2人で行う肩甲骨はがしのやり方|初心者でも簡単ストレッチメニューとは?

織田琢也 2022.08.01
肩甲骨はがしは1人でもできますが、2人で行ったほうがよりストレッチ効果を高めることができます。今回この記事では、2人で行う肩甲骨はがしのストレッチ方法2つを紹介します。2人で肩甲骨はがしを行うことのメリットや注意点も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください!

2人でできる肩甲骨はがしのやり方|簡単ストレッチで筋肉をほぐそう!

肩甲骨はがしは1人よりも2人のほうが、より高い効果が得られることがわかりました。

そこでこの見出しでは、2人でできる肩甲骨はがしのやり方を2つ紹介します。初心者を含むどなたでも挑戦しやすいストレッチなので、ぜひ試してみてください。


1. うつ伏せになって行う肩甲骨はがし

肩甲骨はがし


うつ伏せになって行う肩甲骨はがしは、首・手・足の位置をしっかりと確認してから、パートナーが肩甲骨はがしを行ってください。

肘を曲げると、肩甲骨がくっきりと浮き上がってくるので、パートナーも確認しやすく初心者の方でも行いやすいストレッチです。

肩甲骨を引っ張るときは、右の場合は肩の下に右手を添えて左手を使って引っ張りましょう。全体重をかけすぎると力が入りすぎるので、少しずつ体重をかけて行うことがポイントです。


トレーニングの正しいやり方

  1. 首を左に向けた状態でうつ伏せになり、左足を横に曲げる
  2. 右手をまっすぐに下ろして、少し肘を曲げた状態にする
  3. 右側の肩甲骨が浮き上がってくるのを確認する
  4. パートナーは肩甲骨を左手で掴んで、内側から外側に向けて30秒ほど引っ張る
  5. 外側から内側に向けて30秒ほど押し戻す
  6. 次に、首・足・手の位置を左右反対にして、左側の肩甲骨が浮き上がるのを確認する
  7. パートナーは4.5の動作を行う

うつ伏せになって行う肩甲骨はがしの目安は、 右肩・左肩それぞれ片方ずつ、 引っ張るのが30秒×1回 押し戻すのが30秒×1回

【参考記事】はこちら▽


2. 横向きに寝て行う肩甲骨はがし

肩甲骨はがし


横向きに寝て行う肩甲骨はがしは、肩をしっかりとパートナーが掴みながらストレッチを行うことができます。

いきなり寝かせて肩甲骨をはがすのではなく、前段階として肩の前や肩甲骨の内側をストレッチすることで、より効果を高めることができるのがポイントです

上手に行うコツは、相手を横向きに寝かせたときに、下側の肩を巻き込ませるようにすること。そうすることで、肩甲骨はがしがしやすくなり、パートナーもやりやすくなるでしょう。


トレーニングの正しいやり方

  1. 横になったときに下側の肩を巻き込ませるようにする
  2. 鎖骨の下・肩の前にある筋肉をパートナーが緩めておく
  3. 腕のなかに指を入れて、斜め上に押し込んでいく(腕を軽く曲げるとよい)
  4. 肩甲骨と肩の前から覆うようにして手で固定をし、円を描くように肩を回していく
  5. 手を背中の後ろに持っていく
  6. 肩甲骨の裏に指を入れた状態をつくり、腕と肩の前の部分を斜め下方に押し込んでいく
  7. そのままゆっくりと肩を回す
  8. 逆肩を行うために姿勢を変えて、1~7の動作を繰り返す

横向きに寝て行う肩甲骨はがしの目安は、右肩・左肩それぞれ片方ずつ90秒×1回。 いきなり肩甲骨はがしをするのではなく、準備のストレッチも大切です。


▷次のページ:肩甲骨はがしストレッチを2人で行うときの注意点

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