絨毯のおすすめ宅配クリーニング業者3選。料金・期間・お手入れ方法まで解説

毎日使用しているじゅうたんは、きれいな状態で保ちたいもの。そのためには、お手入れやプロによるクリーニングも欠かせません。そこで今回は、簡単にできるお手入れの方法やじゅうたんのクリーニング方法についてご紹介します。

じゅうたんをクリーニングに出す目安は?

じゅうたんのおすすめ宅配クリーニング

じゅうたんをクリーニングに出す目安は素材や使用頻度によって異なりますが「汚れが目立つ」「表面の毛並みがしっとりしてきた」など、じゅうたんの毛並みや汚れが気になったらクリーニングに出すことをおすすめします。また、季節の変化や模様替えなどによって一時的に保管をする場合にも、一度クリーニングに出してきれいな状態にすることが好ましいです。


じゅうたんを長持ちさせるためのクリーニングは主に3種類

じゅうたんはお手入れ次第で、長く愛用することができます。そこで、まずはじゅうたんを長持ちさせるためのクリーニング方法をご紹介します。主な方法は次の3つ。それぞれの特徴やメリット、気になる費用などをまとめてみました。


じゅうたんをクリーニングする方法① 店舗型のクリーニングへ持ち込む

まずは、じゅうたんをクリーニングする方法として、店舗型のクリーニングに持ち込む方法が挙げられます。スタッフと直接やり取りができるところが、店舗型のクリーニングの特徴です。自宅の近くに信頼できるクリーニング店がある場合は、手っ取り早く持ち込むことができるので便利です。一方で、じゅうたんは重くかさばるため持ち込みや受け取りが大変な場合も考えられます。


仕上がりまでの平均日数と費用

じゅうたんのクリーニングは大きさと素材によって費用が大きく異なりますが、通常1㎡あたり1,000円から3,000円程度が相場です。シルクやウールなどの素材を使用している場合や特殊な織り方をしている場合は、オプション料金がプラスされることがほとんど。また、じゅうたんのクリーニングは洋服よりも時間がかかり2週間から1ヵ月ほどみておくと安心です。


店舗型クリーニングのメリット

店舗型クリーニング店を利用するメリットは、直接スタッフとのやり取りができるところです。シミ抜きをして欲しい部分や汚れが気になる部分がある場合は、その場で確認をしながら依頼することが可能です。また、店舗が自宅の近くにある場合には、模様替えをしている最中や掃除をしている最中など、クリーニングに出したいと思ったときに持ってくことができます。


店舗型クリーニングのデメリット

店舗型クリーニング店のデメリットは、自分で持ち込むことが大変なところです。とくに、サイズが大きいじゅうたんは持ち運ぶことがとても大変。また、店舗型クリーニングが全てじゅうたんのクリーニングに対応しているわけではないので、場合によってはクリーニングに出すだけでも時間と労力を使ってしまうこともあります。


じゅうたんをクリーニングする方法② 宅配クリーニングに依頼する

自宅に居ながらじゅうたんをクリーニングに出せる方法はないかなと考えている人におすすめなのが、宅配クリーニングに依頼する方法です。好きな時間に集荷依頼をするだけで、準備が完了。後は、クリーニングから戻ってきたじゅうたんを自宅で受け取るだけ。空いた時間を利用して、手軽にクリーニングに出すことができます。


仕上がりまでの平均日数と費用

宅配クリーニングの場合も、じゅうたんの大きさや素材によって費用が大きく異なります。とくに、宅配クリーニングの場合は、素材や加工方法、裏地によって細かく料金設定がされている場合が多いので、事前にチェックしておくといいでしょう。気になるクリーニングの仕上がりまでの平均日数は、2週間から1ヵ月ほど。余裕を持ってクリーニングに出すことがおすすめです。


宅配クリーニングのメリット

宅配クリーニングのメリットは、何といっても重いじゅうたんを自宅から直接クリーニングに出せるところです。手の空いた時間を利用してクリーニングの準備ができるため、忙しい人にも向いています。また、かさばるじゅうたんを一定期間保管してくれるサービスやオプションメニューが充実している店舗もあり、嬉しいサービスがそろっているところも魅力です。


宅配クリーニングのデメリット

宅配クリーニングのデメリットは、スタッフとの直接やり取りができないところです。その分、じゅうたんの状態を指示するためのシートを記入したり電話での相談ができたりと、サービスを手厚くしている店舗が目立ちます。また、お住まいの地域によっては往復送料が高くなってしまう場合があり、コストがかさむこともあります。


じゅうたんをクリーニングする方法③ 自宅で洗う(手入れをする)

少しでもコストを抑えてじゅうたんをクリーニングしたいという場合は、自宅で洗うことも一つの手段です。とは言え、家庭用の洗濯機では洗えない場合がほとんどなので、水拭きや手洗いをすることになります。また、じゅうたんをしっかりと乾燥させようとすると1週間から2週間は必要なので、その期間保管する場所も必要となります。


とはいえ難しいので、おすすめはできない

じゅうたんを自宅でクリーニングするのは時間がかかるのはもちろんのこと、知識や技術も必要となります。とくに、特殊な素材を使用している場合は素材に合ったお手入れをしないと、色あせたり毛が抜けてしまったりする原因に。また、分厚いじゅうたんは内側までしっかりと乾燥させないと、カビやハウスダストの原因となります。


日頃からできるじゅうたんのお手入れで長持ちさせよう。

大切なじゅうたんを長持ちさせるためには、クリーニングはもちろんのこと日頃のお手入れも欠かせません。ここでは、簡単に実践できるじゅうたんのお手入れ方法をいくつかご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。


簡単なお手入れ法① じゅうたんのゴミやホコリを取る

じゅうたんの一番簡単にできるお手入れ方法は、掃除機やテープなどを使用してゴミやホコリを取り除くことです。とくに、毛の長いじゅうたんの場合は、ゴミやホコリが付いた放置すると毛玉ができてしまう場合も。毎日のお手入れとして、できるだけ早くゴミやホコリを取り除くことで、きれいな状態を維持しやすくなりますよ。


簡単なお手入れ法② ダニの繁殖を防ぐためにスチームをかける

自宅でも簡単にできるじゅうたんのダニの駆除方法は、スチームをかけることです。保温性や吸湿性に優れているじゅうたんはダニが繁殖しやすく、お手入れをしないで放っておくとハウスダストの原因となることも。そこで、じゅうたんに70度以上の高温スチームをすることで、ダニを死滅させることができます。じゅうたんの材質によってはスチームが使用できない場合もあるので、事前に確認するといいでしょう。


簡単なお手入れ法③ 定期的に陰干しする

じゅうたんは布団と同じで、敷いたままにしておくとその分湿気を吸い込んでしまいます。湿気を吸ったままにしておくとダニが繁殖しやすいのはもちろん、毛並みが悪くなりじゅうたんの質が下がってしまう場合も。そこで、定期的に陰干しをすることで湿気を取り除くようにしましょう。できるだけ直射日光が当たらない場所に干すことがポイントです。


簡単なお手入れ法④ 天気のいい日に水拭きする

じゅうたんの汚れが目立ってきたときには。表面を水拭きすることがおすすめです。汚れをそのまま放置すると落ちにくくなり、シミとなってしまう場合も。じゅうたんを乾燥させやすい、天気のいい日を選んで、表面を軽く叩くように拭いていきます。じゅうたんの面積が広い場合は、日にちをかけて少しずつ進めていくと負担を軽減できます。


【忘れずチェック】じゅうたんをクリーニングに出す前に確認すべきこと

いざ、じゅうたんをクリーニングに出そうと思ったときに、事前に確認しておきたいポイントが。ここでは、じゅうたんをクリーニングに出す前にチェックしたい留意点をご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。


確認すること① 洗濯表示・品質表示タグがついているか

まずは、じゅうたんに洗濯表示や品質表示のタグが付けられていないか確認しましょう。このタグを確認することで、じゅうたんの洗い方が異なります。場合によってはドライクリーニングなどの特殊な方法を選択しなければならないこともあります。事前に確認しておくことで、クリーニング店にしっかりと伝えられて、安心して依頼することが可能です。


確認すること② 染みができていないか

じゅうたんにシミなどの汚れができていないかも、隅々までチェックしたいポイントです。店舗型のクリーニング店に持ち込む場合は、シミがある部分を直接伝えることができます。また、宅配クリーニングの場合も、シミの場所を知っていれば指示カードに記入できます。このように事前にシミのある部分を知っておくことで、仕上がりの満足度を高めることに繋がります。


確認すること③ ほつれや穴がないか

最後にチェックしたいのが、じゅうたんにほつれや穴がないかどうかです。穴の空いている状態でクリーニングすると、穴を広げてしまう可能性があるためです。万が一、ほつれや穴が見つかった場合は、クリーニングに出す前に修繕することをおすすめします。クリーニング店によってはオプションとして穴やほつれなどの修繕サービスを行っている場合があるので、そちらを利用するのも一つの手段です。


宅配クリーニングを利用すれば、忙しくてもじゅうたんがきれいに。

持ち運びが大変なじゅうたんでも、宅配クリーニングを利用することで、簡単にクリーニングに出すことができます。そこで、ここからはじゅうたんの宅配クリーニングができるおすすめのサービスを厳選してご紹介します。


じゅうたんクリーニングにおすすめのサービス1. 白洋舎

白洋舎は明治39年に創業した歴史あるクリーニングブランドです。実は。日本で初めてドライクリーニングを導入したのも白洋舎なんです。長い歴史で培った技術やノウハウを生かして、仕上がりにこだわったクリーニングサービスを展開しています。じゅうたんのクリーニングは素材や大きさによって費用が異なるため、その都度電話やメールにて詳細金額を伝えてもらえます。


白洋舎のおすすめポイント

白洋舎は老舗クリーニングブランドとして、仕上がりにこだわっているところがポイントです。洗濯科学研究所を設けて、技術開発に取り組んでいます。また、じゅうたんのクリーニングでは1つ1つの工程を丁寧に行ってもらえます。じゅうたんを送った後に状態を確認し、料金や日数の連絡をもらい承諾してからクリーニングに入ります。また、クリーニング後のじゅうたんの保管場所に困っている場合には、保管サービスもあるのでとても便利です。


白洋舎の詳細
  • 集荷- 配達可能エリア:全国
  • 送料:1本あたり5,500円ほど(地域や大きさによる)
  • 料金設定:その都度見積り
  • 仕上がり期間:1ヵ月程度
  • 長期保管サービス:あり(別途料金必要)
  • しみ抜き:あり
  • 高級ブランド受付:あり
  • 申込方法:公式サイトまたは電話で受け付け
  • 支払い方法:クレジットカード- 銀行振込
公式サイトで見る

じゅうたんクリーニングにおすすめのサービス2. クリコム

クリコムは、昭和48年創業のクリーニングブランドである光栄舎が運営している宅配クリーニングサービスです。幅広いアイテムを扱っており、比較的リーズナブルな価格でじゅうたんのクリーニングをすることができます。梱包の方法や宅配クリーニングの流れが細かく紹介されているので、初心者でも安心して利用できます。


クリコムのおすすめポイント

クリコムはじゅうたんの状態に合わせて、丁寧にクリーニングをしてくれるところがおすすめポイント。汚れやシミのある部分は手作業でシミ抜きをしてもらえます。また、じゅうたん専用の静止乾燥機でじっくりと乾燥するので、じゅうたんの品質を維持しながらきれいな状態に仕上げてくれます。さらに、オプションとして防ダニ加工が用意されているところも特徴。体に有害な薬品を使用しないで、ダニのみをしっかりと取り除いてもらえます。


クリコムの詳細
  • 集荷- 配達可能エリア:全国
  • 送料:往復送料1,500円(地域によって異なる)
  • 料金設定:1畳あたり6,000円~
  • 仕上がり期間:1ヵ月以上
  • 長期保管サービス:あり
  • しみ抜き:あり(無料)
  • 高級ブランド受付:あり
  • 申込方法:集荷依頼フォームより申し込み
  • 支払い方法:クレジットカード- 代引き
公式サイトで見る

じゅうたんクリーニングにおすすめのサービス3. デア

クリーニングのデアは、アットデア株式会社が運営している宅配クリーニングサービスです。衣類はもちろんのこと、インテリアのクリーニングにも力を入れているところが特徴。そのため、じゅうたんの素材によって価格やクリーニング方法を細かく分けており、それぞれに合わせたクリーニング方法でお手入れをしてもらえます。


デアのおすすめポイント

デアのおすすめポイントは、天然石けんとEM菌水など肌に優しい洗剤を使用してクリーニングをしているところです。この2つのW効果により汚れや黄ばみを取り除くことができます。また、ふさのついているじゅうたんや特殊な素材を使用しているじゅうたんは、それぞれに合わせた方法でクリーニングをしてもらえるので安心。さらに、オプションメニューも充実しており、防ダニ加工やじゅうたんの保管サービス、修理サービスなどが用意されているところも大きな魅力です。


デアの詳細
  • 集荷- 配達可能エリア:全国
  • 送料:サイズにより異なる
  • 料金設定:サイズ、素材により1点ずつ見積
  • 仕上がり期間:2週間~1ヵ月
  • 長期保管サービス:あり(有料)
  • しみ抜き:あり(無料)
  • 高級ブランド受付:あり
  • 申込方法:メール、電話。FAXにて申し込み
  • 支払い方法:クレジットカード- 代引き- 銀行振込- 郵便振替
公式サイトで見る

クリーニングから戻ってきたじゅうたんにすべきこと

最後に、じゅうたんがクリーニングから戻ってきた後にしっかりとチェックしたいポイントをご紹介します。じゅうたんがクリーニングから戻ってきたら、そのままの状態で片付けてしまうのはあまりおすすめできません。正しい方法で保管することで、じゅうたんをぐんと長持ちさせることができますよ。ぜひ、実践してみてくださいね。


その① ビニールなど、クリーニングのカバーは外す

まずは、じゅうたんを梱包しているカバーやビニール袋を外して、じゅうたんを広げるところから始めましょう。クリーニング店での梱包は保管用の梱包ではありません。そのため、そのまま保管すると劣化の原因にもなります。


なぜ、カバーは外す方がいいの?

じゅうたんを梱包しているカバーは保管用のものではありません。また、じゅうたんがしっかりと乾燥していない状態だった場合カバーに入れてしまうと、湿気がこもりカビやダニの原因になる可能性があります。そのため、クリーニングから戻ってきたらじゅうたんを広げてみることが大切です。他にも、カバーに入れたままにすることで、じゅうたんの一部だけ焼けやすくなり色ムラができる原因にもなります。


その② じゅうたんのチェックをする

次に、クリーニングから戻ってきたじゅうたんの状態をチェックしましょう。シミや汚れが落ちているかどうか、手触りや色合いはどうかなど細かな部分まで確認しておきます。付属品やふさなどがある場合は、その部分の仕上がりも忘れずに確認するようにしましょう。


なぜ、隅々までチェックするの?

じゅうたんの仕上がりを自分でチェックすることで、クリーニングの効果を確かめることができます。逆に、不備があった場合にもいち早く気付けて、すぐに連絡をして再仕上げの依頼をすることが可能です。とくに、再仕上げは受け取った日にちから対応できる期間が決まっているので、後回しにしないですぐにチェックしたほうがいいでしょう。


その③ 丸めて横置きにして保管する

クリーニングから戻ってきたじゅうたんのチェックが終了したら、くるくると丸めて保管します。このときに、壁などに立て掛けないで横置きにすることがポイント。できるだけ日光が当たる場所や湿気が溜まる場所を避けて保管することがおすすめです。


なぜ、丸めて横置きにした方がいいの?

じゅうたんをコンパクトにまとめたいからといって折り畳んではいけません。跡がついたり毛並みが乱れたりして劣化してしまう原因に。そのため、くるくると丸めて横置きにすることがベスト。このときに、縦向きで保管するのも同じく型崩れの原因となります。ダニなどの害虫を寄せ付けないためにも、風通しのいい場所で保管するようにしましょう。


宅配クリーニングで楽にじゅうたんを綺麗にできますよ

今回は、じゅうたんのお手入れ方法やクリーニング方法をまとめてご紹介しました。じゅうたんは日頃のお手入れで、ぐんと長持ちさせることができます。それにプラスして、汚れやダニを取り除くプロのクリーニングも取り入れることがおすすめ。とくにかさばるじゅうたんは、宅配クリーニングを利用することで手軽にクリーニングに出すことができますよ。


【参考記事】はこちら▽

よく一緒に読まれる記事

関連する記事

Enjoy Men's Life