肩周りの可動域を広げるストレッチ法|肩甲骨を柔らかくする柔軟体操を紹介!

織田琢也 2022.07.01
肩の可動域を広げるストレッチ法を知りたい人へ。本記事では、肩の可動域を広げるためにストレッチが必要な部位から、肩周りを柔らかくするストレッチ法まで大公開!肩甲骨を柔らかくする柔軟体操を中心に紹介していますので、気になった方はぜひ参考にしてみてください!

肩周りの可動域を広げるメリット|どんな効果を得られるの?

肩周りの可動域を広げるメリット|どんな効果を得られるの?

仕事やスポーツはもちろん、日常動作にも密接に関わってくる肩周りの可動域。

ここでは、肩周りの可動域を広げるメリットについて詳しく解説していきます。

辛い訓練をせずとも肩の可動域を広げられるため、活力ある毎日を送りたいという方は必見の内容ですよ。

肩周りの可動域を広げるメリット
  1. 肩こりや首こりが改善される
  2. 代謝が上がる
  3. 姿勢が綺麗になる
  4. パフォーマンスが上がる
タップすると移動します

肩周りの可動域を広げるメリット1. 肩こりや首こりが改善される

肩こりや首こりが改善される

パソコンの操作や在宅ワークの増加により、長時間同じ姿勢を維持しているという人も多いのではないでしょうか。疲労感を測定するのは難しいですが、筋肉の緊張状態が続けば肩や首のこりとなって現れてくるものです。

肩周りの可動域を広げると、緊張状態にあった筋肉が柔らかくなるため、デスクワークによる疲労の蓄積を和らげることができます。

筋肉の緊張も緩和されるので、肩こりや首のこりを解消しやすくなりますよ。


肩周りの可動域を広げるメリット2. 血流がよくなり、代謝が上がる

筋肉は血液を身体中にめぐらせる役割を担っています。肩周りには大小様々な筋肉が存在しており、こり固まった状態だと血液を巡らせる機能も低下するため、血行を悪化させてしまうことも珍しくありません。

日常動作においても肩周りを動かす機会は多いため、可動域を広げておくことで血液を身体中に巡らせやすい状態を保つことができますよ。

同じ動作でも肩周りの可動域が広ければ運動量が増加することから、代謝を上げることもにも繋がります。


肩周りの可動域を広げるメリット3. 猫背が改善し、姿勢が綺麗になる

 猫背が改善し、姿勢が綺麗になる

肩甲骨が左右に引っ張られることで、自然と前に倒れやすくなり猫背の姿勢が定着してしまうのです。

本来の位置に肩甲骨を戻す重要な役割を担ってくるのが、菱形筋という筋肉です。菱形筋は肩を内側に引いたり下に回す際に働き、肩周りの動きをサポートしています。

肩周りの可動域を広げて菱形筋をしっかりと働かせることで、肩甲骨を背骨側に引き戻し猫背を改善することができるでしょう。綺麗な姿勢が維持しやすくなる点も肩周りの可動域を広げるメリットの一つです。


肩周りの可動域を広げるメリット4. スポーツのパフォーマンスが上がる

物を投げる動作や持ち上げる動作はもちろん、押したり引いたりする運動時にも大きなエネルギーを生み出している肩関節。身の回りのスポーツにおいても肩の動きを必要とする場面が多々ありますよね。

肩周りの筋肉を柔らかくして関節を広く動かせるようになることで、怪我の予防や運動時のエネルギーを効率よく伝えていくことが可能になります。

また、胸が開けるようになるので呼吸を取り入れやすくなり集中力も増していきますよ 。このように運動時においても高いパフォーマンスを発揮できる点も、肩関節の可動域を広げるメリットとなっています。


▷次のページ:肩周りの可動域を広げるためにストレッチをすべき部位は?

よく一緒に読まれる記事