筋トレは筋肉痛にならないと効果ない?トレーニングに重要な考え方を解説

筋トレは筋肉痛にならないと効果ない?トレーニングに重要な考え方を解説

稲葉孝弘 2024.01.02
筋トレで筋肉痛にならないと、効果がないの?と不安に思いますよね。本記事では、筋トレで筋肉痛にならないと意味がないのかという点や、筋トレで筋肉痛になる原因について徹底解説!また、筋トレで筋肉痛にならない方法もお教えします。運動初心者の人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

筋トレで押さえておくべき筋肉痛の考え方

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単に筋トレの回数をこなしていても、思うように成果は出ないかも知れません。効果的な筋トレをするのであれば、鍛え方だけでなく、筋肉痛の考え方を知るのがおすすめです。

ここでは、筋トレをするなら知っておくべき筋肉痛の考え方を解説します。筋肉痛をしっかり理解し、トレーニングの前提知識として持っておきましょう。


筋肉痛の考え方1. 筋肉痛を求めて筋トレをするのはNG

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ある程度の筋トレをしてきている筋トレ上級者は、運動の後に筋肉痛を感じることで効果を実感する人も多いです。そのため、頭では身体が負荷に慣れたことを理解していても、筋肉痛を求めてしまう人も。

しかし、筋肉痛を求めて、過度な筋トレを行うことは身体への損傷のもと。身体が損傷してしまうと、当然ながら筋トレもできなくなりますし、私生活にも影響が出てしまう恐れがあります。

筋肉を鍛えられる頻度が少なくなりますので、オーバートレーニングには気をつけましょう。


筋肉痛の考え方2. 筋肉痛になったら治るまでは筋トレをストップする

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ダイエットなどで筋トレを始めた初心者の中には、早く効果を得たいために毎日筋トレをしたい人もいるでしょう。しかし、激しい筋トレの後には筋肉痛はつきものです。

筋トレをすると筋肉を構成する筋繊維の破壊が行われ、この破壊を通じて筋肉の成長があります。修復は24~48時間かけて行われ、休息を与えられたことで超回復が起こり、筋肉が以前より強力に成長していくのです。

この超回復期間を無視してトレーニングを行うと、筋繊維をより傷つけて逆効果。さらに炎症を悪化させて、より筋肉痛を長引かせてしまいます。筋肉痛になってしまったら、筋肉をより成長させるためにも、絶対に筋トレをSTOPしましょう。

【参考記事】はこちら▽


筋肉痛の考え方3. 筋肉痛はあくまでも筋肉が鍛えられた目安とすること

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トレーニングで筋肉痛になるかならないは、これまでの筋トレ経験やトレーニングの質による個人差があります。そのため、筋肉痛になったからと安心したり、筋肉痛にならないからと不安になる必要はありません。

あまりにも神経質になってしまうと、筋肉痛によってトレーニングが左右され、効果的な筋トレができなくなる可能性もあります。

筋肉痛はあくまでも筋肉が鍛えられたという、目安程度にしておくのが良いでしょう。


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