運動前のストレッチは効果的!準備体操に最適なメニューを動画付きで解説

織田琢也 2023.03.06
運動前の正しいストレッチ法を知りたい人へ。本記事では、知っておきたいストレッチの種類から、運動前のストレッチの注意点まで大公開!逆効果になってしまうストレッチについても解説していますので、気になった方はぜひ活用してみてください!

運動前のストレッチはあり?体を動かす前に柔軟体操をするメリットとは

運動前にストレッチをするメリット

多くの人は、子供の頃から「運動する前にはしっかり準備運動をすることが大事」と言われたことがあるのではないでしょうか。

なんとなくわかってはいるものの、なぜ運動前のストレッチが良いのかの詳しい理由までわかっている人は多くはないですよね。

そこでここでは、運動の前にストレッチをするメリットについて解説します。効果をわかったうえで行っていけるようにしっかり理解していきましょう。

運動前ストレッチのメリット
  1. 怪我を予防する
  2. パフォーマンスが向上する
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運動前ストレッチのメリット1. 筋肉や関節の柔軟性を高めて、怪我を予防する

怪我を予防する

運動をする際、体の柔軟性が低い状態だと負荷がかかりすぎてしまい、肉離れなどスジや筋肉を傷めてしまいやすくなります。また、思わず体勢を崩してしまった際に大きな怪我をするリスクも高まることに。

ストレッチで痛気持ち良い程度に関節や筋肉を伸ばす動きをすることで、伸ばした部分の血流が良くなって、関節や筋肉の柔軟性が向上します。

柔軟性が高まると可動域が広がるので、怪我の予防につなげることができるのです。特に高齢者など普段運動の習慣があまりない人ほど、運動前のストレッチで関節や筋肉の柔軟性を高めておくようにしましょう。


運動前ストレッチのメリット2. 筋温が高まってパフォーマンスが向上する

ストレッチを行うと、筋肉の収縮活動が行われることで全身への血液の供給量が多くなり、筋温が高まることに繋がります。筋温が高くなることで、筋や腱が柔らかくなるので、可動域が広がってパフォーマンスの向上に効果的です。

プロスポーツ選手でも、練習や試合の前にストレッチを取り入れることでパフォーマンス向上に役立てている人は多くいます。

運動中のパフォーマンスを求める人は欠かさずストレッチを行うようにしましょう。


運動前に適したストレッチの種類|ウォーミングアップに取り入れたい準備体操メニューとは?

運動前に適したストレッチは

運動前のストレッチが良い効果をもたらしてくれますが、ストレッチであればなんでもいいというわけではありません。

運動前後のどのタイミングで行うのかによって適したストレッチがあり、違ったストレッチを行うと逆効果になってしまう恐れも。

ここからは、運動前に行うおすすめのストレッチについて解説します。エクササイズをより効率的にするためにも、より良いストレッチ方法を取り入れていきましょう。

ストレッチの種類
  1. 「ダイナミックストレッチ」
  2. 「バリスティックストレッチ」
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ストレッチの種類1. 運動前におすすめなのは「ダイナミックストレッチ」

ダイナミックストレッチ

文字通り体を大きく動かして行うのがダイナミックストレッチです。

体を動かしながら筋肉や関節を温めていくことで、体の可動域を広げ怪我の予防に効果的な動的ストレッチになります。

日常の動きよりも大きな動きをして体に刺激を与えるので、これから体を動かすという運動前のタイミングにぜひ取り入れたいストレッチです。

ウォーミングアップとしての効果がとても高いので、運動前にはこういった動的ストレッチをやっていくのがおすすめですよ。

【参考記事】ダイナミックストレッチの具体的な方法はこちら▽


反対に「スタティックストレッチ」は運動前には逆効果になることもある

ダイナミックストレッチとは違い、ゆっくりと体を慣らしていくような動きで行っていくのがスタティックストレッチ。

一般的には柔軟運動として知られているもので、筋肉への負荷が少ないため高齢者や運動に慣れていない人でも取り組みやすいストレッチです。

スタティックストレッチは体の柔軟性を高めたり運動後の筋肉のケアといった目的で行われる静的ストレッチなので、運動前に行うのは逆効果

運動後の体を落ち着かせたいタイミングでやっていくようにしましょう。

【参考記事】静的ストレッチは運動後の方が効果的です▽


ストレッチの種類2. 柔軟性を高め、可動域を広げたいなら「バリスティックストレッチ」

バリスティックストレッチ

バリスティックストレッチは、ダイナミックストレッチよりもさらに大きな動きになります。

有名なところではラジオ体操がバリスティックストレッチにあたり、可動域の狭い動きから徐々に広い動きにしていくことで、運動前のウォーミングアップとしての効果があります

動的ストレッチの中でも反動を使うものなので、勢いをつけすぎると怪我の危険性もあるので注意。ラジオ体操は高齢者にも人気の運動ですが、やり始めは様子を見ながらじっくりと行っていくことをおすすめしますよ。


運動前のストレッチにおすすめのメニュー3選|準備運動に最適な動画をご紹介!

運動前のおすすめストレッチ

運動前にどんなストレッチが良いのかわかったところで、具体的に運動前のストレッチとしてどんなものがあるのか気になりますよね。

ここから、運動前におすすめのストレッチ3選をご紹介していきます。

まず何をやったらいいかわからないという人は、ぜひこちらを参考にしてみてくださいね。

運動前のストレッチ動画
  1. 簡単ウォーミングアップ
  2. 全身ウォームアップ
  3. ダイナミックストレッチ
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運動前のストレッチ動画1. 世界で一番温まる簡単ウォーミングアップ

世界で一番温まる簡単ウォーミングアップ

運動に慣れていない人にとっては、簡単かつ全身がしっかり温まるストレッチだと嬉しいですよね。

こちらの動画のストレッチは上半身から下半身まで全20種目ありますが、どれもやり方はとても簡単。

こちらの動きを1セットやるだけでも、体温が上がって脂肪燃焼にも効果的なのでダイエットにもGOOD。動画を見ながら一緒にできる形なので、スポーツは苦手だけど運動を始めていきたいという人にはとてもおすすめできるストレッチ。ぜひ一度やってみてくださいね。


運動前のストレッチ動画2. 筋トレ前にやるべき全身ウォームアップ

筋トレ前にやるべき全身ウォームアップ

1つ目のストレッチよりも少し運動に慣れていたり柔軟性のある人に向いているストレッチがこちらです。

マットの上で10分間で全身をストレッチできるので、ジムでの運動前に行うのにもぴったり。

ややバランス感覚や柔軟性が必要とされる動きもあるので、最初のうちは壁を使ったりしながら行っても大丈夫ですよ。

こちらの動きを動画と同じようにできるようになったら体の柔軟性や運動のパフォーマンスも上がっているはず。運動やり始めの人であればこちらの動画を1つの目標としても良いでしょう。


運動前のストレッチ動画3. ダイナミックストレッチ/エアロビクスのウォーミングアップ

ダイナミックストレッチエアロビクスのウォーミングアップ

エアロビクスの要素も入った、本格的なダイナミックストレッチをやりたい人はこちらの動画がぴったり。有酸素運動のような動きもあるのでダイエットにもかなり効果的です。

ジムに行けなかったり時間がない日には自宅でこちらのストレッチをやるだけでも、しっかり体温が上がって運動効果を得られますよ。

筋温も上がって運動のパフォーマンス向上にも最適なので、筋トレや有酸素運動に慣れてきた人はぜひこちらのストレッチを取り入れてみましょう。


運動前にストレッチを行いパフォーマンスの向上に繋げよう。

運動前にストレッチをしてパフォーマンスを向上させよう

運動前には柔軟などの準備体操が大事とはわかっていても、ストレッチを行うにあたってのポイントがわかっているかどうかでその効果は大きく変わってきます。

間違った方法でやると逆効果になって怪我の原因にもつながるので、ストレッチの種類ややり方を考えながら効率的に行っていけるようにしましょう。

本記事では、運動前の正しいストレッチの方法について解説しました。こちらを参考にしながら、ぜひご自身に合ったストレッチメニューを作っていってくださいね。


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【参考記事】筋トレ前に取り組むと効果的なウォームアップメニューを解説!▽

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