ダウンウェアのおすすめ宅配クリーニング7選。料金・期間・お手入れ方法まで解説
ダウンをクリーニングに出す目安や頻度はどのくらい?
ダウン製品をクリーニングに出す目安や頻度としては、シーズンの終わりがマスト。冬の間大活躍したダウン製品は、必ずクリーニングに出してから次のシーズンに使うようにしましょう。
シーズン終わりというのは最低限の目安で、襟や袖口の汚れやワキの臭いが気になった時は、シーズン途中でも迷わずクリーニングに出すようにしましょう。
ダウン製品は、何ヶ月に一度という明確な目安や頻度がないため、自分の持っている物が今どんな状態なのか把握する必要があります。
着用し終わったら先述した汚れやすい部分を確認して、自分の場合はどのくらいの頻度でクリーニングに出すのが良いか明確にしていきましょう。
ダウンを長持ちさせるためのクリーニングは主に3種類
ダウン製品のクリーニング目安や頻度がわかったところで、続いてはダウンを長持ちさせるためのクリーニング方法について見ていきましょう。
ダウン製品のクリーニング方法は「宅配クリーニングに依頼する」、「店舗型クリーニングに持ち込む」、「自宅でダウン製品の洗濯をする」の3通り。
それぞれのクリーニング方法のメリットとデメリットについて紹介していきます。
ダウンをクリーニングする方法① 宅配クリーニングに依頼する
自宅にいながらクリーニングの依頼と申し込み、引き取りからお支払いまでできるのが宅配クリーニング。
インターネットサービスの普及とともに、店舗型クリーニングと宅配クリーニングを提供するハイブリッドなクリーニング会社や、新しい宅配クリーニング会社も多く誕生しました。ダウン製品のクリーニングを行っている宅配クリーニングもたくさん存在します。
宅配クリーニングのメリット
宅配クリーニングのメリットは、何といってもその利便さです。自宅でもどこでも、インターネットを通じて申し込みが可能。しかも、24時間受付のところがほとんどです。
毎日遅くまで仕事をしている社会人や、子供が小さくて自由に外出できない主婦からすると本当に画期的なサービス。利用している人も年々増えているんです。
宅配キットを用意しているところも多く、送られてきた宅配キットにクリーニングに出したいものを入れて送るだけ。クリーニングを行い、仕上がった物は自宅まで発送してくれます。
宅配クリーニングのデメリット
宅配クリーニングのデメリットを挙げるなら、集荷と配達がある分、他のクリーニング方法よりも時間がかかってしまうこと。
急遽明日使いたい!というような急ぎの使用にはおすすめできません。事前にどのくらいクリーニングに時間がかかるのか把握する必要があります。
ダウンをクリーニングする方法② 店舗型のクリーニングへ持ち込む
ダウン製品をクリーニングするのに、一般的によく知られる方法が店舗型のクリーニングへの持ち込みです。馴染みのクリーニング屋にワンシーズンごとに一回、ダウン製品のクリーニングをお願いしている方も多いのではないでしょうか。
個人経営のお店から、ショッピングモールやスーパーに入っているお店まで、色々な店舗型クリーニングがあります。
店舗型クリーニングのメリット
店舗型クリーニングのメリットは、馴染みのクリーニング店を見つけられれば、買い物のついでにいつでも出せることです。さらに、直接依頼と仕上がりの確認ができるので、信頼できるクリーニングのお店に依頼すれば、大切なダウン製品も安心して任せられるのも大きなメリット。
店舗型クリーニングのデメリット
デメリットは、店舗型なので自分でダウンをまとめてクリーニング店に持ち込まなければいけないこと。
特に、店舗型は営業時間が決まっているので営業時間内に持ち込み、そして引き取りに行かなければいけません。
毎日遅くまで仕事をしている人からすると、なかなか営業時間内にクリーニング店へ行けないため、引き取りが遅くなることも。
ダウンをクリーニングする方法③ 自宅で洗う(手入れをする)
店舗型クリーニングへの持ち込みが面倒、かつ宅配クリーニングのように費用をかけたくない時には、自宅で自力で洗濯や手入れをする方法もあります。近年では、ホームクリーニングもできるダウンも多く販売されています。
とはいえ難しいので、おすすめはできない
手洗いできるダウンも多くなりましたが、ホームクリーニングは失敗するとダウン特有の暖かさも失われてしまいます。また、一度濡らすと乾くまで時間がかかるため、やはりダウン製品はプロのクリーニングを利用することをおすすめします。
ダウンクリーニングの平均相場や料金は?
ダウンのクリーニング方法について理解できたところで、クリーニングには大体どのくらいの料金がかかるのか確認してみましょう。
まだまだ馴染みのない宅配クリーニングは、「店舗型クリーニングよりも高い料金設定なのでは?」と不安に思っている人もいるかも知れません。
そこで、ダウン製品における宅配クリーニングと店舗型クリーニングの料金比較を平均相場と共に解説していきます。
宅配クリーニングの平均相場や料金
宅配クリーニングの平均相場は2,000円〜3,000円と言われています。この料金に追加で送料がかかる会社があったり、送料無料だったりと会社ごとで料金設定はさまざま。
また、宅配クリーニングの会社によってはセット料金を設けている会社もあります。その場合枚数を多く出すとお得になるプランが多いので、ご家族が多い家庭は特におすすめ。
せんたく便ならダウン一着698円でできる
『せんたく便』の10枚パックを利用することで、ダウン一着のクリーニング料金を698円でできます。
その他にもロングコートやスーツ上下、などどんな冬物を入れてもお値段変わらずなので、衣替えの季節にまとめて利用してみてください。最安値で利用できるので、高価な衣類を中心にして賢く使っちゃいましょう!
せんたく便に依頼する店舗型クリーニングの平均相場や料金
店舗型クリーニングの場合は、平均相場が1500円〜3000円です。
ダウン製品がノーブランドかブランドかでも料金が変わってきます。高級ブランドの場合は5,000円弱の値段がかかると考えておきましょう。
こちらも宅配クリーニング同様、クリーニング会社によって値段設定はさまざま。自宅近くのクリーニング店がどのくらいの料金設定なのかは事前に問い合わせをしてみましょう。
ダウンのクリーニングにかかる期間や日数を把握しよう
ダウン製品のクリーニングにかかる料金や平均相場を宅配クリーニングと店舗型クリーニングで比較してもそこまで大差がないことがわかりましたね。
続いては、ダウンのクリーニングにかかる期間や日数についてご紹介します。どのくらいの日数がかかるのか、事前に知っておかないと着たい日にダウンが届かないということが起きてしまいます。
そんなトラブルを防ぐためにも、宅配クリーニングと店舗型クリーニングでどのくらいクリーニング期間の差があるのか見ていきましょう。
宅配クリーニングにかかる期間・日数
宅配クリーニングでダウンを依頼した場合、仕上がり期間は平均して1週間程度見ておきましょう。ただし、冬のハイシーズン時期は倍の時間がかかることも有るので注意です。
トラブルを防ぐ方法として、HPの情報だけでなく事前に電話して今の時期に出すとどのくらいで届くのか問い合わせをしてから依頼することをおすすめします。
『KAJITAKU』は最短2日で返却も
地域によりますが『KAJITAKU』は、回収してから最短で2日でクリーニングを終わらせて返却してくれます。集配1日づつ必要なため、実質その日に洗って乾燥してくれる即日対応をしてくれていると言えます。
閑散期でも3〜5日かかる宅配クリーニングに置いてこれだけ早いのは『KAJITAKU』だけ。追加料金やオプション無しで利用できるのも嬉しいポイント。プラス1,000円で最長9ヶ月まで保管してくれるので、2日〜9ヶ月の範囲で融通がききますよ。
KAJITAKUに依頼する店舗型クリーニングにかかる期間・日数
店舗型クリーニング店でダウン製品を依頼した場合、追加料金を払えばお急ぎで3日ほどで対応してくれる店舗もありますが、平均としては5日〜1週間がかかる日数とのこと。
クリーニングにかかる料金同様、クリーニング期間も宅配クリーニングにかかる日数と大差ないですね。
そもそもダウン製品は一度濡れると乾燥に時間がかかるため、どうしても他の衣類に比べて時間がかかってしまうようです。
宅配クリーニングを利用すれば、忙しくてもダウンがきれいに。
ダウン製品をきれいな状態で保管したい時や、クリーニングに依頼したいと思ってもなかなか時間が取れ結局そのままもうワンシーズン着ることになった、という方も少なくありません。宅配クリーニングを利用すれば、忙しい人でも次のシーズンはきれいなダウン製品で過ごせますよ。
ダウンウェアにおすすめのクリーニング1. リナビス
創業56年の実績を誇り、年間1万人限定で宅配クリーニングを提供しているのが「リナビス」です。会員数を限定することで、より丁寧で仕上がりの良い、かつお得なサービス付きの宅配クリーニングを提供しています。
5点から20点まで、セットでまとめて依頼する料金設定ですので、ご家族全員分やシーズンごとの依頼にも便利ですよ。
『リナビス』では有料オプションも無料でやってくれる
リナビスのおすすめポイントは、「おせっかい」として何と8つもの無料サービスを提供していること。普通のクリーニング店なら有料サービスである染み抜きも、リナビスは無料で提供しています。
他にもボタンの修理や最長6ヶ月の長期保管、毛玉とりなども無料。そして、送料も無料です。無料で提供しているサービスが豊富なのでクリーニングの仕上がりのレベルが高く、大切なダウン製品の宅配クリーニングも安心して利用できます。
リナビスに依頼するダウンウェアにおすすめのクリーニング2. Lenet(リネット)
宅配クリーニングは時間がかかる、とイメージされる事が多いですが、プレミアム会員になると一部の衣類の宅配クリーニングを最短2日後仕上げで届けているのが「Lenet」です(東京23区限定)。
クリーニングの出し忘れや、すぐに着たいものも宅配で出せる利便性の高い宅配クリーニングサービスです。クリーニング保証もついているので、初めて利用する人も安心。
Lenet(リネット)では様々なサービスが利用できる
東京23区限定ではありますが、翌日のクリーニングを完了して自宅まで届けてくれるお急ぎ便が利用できます。朝取りに来てくれたものが翌日の夜にはキレイなって届くので、急ぎの衣類でも確実に間に合うように届くのはありがたいですね。
リネットに依頼する【参考記事】
リネットの主要アイテム価格を総まとめ。ダウンウェアと一緒にお得に依頼!
また、長期保管サービス「リネットプレミアムクローク」も提供しています(リネットとは別申し込み)。
アパレル専用の保管倉庫の中で、クリーニングで仕上がったダウン製品を最長8ヶ月まで預かります。ほかの冬物と一緒にクリーニングを利用し、最適な方法で保管してくれますので、自宅のクローゼットが使わない衣類で圧迫されることもありません。
もちろん、長期保管サービス終了したら自宅まで宅配で送ってくれます。
リネットプレミアムクロークに依頼する【参考記事】
リネットプレミアムクロークの特徴をご紹介。保管クリーニングのサービスもまとめました。
ダウンウェアにおすすめのクリーニング3. Nexcy(ネクシー)
「より美しく、よりかっこよく、より上質」な仕上がりにこだわった宅配クリーニングサービスが「Nexcy」です。
基本サービスで洋服を蘇らせるエクセレント加工、ドライと水洗い2度洗うことで徹底的に汚れを落とすダブルウォッシュ加工、匂いを取り、防臭効果も出るデオドラント加工、繊維一本一本に撥水加工を施すリペラント加工を提供している他、オプションで付与できる加工も充実しています。
Nexcy(ネクシー)は保証・フォローが充実
Nexcyは、申し込み前に電話やメールで相談ができるサービスを提供しているので、初めて宅配クリーニングを利用する人にも安心です。また、万が一クリーニングの仕上がりに不満がある時には、届いた日から1週間以内なら再仕上げを無料で行うサービスも好評です。
また、クリーニングを依頼して送った際や、仕上がって自宅まで届く荷物が万が一紛失してしまった時、クリーニング製品に対して事故が起きてしまった時にも、クリーニング業法に基づいた賠償を補償しています。
ネクシーに依頼するダウンウェアにおすすめのクリーニング4. せんたく便
ネットの利便性を追及した宅配クリーニングの老舗『せんたく便』。各パックの料金のみで、コートでもダウンでもスーツでもクリーニングしてくれます。
「各パック料金 + オプション」という分かりやすくシンプルな料金設定で、コートやダウンなど『クリーニング店だと費用が高額な服』が本当にお得にクリーニングできます。
ダウンクリーニングの最安値
ダウンを安く効率的にクリーニングの出すなら、10点6,980円の定額制パックを利用するのが吉。
もちろん、送料や手数料、しみ抜きや再仕上げも無料なので、便利に使って、ダウンウェアを最高にコスパよくクリーニングしてください。
せんたく便に依頼するダウンウェアにおすすめのクリーニング5. KAJITAKU
カジタクの保管付き宅配クリーニングは、コートやダウンなど最大15点まで、全部一律料金で洗ったあと、最長9ヶ月保管してくれます。自宅まで宅配会社が引き取りにきてくれるので、重い衣類をクリーニング店まで持っていく労力は皆無ですよ。
預けて保管してもらうならおすすめ
最長の9ヶ月もの長い間、ダウンを保管してくれるのは『KAJITAKU』ならではの魅力。シーズンがすぎるとかさばってじゃまになるだけのダウンも、適切な温度と湿度に管理された倉庫で保管されます。
湿気やカビからも守ってくれるので、高級なダウンジャケットも長持ちさせられますよ。
KAJITAKUに依頼するダウンウェアにおすすめのクリーニング6. クリーニング・からきや
創業から100年を数える老舗中の老舗『クリーニング・からきや』。歴史と伝統によって培われた高度なクリーニング技術はダウンのクリーニングにも活かされています。
普段は店舗型の運営ですが、宅配便で全国からの集荷も受け付けているので、一度問い合わせてクリーニング対応のダウンウェアかどうか確認してみることをおすすめ。
高級ブランドにもなんなく対応
モンクレール、カナダグース、デュベティカ、タトラス、ヘルノなどの高級ダウンでも、しっかりと品質を維持しながらクリーニングしてくれます。
一点ごとに色や風合いを損なわないよう十分な注意をしながら、クリーニング(水洗い)をしてくれるので、高級品の品質クオリティを台無しにしたくないかたは依頼してみてください。
公式サイトを見るダウンウェアにおすすめのクリーニング7. ココロモ
もともと東京都の町田市に実店舗を構えるだけでしたが、口コミで遠方からのお客さんもう増えてきたことから宅配サービスが始まりました。
高級なダウンの風合いや肌触りを維持して服本来の美しさを蘇らせてくれます。仕上がり日数自体も、到着してから5営業日後の納期でダウンウェアをクリーニングしてくれるのでそこまで遅くはありませんね。
ファンデーションなどのメイク汚れもきれいに
不意についた口紅やファンでの化粧汚れも『ココロモ』ではしっかりと落としてくれます。
決して無理矢理ではなく、最善のクリーニング方法を見つけ出すプロがお客さんに喜んでもらうために最後まで諦めずに技術と品質でクリーニングしてくれます。
素材に合わせたお手入れ方法をクリーニング職人の判断で無料で行ってくれることもあるので、送ったときよりも確実に美しくなってダウンウェアが返ってくるでしょう。
公式サイトを見る店舗型クリーニングなら大手チェーン店がおすすめ
自宅近くの店舗型クリーニングにダウン製品をお願いするなら、街のクリーニング店よりも大手クリーニング店がおすすめです。
なぜなら、個人経営のクリーニング店よりも実績が多く、クリーニングのプロが揃っているため、サービスの質が良いから。
それでは、全国展開している店舗型クリーニング店のおすすめ会社をご紹介します。
店舗型クリーニングのおすすめ1. ホワイト急便
東京都内だけでも250店舗ある『ホワイト急便』は、住んでいる地域の生活価格に合わせてクリーニング金額を決めている良心的な会社です。
スーパーと並列して店舗があることが多く、買い物ついでに寄れる手軽さが主婦層から人気を得ています。
即日仕上げなど、依頼側の希望にできるだけ沿って対応してくれるので、急なダウンのクリーニングも早め仕上げをお願いできるかもしれません。
公式サイトをみる店舗型クリーニングのおすすめ2. ポニークリーニング
『ポニークリーニング』は、東京都内に200近い店舗を持つ人気のクリーニング店。人気の理由はなんと言っても安価な料金設定にあります。
ダウンジャケットのクリーニングはスタンダードなクリーニング方法で1,600円という破格料金。
シーズンオフの時期など、1年後まで着ないダウンをしっかりクリーニングしたい場合はデラックスコースを頼むと2,880円で美しく仕上げてくれますよ。
公式サイトをみる店舗型クリーニングのおすすめ3. 白洋舎
『白洋舎』は、ホワイト急便同様、東京都内に250店舗も存在する大手チェーン店。宅配クリーニングや集荷サービスを行っているハイブリッドなクリーニング会社です。
白洋舎では、クリーニング技術はもちろんのこと、1年後まで衣類を預かってくれる保管サービスが人気です。保管サービスは、シーズンオフになったダウン製品を次の冬の時期まで預けられるサービス。
一人暮らしで収納のスペースが少ない方から絶大な支持を得ているサービスですよ。
公式サイトをみるクリーニングから戻ってきたダウンにすべきこと
宅配クリーニングで無事にきれいになって帰ってきたダウン製品。「クリーニングにだ出したし、もう安心」と思って、そのまま次のシーズンまでクローゼットに保管してはいけませんよ。
宅配クリーニングから返ってきたダウン製品をより良い状態で保管するために、ここではクリーニングから戻ってきたダウンにすべき3つのことをご紹介します。
その① ビニールなど、クリーニングのカバーは外す
クリーニングから仕上がって帰ってきたダウンは、ビニールなどのカバーががかけられていることが多いです。
ついついそのままクローゼットに入れてしまいがちですが、そのままにせず、必ずダウンにかけられているビニールやクリーニングのカバーなどを外してから保管するようにしましょう。
なぜ、カバーは外す方がいいの?
ビニールやクリーニングのカバーをかけたままにしておくと、通気性が悪くなってダウン製品に湿気がたまり、カビや臭いの原因になってしまいます。
クリーニングで仕上がって、ビニールなどがかかった状態のまま保管する人も多いですが実は大きな間違い。ついついやってしまいがちなので意識して気をつけましょう。
その② ダウンのチェックをする
クリーニングから帰ってきたダウン製品は、すぐに広げてチェックするようにしましょう。表面上の汚れがきれいになっているだけでなく、隅々まで見て付属品はきちんとついているか、穴やほつれができていないかもチェックします。
なぜ、隅々までチェックするの?
気が付かないところに新しい染みや穴あき、ほつれができた状態で返ってくるクリーニングトラブルが起きる可能性は0ではありません。
また、ダウンに付属しているファーはいったん外してからクリーニングすることが多いため、付属品もきちんとそろっているかも確認しないと大切なダウン製品が来年の同シーズンに着れなくなってしまいます。
その③ 不織布カバーをかけて風通しの良い場所に保管
次のシーズンまでダウン製品を保管する時のコツが、不織布のカバーに掛けてから風通しの良いところで保管することです。
不織布のカバーは100均ショップでも手に入りますし、クリーニングサービスにある場合は有料でカバーをつけてくれるところもあります。
なぜ、不織布カバーをかけて風通しの良い場所に保管した方がいいの?
仕上がってビニールやクリーニングのカバーをかけたまま保管すると湿気がたまってしまうため外すことが大切です。ですが、何もカバーを付けないまま1年間保管するのはリスクがたくさん。色あせの原因にもなります。
なので、保管をする際は、ほこりや汚れ、色あせからダウン製品を守るために、通気性の良い不織布カバーをかけましょう。風通しの良いところなら、カビや湿気臭さも防げますよ。
クリーニングと同じくらい大切!簡単にできるお手入れ&保管方法とは
冬の間に着用するダウン製品は、ちょっとしたお手入れで長持ちします。比較的高価なものが多いダウン製品を何年も着続けるために、ここではダウンを最高な状態で使えるようになる、日頃からできるダウンのお手入れとシーズンオフでの保管方法をご紹介していきます。
【参考記事】
ダウンの正しい保管方法とおすすめの保管サービスを厳選して解説!
簡単なお手入れ法① 連続して着用しない
ダウン製品を長持ちさせるコツのひとつが、連続して着用しない事です。冬の間は、一着のダウンを連続使用するのではなく、シーンに応じて他のコートとの併用がおすすめ。
また、色の濃いダウン製品の場合汚れが目立たないため、連続使用してしまいがちですが、そうすると気が付かないうちに汚れが溜まってしまいます。襟や袖口の汚れ防止のためにも連続して着用しないことが、今すぐできる簡単なお手入れ方法です。
簡単なお手入れ法② 太めのハンガーにかけて保管する
ダウン製品はハンガーにかけても落ちやすい特徴があります。一度下に落ちてしまうと、中の羽毛のボリュームがなくなってしまい、保温性が下がったり、見た目が貧相になってしまうことも。
また、床に落ちるとほこりやダニも付きやすくなってしまうんです。保管している間にダウン製品が落ちてしまうのを防ぐために、太めのハンガーにかけておくのがおすすめの保管方法ですよ。
簡単なお手入れ法③ 濡れたらきちんと水分を拭き取って乾燥させる
ダウン製品は、中に水鳥の羽が入っているため水に濡れると中の羽が水分を吸ってしまいます。一度吸ってしまった水分を完全に乾燥させるのにはとても時間がかかり、上手く乾かないとカビの原因に。
雨や雪などでダウン製品が濡れてしまったら、きちんと水分を拭き取り、風通しの良いところにかけて乾燥させてからクローゼットに保管しましょう。拭き取る時も、こすり付けず優しく拭くのがポイントです。
ダウンをクリーニングに依頼するときの注意点まとめ
最後にダウンをクリーニングに出すときの注意点や確認をしてほしいことを項目でまとめました。
特に宅配クリーニングの利用の際は仕組みに慣れていないため、てんやわんやすることもあるでしょう。利用前/利用後に分けてチェック項目を作ったので、確認してから申し込みしてみて。
【忘れずチェック】ダウンをクリーニングに出す前に確認すべきこと
冬のシーズンが終わった時や、汚れが気になった時など、ダウン製品をクリーニングに出す前にやっておくべきことがあります。ここでは、ダウン製品のクリーニング前に忘れずにチェックしておきたいことをご紹介します。
確認すること① 洗濯表示・品質表示タグがついているか
ダウン製品にもさまざまな洗濯表示があります。あらかじめ洗濯表示や品質表示のタグを見つけておけば、それに応じたクリーニングに依頼できます。
もしも特殊な素材の場合は、クリーニングが不可かどうかあらかじめ問い合わせもできるため、クリーニングに出す前は必ず洗濯表示と品質表示タグを確認するようにしましょう。
確認すること② 染みができていないか
クリーニングに出す前に、自分で作ってしまった染みがないかをチェックしておきましょう。あらかじめ染みの有無を把握しておけば、同時に染み抜きを依頼するなど対策もできます。
また、万が一のクリーニングトラブル発生時も、あらかじめあった染みかどうかが判断できるので必ず行いましょう。
確認すること③ ほつれや穴はないか
実は、ダウン製品は気が付かない時にほつれや穴ができていることが。どんなに小さいほつれや穴でも気が付かずにそのままクリーニングに出すと、中の羽毛が出てしまう原因となります。
袖口や襟などほつれやすい箇所のチェックや、たばこを吸う人ならたばこで穴ができていないかなどもチェックしておきましょう。
【すぐにチェック】ダウンがクリーニングから返ってきたときに行いたい確認まとめ
クリーニングが無事に終わってダウンが自宅の届いてからもいくつか見てほしいことがあります。
特にダウンは製品自体がとてもデリケートなので、しっかりとクリーニングされているか、問題はないか確認しておくことをおすすめします!
確認すること① 送った衣類は全て揃っているか
ダウン単品で送るよりもいくつかの冬物衣類をまとめてクリーニングに出すことの方が多いと思います。
その際に、必ず送った衣類が全て返ってきているかの確認は真っ先にしましょう。もし仮に足りないとなると連絡をして探してもらうか、紛失の保証を申請しなければいけません。
なので、まずは届いたらすぐに頻数のチェックをしてくださいね。
確認すること② ダウンにほつれや穴汚れがない確認を
クリーニングに出したのに、キレイになっていない部分があるとダウンの品質に影響が出てしまいます。
届いたときのビニールカバーを外して不織布カバーに付け替えるときに、全体を軽く見回して検品することをおすすめします。とてもきれいになっていれば、次回以降も利用したいと思えますし、なにか不満点があれば再仕上げ依頼をしてみましょう。
確認すること③ 再仕上げの期間はいつまでか確認
気に入らない部分がある時、多くの宅配クリーニングでは再仕上げを無料で行ってくれます。
適用の規定はありますが、明らかに汚れが落ちていなかったり間違ったプレスをされているときは、届いたときのタグや納品書などは取らずにそのままにしておいて、依頼をかけましょう。
宅配クリーニングを利用して簡単にダウンを綺麗にしよう!
ダウン製品も対応している宅配クリーニングと、日ごろからできるダウン製品のお手入れ方法をご紹介しました。忙しい中でも気軽に依頼できる宅配クリーニングを上手に活用すれば、お気に入りのダウンと毎年の冬を過ごせますよ。
【参考記事】はこちら▽
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