すねのストレッチでカチカチの筋肉をほぐす!前脛骨筋の張りや痛みを軽減する方法とは

織田琢也 2023.12.08
すね部分の筋肉をしっかりと伸ばすストレッチ方法について詳しく知りたい方へ。今記事では、すねをストレッチするメリットから、実際にストレッチする方法や伸ばす際のポイントまで詳しくご紹介します。すねの筋肉の張りや痛みを感じている方は、ぜひ参考にして実践してみてください!

すねのストレッチのやり方|しっかりと筋肉を伸ばす方法を解説!

すねのストレッチのやり方|しっかりと筋肉を伸ばす方法を解説!.jpg

なぜすねをストレッチした方が良いのかの理由を理解したところで、ここからはすねのストレッチ方法を4つご紹介します。

立ちながら行う方法、座りながら行う方法に分けてご紹介しますので、自分に合ったストレッチ方法で試してみてくださいね。


すねのストレッチ1. 立った状態でできるすねのストレッチ①

すねのストレッチ立った状態でできるすねのストレッチ①

立った状態でできるすねのストレッチは、広い場所や器具を使わずに簡単にできるので、忙しい方におすすめのストレッチメニューです。

仕事の合間にも手軽にできるので、ぜひすねのストレッチを取り入れてみてくださいね。


立った状態でできるすねのストレッチの正しいやり方

  1. 左足のつま先を後ろにつき、足の甲を床につける
  2. 重心を前に移動させる
  3. 15秒~30秒キープ
  4. 反対側の足も繰り返す

左足のつま先を後ろについて、体の重心を前に移動した時に、右足に重心をかけてしまうと左足のすねが伸びなくなってしまうので注意。必ずすねが伸びていると感じるようにストレッチを行うことがポイントです。


すねのストレッチ2. 立った状態でできるすねのストレッチ②

すねのストレッチ立った状態でできるすねのストレッチ②

こちらも立った状態で行うストレッチメニュー。台を使いながら、もも裏とすねをしっかり伸ばせるので、足がだるいなと感じている方や立ち仕事が多い方におすすめです。


立った状態でできるすねのストレッチの正しいやり方

  1. ひざより少し高い台や椅子を用意する
  2. 台の上に片足を乗せる
  3. もも裏が伸びるように上半身の重心を前に倒す
  4. もも裏がしっかり伸びたら、つま先を前に倒す
  5. 30秒~1分間キープ
  6. 反対側も繰り返す

もも裏がカチカチに硬い方には少しきついストレッチになるので、まずは30秒キープを目指しましょう。また、重心を前に倒すときに、骨盤が捻じれないように真っすぐ前に倒すのがポイント。股関節から前に倒すことを意識して、重心を前に倒してみてくださいね。


すねのストレッチ3. 座ってできるすねのストレッチ

すねのストレッチ座ってできるすねのストレッチ

立ってストレッチを行うとバランスを崩しやすく、難しいという方におすすめなのが、床に座った状態で行うすねのストレッチ。こちらのストレッチは、すねだけでなくもももしっかりと伸ばせて気持ちが良いですよ。


座った状態でできるすねのストレッチの正しいやり方

  1. 床に正座する
  2. 左足は前に伸ばす
  3. 右足を横にずらし、おしりを床につける
  4. 後ろに体重をかけて、すねを伸ばす
  5. 15秒から最大2分キープ
  6. ゆっくりと体勢を戻す
  7. 反対側も繰り返す

ももが硬い方は後ろに体重をかける際に力加減を調節しながら行ってくださいね。急に体重をかけてしまうと痛みや足がつる原因になってしまうので、ゆっくり行いましょう。


すねのストレッチ4. 椅子に座ってできるすねのストレッチ

すねのストレッチ椅子に座ってできるすねのストレッチ

椅子に座りながら行うストレッチなので、デスクワーク中やテレビを見ながらでも簡単にできるのがGOOD。特に長時間座りっぱなしの方は血行不良になりやすいので、椅子に座りながらできるストレッチがおすすめですよ。


椅子に座った状態でできるすねのストレッチの正しいやり方

  1. 椅子に座る
  2. 左足を右ひざ上に乗せる
  3. 手で左足の甲を押さえる
  4. そのまま足の甲を足底側に引き寄せる
  5. 15秒以上キープする
  6. 反対側も繰り返す

足の甲を足底側に引き寄せる際に、足首をねじるのではなく、真っすぐ後ろへ引き寄せるのがコツ。足首が柔らかくなると、転倒防止やスクワットなどの筋トレの効果もアップするので、足首とすねを意識ながらストレッチしてみてくださいね。


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