冬のドイツは夢の世界。彼女と行きたいクリスマスマーケット5選
クリスマスと言えば、本場ドイツのクリスマスマーケット。
ハロウィンも終わり、いよいよ年末までカウントダウンがはじまりました。2015年最後の大きなイベントと言えば、クリスマスでしょう。そのクリスマスと言えば、本場ドイツのクリスマスマーケットは外せません。大好きな恋人と行くと、幻想的で最高にロマンチックなデートを楽しめますよ。
そもそも、クリスマスマーケットとは?
キリストの生誕を祝うクリスマス(12月25日)まで4週間の準備期間(ドイツ語:アドヴェント)で開催されるクリスマスの催し。屋台や出店でヨーロッパ各都市が大盛り上がりする年に一度の一大イベント。発祥の地とされるドイツでは“クリスマスマルクト”と呼ばれます。
日本でも素敵なイルミネーションが数多く街を彩りますが、ヨーロッパのクリスマスはレベルが違います。街全体がクリスマスムード満載。伝統的な催しが現実離れした極上空間に。
2016年クリスマスマーケットの開催時期は?
ドイツではクリスマスイブから逆算して、4週前の日曜日前後からのクリスマス準備期間(通称:アドベント)がはじまります。2016年は、11月26〜29日辺りから本格的な準備がはじまると思われます。(※各露店によって、日程は前後することも考えられます。)
クリスマスマーケット終了は12月24日クリスマスイブ。24日のクリスマスイヴまでを準備期間としているため、日本のように25日のクリスマスまで開催していない可能性が高く注意が必要です。
本場ドイツで絶対に行くべき5つのクリスマスマーケットを厳選
ヨーロッパで数多く開かれるクリスマスマーケットの中でも、本場と言われるドイツはまた桁違いの規模と華やかさを誇ります。今回は、筆者が実際に行ったからこそ分かる「絶対に行くべきクリスマスマーケット」を5つ厳選してご紹介します。
ドイツのクリスマスマーケット1. 絶対的におすすめNo.1「ドレスデン」
ドイツの三大クリスマスマーケットの一つドレスデン。ドイツ東部に位置するドイツのクリスマスマーケット発祥の地で、毎年国内外から数多くの観光客が訪れる人気クリスマスマーケットです。数あるクリスマスマーケットの中でも「ドレスデン」は格別。雰囲気・規模ともに最もおすすめです。
遊園地が丸ごと現れるドレスデンのクリスマスマーケット。しかも遊園地よりもレベルの高い細かい飾り付けが素敵な空間を演出してくれます。
ドレスデンのクリスマスマーケットに行く時に役立つ4つのアドバイス
【気温は?】
圧倒的に寒いです!冬場は非常に寒いドイツですが、特にドレスデンの川沿いは凍え死にます。筆者も素敵でテンション上がった反面、寒すぎて2時間いるのがやっとでした。人生史上最大の防寒をおすすめします。
【ホテルは?】
都市中心部にリーズナブルなホテルが少ないです。ドレスデンはホテルの母数が少ないため、ピークのクリスマスシーズンは非常に高い宿泊代になります。そのため、リーズナブルな宿は首都を少し離れます。地図など入念な準備をしておくと良いでしょう。(筆者は郊外のホテルを借りて道に迷い、吹雪の中で死にそうになりました)
【少し贅沢するなら?】
ホテル タッシェンベルクパレ ケンピンスキー(Hotel Taschenbergpalais Kempinski)に泊まってみてはいかがでしょうか。元々宮殿だったため重厚感と高級感に満ちたホテルで、立地も最高です。
【買うべきものは?】
ドイツの名物と言われる「シュトレン」はここで買うのがおすすめです。シュトレン発祥の地ならではの美味しい味を堪能できます。シュトレンは一度食べたら絶対にハマりますよ!
2. 大聖堂をバックに輝く「ケルン」
ケルンはベルギーのブリュッセルと近いため、国をハシゴして楽しむプランも立てることができます。街に大きいクリスマスマーケットが6つほどあり、街全体で盛り上がりを見せています。名物グリューワインを飲みながらスケートを楽しめるクリスマスマーケットもあるのは非常に魅力的。ドイツでスケートってだけで素敵ですよね。
知って得する2つの豆知識
- 一番の魅力はケルン大聖堂の裏手のクリスマスマーケットは絶対に行くべきです!荘厳なケルン大聖堂をバックに幻想的なクリスマスマーケットを楽しめます。
- 特にカップルで行くならホーエンツォレルン橋は渡ってみてください。ライン川を渡る橋で、最高にロマンチックなデートを楽しめます。景色も美しいことから多くのカップルが、橋に「愛の南京錠」を付けて愛の証にしています!
3. ビアホールが一級品の贅沢「ミュンヘン」
マリエン広場を中心に開催される都会のクリスマスマーケット。約2500個とも言われる電球で彩られたクリスマスツリーは一見の価値あり。東京のような都会でも、ここまで幻想的な雰囲気を出せるのか!と驚くこと間違いなしのクリスマスマーケットです。
絶対に行って欲しいビアホール
クリスマスマーケットはもちろん素敵ですが、ミュンヘンと言えばビアホールが有名です。日本でも度々開催されて話題になるオクトーバーフェストの何倍も盛り上がりを見せています。クリスマスシーズンは陽気なドイツ人たちのクリスマスソング生演奏を楽しめます。最高に素敵な空間で最高の美味しいビールをどうぞ!そしてビールのお供に伝統的な白ソーセージを!
4. 世界一有名なクリスマスマーケット「ニュルンベルク」
ドイツ三大クリスマスマーケットの一つニュルンベルク。中央広場に隙間なく並ぶ、赤い屋根の露店は、見る人を一瞬で虜にします。絶対に食べていただきたいのは、寒いときだから本当に美味しい暖かいカリーブルストです。カレー粉とケチャップがかかった濃い味付けのソーセージです。ドイツのクリスマスマーケットの名物で、どこでも食べることができますが、ニュルンベルクのカリーブルストは格別に美味いです!彼女と一緒に美味しく食べちゃってください。
街並みがとにかくオシャレ
夜のイメージが強いクリスマスマーケットですが、昼も空いている露店はあります。お昼からグリューワインを飲みながら、日中のニュルンベルクの街並みを散歩デートしてみてください。まるで絵本の世界に迷いこんだかのようなオシャレすぎる街並みを楽しめるはずです。お昼も夜も楽しめるのがニュルンベルクの素敵なところ!
5. 世界最大級のクリスマスマーケット「シュトゥットガルト」
露店の数は300近くとも言われ、規模は世界最大とも言われています。シュトゥットガルトの特徴は屋根の飾り付けです。屋台の美しさを競うコンテストが開催されるため、屋根にサンタクロースが乗っていたり、メリーゴーランドが回っていたりと非常に凝った飾り付けになっています。
売られているクリスマスグッズも豊富で、シュトゥットガルトのオリジナルグッズも多数!ツリーの飾りやサンタの置物など、クリスマスグッズのショッピングはシュトゥットガルトが圧倒的におすすめです。
屋台がひたすら繋がっていて、街全体がクリスマスマーケット
圧倒的な露店の多さから、もはやクリスマスマーケットという名の街のようです。スケートリンクやミニ観覧車などもあり遊園地のよう。大きなクリスマスマーケットがいくつかあるような他の都市と違い、ずっとクリスマスマーケットを楽しめます。この規模のクリスマスマーケットはシュトゥットガルトでしか楽しめません!
人生で一度は行きたい、ドイツのXmasマーケットへ。
ドイツのクリスマスマーケットは、入念に下準備してから行くのがおすすめです。特に短期間の弾丸ツアーの場合、行く日程が限られてしまうはず。絶対に行くべきところや、絶対に見るべきものを見忘れてしまうこともあります。彼女と行くなら、完璧なクリスマス旅行にしたいですよね。男性諸君のみなさん、念には念を。最愛の人と極上のデートを楽しんでくださいね。
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