手首の簡単ストレッチメニュー|腕の筋肉を柔らかくする効果的な柔軟体操とは?
手首ストレッチの効果を高めるコツ|筋肉を柔らかくするポイントとは?
せっかく手首のストレッチをするなら、効果を最大限に高めたいところですよね。
最後に、手首のストレッチ効果を高めるためのコツをご紹介します。ぜひ、手首のストレッチを行う前にチェックしてみてください。
1. 筋肉の柔軟性を高めるために、呼吸を止めずに行う
呼吸を止めてしまうと筋肉は硬くなる性質があり、身体をうまく伸ばすことができません。
筋肉は息を吐くときに緩くなるので、ストレッチで身体をほぐすときは、呼吸を止めずに息を吐きながら身体を伸ばしていきましょう。
また、息を吐くときは副交感神経が優位になるので、リラックス効果が期待できます。深呼吸をすると酸素を多く取り込めて呼吸がしっかりできるようになりますよ。
2. イタ気持ち良いくらいの力加減で行う
「痛い」と感じるところまで伸ばして手首のストレッチをしてしまうと、筋肉が痛みで緊張し固くなってしまい逆効果となってしまいます。場合によっては無理やり手首の筋肉を伸ばすことで、ケガや痛みの悪化につながってしまうこともあるでしょう。
そのため、手首のストレッチをするときにはイタ気持ちいいと感じる部分で止めて心地よくストレッチをすることが大切です。
痛いと感じるところまで筋肉や筋を伸ばさなくても充分に伸びているので、自分の中でイタ気持ちいいと感じる部分を探してみてください。
3. 反動をつけずにゆっくりと行う
手首のストレッチをするときにできるだけしっかり伸ばそうと、反対側の手や肩などの反動を利用してしまう場合があります。反動を使えば一瞬、筋肉がぐんと伸びますが、反動ですぐに縮んでしまうためストレッチの効果が感じられません。
手首のストレッチをするときには反動を使わずにゆっくり行う静的ストレッチを意識してみましょう。
ゆっくり行うには、深呼吸を意識して20〜30秒ほど時間をかけて行うとうまくストレッチできますよ。
4. 入浴後の身体が温まっているときに行う
湯船にしっかり浸かると血行が促進するだけでなく、筋肉を覆っている筋膜が伸びて筋肉がほぐしやすくなります。
また、温かい湯船に浸かってリラックスして副交感神経が優位になると、筋肉が緩み手首のストレッチの効果が得やすくなるでしょう。
身体が冷えてしまうと筋肉が硬くなってしまうので、入浴後の身体が温まっているうちに行いましょう。
手首をほぐして、日々の疲れを解消しよう
生活の中で使うことが多い手首は、知らず知らずのうちに疲れが貯まっていることが多い。そのまま放置すると可動域が狭くなったり、しびれや肩こり、首こりなどにつながる可能性があります。
今回ご紹介したストレッチはどれもとても簡単で、すき間時間を使って実践できるものばかりです。
ぜひ、手首のストレッチを取り入れて、手首の疲れをしっかりと解消しましょう。