"不躾な質問"の意味/使い方とは?類語&丁寧な例文集|ビジネス敬語ガイド
礼儀のなっていない質問という意味を持つ、不躾な質問。ビジネスシーンでもよく使われる表現ですが、正しい使い方を知らない人も多いはず。今回は、「不躾な質問の意味とは?」から正しい使い方、丁寧な例文、言い換えできる類語、不躾を使ったその他の敬語まで徹底解説します!
「不躾」を用いたその他の表現
- 不躾なお願い →相手が不快に感じるようなお願いごとを意味します。 →ビジネスでは直接関係ないことをメールでお願いするシチュエーションなどです。
- 不躾な対応 →相手が何かを頼んできたりしたとき、失礼な態度で応じるという意味です。 →自分の仕事が手一杯なときに、メールなどで別の用事を頼まれたシチュエーションで使います。
- 不躾な物言い →先輩や上司に対して敬意を表さないで失礼な言い方をする意味合いです。 →会議中に発言するときなど、相手が自分より目上にもかかわらず傲慢な言い方で意見を述べるシチュエーションです。
- 不躾な言い方 →相手を尊重すべきなのに、気持ちを思いやらずに自分の感情をぶつける意味合いがあります。 →お客が商品の内容について尋ねているのに、それに答えようとせずに客に対して失礼な言葉を返すようなシチュエーションです。
【参考記事】「不躾なお願い」の意味や正しい使い方とは▽
「不躾な質問」の英語表現
- rude question(不躾な質問)
- ungracious question(不躾な質問)
- I am sorry to ask you(失礼な質問をしてすみません)
- I don't want to be rude(不躾な質問をするつもりじゃなかった)
- I hope you do not mind me asking the question(失礼な質問だったらごめんなさい)
- Can I ask you a candid question?(不躾な質問をしていいですか)
英語で「不躾な質問」はrude questionやungracious questionがストレートな言い方です。
「不躾な質問」をして謝るときは、I am sorryを前につけると「不躾な質問をしてすみません」を英語で言い表すフレーズになります。
「不躾な質問」をするつもりじゃなかったときは、I hope youをつけるだけで英語表現に。a candid questionも「不躾な質問」の英語表現です。
「不躾な質問」を活用して、相手へ上手に尋ねましょう!
「不躾な質問」についての意味や使い方、似た表現についても説明してきました。「不躾な質問」の一番のポイントは、質問をする相手の気持ちを思いやることです。
質問する前に「不躾な質問ですが」の一言をつけるだけで、相手の感情を和らげる効果があります。英語ではrude、ungracious、candidを使った例文を覚えておけば安心です。
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