「忖度」とはどういう意味?分かりやすく簡単に解説|使い方&類語付き
人の気持を推し量る意味をもつ言葉、忖度(そんたく)。2017年には流行語にもなり、最近は耳にする機会も増えました。そこで今回では、忖度の意味や使い方を分かりやすく簡単に解説します。類語や英語文例も合わせてご紹介するので、きちんと「忖度」に対する理解を深めましょう!
「忖度」を英語で伝えたい時は何て言うべきか?
近年では多くの企業でグローバル化も進んでおり、英語を使用する機会も増えています。そのため、仕事柄、英語を使用するビジネスマンは英語での伝え方も把握しておきたいところ。とはいえ、欧米ではストレートに意見を述べ合うのが主流なため、「言わなければ分からない、伝わらない」というのが基本スタンスです。したがって、忖度という英単語は存在せず、
- conjecture(推測/憶測する)
- surmise(推察する)
- guess(推測する)
- read what someone is implying(誰かが暗示していることを読み取る、汲み取る)
- read between the lines(空気を読む、行間を読む)
上記の5つが、忖度に近い意味合いで用いられる英語表現と言えます。
もしくは、「I care about you.(貴方を気にかけています)」や「I understand how you feel.(貴方の気持ちを理解できる)」などと伝えるのも良いですね。
忖度を完璧に使いこなして、会話の幅を広げよう!
「忖度とはどういう意味?」と口にする方も多いですが、忖度という言葉自身は「相手の気持ちを推し量る」という非常にシンプルな意味合いの言葉です。
しかし、最近は相手へ媚びを売るといったネガティブな意味も定着しつつあります。とはいえ、『忖度』という言葉を正しく活用すれば相手に対する誠意や配慮がしっかりと伝わるのも事実。忖度をきちんと使いこなして、ぜひ相手の立場になって物事を考えられる教養のある素敵なビジネスパーソンを目指してください。
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