"ご足労いただき"の意味/使い方。目上へのメール例文付き|ビジネス敬語ガイド

長谷川大輔 2018.08.31
来てもらった時に使える敬語、ご足労いただき。オフィスや会社に訪れた際に感謝を伝えられる言葉ですが、例文が気になる人も多いはず。今回は、ご足労いただきの意味から使い方、目上に使えるメールの例文、言い換えできる類語まで徹底解説。ビジネス敬語のレベルを上げましょう。

「ご足労いただき」の英語表現

ご連絡差し上げるの英語表現
  • Thank you for coming(お越しいただきありがとうございます)
  • Thank you for coming all the way to ...(遠路はるばるお越しいただきありがとうございます)
  • Thank you for your time to visit us.(お忙しいところお越しいただきありがとうございます)
  • Thank you for taking time to visit us.(お忙しいところご足労いただきありがとうございます)
  • Thank you for your trouble to visit us.(ご足労いただきありがとうございました)
  • I appreciate your trouble to come (on Sunday).([休日の日曜日]にお越しいただきありがとうございました)

英語には「ご足労いただき」にあたる単語はなく、意訳としての使い方になります。一番初めの文は平易で汎用的に使えて、しかも一番よく使われる表現といえるでしょう。「ご足労いただき」に一番近いのは「trouble」を使った最後の2文になります。これらを応用して、さらにかしこまった表現に構成することも可能です。


「ご足労いただき」を使って丁寧に相手を労おう!

「いただく」でこちら側を行為の主体ととるのか、「くださる」で相手方の行為を主体と見るのかにもよって、言葉を使うタイミングや使う相手、後に続く語の可否まで決まってきます。

ビジネスでは人と会うのも仕事の重要な部分を占めますので、「ご足労いただき」を効果的に使って、相手とのビジネスを円滑に進めましょう。

【参考記事】「ご足労」を使った例文を詳しく解説

【参考記事】「送らせていただきます」の正しい使い方を徹底解説

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