2017年7月27日

「怒られるか? 喜ばれるか? 職場への妊娠報告」僕は彼女に妊娠を告げられた|第7話

もしも彼女が妊娠したら、男にはこんな現実が待っている。父親になる男のリアルに描く体験記「僕は彼女に妊娠を告げられた」第7話。

彼女が妊娠


通勤の電車内で「職場に報告する」という一大決心をした僕は、駅に着くなり上司にLINEを入れました。


「お話したいことがあるので、今日どこかでお時間いただけませんか?」


その日は、上司が早朝からジムに行っている日だったので「返信はジム終わったらかな?」と思っていたら、まさかの即レス。


「おっ!いきなり、どうした?」


その返信の早さに驚きながら、そしてビビりながらも、直接話した方がいいと思い、


「直接お話できたら嬉しいです!」


と連絡すると、


「えっ、怖い!w まっ、ジム終わりにすぐ話すか〜」


と快く了承してくれました。



オフィスに着いて業務を開始するも、どこか緊張気味で集中しきれないでいると、


少し経った後にオフィスにジム終わりの上司が到着。


「おはよ〜」


「あっ、お、おはようございます!」


「遅くなって悪いな!とりあえず場所移すか」


上司は何かを察してくれたのか、この日は別フロアで話すことに。



「で、いきなり、どうしたー?」


いつも通り、ずばっとストレートに聞いてくれる上司に対して、


それまで気負いしていたのが嘘のように、自分でも驚くほどすんなりと


「実は・・・彼女が妊娠しました」


と答えていました。


すると


「なるほど(笑)まさかとは思っていたけど、本当にそう来たか。じゃあ、まずは、おめでとうございます!だな(笑)まあ、小嶋が話あるって言った時点で、彼女と別れたとか、彼女が妊娠したとかその辺だと思ったのよ!まさか、本当に妊娠とは思わなかったけどさ(笑)」


怒られることも想定していたので、その反応に思わず拍子抜けする僕を見て、心配に思ったのか、


「ん?どうした?」


と、上司。


「あっ、いや・・・大丈夫ですか?」


「大丈夫?あー、怒られるとか思ってた?(笑)まあ会社的にはタイミングではないかもな(笑)けど、ちゃんと産むんだろ?」


「産みます。」


「じゃあ、喜ばしいことじゃん。いつも以上に頑張れよ!(笑)」


信頼している上司に喜んでもらえて、嬉しかったし、今まで以上に頑張らないと!と気を引き締めました。


そこから彼女の状態や金銭面など家庭についてざっくばらんに話が進み、とうとう話題は職場のみんなに報告するタイミングについて。



「それで、みんなにはいつ言おうか?」


「いつが、いいですかね?」


「小嶋が良いなら、今?(笑)」


職場のみんなには、しっかりと自分の口からこの事実を伝えたかったので、


「業務の邪魔でなければ、ぜひお願いします。」


と、即日で職場全体に報告することになりました。


「おっけー!したら、上のフロアにみんなを集めておくから、適当なタイミングで上がってきてくれ」


そう言い残して、上に上がっていく上司。


フロアを出る上司の背中を見ながら、極限の緊張から解き放たれた感覚に浸る僕。


上司は喜んでくれたけど、みんなはどんな反応をするだろうか。


不安に思いつつ、一度深呼吸をして、気持ちをリセット。


意を決して、みんなの待つフロアに上がり始めました。



緊張した面持ちで扉を開けると、招集されて楽しそうに談笑する職場のみんなの姿が。


その楽しそうなみんなと、不安に思っている自分との温度差に、少し怖気づきながらも、全員の顔が見える端の席に腰をかけました。


そして、会話の話題が途切れ、全員の会話が少し落ち着いたとき、思い切って話を切り出しました。


「みなさんにご報告があります!」


全員の注目を一気に集めたところで


「僕、実は年内で父親になります。」


と報告をしました。


突然の父親になるという報告に戸惑いながらも、徐々に状況を読み込み始めると、


「えっ!小嶋さん!おめでとうございます!」


「結婚じゃなくて父親!?(笑)まじか!おめでとう!」


などと口々に温かい祝福の言葉をかけてくれました。


その一つひとつの祝福に喜びを感じながら、


「これからイレギュラーな休みが増えて、みなさんにはたくさん迷惑をかけるかもしれませんが、今後ともどうかよろしくお願いします。」


僕はそう言って頭を下げました。


「奥さんに負担かからないようにね」


「しっかり休んでくださいね」


「任せてください!」


そんな優しい言葉が飛び交う職場はとても幸せでした。



職場のサポートを肌で全面に感じた僕は、


「今まで以上に仕事も家庭も全力を尽くそう!」


そう、力強く誓ったのでした。


<続く>


僕は彼女に妊娠を告げられた

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