
メンズ髪型ツーブロック全種類。年代&場面でセットの仕方を徹底解説
ツーブロックを取り入れた、おすすめヘアスタイルを徹底解説。

おしゃれメンズの鉄板ヘアスタイルといえば、ツーブロック。ショートやパーマ、マッシュ、ウルフスタイルなどの定番スタイルはもちろん、スパイキーなどの独特な髪型とも相性抜群です。今回は、種類・世代別・場面別(ビジネス/プライベート)でまとめた、世界にたった一つのツーブロック完全マニュアルを大公開。自分にぴったりのヘアスタイルを見つけて、周りを惹きつけるクールな男性に変身しましょう。
そもそも、ツーブロックとは?正しい定義は?

ツーブロックとは、トップに十分な毛量をキープしておき、サイドまたは襟足を短くカットしたヘアスタイルのこと。長さには全く定義がなく、明らかに長さが異なる髪のブロックが2箇所があるかどうかということがツーブロックと判断できる基準になります。
刈り上げとツーブロックの違いとは?
刈り上げは、トップからアウトラインにかけて少しずつ短くカットまたはバリカンで切った髪型のことを指します。ツーブロックとの違いは、段差があるかないかということ。刈り上げには段差がなく、スロープ状のゆるやかな丸みを帯びるのが特徴です。
【参考記事】刈り上げを用いたメンズ髪型のセット方法&カタログはこちら▽
ツーブロックのメリットとは?

ツーブロックを取り入れた経験がない男性にとって、刈り上げるか否かというのは迷いどころなはず。伸びるのに時間がかかるうえに、意外と似合うヘアスタイルが難しい...なんてことも。そこでちょっとしたデメリットも跳ね返すツーブロックの5つのメリットがコチラ▽
- アウトラインがすっきりすることで、清潔感を出すことができる。
- 全体にメリハリをつけ、真面目な印象を与えられる。
- 伸びる過程で様々なヘアスタイルにスタイリングできる。
- 男らしく、攻撃的なルックスに仕上げることができる。
- セットが難しいサイドをスタイリングしなくて良い。
多くの美容院でツーブロックを取り入れているのは、男性の方が女性よりも髪が伸びるのが早く、伸びたサイドを目立たなくするためです。そのためツーブロックは、とても理にかなったヘアスタイルといえます。
1. ツーブロック × ベリーショート

サイドからツーブロックを入れ、トップ部分は動きが出るように少し長さを残すヘアスタイル。さっぱりとした外見のツーブロックベリーショートスタイルは、清潔感満点の髪型です。しかし、一度切ってしまうと髪が伸びるのに時間を要することを覚えておきましょう!
【参考記事】ツーブロック×ベリーショートのヘアカタログはこちら▽
【20代】ツーブロック×ベリーショート ビジネススタイル

全体の束感が若々しい印象をプラスしてくれるヘアスタイルです。サイドはハチ下までしっかりと刈り上げ、全体はショートレイヤーベースでカットしていきましょう。パーマやカラーは必要ありませんが、毛束が作りにくい人はニュアンスパーマをかけると一気にスタイリングが楽になりますよ。
セットの仕方
全体を8割ほどドライヤーで乾かしていきます。少し水分を含んだ状態でドライワックスをなじませ、一度全体の髪を立ち上げましょう。その後一度髪を下ろして、毛束をつまんで全体のシルエットを整えていきます。ワックスは根元にはあまりつけず、毛先につけて束感を出すのがポイント。
【20代】ツーブロック×ベリーショート プライベートスタイル

前髪を立ち上げて全体のシルエットが横に広がらないようにしたメンズ髪型。サイドをハチ下までがっつりと刈り上げ、全体はショートレイヤーべースでカットしていきましょう。パーマは、毛先に動きを出せるピンパーマを施すのがおすすめです。
セットの仕方
全体をしっかりとタオルドライしていきます。その後ファイバー系ワックスをしっかりと手になじませ、持ち上げるようにスタイリングしていきましょう。なかなか毛束ができない方は、握るようになじませるのがポイントです。最後にハードスプレーでキープしたら完成。
【30代】ツーブロックベリーショート ビジネススタイル

少しくせ毛な人でも十分似合わせることが可能なメンズツーブロックスタイル。サイドと後ろにツーブロックを入れて、全体は伸びてもモサっとしないように多めにすいていきましょう。毛先が立ち上がりにくい人は、トップ部分のみピンパーマを施して動きを出すのがおすすめ。
セットの仕方
全体をタオルドライで乾かしていきます。その後少しだけ湿った状態でジェルタイプワックスをなじませ、全体のシルエットを調整していきましょう。少し束感が欲しい人はハードタイプワックスを混ぜて使用することで束感を簡単に出すことができます。フォルムが仕上がったらスプレーでキープして完成です。
【30代】ツーブロック×ベリーショート プライベートスタイル

立ち上がった束感がアクティブに動き回ったツーブロックスタイル。トップは立ち上がりやすいようにレイヤーを施し、サイドと襟足はすっきりとツーブロックを入れましょう。直毛の方は弱めのパーマをかけて、くせがある方は動きを活かしてスタイリングするのがポイントです。
セットの仕方
ドライヤーをかける時に握って立ち上げるように乾かしていきます。全体が乾いたらハードタイプワックスを根元からなじませて、束感を作っていきましょう。束感ができたら、ハードスプレーを吹きかけて完成です。
ツーブロック×ベリーショートにおすすめのワックス

坂本高生堂が提供するポマード。輝くツヤ、絶対に崩れないキープ力が特徴的なクックグリースは、ベリーショートの髪型セットを手助けしてくれる最高のアイテムです。セット時に使用する量は10円玉ほどの大きさでOK!スタイリング剤選びに迷ったらこのワックスを買うのがおすすめ。
Amazonで詳細を見る2. ツーブロック × ショート

ベリーショートよりもモヒカンラインが総じて伸びたメンズヘアスタイル。サイドのツーブロックはハチ下まで入れず、サイドが膨らんで見えない程度まで刈り上げるのがポイント。初めてツーブロックを入れる人におすすめなヘアスタイルです。
【参考記事】ツーブロック×ショートのヘアカタログはこちら▽
【20代】ツーブロック×ショート ビジネススタイル

前髪からトップに行くに連れて、少しずつ束感を出して若者の躍動感をイメージさせたメンズヘアスタイル。サイドは深め、襟足は浅めにツーブロックを入れて、全体はショートレイヤーベースでカットしていきましょう。パーマはかけず、地毛の動きを活かした動きがベスト。
セットの仕方
前髪を少し流しながら、ドライヤーをかけていきましょう。ワックスは10円玉くらいを手になじませ、バックからトップ、前髪とはたくようにスタイリングしていきます。前髪は毛先にはあまりつけず、根元につけて動きを出すようにするのがポイント。最後にトップの毛束をつまんでシルエットを調整したら完成です。
【20代】ツーブロック×ショート プライベートスタイル
全体をゆるめのパーマで小顔に見せられるメンズツーブロック髪型。サイドと襟足に軽めのツーブロックを入れて、全体はショートレイヤーベースでカットしていきましょう。パーマは、ニュアンスパーマを部分的にかけ、ひし型のフォルムを作れるようにするのがおすすめ。
セットの仕方
全体を7割ほどドライヤーで乾かしていきます。その後水分を保った状態でハードワックスを毛の中間から毛先にかけてなじませるように、スタイリングしていきましょう。水分が無くなってきたら、毛束をつまんでアウトラインを整えていきます。最後にスプレーを遠目から吹きかけて全体をキープしたら完成です。
【30代】ツーブロック×ショート ビジネススタイル

額をしっかりと見せて、爽やかかつデキる男の印象を与えるメンズショート髪型。全体はグラデーションレイヤーカットを施し、全体にメリハリをつけていきましょう。トップにボリュームが出せない方は、ニュアンスパーマをかけてふんわりとした動きを出すことで綺麗なフォルムに仕上がります。
セットの仕方
全体をタオルドライ後、七三部分を作るようにドライヤーをかけていきます。その後少し湿った時に、スタイリング剤をなじませ、毛の流れを作っていきましょう。前髪がすぐ落ちてしまう人は、毛先にはつけず根元のみにつけるのがポイント。ワックスはグリースタイプワックスがおすすめです。
【30代】ツーブロック×ショート プライベートスタイル

ビジネススタイルと違って、全体にしっかりと動きのある束感を施した30代おすすめ髪型。サイドと後ろにツーブロックを施し、全体はショートレイヤーベースでカットしていきましょう。特に、ハチ周りは毛束で流れを作るためにしっかりとすいてもらうことが重要です。パーマもカラーも必要なしのヘアスタイル。
セットの仕方
全体をドライヤーで8割ほど乾かしていきます。ワックスはハードタイプを使用し、根元から立ち上げるようになじませるのがポイント!全体が立ち上がったら、一度おろし、シルエットを調整していきましょう。最後にスプレーでキープしたら完成です。
ツーブロック×ショートのおすすめのワックス

出典:smartlog.jp
多くの美容師に使われているデューサーハードワックス5。メンズワックスの中でもその能力はピカイチで、セット力やキープ力、束感は申し分ありません。しかし、固まるのが早いこと&洗い落としが他のワックスよりも悪いことが気になるポイント。それでも使用に慣れれば、間違いなくNo.1ワックスです。
【参考記事】髪型セットに欠かせない。デューサーワックスのおすすめ▽
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