになったり、胸板や腕の筋肉が大きくなってたくましい体つきに変化したりすると、見た目が良くなって頑張りや成長を感じられます

さらに、周りの人からも「細くなったね!」「筋肉がついてて羨ましい。」なんて言葉をもらえるかも。

筋トレは自己成長にはとてもメリットが大きいのです。


筋トレのメリット3. 生活習慣が改善されやすい

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体を鍛えるためには筋トレを行うだけでなく、食事内容の見直しや十分な休息も欠かせない要素。

筋トレ効果を得るために、

  • 栄養バランスの取れた食事を行う
  • 十分な睡眠時間をとる

など。結果的に、健康的な生活サイクルが整っていきます

また、忙しい中でも時間を有効活用するために朝早く起きて筋トレを行う人も多く、早寝早起きの習慣が身に付いたり。

これまで生活が乱れがちな人なら、筋トレで体が引き締まるだけでなく生活習慣の改善も実感できるでしょう。


筋トレのメリット4. 体力がつく

筋トレ開始後には筋肉量が増えるのはもちろんですが、生活面で変化を感じることも多々あります。

  • 1日中歩き回っても疲れにくい
  • 階段を急いで登っても息切れが少ない
  • 硬くしまったフタを無理なく開けられる
  • たくさん買い物をしても重たい荷物を持ち運べる

など、日々の様々な場面で自分の体力が向上していることが実感できるでしょう。

1つ1つは小さなことでも、毎日のこととなるとこういった変化が感じやすくなりますよ。


筋トレのメリット5. 実年齢よりも若く見られやすい

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筋トレを行うと、成長ホルモンが分泌されるのが特徴。成長ホルモンは筋肉を修復する他、肌や髪など様々な部位を作るために役立ちます。

筋トレを継続するほど綺麗な肌・髪を維持できるので、実年齢よりも見た目が若々しい人が多いですよ。

また、顔の輪郭が引き締まったりして、エネルギッシュな雰囲気のある顔立ちになることも。

他には体力がついたり筋力がついたりして、活動的になって若々しく見られたりすることもあります。

周りから好印象に見られることも、筋トレのメリットと言えるでしょう。



筋トレはデメリットよりもメリットの方が大きい。積極的に取り組もう!

お金がかかったりおしゃれが自由に楽しみにくかったりと、人によってはデメリットを感じる部分があるのは事実。

ですが、筋トレ自体のデメリットは基本的になく、メリットの方が大きいです。

ぜひトレーニングを励んでみてくださいね。


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