ボルダリングが上達する筋トレ方法|クライミングで上手くなる自宅トレーニングを解説

織田琢也 2022.06.05
ボルダリングに必要な筋肉を鍛える筋トレメニューを知りたい方へ。本記事では、ボルダリングを上達させるために必要な筋肉から、おすすめの筋トレメニューまで大公開!ボルダリング初心者にも効果的なトレーニングを紹介していますので、気になった方はぜひ活用してみてください!

ボルダリングを上達させるために知っておくこと|筋トレで注意したいポイントとは?

ボルダリングする男性

ボルダリング上達に必要な筋肉について説明してきましたが、ただやみくもに鍛えるだけでは上達を遅らせるばかりか、登りの邪魔になってしまうことも。

ここからは、筋トレでボルダリングを上達させるために知っておきたいポイントを解説しいます。

無駄のない強靭なクライマーの肉体を作っていきましょう!

筋トレで注意したいポイント
  1. 重くなるだけなので注意
  2. 鍛えることが大事
  3. トレーニングも並行して行う
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ポイント1. 必要以上の筋肉は重くなるだけなので注意

細マッチョの男性

筋肉が発達しているはずの大人や男性よりも、体が軽い子供や女性がスルスルと壁を登っていく光景を目にした方も少なくないでしょう。

自らの体を支えなければいけないボルダリングは、体重の軽さが上達する上で重要な要素となってきます。

必要以上な筋肉は体を重くするため、長時間登ることが困難になり、上達を阻害する原因となります。体重が増えすぎないよう負荷をかけすぎずには注意してくださいね。


ポイント2. 全身の筋肉をバランスよく鍛えることが大事

ボルダリングは壁に散りばめられたホールドに対して、体をあてがっていきながら登っていくスポーツです。

バランスの悪い鍛え方をしてしまうと、思うように体を動かすことができなくなったり、疲労しやすくなってしまうデメリットも。

例えば、腕の筋肉だけを重点的に鍛えても、体幹や足の筋肉のバランスが伴わなければすぐに限界がきて、壁から剥がされてしまいます。

筋肉のバランスを整えることは、上級クライマーへの第一歩と言えるでしょう。


ポイント3. 筋トレだけでなく、柔軟性を高めるトレーニングも並行して行う

柔軟をする女性と男性

高い柔軟性は怪我の予防や、疲れにくい登りをする上でとても大切なポイントとなります。

柔軟性を高めておくことで、手の代わりに足が使えたりと、疲れにくく効率的なムーブを繰り出すことができるでしょう。不意に落下してしまった際にも、体の可動範囲が広ければ怪我のリスクも少なくて済みます。

筋力アップに注目しがちですが、ストレッチやヨガなどの柔軟性を高めるトレーニングを取り入れることで、より登りやすい体に仕上がっていきますよ。


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