個人年金保険おすすめランキングTOP5|資産運用にベストな人気の保険を紹介!

すーさん 2021.08.22
個人年金保険のおすすめをお探しの方へ。本記事では、個人年金保険の選び方&比較方法から、おすすめランキングまで大公開!資産運用に最適な人気商品や個人年金の注意点も紹介していますので、気になった方はぜひ活用してみてください!

個人年金保険のメリット|どんな人におすすめなの?

個人年金保険のおすすめ

個人年金保険とは、任意で加入できる年金の一種。

保険料を一定の期間支払うことで、老後に年金として受給できる仕組みの保険です。

個人年金保険には、以下のようなメリットがあります。

  • 老後資金を準備できる
  • 個人年金保険料控除を受けられる
  • 加入期間を自分で選べる
  • 積立金の運用を保険会社へ任せられる
  • 途中解約がしやすい

指定口座から自動的に保険料を引き落とすことも可能なため、貯金が苦手な方でも安心して積立て可能です。

同じような私的年金にiDeCo(個人型確定拠出年金)があります。iDeCoは自力で資産運用する特徴がある一方で、個人年金保険は保険会社が運用してくれるため、投資の知識がなくても安心です。


個人年金保険料控除になるように適格要件をチェック!

個人年金保険料控除とは、一定の要件を満たすことによって得られる税制上の優遇措置を指します。

大きな節税効果の期待できる制度なので、個人年金保険に加入する前に適格要件をチェックしておきましょう。


適格要件1. 払込期間は10年以上

払込期間とは、保険料を支払う期間のこと。保険期間と混同しないよう、ご注意ください。

10年以上個人年金の保険料を払い続けることが、税金控除の適格要件の一つ。50代になってから加入した場合だと、保険料の払込期間が10年より短くなってしまうため、要件を満たせません。

また、保険料の支払いを一括払いにすると控除の対象外となってしまうため、注意が必要です。


適格要件2. 年金受取開始年齢は60歳以上

個人年金保険の年金受取開始年齢は、

  • 55歳
  • 60歳
  • 65歳
  • 70歳
  • 75歳のいずれか

といったように自分で選択できるタイプが一般的です。

公的年金を受け取る前に受給可能なのが個人年金保険の利点の一つですが、受給開始年齢を50代からに設定してしまった場合、税金控除の対象外となってしまうのでご注意。

個人年金保険料控除を希望するなら、受取開始時期を60代以降に設定しましょう。


適格要件3. 年金受取期間は10年以上

年金の受取期間は、契約内容によって5年〜生涯と幅広い設定が可能です。

5年間の受取期間であれば、公的年金を受け取る前にまとまった資金を個人年金保険から受給できます。しかし、保険料控除の資格を得るには受取期間を10年以上に設定する必要があるため、気をつけましょう。

身体の元気なうちに年金を全額受け取りたい場合でも、税金控除を考慮すると受取期間は10年以上がおすすめです。


適格要件4. 保険金受取人は「契約者かその配偶者」かつ「被保険者と同一」

保険金受取人の設定を間違えて契約してしまうと、保険料控除が受けられません。

被保険者が夫の場合、年金受取人は夫である必要があります。同様に、被保険者が妻の場合は、年金受取人も妻でなくてはなりません。ここまではすぐに理解できると思いますが、注意していただきたい点は、「契約者が誰であるか」という点です。

契約者は、夫婦のどちらかに設定する必要があります。親族や友人が契約者となっている場合、保険料控除の対象外となってしまうため、ご注意ください。


個人年金保険の選び方|どこで保険を比較したら良い?

一口に個人年金保険と言っても、保険料の支払い形式や年金の受け取り方法は商品によって様々です。

そのため、人気のある保険に即決するのではなく、各保険の特徴や魅力を比較した上で保険選びをすると、選択ミスが防げるでしょう。

ここでは、納得の個人年金保険を見つけられるように、個人年金保険の選び方の指標となるポイントを紹介していきます。


個人年金保険の選び方1. 円建てのか?外貨建てなのか?をチェック

個人年金保険の運用方法は大きく分けて、

  • 円建て
  • 外貨建て

の2つがあり、それぞれ特徴が異なります。

  • 円建て
    為替変動リスクのない点がメリットです。堅実に老後資金を増やしたい場合は円建てを選ぶのが無難でしょう。

  • 外貨建て
    円と比べて高い金利で運用することから、高い利回りが期待できます。年金を受取る時期に円安が進んでいれば、為替差益によるリターンも望めるでしょう。ただし、外貨建ては為替変動によるリスクを抱える点や、円高になると年金受給額が目減りするデメリットもあるため、注意が必要です。


個人年金保険の選び方2. 固定型なのか?変動型なのか?をチェック

個人年金保険には、

  • 加入時に年金受給額が確定する「固定型」
  • 保険会社の運用によって利回りが変動する「変動型」

の2タイプがあります。

  • 固定型
    保険会社の運用結果に左右されず年金額が確定すること。老後の資金計画を事前に固めたい人にとっては、固定型が人気です。

  • 変動型
    保険会社の運用がうまくいけば、掛け金より多くの年金を受け取れる可能性が高まります。ただし、運用結果次第では元本割れする可能性もあるため、固定型と比べてリスクの高いプランといえるでしょう。


個人年金保険の選び方3. 受取方法を有期型 or 終身型から選ぶ

個人年金を受取る際には、

  • 決まった期間に年金を受け取る「有期型」
  • 生涯に渡って定額の年金を受け取れる「終身型」

のどちらかを選びます。

  • 有期型
    受取期間を5〜15年間と短期間に設定すれば、比較的早い時期に年金額を全額受け取ることが可能です。ただし、受取期間を過ぎたあとは年金が受け取れませんので、ご注意ください。

  • 終身型
    生きている間は一生涯年金を受給できるため、長く生きるほど多くの年金を受け取れるメリットがあります。デメリットとしては、月々受けとれる金額が有期型と比べて少ないことや、早い時期に死亡した場合、元本割れを起こす可能性がある点です。


個人年金保険の選び方4. 返戻率の高さをチェック

返戻率とは、支払ってきた保険料に対して、受給できる年金額がどの程度になるのかを示した割合のこと。

例えば、もし返戻率が100%を切っていた場合はどうでしょうか。100%以下ということは、支払ってきた保険料より少ない年金額しか受け取れない状態を意味します。つまり、元本割れです。

個人年金は返戻率の高さが重要なので、選ぶ際は返戻率の高い保険の中から選ぶよう心がけましょう。

参考までに、個人年金保険の返戻率の相場としては、105%(20代加入時)あれば高い返戻率と考えられ、なかには107%の返戻率を誇る保険も存在します。


個人年金保険おすすめランキングTOP5|老後に備える人気の資産運用とは?

選び方のポイントが理解できたあとは、い良いよ保険選びです。とはいえ、たくさんの保険の中から自分に合った商品を絞るのは手間ですよね。

そこでここからは、資産運用としても活用できるおすすめの個人年金保険を紹介していきます。

それぞれの保険の特徴やサービス内容を踏まえて、最適の保険を見つけてみましょう。


【おすすめ人気ランキング第5位】マニュライフ生命 こだわり個人年金

  • 外貨建てでも支払いは決まった額の円払いなので、積立計画が立てやすい
  • 外貨建ての保険商品なので、高い金利での運用が期待できる
  • 生活状況や年齢によって支払金額を調整できるため、柔軟な積立てが可能

老後資金を増やすためには、多少のリスクをとっても大きなリターンの期待できる保険商品を選ぶのも手です。

マニュライフ生命の「こだわり個人年金」は、外貨建てとなっているため、海外の高金利を生かした資産運用が可能です。最低保障積立利率が設定されているので、積立利率が年1.5%を下回らないことも安心材料の一つです。

金利の力を活用して利回りをアップさせたい方は、円払いでの外貨建てが可能な「こだわり個人年金」をご検討ください。

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個人年金保険の詳細

  • 契約可能年齢:0〜60歳
  • 通貨:外貨建て
  • 年金受取期間:5年確定、10年確定
  • 保険金受取方法:年金形式、一括形式
  • 払込周期:ー
  • 支払方法:ー

【おすすめ人気ランキング第4位】日本生命 みらいのカタチ 年金保険

  • 業界トップクラスの高い返戻率であるため、貯蓄性を重視した保険活用が可能
  • 特約を付ければ10年保証の終身年金保険へ変更できるので、不測の事態によって損失を受けにくい
  • 特別な事情で働くことができなくなった場合、保険料の支払いが免除されるケースがあるため、いざという時でも安心

公的年金に加えて私的年金へも加入するなら、できるだけ高い返戻率が期待できる個人年金保険を選びたいですよね。

日本生命の「みらいのカタチ 年金保険」は、業界トップクラスの高い利率がウリの保険です。30歳で加入した場合でも年率109%が期待できることから、単なる貯蓄より効率的に資産形成が可能といえるでしょう。

高い運用実績を誇る保険商品を選びたい方は、ぜひ「みらいのカタチ 年金保険」に加入した際の利回りをシュミレーションしてみてください。

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個人年金保険の詳細

  • 契約可能年齢:7〜65歳
  • 通貨:円建て
  • 年金受取期間:5年確定、10年確定、15年確定、終身
  • 保険金受取方法:年金形式、一括形式
  • 払込周期:月払い、半年払い、前納
  • 支払方法:口座振替、クレジットカード払い、団体経由

【おすすめ人気ランキング第3位】第一生命 しあわせ物語

  • 契約時に年金額が確定するので、老後の資金計画が立てやすい
  • 健康状態の告知が必要ないため、健康状態に不安のある人でも加入しやすい
  • 加入可能な年齢が0歳から80歳までと幅広いことから、子どもの教育資金にも活用できる

保険に一度加入した後は、掛け金や利率の変動にいちいち気を取られることなく自分の生活に集中したいですよね。

第一生命の提供する「しあわせ物語」では、契約した時に年金受給額が確定します。

受け取る金額がはっきりすれば、公的年金とこの個人年金保険だけで問題なく老後を過ごせるか判断できるため、今後の資産形成計画も立てやすくなります。

保険の細かいチェックが苦手な人でも理解しやすいシンプルな保障内容となっているため、シンプル性を重視したい場合は「しあわせ物語」がおすすめです。

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個人年金保険の詳細

  • 契約可能年齢:0〜80歳
  • 通貨:円建て
  • 年金受取期間:5年確定、10年確定、15年確定
  • 保険金受取方法:年金形式、一括形式
  • 払込周期:月払い、半年払い、年払い
  • 支払方法:口座振替、振り込み

【おすすめ人気ランキング第2位】住友生命 たのしみワンダフル

  • 年金受取開始時期を遅らせることで、年金額アップが可能
  • 一定額を超える保険料を支払うと、年金受取率が高くなる
  • 30代や40代に加入しても高い返戻率が期待できるため、加入時期が遅れても安心

健康意識が高く、老後も元気に長生きしようと考える方にとっては、保険料の金額や年金の受取開始年齢はさほど重要ではなく、むしろ返戻率の高さが気になるものです。

住友生命の「たのしみワンダフル」では、返戻率を高める制度が2つあります。

  • 年金受け取りの据え置き制度
    年金の受け取り時期を遅らせることで、返戻率がアップできます。

  • たのしみランク
    月々の掛け金を一定額以上に設定すると、返戻率を高めることができます。月々15,000円または30,000円の支払いに達した場合、返戻率が上昇する仕組みとなっています。

「低リスクで年金の受取額をできるだけ増やしたい」という方は、返戻率を高める独自の制度を持つ「たのしみワンダフル」を検討してみましょう。

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個人年金保険の詳細

  • 契約可能年齢:0〜75歳
  • 通貨:円建て
  • 年金受取期間:5年確定、10年確定、15年確定
  • 保険金受取方法:年金形式、一括形式
  • 払込周期:月払い、年払い、全期前納払い
  • 支払方法:口座振替、クレジットカード

【おすすめ人気ランキング第1位】JA共済 ライフロード

  • 条件を満たせば、医師の診査がなくても加入が可能
  • 契約6年目以降の予定利率アップによって、年金額の増加が期待できる
  • 10秒で掛け金の概算を知れる「掛け金シュミレーション」で、自分が受け取れる年金額がすぐにわかる

最初から難しい保険の話を聞かされても、情報を理解するだけで時間がかかり、保険選びが嫌になってしまいます。

JA共済のライフロードでは、Webページ上で年齢・性別を回答するだけで最低保証年金額がシュミレーションできるため、個人保険の年金イメージが簡単に掴めます

予定利率が変動した場合にどの程度年金額が変わるのかも、Webページをひと目見るだけで理解可能です。

重要な情報だけ最初に知っておき、後でじっくりと細部を検討したいとお考えの方は、個人保険年金のイメージがわきやすいJA共済のライフロードがおすすめです。

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個人年金保険の詳細

  • 契約可能年齢:18〜85歳
  • 通貨:円建て
  • 年金受取期間:5年確定、10年確定、15年確定、終身
  • 保険金受取方法:年金形式、一括形式
  • 払込周期:月払い、年払い
  • 支払方法:口座振替、クレジットカード払い

個人年金保険の注意点|デメリットもチェックしておこう!

一見するとリスクの無いように思えてしまう個人年金保険ですが、加入後に「こんなはずではなかった」と後悔するケースもあるので、ご注意ください。

老後資金を万全に確保するためにも、あらかじめデメリットを把握しておきましょう。


注意点1. 途中解約をすると損をする

解約した際にもらえる解約返戻金は、保険商品によって金額差があるものの、一般的に支払ってきた保険料より少ない金額になります

払込期間の終了間近であったり、加入して10年間以上保険料を支払っていれば、掛け金の9割程度は戻ってくると言われています。一方、加入してすぐに解約すると、返戻額が著しく低くなってしまうため、注意が必要です。

支払った保険料を満額受け取れるケースは稀なため、途中解約は極力避けるほうが望ましいでしょう。


注意点2. iDeCoに比べると大きな運用益は期待できない

個人年金保険は、保険会社によって利率や返戻率が設定されているため、iDeCoと比べて大きなリターンが期待しにくい保険です。

iDeCoは複数の投資商品の中から自分で運用先を選べるため、上手に運用すれば大きな運用益が期待できます。一方、個人年金保険の場合は保険会社に運用を任せるため、期待以上の運用益が出る可能性は低い傾向にあります。

老後資金を大幅に増やしたい場合は、投資リスクのあるiDeCoの活用を検討すべきでしょう。


注意点3. 運用益が全体的に低いため、インフレに負けてしまう可能性がある

保険料を支払っている間にお金の価値が下がった場合、受給する年金額の価値も下がってしまいます。

例えば、保険料500万円を支払って受け取れる年金額が利回り110%の550万円だった場合、単純計算だと50万円増えています。

しかし、保険料の支払い開始から年金受取までの期間のインフレ率が120%だった場は、当初500万円の価値を持っていた商品やサービスが600万円払わないと購入できなくなっているため、利回り110%の個人年金保険では年金受給額が目減りしてしまいます。

個人年金保険に加入する場合は、今後のインフレを考慮した上で判断しましょう。


個人年金保険を活用して、老後の準備をしておきましょう!

個人年金保険は、公的年金だけでは老後資金が心配な方にとって、資産を効率的に増やせる手段としておすすめです。

「60歳で退職した場合、公的年金はまだ受け取れないからどう生活しよう」「貯蓄で老後資金をコツコツ貯めていくのは難しそう」などと、老後のお金について心配するとキリがありませんよね。

個人年金保険を上手に活用し、老後に快適な年金生活を送る準備を始めてみましょう!

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