液タブのおすすめ14選。価格別の人気モデルを徹底比較
そもそも「液タブ」とは
液タブ(液晶タブレット)とは、デジタルのイラストやデザインを作成する時に重宝するタブレットのこと。
アナログ的な線の描画や色塗りがしやすいように、専用のペンを使用し、紙に描くのと似た感覚で、デジタル創作ができます。
趣味で始められる安いモデルから、プロのイラストレーターやデザイナーに愛用されるような高級なモデルを展開されているのが特徴的です。
「液タブ」と「板タブ」の違いって何?
液タブと板タブの違いは主に2つあり、使い方と価格面になります。
液タブには創作物を映し出す液晶ディスプレイを搭載していますが、板タブにはありません。そのため、液タブではタブレットの画面を見ながら制作しますが、板タブではパソコンのモニターを見ながらペンを操作します。
また、高性能で液晶ディスプレイを付属する液タブは、板タブに比べて価格が高いため、より高度な絵を描きたい人から人気です。
「液タブ」ならではのメリットとは?
デジタルでイラストを描くにしても、紙に描くときのように自然な感じで描けたほうが良いですよね。液タブならば、タブレットの表面にペンで描いたものがすぐ反映されるため、ストレスなく創作に集中できます。
特に集中力が必要な線画を綺麗に描けるため、キャラクターの創作やアニメ制作など、大量の線を用いる作風の方は液タブは必須です。
どれを買うのがベスト?「液タブ」の正しい選び方
初心者の方や、機械に詳しくない方からすると、液タブはどこを比較すれば良いか悩みますよね。
そこで、失敗しない液タブの選び方を徹底解説!
タブレット本体だけでなく、ペンの性能、パソコンとの接続や遅延など、使い勝手に関わることから、予算の面にいたるまでチェックすべきポイントを説明していきます。
液タブの選び方1. 画面サイズを確認して選ぶ
液タブは描きやすさを優先して選んだはずなのに、画面サイズを吟味しなかったために描きにくいという悩みを抱えることも。制作スタイルや描くものによって、液タブの画面サイズの大きさを考えましょう。
一般的には13インチ前後のモデルが人気で、アイテム数も多いです。小作品の制作が多かったり、自由な姿勢で作画したいのであれば、軽くて扱いやすい13インチサイズの液タブでも良いでしょう。
反対に、背景の制作など全体の構図バランスを見たい人や、これから本格的なイラストをたくさん描きたいという方には、13インチ以上の大型ディスプレイ搭載の液タブが望ましいです。
液タブの選び方2. 筆圧レベルの数値をチェックして選ぶ
繊細な表現を実現したいなら、筆圧レベルが高いものを選ばないと、せっかくの作品の魅力が伝わらなくなるかも。
筆圧レベルによって線を細く・太くなど表現の幅を広くできるため、作風によっては非常に重要なポイントになります。
現在は筆圧レベル1024以上のモデルが一般的です。他にミドルスペックの2048レベルや4096レベル、プロ仕様の8192レベルまで4段階あり、必要に応じて選択します。2048レベルでも本格的なイラスト制作に十分なので、よりリアルな表現を追求するなら2048レベル以上を選んでみましょう。
液タブの選び方3. Adobe RGBカバー率を確認して選ぶ
制作物の色の表現にこだわったり、印刷時のイメージ違いをできるだけ防ぐなら、Adobe RGBカバー率の高さをチェックしましょう。
もともとAdobe RGBは、人が認識できる色のうち、液晶画面で再現可能な色の範囲を表しています。つまりAdobe RGBカバー率が高ければ、液タブの液晶画面が表示できる色の範囲が広いことを示しているのです。
より多彩な色の表現や、実際の制作物のイメージ参照に役立てたいなら、Adobe RGBカバー率が高いものを選びましょう。
液タブの選び方4. 接続方法を事前にチェックしてから選ぶ
液タブは単独で操作処理をできないため、パソコンとの接続が必要。パソコンと接続しようにも、特殊な接続方法しかない液タブの場合ちょっと困ってしまいますので、液タブの接続方式は必ずチェックしておきましょう。
液タブの接続方法がUSBもしくはHDMIであればパソコンと簡単に接続できます。
HDMI接続したい場合、お使いのパソコン本体に必ず出力端子があるか確認すること。もしパソコン本体に端子がなければ、量販店などにある市販のアダプターを液タブ付属の接続コードとつなげる必要があります。
「買ったのに使うのが面倒くさい。」とならないように、どう接続できるかをチェックしておきましょう。
液タブの選び方5. 視差や遅延の有無を確認して選ぶ
液晶画面にペンを当てた位置から描画がずれて表示されることを視差と言いますが、これが生じると絵が非常に描きにくく、クオリティも下がってしまいます。
また、描画処理は液タブ本体ではなくパソコンを通して処理を行う場合、パソコンに表示されるのに遅延が発生するのは致し方ありません。
視差や遅延に関しては、はっきりした基準や測定尺度がないので、口コミのチェックや店頭での実機試用がおすすめです。
液タブの選び方6. ショートカットキーの有無を調べて選ぶ
大量にイラストを作成する方には、作画能率の良い液タブが欲しいところ。
よく使う操作を簡単に行えるショートカットキー機能搭載の液タブなら、相棒として手放せなくなりますよ。タブレットの物理ボタンはないほうがデザイン的には良いですが、制作しやすいのはやはりショートカットキーを割り当てられる物理ボタン搭載モデルです。
カスタマイズして使えば格段に作業効率がアップするので、より使い勝手が上げられるよう確認してみましょう。
液タブの選び方7. OS対応しているか確認して選ぶ
パソコンに接続するのはわずらわしい、アウトドアに持ち出してのスケッチに使いたいなど、コードレスもしくは持ち運びできる液タブを探している人もいるでしょう。
最近は普通のタブレットでもイラスト作成ができるようになってきており、それを受けてパソコンがいらないOS搭載の液タブも販売されるようになりました。
液タブは単独使用ができないモデルが多いのですが、OS搭載の液タブならば処理機構と一体型なので単体で使えます。OS搭載型は価格はやや高いものの、場所を選ばずに気軽に液タブを利用したい人はぜひ検討してみましょう。
今記事では、PCと接続することで使用可能なモデルを厳選してご紹介します!
液タブの選び方8. 予算を決めてから製品を選ぶ
液タブを選ぶ場合、ある程度の予算を用意しないと「こんなつもりではなかった…」となるかもしれません。どうしても外せない機能がある場合、安いモデルでは満足できないこともあります。
機能にこだわりすぎると費用も高くなってしまうので、特に初心者の方や趣味で楽しみたい方は予算を決めておきましょう。
安い海外モデルを選ぶのも一つの手です。最近はトップメーカーでも6万円台のエントリーモデルがあります。おおまかな予算を決めてから、必要な機能があるかどうかで液タブを選びましょう。
【予算別】おすすめの人気液タブ14選
ここからは人気の液タブの中から、おすすめの製品を14点紹介します。コスパ抜群のモデルと、性能重視のハイスペックモデルの2つのカテゴリに分けてピックアップしました。
デジタル制作の相棒となるモデルをぜひ見つけてみてください。
コスパ抜群のおすすめ液タブ7選
まずは、性能と価格のバランスの良いコスパ抜群の液タブを紹介します。
主に人気の高い海外メーカーのモデルになりますが、液タブ初心者や買い替えを考えている人まで、まずはこちらからチェックしてみましょう。
コスパ抜群の液タブ1. XP-Pen 液晶タブ Artist12
- 2万円台前半の格安モデルなので、なるべく安い液タブが欲しい人におすすめ
- Windows/MacのどちらのOSにも対応している
- 重量が1500gしかないため、軽くて持ち運びやすい
液タブに興味があるけれど、価格がネックで手を出しにくいと悩んでいるなら、2万円台の液タブがあります。
ディスプレイの大きさが12インチと小さめですが、本体重量が1500gしかないので、描いた絵を誰かに見せるために持ち運ぶのも楽にできます。フルHDの解像度やパソコン接続、カスタマイズ可能なショートカットキーなど、最低限必要な機能も搭載しているのもポイント。
「コスパ最高!」といった口コミもあるから、初めて液タブを挑戦してみる人におすすめしたいモデルです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 画面サイズ:12インチ
- 本体サイズ:ー × ー × 11.5 (mm)
- 重量:1500g
- 接続方法:USB、HDMI
- 対応OS:Windows / Mac
- 筆圧レベル:8192レベル
- Adobe RGB:72%
- 解像度:1920×1080
- 視野角:178°
- ショートカットキーの有無:○
- メーカー:XP-Pen
コスパ抜群の液タブ2. HUION Kamvas Pro12
- 格安モデルにはあまり搭載されていない「傾き検知機能」つきで使いやすい
- ペンスタンドが付属されていて、作業時にサッとペンを取り出せて便利
- 付属のペンは充電不要で、作業中の電池切れの心配なし
格安モデルでも使いやすいモデルが欲しいと思っているなら、HUION製のこの液タブが良いでしょう。
同じ価格帯のモデルにはなかなかない「傾き検知機能」を搭載したモデルです。傾き検出性能は±60°レベルあり、ペンを傾けて絵を描いても、きちんと描画できます。付属のペンは充電不要なので、電池切れによる中断とも無縁。ショートカットキーの設定や左利き設定のカスタマイズもできます。
「初めて買った人でも使いやすい。」など口コミでも評価を得ているので、ぜひ利用してみてくださいね。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 画面サイズ:11.6インチ
- 本体サイズ:350 × 198.6 × 11 (mm)
- 重量:898g
- 接続方法:USB
- 対応Windows / Mac
- 筆圧レベル:8192レベル
- Adobe RGB:92%
- 解像度:1920×1080
- 視野角:178°
- ショートカットキーの有無:○
- メーカー:HUION
コスパ抜群の液タブ3. ワコム 13.3インチ アマゾンオリジナルデータ特典付き DTC133W1D
- こだわりのペン技術で、ゆっくり描いても線のブレや揺れが少なく思ったとおりに描ける
- ペンを傾けて使用してもペン先の位置がズレにくいので、定規を使用しても描きやすい
- 一部のAndroid端末にも対応しているので、パソコンを持っていないAndroidユーザーにおすすめ
「ゆっくり丁寧に描くと、線がぶれてしまう」大事なところだからこそ丁寧に細かく描きたいのに、線がゆがんでしまうとせっかく描いた絵も台無しですよね。
ワコムの液タブはこだわりのペン技術搭載で、ゆっくり描いても線のブレや揺れが少なく描きたい通りに線を表現することが可能に。ペンを傾けてもペン先がずれにくいので、定規を使って直線を描くときにも安心して使えますよ。
ストレスフリーで使えて「書き心地も良い」と評判の液タブを手に入れて、イメージ通りの絵を描いてみませんか。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画面サイズ:13.3インチ
- 本体サイズ:-
- 重量:約1kg
- 接続方法:HDMIポート、USB-Aポート
- 対応:Windows / Mac
- 筆圧レベル:-
- Adobe RGB:-
- 解像度:1920×1080
- メーカー:ワコム
コスパ抜群の液タブ4. GAOMON PD1161
- 格安モデルながら、ショートカットキーが8つも割り当てられるから作業アップがはかれる
- 電源不要のペンや手袋が同梱し、買ってすぐに作業に入れる
- 接続コードと電源コードを接続できる仕様で、コードの管理が楽
作画能率向上をはかれる液タブを探しているなら、GAOMONのモデルをチェックしましょう。
ショートカットキーを割り当てられる物理ボタンが8つもあり、作画以外の作業がかなり楽になります。フルHDディスプレイに、筆圧感知レベルが最高クラス、電源不要のペン、傾き検知と様々な仕様も搭載。充電不要のペンを搭載しているから、外でスケッチを楽しむ場合にも便利です。
予算を押さえ、ストレスなくサクサク作業を進められるコスパ◎のモデルだから、ぜひ利用してみてください。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画面サイズ:11.6インチ
- 本体サイズ:361.6 × 200 × 13 (mm)
- 重量:866g
- 接続方法:USB Type-C、Mini HDMI
- 対応OS:Windows / Mac
- 筆圧レベル:8192レベル
- Adobe RGB:ー
- 解像度:1920×1080
- 視野角:178°
- ショートカットキーの有無:○
- メーカー:GAOMON
コスパ抜群の液タブ5. HUION Kamvas GT-156HDV2
- 15.6インチの大型ディスプレイ搭載ながら、3万円を切る格安モデルで購入しやすい
- 十字キー2つと、4つの物理ボタン、タッチバーを搭載しており使いやすい
- 角度調整可能なスタンドが付属するためとても便利
格安モデルでも大きなディスプレイの液タブを探している方には、3万円を切るHUION製がおすすめです。
制作しやすさで人気のモデルはだいたい15.6インチ前後で、この液タブはまさにぴったり。液タブの左端には丸い十字キーが2つと4つの物理ボタン、タッチバーを搭載。ショートカットキーを多数設定可能で、作業のしやすさも考えられています。
大型のディスプレイの液タブでのびのび制作したいなら、このモデルがおすすめですよ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画面サイズ:15.6インチ
- 本体サイズ:432 × 264 × 14.8 (mm)
- 重量:3820g
- 接続方法:HDMI
- 対応OS:Windows / Mac
- 筆圧レベル:8192レベル
- Adobe RGB:72%(NTSC)
- 解像度:1920×1080
- 視野角:178°
- ショートカットキーの有無:○
- メーカー:HUION
コスパ抜群の液タブ6. Parblo Mast10
- 約2万円の激安品ながら、同梱品が豊富で別途付属品の用意が不要
- 付属の2本指手袋により、制作中に手が触れて作品に影響することを防げる
- 手軽さを追求した小型サイズで持ち運びやすい
手軽に描けるコスパ最強の商品を求めるなら、『Parblo Mast10』がおすすめ。
激安ながら、ペンはもちろんのこと、収納ケース、USBやHDMIの接続ケーブル、HDMIアダプタが同梱されており、液タブ利用に必要なものを別途用意する必要がありません。さらに、作業用の2本指手袋もついているので、手がディスプレイに触れて思いがけない描画になることもなく、より使いやすくなります。
手頃な価格で描きやすいから、初めての一台におすすめしたい液タブです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画面サイズ:10.1インチ
- 本体サイズ:301.88 × 209.6 × 11.95 (mm)
- 重量:675g
- 接続方法:USB、HDMI
- 対応OS:Windows / Mac
- 筆圧レベル:2048レベル
- Adobe RGB:75%
- 解像度:1280×800
- 視野角:178°
- ショートカットキーの有無:○
- メーカー:Parblo
コスパ抜群の液タブ7. Parblo Coast10
- Windows OS対応の激安モデルが欲しい方にぴったりの液タブ
- 630gの軽量モデルでカバンに入れて持ち運びしやすい
- 接続ケーブルや手袋など付属品もついていて便利
趣味で使える安い液タブが欲しいなら、『Parblo Coast10』という選択肢もあります。
機能は抑えめですが、小型で超軽量だから持ち運びがしやすく、外出先でちょっとした絵を描く時に便利。その上約2万円と激安だから、初めて買う方でも試しやすいモデルです。
趣味で使っている人も多い液タブだから、ぜひ当モデルで描画を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画面サイズ:10.1インチ
- 本体サイズ:290 × 210 × 18.5 (mm)
- 重量:630g
- 接続方法:USB
- 対応OS:Windows
- 筆圧レベル:2048レベル
- Adobe RGB:ー
- 解像度:1280×800
- 視野角:170°
- ショートカットキーの有無:×
- メーカー:Parblo
高性能なハイスペック液タブのおすすめ7選
続いて、高性能の液タブを7点紹介します。手持ちの液タブの買い替えを考えている人や、イラストをガンガン描きたいという意欲的な方向きです。
ご自分の作業環境や制作スタイルにあった液タブを選んでみてください。
高性能な液タブ1. GAOMON 液晶ペンタブレットPD1560
- 作業しやすい15.6インチのディスプレイが3万円台とリーズナブル
- ショートカットキー設定可能な物理ボタンを10個搭載し、サクサク描画が進む
- 筆圧感知レベルや色域など、制作に必要なスペックを備えた中級者モデル
制作効率を重視するなら、性能と価格のバランスが取れたこの人気モデルがおすすめです。
筆圧感知レベルや解像度、色域など、制作に必要とされる性能を備えています。さらに、ショートカットキーを設定できる物理ボタンが10個もあるため作業の効率化がはかれるでしょう。ディスプレイサイズも15.6インチと作業もしやすく、利用者からの満足度も高い。
作業効率と性能、価格バランスに優れた製品なので、液タブ選びに迷っているなら人気モデルから選んでみましょう。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 画面サイズ:15.6インチ
- 本体サイズ:452.4 × 252 × 19.5 (mm)
- 重量:599g
- 接続方法:USB、HDMI
- 対応OS:Windows / Mac
- 筆圧レベル:8192レベル
- Adobe RGB:72% (NTSC)
- 解像度:1920×1080
- 視野角:178°
- ショートカットキーの有無:○
- メーカー:GAOMON
高性能な液タブ2. HUION液タブKamvas Pro13
- 液タブとしては標準的な13インチモデルで薄型のため扱いやすい
- タッチバー搭載で作品の拡大・縮小もスムーズで使いやすい
- アンチグレアガラスなので、ペンが滑らかに動かせて描きやすい
書き心地にこだわるなら、こちらの液タブがおすすめ。
ディスプレイにアンチグレアガラスを採用し、ペン先がすらすら動くと人気です。薄型タイプで本体重量も軽く持ち運びもしやすいから、外で制作を楽しむのもOK。ショートカットキーだけでなくタッチバーも搭載し、作品の拡大や縮小、回転も簡単に行えるのもポイント。
「描いてる時のストレスを感じない。」と口コミでも好評なので、書きやすさを重視したい方にぴったりです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 画面サイズ:13.3インチ
- 本体サイズ:ー
- 重量:910g
- 接続方法:USB、HDMI
- 対応OS:Windows / Mac
- 筆圧レベル:8192レベル
- Adobe RGB:92%
- 解像度:1920×1080
- 視野角:ー
- ショートカットキーの有無:○
- メーカー:HUION
高性能な液タブ3. XP-Pen 液晶タブ Artist15.6
- 大きさと取り回しやすさが両立した絶妙なディスプレイサイズで使いやすい
- 15.6インチディスプレイ搭載モデルとしては3万円台と安いから購入しやすい
- 制作に必要な最低限のスペックを備え、制作スタイルによっては最適品となる
できるだけディスプレイが大きく、広々と描ける液タブを探している方に最適のモデルです。
15インチの大画面でダイナミックに絵画を楽しめる液タブ。フルHDのディスプレイと筆圧感知レベルは最高クラスの8192レベルと性能面も良好です。
細かい線などを描きやすくなるから、ディティールまでこだわった絵画を作成したい方におすすめします。
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- 画面サイズ:15.6インチ
- 本体サイズ:ー × 280 × 13 (mm)
- 重量:2680g
- 接続方法:USB、HDMI
- 対応OS:Windows / Mac
- 筆圧レベル:8192レベル
- Adobe RGB:75%
- 解像度:1920×1080
- 視野角:178°
- ショートカットキーの有無:○
- メーカー:XP-Pen
高性能な液タブ4. Huion 液晶ペンタブレットGT-191
- 19.5インチの大画面ディスプレイ搭載で制作しやすい
- 角度を自由に調整できるスタンドつきで、描きやすい
- ショートカットボタンがなくてベゼルが薄いため、デスクに平置きしてもすっきり
同じ姿勢で描いていると、だんだんと疲れてきますよね。
『GT-191』は、178°の広視野角を実現し、どんな角度から見てもフルカラーが忠実に再現されます。自在に調整できるスタンドつきで、描きやすい角度に設置もできるから、見やすい角度に調整しやすいのもポイント。
斜めに見てもしっかりと全画面が綺麗に映し出されるから、ぜひ使ってみてくださいね。
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- 画面サイズ:19.5インチ
- 本体サイズ:475 × 298 × 35 (mm)
- 重量:3300g
- 接続方法:USB、HDMI、VGA
- 対応OS:Windows / Mac
- 筆圧レベル:8192レベル
- Adobe RGB:72%(NTSC)
- 解像度:1920×1080
- 視野角:178°
- ショートカットキーの有無:×
- メーカー:HUION
高性能な液タブ5. Wacom Cintiq 22 FHD
- 21.5インチの大型ディスプレイにより、原画サイズのまま作業できる
- 2019年製だからスペックも十分で、筆圧感知レベルも最高クラスで描きやすい
- 背面に収納可能なスタンドがあり、角度調整も可能だから便利
原画サイズで作画するのが理想と考えているなら、21.5インチの大型ディスプレイ搭載の液タブで決まりです。
制作時に拡大や縮小の動作がほぼ不要になるので、クリエイティブに没頭できます。2019年製なのでスペックも十分満足いくモデルです。スタンドを背面に搭載し、描画しやすい角度にできるのも便利。
何よりも作品全体を俯瞰できるため、制作物の全てを把握しながら創りこんでいきたい方におすすめのモデルです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 画面サイズ:21.5インチ
- 本体サイズ:570 × 359 × ー (mm)
- 重量:5600g
- 接続方法:USB、HDMI
- 対応OS:Windows / Mac
- 筆圧レベル:8192レベル
- Adobe RGB:ー
- 解像度:フルHD
- 視野角:ー
- ショートカットキーの有無:×
- メーカー:Wacom
高性能な液タブ6. Wacom Cintiq 16
- トップメーカーのWacom製にこだわりたい方でも購入しやすいエントリーモデル
- プロモデルと同じペンが付属し、描きやすさが抜群
- 映り込みを押さえるアンチグレアフィルムつきで、窓際や電灯の下でも使える
液タブはやはりトップメーカーの製品が欲しいと考えているなら、このエントリーモデルが良いでしょう。
海外製では動作面で不安を感じるという方や、汎用アクセサリ類も豊富なほうが良いと思うならWacom製ですよね。これはWacom製ながら、6万円台と非常にリーズナブルなのも特徴。しかも15.6インチのディスプレイなので、作画スペースも十分あり、のびのび制作できます。プロモデルと同様のペンを採用しており、使い心地も抜群で描きやすい。
日本メーカーのWacom製の安心感が欲しい方におすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画面サイズ:15.6インチ
- 本体サイズ:285 × 422 × ー (mm)
- 重量:1900g
- 接続方法:USB-A、HDMI
- 対応OS:Windows / Mac
- 筆圧レベル:8192レベル
- Adobe RGB:73%
- 解像度:1920×1080
- 視野角:ー
- ショートカットキーの有無:×
- メーカー:Wacom
高性能な液タブ7. Wacom Cintiq Pro 16 TDTH-1620/AK0
- 画期的な4K対応モデルで、より精緻な表示が可能で詳細確認できる
- タッチパネルのため、物理ボタンなしに拡大・縮小、回転でき、普段慣れた操作で作業可能
- 本体内蔵のスタンドで自然な使い心地を実現
最先端の高性能な液タブが欲しいなら、Wacom製の『Cintiq Pro 16』をチェックしてみませんか。
4K(USB Type-C接続時)によって、より精緻な表示が可能。タッチパネルに対応しており、物理ボタンに触れずとも拡大・縮小、回転ができます。視差を最小限に抑え、自然な使い心地をかなえる絶妙な角度のスタンドも本体に内蔵されていて、とても使いやすい。
超高画質で描いた絵が表示されるから、「漫画を描きたい!」「プロのような絵画を描いてみたい!」という方にこそおすすめです。
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- 画面サイズ:15.6インチ
- 本体サイズ:265 × 410 × 17.5 (mm)
- 重量:約1500g
- 接続方法:USB Type-C、Mini Displayport、HDMI
- 対応OS:Windows / Mac
- 筆圧レベル:8192レベル
- Adobe RGB:90%
- 解像度:3840×2160
- 視野角:ー
- ショートカットキーの有無:×
- メーカー:Wacom
液晶タブレットの人気メーカー3選
ここで、液タブの人気メーカーを3社ピックアップして紹介しましょう。液タブで定番といえる日本のメーカーや、コスパの高さで好評の海外メーカーについて見ていきます。
自分に合った液タブ選びの参考にしてください。
人気メーカー1. 「Wacom(ワコム)」
Wacomは日本の液タブメーカーで、13.3型から31.5型までの5段階のサイズを展開しています。
プロからアマまで幅広く支持されているのが特徴。ペン式のデジタル入力ツールに強いメーカーで、4K対応など先駆的な技術を搭載した液タブもあります。最近は従来より安いエントリーモデルの販売を開始しました。
日本のトップメーカーのため、価格はやや高めですが、品質を求める方におすすめのメーカーです。
人気メーカー2. 「XP-Pen」
米国系のXP-Pen製の液タブは、廉価モデルが多いのが特徴です。安価な『Artist 12』からプロ志向の大型22インチモデルまで、使いやすい液タブが揃います。性能と価格のバランスが取れており、人気の高い製品を展開。
実店舗の取り扱いはツクモなどわずかなショップのみで、Amazonなどの通販サイトで購入が可能。液タブを手軽に使いたい初心者の方なら、XP-Pen製を選んでみましょう。
人気メーカー3. 「HUION(フイオン)」
HUION製の液タブは、高性能でコスパ抜群のモデルが多いです。
傾き検知機能の搭載モデルや、ペンの反応速度や読み取り精度が最高クラスの液タブがあり、性能は抜群。
一定の性能は欲しいが、予算を抑えたいという方にぴったりです。
液タブの使い方|始めるには何をしたら良い?
液タブを使うにあたってネックなのは、パソコンとの接続やソフトのインストール。パソコン関係に詳しくないと、どうしてもつまづきやすいポイントです。
これをサクッとクリアして初心者でも液タブを無事に始められるコツを紹介します。
まずはお手持ちのパソコンと液タブを接続する
基本は製品同梱の取扱説明書にしたがって液タブとパソコンを接続します。
まず、新しい液タブを使用する前に、以前使用していた板タブや液タブのドライバをアンインストールしてください。影響が残って正常動作しない恐れがあるためです。
次に、付属のケーブルを使いパソコンと接続します。DVI接続など、パソコンに入力端子がなければ変換ケーブルが別途用意しましょう。
続いて、製品付属のメディア経由でドライバをインストールして、パソコンのモニターに画像が映るか、ペンが反応するか確認し、問題がなければOKです。
イラスト用ソフトをインストールする
液タブには描画のためのグラフィックソフトが入っていないため、接続や使用前に、あらかじめソフトの頒布サイトに行ってインストールしておきます。
インストール方法が不明であれば、サポートのある有料ソフトを利用しましょう。
あると便利!液タブとセットで欲しい人気アイテム5選
最後に、液タブとセットで使うと便利なアイテムのうち、人気の商品を5つ厳選して紹介します。制作のしやすさを補助してくれるアイテムや、描き心地を高めてくれるアイテムがあります。
ぜひ取り入れて、今後の制作を楽にしていきましょう。
人気アイテム1. Wacom Intuos Cintiqオプションペン
- 液タブ付属の太目のペンだと違和感がある方でも、細軸のため手になじみやすい
- 業務用から一般向けまで、ペン式入力ツールに強いWacom製で品質も安心
- コードレス&電池レスで軽く、使っていても手が疲れにくい
液タブ付属のペンが太くて手にフィットしないと悩んでいる人は、こちらのペンを使ってみて。
細軸のクラシックペンタイプなので、繊細な絵も簡単に描けます。Wacomらしいコードレスと電池レス仕様のペンで軽いうえ、カスタマイズ可能なサイドスイッチつきで使いやすいです。液タブのペンは消耗品ですが、ペン式の入力ツールに強いWacom製であれば、品質面に安心が持てますね。
描き心地に関して評価を得ているモデルだから、描きやすいペンが欲しい方は、ぜひ手に入れておきましょう。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る人気アイテム2. XP-Pen Artist 液タブスタンド
- 人気の液タブメーカーによる専用スタンドのため、安定感があって使いやすい
- 角度が0°~65°までの無限調節が可能で、描きやすい角度に自由に調整できる
- 安定感とキズ防止のため、液タブを置く位置にラバーを配置しているから安心
液タブを平置きしての制作がやりにくいと感じている人は液タブスタンドを使ってみましょう。
0°~65°までの無限調整が可能で、ユーザーや液タブの大きさに柔軟に対応してくれます。台の下部には液タブの滑りを防ぐマットが付属しているから、ノンストレスで制作に取り掛かれるのも魅力的。
長時間座っての作業も楽に画面に描き込めるようになるから、制作のしやすさを重視したい方におすすめです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る人気アイテム3. HUION ペンタブレット用手袋
- 液タブの人気メーカーが販売する手袋なので使いやすい
- 伸縮性が高くサラサラした質感のため着用感も良く、制作時の邪魔にならない
- 2本指手袋のため、右利き・左利きを問わず使える
液タブを長時間でも快適に使用したいと思っているなら、液タブ用の手袋はかかせません。
液タブの熱から手を守ったり、手の汗がつくのを防いだり、ディスプレイ上で手をスムーズに動かせたりと、描いている間のストレスを無くしてくれます。この手袋は人気の液タブメーカーのHUION製なので使いやすいのもポイント。伸縮性が高く、サラサラした質感でつけていてもストレスを感じません。
手袋は特に初心者だと気がつきにくいアイテムですが、長時間の制作を楽にできるから、ぜひ利用してみましょう。
Amazonで詳細を見る人気アイテム4. Wacom Cintiq 16 保護フィルム
- 人気機種のWacon製『Cintiq 16』用で、対象製品にぴったりフィットする
- ポピュラーな15.6インチサイズなので使いやすい
- ケント紙に描いているような質感を再現しており、描いた実感が味わえる
紙での制作から液タブに移行する人で、デジタル機器のツルツル感が気になるなら保護フィルムを使ってみましょう。
フィルムはケント紙の質感を再現しているので、紙に描いているかのような書き心地を再現しました。光の反射を抑える役割もあるため、ライトの光に悩まされる心配もありません。
紙ベースで制作していた人で、液タブにも今までのような描き心地を求める方にはぴったりです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る人気アイテム5. エレコム ペンタブレット用保護フィルム
- 画材のようなしっかりした紙でなく、ノートのような上質紙の質感にこだわる人にぴったり
- Wacom製の13.3インチの機種向けだから、フィット感が抜群
- 1000円台と格安の保護フィルムなので、購入しやすい
紙に描いている感覚を味わいたいが、フィルムにより上質な紙の質感を求める方にはこの保護フィルムが良いのではないでしょうか。
画材ではなく、ノートのような滑らかな紙の描き心地が楽しめます。Wacom製の13.3インチの対応機種向けなので、フィット感も良し。
1000円台と安いので購入しやすく、紙に似た描き心地にこだわる方は一度試してみるといいでしょう。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る使いやすい液タブで、自由なデザインを楽しもう!
液タブはイラストやデザインをデジタル制作する際に使うツールです。従来の紙を使った制作に比べると、作業環境の整備や機器の設定等が必要で、やや面倒だと感じるかもしれません。
ただ、デジタルだと頒布や保存、加工が容易になり、利点が大きいのも事実です。液タブのサイズも、持ち運びしやすい小型モデルから据え置き用の大型モデルまで様々あります。
制作スタイルに応じた最適の1台を見つけて、創造性を高めるツールとして活用してください。
【参考記事】はこちら▽
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