【筋トレのデメリット】トレーニングのマイナスポイントは意外とある?
基本的に筋トレに大きなデメリットはない
「筋トレをすると、体に良くない。」 「筋トレはデメリットばかり!」
などといったことを聞いたことはありませんか?
しかし、筋トレは実際にはメリットばかりで、基本的にデメリットはありません。
また、筋トレをしていると禿げるという話もよく聞きますが、これも迷信でしかありません。
安心してトレーニングに臨んで大丈夫です。
ただ、人によって筋トレをマイナスに感じる所もあるので、以下からは筋トレのデメリットとして挙げられる部分も解説していきます。
筋トレにおけるデメリット|人によってマイナスに感じるポイントは意外とある
これといった目立ったデメリットはないものの、人によっては筋トレを始めてからデメリットだと感じてしまうポイントもあります。
そこで次に、筋力トレーニングで男性・女性が感じるデメリットをまとめてみました。
健康面やお金の面など、様々な点について解説しているのでしっかりチェックしていきましょう。
- ジムに通ったりとお金がかかる場合がある
- 筋肉が大きくなり、洋服が着れなくなる
- 常に体のどこかしらが筋肉痛
- ナルシストだと思われやすい
- 怪我をする恐れがある
- 外食が苦手になる
- 筋肉量が増えて体が重くなる
- 時間がとられてしまう
- 可動域が狭まってしまう
- 過度に自分の体が気になってしまう
筋トレにおけるデメリット1. ジムに通ったりとお金がかかる場合がある
筋トレを行う場合は、少なからずお金がかかります。
例えば、
- ジムの月額会費
- 筋肉量をアップさせるための食べ物への食費
- ダンベルなどの筋トレグッズ
- プロテイン
などなど。例え自宅でトレーニングしている人でも、食事によるお金がかかったりと、意外と一定のお金は必要です。
そのため、鍛えるための費用がそこまで確保できない方や、節約生活を心がけている方にとっては、どうしても出費がかかりすぎると感じるかもしれません。
筋トレにおけるデメリット2. 筋肉が大きくなり、持っている洋服が着れなくなる
毎日のように体を鍛えると、日を追うごとに体型が変化していきます。
そのため例えば、
- 胸板が厚くなって持っているTシャツがピチピチになる
- 余計な体脂肪が落ちてスリムダウンしデニムが合わなくなる
といったケースがあるでしょう。
体系的にはかっこよく、美しくなっていくものの、持っていた服が似合わなくなるのはちょっと残念ですね。
また、服を買い直すといった手間やコストもかかります。
ファッションが好きな人からすると、着たい服が着れなくて自由におしゃれを楽しめなくなるのはデメリットと感じてしまうでしょう。
筋トレにおけるデメリット3. 常に体のどこかしらが筋肉痛
特に、筋トレを始めたばかりの人が毎日のように筋トレで鍛えると、どうしても常に筋肉痛を感じやすい傾向にあります。
例えば、肩や背中のトレーニングをした翌日は首から背中にかけてが痛いので、立ち座りの動作も辛くなりやすいでしょう。
筋肉痛は筋肉が成長している証拠なので、決してマイナスなことではありません。
ですが、ちょっとした動きも辛いほどの筋肉痛があると、立ち仕事や身体を動かすような仕事をしている人にとっては、大きなデメリットとなりえます。
筋トレにおけるデメリット4. ナルシストだと思われやすい
最近では筋トレに対する理解が広まってきてはいるものの、現在でも偏見を持っている人が一定数いるものです。
鍛えた筋肉を自慢したり、腕や足が露出する服装をしていたりするだけで、「自分でボディラインが綺麗、たくましいと思っている。」というような見方をされることもあります。
ナルシストと思われるとウケが良くないため、身体を鍛えたりシェイプアップしたりしてモテたいと思っている男性・女性は、筋トレをやり込むことで逆効果になってしまうケースもあるでしょう。
筋トレにおけるデメリット5. 怪我をする恐れがある
ケガは、筋トレにおける大きな注意点の一つ。
筋トレを限界まで追い込んで行うことで、オーバーワークになって、身体に負担をかけすぎてしまうことも。
また、自宅で1人でトレーニングをする人だと正しいフォームになっているか、器具は適切に使えているかなどをチェックしてくれるトレーナーがいないため、誤った筋トレ方法によるケガのリスクが高くなります。
メニューによって腰・肩・肘など負担が大きくかかる部位が異なりますが、関節に不安があったり痛めたことがあったりする人は、ケガをしないよう十分気を付ける必要があるでしょう。
筋トレにおけるデメリット6. 外食が苦手になる
基本的には外食・中食というとご飯の量や揚げ物が多く、味付けも濃くなる傾向にあります。
ただし、メニュー選びを工夫することで、筋トレ向けの食事をとることは可能なため、筋トレ中もたまに外食する程度ならOKなのです。
しかし、完璧主義の人や真面目過ぎる人だと栄養・カロリーを過度に気にしてしまうことが多いため、外食やファストフードを一切利用しなくなって、誰かと一緒に食事に行くのも苦手になってしまうことがあります。
筋トレにおけるデメリット7. 筋肉量が増えて体が重くなる
筋肉は体脂肪よりも重たいため、筋トレなどによって、体脂肪が減っても筋肉量が増えると体重がアップするケースがあります。
きちんと目的に合わせた筋トレメニューを組んでいれば、体重を増やさないようにトレーニングをすることも可能ですが、自宅で1人で行っている場合などはコントロールが難しいことも。
そのため「ダイエットのために運動はしたいけど体重が増えるのは嫌…。」という男性・女性にとっては、せっかく筋トレをしてもダイエット効果は感じにくくて悩みの種となりがちです。
筋トレにおけるデメリット8. 時間がとられてしまう
筋トレを継続する場合は、ルーティンとしてコンスタントにこなしていくことになります。自宅で取り組むだけならまだしも、ジムに通う場合は往復にかかる移動時間やトレーニング時間など毎回意外と多くの時間がかかるものです。
例えば、平日の仕事帰りに筋トレをするとなると、家に帰って食事だけとったらもう就寝時間になってそれ以外の自由時間はほとんど無くなってしまいます。
さらに休日にもジムに行くと、ゆっくりする暇が自然と少なくなって疲れが取れにくい可能性も。
日々の中でゆっくり過ごす時間も大切にしたいと考えている人だと、思うように時間が取れずストレスに感じることがあるでしょう。
筋トレにおけるデメリット9. バルクアップしすぎて可動域が狭まってしまう
本格的な筋トレに取り組むと、以前は背中で両手をつかめたのに、バルクアップしてからは手が届かなくなるといった場合があります。
これは、バルクアップしすぎると筋肉が大きくなって動いた時につっかえてしまい、可動域が狭まることが原因です。
何気ない変化にも感じられますが背中がかゆいときに手が届かないなど、ちょっとしたストレスになるのが注意点。
体重を増やすだけではなく、筋肉を肥大化させて体格を大きくしたいという男性は、可動域が狭くなって不便に感じやすいです。
筋トレにおけるデメリット10. 過度に自分の体が気になってしまいがち
トレーニング期間が長くなるにつれて、いつのまにか体格に関して敏感になっている自分に気が付くことがあります。
- 最近筋肉減った気がする
- 少し脂肪がついた気がする
- 頑張ってる割に変化があまり感じられない
など、ちょっとしたことでさえ気になってしまうのです。
そうするうちに、「努力が足りないのでは?」と自分自身に対してどんどんプレッシャーをかけてしまい、ストレスが大きくなっていきます。
真剣に筋トレを継続してのめりこんでいる人ほど、この傾向は強く見られるでしょう。
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