肺活量を鍛える方法|歌上手になる効果的な簡単トレーニングメニューとは
【器具あり】肺活量を鍛える方法|効率よく強化できるトレーニングメニュー
肺活量について、メリットなどを踏まえて解説してきました。ここからは、肺活量を鍛えるための具体的な方法をご紹介していきます。
身近にある道具を使って行う方法から、さらに鍛えたい人のための道具を使用した方法まで、4つの方法を見て行きましょう。トレーニングは何よりも続ける事が大切ですので、自分に合った方法を見つけてくださいね。
道具で肺活量を鍛える方法1. ペットボトルトレーニング
肺活量の鍛えはじめは、わざわざ道具を買いに行くのは手間ですので、まずは家にあるペットボトルですぐにできる方法をご紹介します。
やり方はとても簡単。
- 息を吐ききる
- ペットボトルを口に咥える
- ペットボトルの中の空気を吸い込み、へこませる
これを1日10セットほどを目標に行えば、これだけで肺活量を鍛える事ができます。
はじめのうちは苦しいので、500mlのペットボトルで行い、ミネラルウォーターが入っているボトルのように、柔らかめのもので行いましょう。
少しずつ難易度を上げて行き、いずれは2Lで行えるよう肺活量を鍛えていってください。
道具で肺活量を鍛える方法2. 風船トレーニング
肺活量が落ちたと感じるきっかけとして、よく挙げられる風船の膨らまし。昔は簡単に膨らませていた風船も、今では全く膨らまない...。そんな現実を突きつけてくれた風船は、実は肺活量を鍛えられる理想的な便利グッズ。
ここでは、風船を使った肺活量トレーニングについて分かりやすく解説していきます。
- お腹に空気をためて風船を咥える
- 頰を膨らませないようにしつつ、風船を膨らませる
以上を繰り返す事で、肺活量を鍛える事ができます。やりすぎると酸欠になってしまうので、気をつけて行いましょう。目標は5回ぐらいですが、案外難しいので、高齢者ややりはじめの場合は、1回でもOKです。
道具で肺活量を鍛える方法3. ティッシュトレーニング
トレーニングにおいて大切なポイントは、手軽に行えるのかどうか。ペットボトルや風船なども簡単に取り組める種目ではありますが、ふと瞬間に始めてみたい時に無い可能性もあります。
そんな人は、家であれば確実に存在する「ティッシュペーパー」を使った肺活量トレーニングがおすすめです。
- 2枚になっているティッシュを1枚にする
- ティッシュを壁に押し当てる
- 落ちないよう息を吹きかける
出来るだけ長時間ティッシュが落ちないよう心がけて、息を吹きかけるのがトレーニングになります。
はじめは5秒キープするのがやっとかもしれませんが、次第にタイムを長くできるよう頑張りましょう。回数は3回ぐらいから初めて、徐々に増やせるようにしていきましょう。
道具で肺活量を鍛える方法4. パワーブリーズトレーニング
もっと本格的に肺活量を鍛えたいというのでしたら、アスリートやミュージシャンも愛用している「パワーブリーズ」をおすすめします。
肺活量を鍛えながら、呼吸の際に使われる筋肉や、インナーマッスルを効果的に鍛える事ができる道具です。
- マウスピース部分を咥える
- 息を強く吐き出す
- 強く吸い込む
- (2)〜(3)を繰り返す
慣れてきたらノーズクリップを使用し、鼻を挟んでトレーニングを行うとより効果的。1日2回、30呼吸を目標に行えば、肺活量トレーニングとして十分でしょう。
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