「お金のある・ないは言い訳。」ローランドに聞いたお金の哲学

日本のメンズをブラッシュアップしていきたいなっていうのが一番の動機です。

メンズも美しくあるべきだし、ムダ毛の処理はマナー、「汚い」は暴力ですよ。

ホストという仕事をしているとき、自分の部下たちや後輩をかっこよくするのが上司の役目でした。

彼らは実際にかっこよくなって、自信を持って、活躍の幅が広がり、人生が変わっていった。

そのような瞬間をメインで見てきたので、日本のメンズにも同じような進化の体験をして欲しい、それは今の大きなモチベーションになっています。

女の子に理想の男性を聞くと、「清潔感」という単語が必ずでてきます。その清潔感と直接関係するのはやっぱり脱毛です。自分自身も脱毛をやってよかったなと強く思いますし。

あとはまだ、「メンズの脱毛＝常識」というところまで昇華していない。だから僕が常識の領域まで昇華できればいいのかなって考えています。

実際に今、少しずつ常識になりつつあるのは実感しています。数年後にはメンズも脱毛するのがマナーになるんじゃないかな。

はい、ちゃんとツルツルです。

だから僕はいいマシンを安価な値段で提供するのを意識しました。

マシンの性能を考えると価格は比較的おさえている自負がありますし、一度カウンセリングに来ていただいて体験してもらえたら、選んでいただける自信はありますね。

それこそ脱毛は美容に関する自己投資でもあります。自己投資はリスクがなくてリターンが大きい。

脱毛も「無駄にはならないよ」というのは念を押して言いたいですし、自己投資だから、価格だけで見るのではなく、サービスの質やマシンの性能がいいものを選んで欲しいですね。

特にメンズは美容に疎かったり、知識がなかったりで、惜しい部分があるのは否めないので。

例えば営業職の人だったら、人と話す機会って多いじゃないですか。ホストだけでなくどんな仕事でも、相手に清潔感のある印象を与えるのはマナーですよね。

良い仕事をするために、努力の一環としてやる脱毛は自己投資です。

単純に女性に対して清潔感を保ちたいというのも、より良い自分になるための一つの手段ですよね。自己投資としての脱毛に挑戦してみて欲しいなと思います。

自分自身が見られる仕事だったというのは大きいと思いますが、美容に限らず知識的なものでも、お金を出した方が自己投資できるのはわかっていました。

より良い自分になろうと思ったら、なにかしらの努力は必要で、努力をするにはお金がかかる。

例えば脱毛するのもそうですし、ジムに行くのも、勉強本を買うのも、お金がかかるじゃないですか。そういった自己投資のお金は、あまりケチケチしないようにしていましたね。

前提として、惜しまずに自分にお金をかけられることが大事だと思いますが、その中でも、清潔感・健康面・知識的な部分への自己投資は最重要項目じゃないですか。

まあ個人的な価値観ですけど、僕はそう感じています。特に清潔感と体型はモテる必須要素ですからね。

そうですね。最後の知識的な部分は言葉の言い回しだったり、正しい日本語だったり、他にもテーブルマナーだったり色々と、知っておいて無駄のないものはありますよね。

あとは、例えばバイオリンとかアートとか各々の趣味にお金を使っていいと思います。

最重要項目さえおさえておけば、仕事でも恋愛でも効果を体験できると思うので騙されたと思って試してみて欲しいですね。

特にこれというのはなくて、正直なところ、自分が使いたいものに使っています。

人によってそれが派手に映るなら派手な使い方かもしれないけど、人にどう思われようとかあまり気にしてなくて、自分が「いいな」「魅力的だな」と思ったものにお金を使っています。

ブランドだからどうこうとかも気にしないですね。安くても純粋にいいなと思ったら買いますし、高くても価値を感じなければ購入しないですし。

自分が価値を感じたものにしかお金を使わない、というのはお金の哲学としてあるかもしれません。

各々の価値観だから、どうすればいいとかじゃないと思いますけど、僕の哲学としては安い高いの価格で決めるのではなく、好きか嫌いかで選びますね。

自己投資の側面なら、本は数百円で買えます。それこそ中古だったらもっと安いじゃないですか。

お金がないなりに自己投資はしていたほうだと思うし、お金のある・ないは一個の言い訳でしかないのかなと。

お金がなくてもできることはあるし、使い方の工夫はいくらでもできるじゃないですか。

はい、何事も最初はゼロからなんで、最初は苦労しますけど、努力することによって少しずつブラッシュアップされていくじゃないですか。

その成功体験が自信につながって、また次のブラッシュアップができて、その繰り返しだと思います。

そう、入りたての頃は女性のことをちゃんと知らないから、女性に対して居心地の良い空間を提供するのが簡単じゃなかったんですよ。

そこから分析をして、どうやったら女性は喜んでくれるんだろう？ こういう見た目がいいんじゃないかとか、自分はどうしたらいいんだろう？ ということを考えて、良いサイクルに繋げていきました。

「つまらない」は暴力に近いようなものだと思っているので、「一緒にいて楽しい」と思ってもらえるようなトークだったりエスコートの仕方だったり、そういうところは勉強を重ねました。

まずは自分を見つめ直す、今の自分の立ち位置を理解して少しずつ磨いていくと、ブラッシュアップする部分が見えてくると思います。

メンタル的なものはなかなか後天的に鍛えられるものじゃないので、メンタルが弱くてもそれはそれで仕方ないのかもしれないですけど、やっぱり「最初からうまくいくことはなかなかない」ということを、人生の摂理として知っておくべきなんじゃないのかな。

僕はそう思っています。人生はそんな簡単にとんとん拍子にはいかないよ、と考えるのは、人生をうまく生きるひとつのコツですね。

この人生の摂理がわかっていれば日々努力もできるし、自信を持てる存在になれます。

そうですね。でも自信は「持て」と言われて持てるものではありません。しかも過信や一過性の自信ではなく本物の自信を保つためには、努力をしているかが大事です。

自信を持つに値するバックグラウンドや「これだけやったな」という自負を持って生きていけるくらい日々努力している人が、自信のあるメンズになれると思いますね。

「努力せずにいい男になれることはないよ」ということを伝えたいですね。