筋トレは筋肉痛にならないと効果ない?トレーニングに重要な考え方を解説
筋トレで押さえておくべき筋肉痛の考え方
単に筋トレの回数をこなしていても、思うように成果は出ないかも知れません。効果的な筋トレをするのであれば、鍛え方だけでなく、筋肉痛の考え方を知るのがおすすめです。
ここでは、筋トレをするなら知っておくべき筋肉痛の考え方を解説します。筋肉痛をしっかり理解し、トレーニングの前提知識として持っておきましょう。
筋肉痛の考え方1. 筋肉痛を求めて筋トレをするのはNG
ある程度の筋トレをしてきている筋トレ上級者は、運動の後に筋肉痛を感じることで効果を実感する人も多いです。そのため、頭では身体が負荷に慣れたことを理解していても、筋肉痛を求めてしまう人も。
しかし、筋肉痛を求めて、過度な筋トレを行うことは身体への損傷のもと。身体が損傷してしまうと、当然ながら筋トレもできなくなりますし、私生活にも影響が出てしまう恐れがあります。
筋肉を鍛えられる頻度が少なくなりますので、オーバートレーニングには気をつけましょう。
筋肉痛の考え方2. 筋肉痛になったら治るまでは筋トレをストップする
ダイエットなどで筋トレを始めた初心者の中には、早く効果を得たいために毎日筋トレをしたい人もいるでしょう。しかし、激しい筋トレの後には筋肉痛はつきものです。
筋トレをすると筋肉を構成する筋繊維の破壊が行われ、この破壊を通じて筋肉の成長があります。修復は24~48時間かけて行われ、休息を与えられたことで超回復が起こり、筋肉が以前より強力に成長していくのです。
この超回復期間を無視してトレーニングを行うと、筋繊維をより傷つけて逆効果。さらに炎症を悪化させて、より筋肉痛を長引かせてしまいます。筋肉痛になってしまったら、筋肉をより成長させるためにも、絶対に筋トレをSTOPしましょう。
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筋肉痛の考え方3. 筋肉痛はあくまでも筋肉が鍛えられた目安とすること
トレーニングで筋肉痛になるかならないは、これまでの筋トレ経験やトレーニングの質による個人差があります。そのため、筋肉痛になったからと安心したり、筋肉痛にならないからと不安になる必要はありません。
あまりにも神経質になってしまうと、筋肉痛によってトレーニングが左右され、効果的な筋トレができなくなる可能性もあります。
筋肉痛はあくまでも筋肉が鍛えられたという、目安程度にしておくのが良いでしょう。
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