ふくらはぎの内側ぽっこりは筋肉?出っ張りをなくして脚痩せする方法を解説!

織田琢也 2022.07.18
ふくらはぎの内側がぽっこりしてる理由や原因を知りたい方へ。本記事では、ふくらはぎの内側がぽっこりしてる理由や原因から、ふくらはぎの出っ張りを減らして足痩せする方法まで大公開!短期間で効果を出すストレッチやマッサージも紹介していますので、気になった方はぜひ活用してみてください!

ふくらはぎの内側の筋肉、腓腹筋内側頭とは?

ふくらはぎ・すねの筋肉

腓腹筋はふくらはぎの内側にある筋肉です。

ふくらはぎは下腿三頭筋と呼ばれる3本の筋肉で成り立っており、そのうちの1本がよく聞くヒラメ筋、残りの2本が腓腹筋内側頭と外側頭と呼ばれるもの。

腓腹筋は主に膝を曲げる、足首を動かすといった動作を担う役割があります。

足首の動きは日常生活において、歩行中に地面を蹴る動作に直結しますよね。また、ふくらはぎの筋肉は血液を上半身に送る役目も果たすため第二の心臓とも呼ばれるくらい重要な部位です。

【参考記事】腓腹筋についてはこちら▽


ふくらはぎの内側がぽっこりしてる原因|なんで出っ張りができるの?

ふくらはぎの内側がぽっこりしてる原因|なんで出っ張りができるの?.jpg

自分でも気づかないうちにふくらはぎの内側にぽっこりと、出っ張りができることがあります。中には「そんなに筋トレしたわけでもないのになんで。」という方もいるでしょう。

そこでまずは、ふくらはぎの内側がぽっこりする原因について説明します。先ほど解説した腓腹筋も関わってくるため、しっかり確認しておきましょう。

ふくらはぎ内側がぽっこりしてる原因
  1. 筋肉によるもの
  2. 膝や足首のねじれによるもの
  3. むくみによるもの
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内側がぽっこりしてる原因1. 筋肉によるもの

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普段から私たちは日常的に歩くという動作をこなしており、ふくらはぎの筋肉が使用される頻度は高いと言えます。

そのためふくらはぎがぽっこりしているのは、決して脂肪だけが理由ではなく筋肉が発達していて、その量が多いからというのが一つの原因です。

習慣的にトレーニングをしている人やスポーツに打ち込んできて筋肉質な人はふくらはぎが太いのが普通。また、重心が傾いていて歩き方に問題がある人も必要以上に筋肉に負担をかけてしまうのでふくらはぎが太くなりやすいです。ガニ股や内股だったり、女性だとO脚、X脚の人も効率よく筋肉が使えていない可能性が高いですよ。


内側がぽっこりしてる原因2. 膝や足首のねじれによるもの

腓腹筋は本来、ふくらはぎの裏に位置する筋肉です。スポーツ選手などでのふくらはぎを見ると後方に膨らみがあるのが見えます。これが正しい腓腹筋の位置です。

そのため、内側が膨らむのは膝下が外側にねじれて筋肉の位置が部分的にずれている状態

これは立ち姿勢や歩き方の悪さによる関節のねじれが原因です。例えば、台所で料理をする時に少し前かがみになると軽いつま先立ちのような状態になりますよね。また中には歩く際に無意識にうちに重心がつま先に傾いてしまう人もいるはず。

このように母趾球やつま先に体重がかかりやすい人は関節がねじれやすく、腓腹筋が内側にズレてポッコリしているということです。


内側がぽっこりしてる原因3. むくみによるもの

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筋肉が張ったり、ねじれる以外に足のむくみもふくらはぎ内側が膨らむ理由です。

地上では重力により、体の中にある余分な水分は下半身に溜まりやすくなっています。腓腹筋は心臓からきた血液を送り出すポンプの役割も果たしているということでしたよね。この腓腹筋がうまく働かないとポンプ機能が発揮されず、水分が溜まりむくんでしまうんです。

また、むくみのもう一つの要因は塩分の過剰摂取です。塩分が多いと人間の体は塩分濃度を薄めるため水分を蓄えようとする作用が働きます。

長時間同じ姿勢で足を動かさない人や生活の中でついつい塩分をとりやすい人はむくみやすいと言えるでしょう。


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