ナルト『マイト・ガイ』に学ぶ"努力し続ける大切さ"【かっこいい】

Nemo2 2019.01.01
集英社の大人気マンガ『NARUTO』の熱血キャラ、マイト・ガイ。ナルト界の松岡修造と呼ばれる熱い男で、主人公のナルトや、主要キャラでライバルのはたけカカシを支える重要キャラクターです。雑魚キャラから世界を救うまでにレベルアップした忍びに努力し続ける大切さを学びます。

熱血努力家“マイト・ガイ”って何者?

大人気マンガ『NARUTO(ナルト)』の主要キャラであり、「木ノ葉の気高き碧い猛獣」というあだ名を持つキャラ。ゲジ眉おかっぱヘアーがトレードマークの、いじられキャラ“ロックリー”の師匠であり、“はたけカカシ”のライバルでもあります。
本作品の熱血代表キャラで、いわば松岡修造のような人。言葉を選ばなければ、どこかキモいキャラ。でも、努力の天才で、みんなに愛される世界を救う男です。

 

ちなみに名前の由来は?

「マイト」⇒「ダイナマイト」

「ガイ」⇒「青年」の英語訳

合わえて「マイト・ガイ」、つまり「ダイナマイト青年」。作品でも、その名に恥じない爆発っぷりを見せてくれています。見た目もキャラも意味不明。しかし、この男、心から尊敬できます。マイト・ガイに学ぶ「諦めない心・努力する大切さ」を紹介します。

 

元々は、ただの雑魚キャラ

最終的には世界を救うほどの力を持ったマイト・ガイ。しかし、元々はただの雑魚キャラ。幼少期は忍びの学校にも入学ができない落ちこぼれで、忍者なのに、忍術も幻術は使えない。体術も人並み程度。「あれれ?」と思いますよね。ドラゴンボールのクリリンよりも、もちろん弱いキャラ。
父親も雑魚キャラで、万年下忍という素人忍者。周りから、父親を「忍者じゃなく芸人」などと侮辱されてしまうほど。父親をバカにされて仕返ししようとするも、雑魚キャラの“マイト・ガイ”は全く歯が立たず。手も足もでないほど、ボコボコにされてしまう。

その悔しさがバネになり、雑魚から抜け出すために努力を開始。

 

努力から逃げないための『自分ルール』

自分ルールとは、その名の通り、自分で決めたルールのこと。何かに挑むときに、わざと自分を過酷な状況に追い込むルールです。つまり”ドMのドMによるドMのためのトレーニング”というわけです・・・。(通称ドMルールってやつかもしれません


  • 校庭500週ができなかったら、逆立ちで500週

  • 逆立ちができなかったら、腕立て500回

  • 腕立てができなかったら、指立て500回

このように絶対にトレーニングする環境に自分を追い込むために、自分に課したルールです。努力に努力を積み重ねる。普通だったら、不可能なときは少しずつ軽くしたり、自分に甘いのが人間。マイト・ガイのように自分に厳しい人間になれたら、そりゃあ強くなれますよね。


 

努力するマインド『諦めない心』

 

松岡修造さんもそうですが、熱血キャラはバカにされるもの。マイト・ガイも努力すればするほど「またガイが変なことを始めたぞ」「どうせ忍術はつかえないだろ」と周りからは白い目で見られていました。


しかし!ガイはどんなにバカにされても「応援ありがとう!(キラリとした笑顔)」と答えます。折れない心、諦めない心が努力するマインドとして必要不可欠であるということです。


 

努力を加速させた『ライバルの存在』

 

雑魚キャラ“マイト・ガイ”の対極的存在、天才“はたけカカシ”。最初は、天才には「勝てない」と思い込み、勝負から逃げ続けていました。しかし、自分ルールとマインドで努力し続けていたマイト・ガイの気持ちは少しずつ変化。はたけカカシが修行する姿を見て、「努力」では負けないという思いが少しずつ芽生え始めます。そして新しい自分ルール「校庭5000周※」をやり遂げて、はたけカカシに青春バトルを挑み始めました。


※ちなみに校庭5000周って…400m×5,000週=2,000,000m=2000km…フルマラソン約47回分…やばすぎます


青春バトルは漫画『NARUTO』の恒例の行事のようになり、二人のバトルは100戦以上も。ライバルの存在は、精神的にも肉体的にもお互いを高めてくれる最高のパートナーです。努力を加速させたいとき、マイト・ガイのように最高のライバルを作ってみてはいかがでしょうか。


 

努力の末に手に入れた奥義『八門遁甲』

 

八門遁甲とは、木の葉流体術の奥義の一つ。体にある8つの門(リミッター)をチャクラによって無理やり外します。通常出せない身体能力を引き出す、とてつもない強力な技です。ただし限界以上の力を無理やり出すことになるため、体には尋常じゃない負担がかかります。技の発動後は、動くことすらも困難になることも。8つの門をすべて開けたら使用者はほぼ確実に死にます。使用者が死ぬ技で、努力しないと確実に手に入らない技です。その技を雑魚キャラのマイト・ガイが会得。努力の結晶とはこのことですよね。周りにバカにされ続けながらも、諦めずに結果を残す。男から見ても「かっこいい」のひと言です。


 

最終決戦では、世界を守る活躍

 

最終決戦で敵の“うちはマダラ”によってピンチとなったカカシや弟子であるロックリーを助けるためにマイトガイは「八門遁甲の陣」を使用。戦闘時に骨が折れるなどの反動はあるものの、最強であるマダラでも太刀打ちができないほどの力で圧倒します。驚くほどの戦闘力で、世界を守る活躍をします。自分が命をかけて戦うことで、ライバルや未来ある弟子たちを救うことができる。ガイの仲間を救う気持ちがストレートに伝わってくる話です。


もうみなさん忘れているかもしれませんが、マイト・ガイは元々雑魚キャラ。忍者の世界で忍術も幻術も使えずに、親子共々バカにされていました。その彼が、命をかけて世界を救う人間になっている。努力の大切さがわかります。


 

努力の大切さ

 

落ちこぼれで周りから誹謗中傷を受けていたマイト・ガイ。努力で天才に肩を並べて、世界を守る人間にまで成長しました。マイト・ガイが自分の才能のなさに自分を諦めていたら、サクセスストーリーは生まれなかったでしょう。


努力は小さいことの積み重ね。一つひとつは何の意味も感じれないようなときがあります。しかし、その一つひとつの努力が積もって、最終的には大きな宝を得ます。


努力は立派な才能。努力をしたり熱血に生きる人を、あざ笑う人もいます。でも、周りの意見を前向きに捉えて努力を続けること。そうしたらきっと世界は変わります。努力は必ず報われる。マイト・ガイのような「かっこいい男」になるために、ひたむきに努力してみませんか。


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