ビートたけしが2億で購入?ブガッティヴェイロンがヤバい

Takuma 2015.06.12
一般的な高級車ベンツやフェラーリなど足元には及ばないスーパーカーが存在します。その中でも本当にヤバい、ブガッティヴェイロン。ビートたけしが約2億で購入したと噂もあるこの車。驚きの生産方法や驚愕の納車の流れなど、現実離れした世界を紹介します。

宝くじが当たっても買えないブガッティヴェイロンとは?

 

ブガッティヴェイロンとはフランスの自動車メーカーで「ブガッティ・オトモビル」社が製造するスーパーカーのことです。なぜこの車がお金を積んでも買うことができないのか。

それは自社ブランドのイメージを落とさせないために、購入者に厳正な「審査」が行われるからです。

「おっしゃ2億円当たった!これでブガッティヴェイロン買ったろ~!」と思っても、審査が通ならなければ買うことができないのです。これにはいくらイケメンの妻夫木聡もびっくりですよね。

ビートたけしが2013年に2億円で購入したとの噂もあります。さすが世界的なVIP。

今回はブガッティヴェイロンを徹底解剖!驚愕必須です。

 

実は発売当初ブガッティ社は大赤字だった?

 

実はヴェイロンを発売した当初のブガッティ社は大赤字だったのです。そこで再建を目指して世界最高の自動車を作ることを決意。2005年に市販車両を公開し、限定300台で販売にこじつけました。発売当時の価格2億5300万円だったそうです!!たたたたたかすぎます!!!!!

 

なんと!売っても赤字?!

 

実はなんとこの車、1台売れるごとに460万ユーロ(約6億円)の赤字になる計算だそうです。ではなぜ赤字になるにもかかわらず販売したのでしょう。ブガッティ社がフォルクスワーゲン社の傘下にいることが大きな要因です。つまりブガッティヴェイロンはフォルクスワーゲンの車だということです。

ヴェイロンの持つ圧倒的なインパクトはブガッティの、ひいてはフォルクスワーゲングループ全体のブランド価値の向上に大きく貢献しました。販売価格にも劣らないとんでもない経営戦略ですね。かけるリスクの大きさを考えると、ただただ震えます。

人生の大勝負に勝った感じですね。

 

 

納車までの流れ

ではここから本当にぶっ飛んでいる!!!ブガッティヴェイロンの納車までの流れをご紹介します。納車までは5つの過程をクリアする必要があります。

 

① 代理店審査

 

まず購入するためには代理店であるニコルレーシング・ジャパンで代理店審査を行ないます。顧客の情報(職業・購入目的)を事前に調べ確認し「問題はない」と判断された場合、情報をブガッティ本社に送られ本社でも審査が行われます。

この時点で、もしあなたが宝くじが当たって買おうしても、審査に落ちてしまうかもしれません。

ヴェイロンはタイヤだけでも約250万と言われているため、買った後にちゃんと維持管理出来るかまで審査されているそうです。つまり一生の大金持ちの資産家じゃなければ買えません。

 

② 予約金の支払い

 

無事に代理店の審査が通れば次は予約金の支払いをします。そもそも予約金があること自体が驚きですが、その額も驚きです。なんと約5,000万円!!!

予約金だけでですよ?

予約金だけで結構なスポーツカーが買えちゃいますね。この世は激しい世界がありますね。

 

③ ファーストクラスで本社にご招待

 

ブガッティに予約金を支払うと、航空券(ファーストクラス)を伴った招待状が届き、フランス・モールスハイムのブガッティ本社へ招待されます。ちなみに、宿泊代などはすべてブガッティ持ちになります。2億の車を買うのですから、当然といえば当然かもしれませんね。

 

④ ヴェイロンの試乗&仕様決定

 

とうとう本社まできたら具体的にクルマをつくっていきます。実際に試乗しながら自分好みの世界にひとつしかないヴェイロンを作っていきます。ヴェイロンはもちろんオーダーメイド。オーナー好みに細部に至るまで徹底的に作り込みます。内装はもちろん、エンジン、タイヤなど世界で自分だけの車の完成です。

 

⑤ 納車

 

納車までの間に予約金以外の残りの残金を支払います.支払いが終わったらついに納車!オーダーメイドなのでかなりの時間がかかってしまいますが、世界にたった一つの車が出来上がるわけですから仕方ありませんね。いや~長い道のりでした。紛れもなくブガッティヴェイロンは最高の車です!一生に一度、持てたら幸せすぎて生きた心地も忘れそうです。

 

一度で良いから乗ってみたい。

世界最高級車と言われているブガッティヴェイロン。紛れもなくその異名に引きを取らない車です。一度でいいからこの車に乗ってみたいですね!乗るだけで良いから・・・。何なら触れるだけでもいいから、触れてみていものです。最高級の車に乗ることを夢見て、頑張りましょう!

よく一緒に読まれる記事

関連する記事