話を聞く力をつける4つの練習方法。人の話を聞くのが上手い人の特徴も解説!

HaRuKa 2024.05.08
話を聞く力をつけて、会話を続けたり、話が忘れないようにしたりしたいですよね。そこで今回は、話を聞くのが上手い人の共通点から、話を聞くのが下手な人の特徴、話を聞く姿勢、話を聞く力をつける訓練方法を徹底解説します。本記事を参考に、ぜひ聞き上手を目指してみてくださいね。

話を聞くのが上手い人になりたいですよね。

話を聞く力をつける4つの方法

コミュニケーション能力の一つとして欠かせないのが話を聞く力です。「私も話を聞く力を身に付けたいな」とお悩みの方も多いはず。

ところで、話を聞く力とは具体的にはどのような能力なのでしょうか。

本記事では、話を聞くのが上手い人の共通点や話を聞く時に心がけたい姿勢などについて解説します。

話を聞く力が上達する訓練方法も紹介していますので、参考にしてみてくださいね。


人の話を聞くのが上手い人の特徴とは

仕事でビジネスの話を円滑に進めていく上でも大切なのが人の話を聞く力です。

実は、人の話を聞くのが上手い人には共通点があります。

ここでは人の話を聞く力がある人の共通点を7つ紹介しているので、順番に見ていきましょう。


共通点1. スマホを近くに置かない

会話中にLINEの通知などが来ると、誰でも集中力が散漫になってしまいますよね。そのため、人の話を聞くのが上手い人はスマホを近くに置かないようにしています。

この場合、近くというのはとにかく手の届かない所という意味です。

手元にスマホがあると、どうしてもスマホを触って通知を確認したくなるので人の話を聞く上での妨げになってしまいます。


共通点2. 相手の意見を尊重して聞いている

話を聞くのが上手い人は、言い換えれば傾聴ができる人ということになります。

傾聴とは、相手の意見を尊重して耳を傾けるという意味で、相手にとっても話しやすいと思われやすいです。

誰でも自分の話をきちんと聞いてくれる人にこそ、話を聞いて欲しいと思いますよね。聞き上手と呼ばれる人は自然とこの傾聴ができるので、周囲に人が集まってきます。


共通点3. 反論や否定をしない

話を聞く力がある人は、相手に話す気分を失くさせることは決してしません。

例えば、相手が話したことに反論や否定をするようなことです。皆さんも一度は自分の話を否定されて嫌な気分になったことがあるはず。

お互いが気分よく話を続けるためには、反論や否定ではなく相手に同調する姿勢が大切といえるでしょう。


共通点4. 相手の気分を上手に盛り上げられる

聞き上手な人と話をしていると、「もっと話をしたい!」という気分にさせてくれます。

このように、相手の気分を上手に盛り上げられるのも話を聞くのが上手な人の共通点。

話を聞いて貰ってるだけなのになぜか自分の気分が盛り上がってきて、「この人と話をするのが楽しい!」と思ってもらえれば関係も深まります。


共通点5. 相手の感情を共感している

「この人は私の気持ちを分かってくれている。」

そう思わせてくれるような人にはもっと話をしてみたいと誰もが思いますよね。

このように、話を聞くのが上手な人は相手に「共感してくれて嬉しい」という心理を与えられます。

「共感」も「傾聴」と同様に円滑なコミュニケーションには欠かせない要素の一つ。人は誰でも自分の気持ちを分かって欲しいという心理があるのです。

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共通点6. 「聞く7:話す3」の法則を自然と実現している

聞き上手と言っても、話を聞いてばかりという訳ではありません。

いくら話を聞いてもらっても、それに対して応答が無ければ聞き流されているような気になってしまいますよね。

聞き上手な人は、聞くのを7割、それに対する自分の話を3割という「聞く7:話す3」の法則を自然に守っています。

これぐらいの割合だと「自分の話をしっかり聞いてくれている」という印象を持ってもらえるということです。

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共通点7. 話題によって表情を変えている

話を聞くのが上手な人は、人とコミュニケーションを取る時の表情も豊かです。

例えば、嬉しい話題では嬉しそうな表情、悲しい話題では悲しそうな表情といった感じですね。

このように、聞き上手な人は話題に合わせて表情を変えることで共感している様子を伝えられるので、相手にとっても話しやすいという共通点があります。

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反対に、話を聞くのが下手な人の特徴とは?

聞き上手な人もいる一方で、話を聞くのが下手な人もいます。

話をしている相手になぜか嫌な印象を持たせてしまう、そんな話を聞くのが下手な人の特徴をここでは5つ紹介しています。

相手と円滑な関係を持つ上でNGとなる特徴ですので、注意して読んでみてくださいね。


下手な人の特徴1. 話を聞きながら、別のことを考えている

話を聞くのが下手というのは、言い換えれば相手の話が頭に入らず、理解できていないという状態でしょう。

例えば、話を聞きながら次の予定のことを考えていたので結局相手が何を言ったのか覚えていないというケースです。

話を聞いてるように見えてどこか上の空、というのは話を聞くのが下手な人だと思われてしまうでしょう。


下手な人の特徴2. 無表情で聞いている

相手の話の内容に関心があれば、少しは表情に出るものです。

ところが、話を聞くのが下手な人は相手の話をいつも無表情で聞いているという特徴があります。

無表情で聞いていると、相手に「自分の話を聞いていないのかな」という印象を持たせてしまい、会話が弾まなくなる原因になりかねません。

会話が弾まないとなると、「自分とは合わない人なのかな」「冷たい人なのかな」と思われることに繋がってしまうことも。

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下手な人の特徴3. 自分の意見を言いたいという思いが強すぎる

話を聞くのが下手な人は、聞き上手な人と比べて人の話を聞く割合が少ないという特徴があります。

これは、話を聞くよりもむしろ自分の意見を聞いて欲しいという思いが強いために起こる現象です。

理想的なのは「聞く7:話す3」ですが、話を聞くのが下手な人は「聞く3:話す7」になっていることも珍しくありません。

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下手な人の特徴4. 集中力が継続しない

人の話を聞くのにどうしても必要なのが集中力です。集中力がないと、人の話を聞けずに目線が泳ぐなどの態度に出てしまいかねません。

話を聞くのが下手な人には集中力が続かないという特徴があり、集中力が必要なことが全般的に苦手という傾向があります。

例えば、話し相手が長話好きだったりすると、余計に集中力が途切れてしまいがちです。


下手な人の特徴5. 作業しながら話を聞いている

話を聞くことに限らず、いわゆる「ながら」の状態というのは何事も上手くいかないものです。

スマホを触っているなど、何か別の作業をしながら話を聞いてもしっかりと理解できませんし、適切な応答もできませんよね。

話を聞くのが下手な人は何か別のことと話を聞くことを一緒に行う傾向があり、話をちゃんと聞いていないと思われてしまいます。


聞き上手に学ぶ!話を聞く姿勢やコツとは?

「この人は私の話を真剣に聞いてくれているな。」と、誰にでも思ってもらえる聞き上手の人というのは話を聞く姿勢が違うものです。

ここでは、聞き上手の人が実践している話を聞く姿勢を6つ紹介したいと思います。


話を聞く姿勢1. 人の話を集中して聞いている

話を聞く姿勢に限らず、何かに取り組む上で最も大切なものといえるのが集中力です。ビジネスシーンでも、仕事ができる人というのは仕事先の人の話を集中して聞いています。

異性の話を真剣に、集中して聞ける人というのもモテる条件ですよね。人の話を集中して聞く、というのは話を聞く姿勢で意識したい要素の一つといえそうです。

相手の話を集中して聞いてあげれば、「この人ともっと話をしてみたい」と思ってもらえます。


話を聞く姿勢2. 会話の中で質問をする

話を聞く上で「傾聴」も大切な姿勢の一つですが、聞いてばかりの受け身の姿勢でいるといつの間にか集中力が散漫になってしまうことがあります。

そのため、話を聞く時も会話の中で相手が話した内容に質問をすると良いでしょう。

質問をすれば、相手の話をより深く理解することができますし、相手にも「私の話を聞いてくれている」と安心してもらえる効果も期待できます。


話を聞く姿勢3. 適度に相槌を打って、聞いているサインを送る

皆さんも心当たりがあるかと思いますが、自分ばかり話していると「私の話を真剣に聞いてくれているかな?」と心配になってしまうことがあります。

話している相手に心配させないためにも、話の途中で適度に相槌を打ち、「あなたの話を聞いていますよ」とサインを送ってあげましょう。

話を聞く姿勢といっても、ただ聞くだけではなく適切なタイミングで何らかの応答を返すのが大切なことなのです。


話を聞く姿勢4. オウム返しをする

「傾聴」のテクニックの一つに、相手が言ったことをそのまま返すというものがあります。

相手が「〇〇って辛いよね。」と言ったら、「辛い思いをして大変だったね。」とオウム返しをすると相手に対して共感したことを伝えられるのです。

自分の話をする人というのはどこかで共感を求めていますので、積極的にオウム返しをするのも話を聞く姿勢では大切なことといえます。

話をしっかり聞いていることも示せますので、まさに一石二鳥の姿勢ですね。


話を聞く姿勢5. 途中で話を遮らず、最後まで聞いている

自分が話している時なのに途中で話に割り込まれてしまうと、「私の話を聞きたくないのかな?」と思ってしまいますよね。

話を聞く姿勢ができている人というのは、途中で言いたいことがあっても相手が話し終わるのも待ってあげています。

その後で自分の意見を伝えてあげれば、お互いが自分の言いたいことを言い合える良い関係になるのです。


話を聞く姿勢6. スマホなどをいじらず、相手の顔を見て聞いている

人の話を聞く上で、自分の態度も気をつけるべき要素の一つです。自分が話をしている時に相手がスマホをいじっていると「この人は私の話を聞いていない」と誰もが思うはず。

話を聞くのが上手な人は、相手の顔を見ながら聞いていて目線が別の所を向いていません。

目線もコミュニケーションを取る上では重要なので、聞き上手と聞き下手で違うが出るポイントといえます。

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仕事やプライベートでも役立つ!人の話を聞く力をつける4つの練習方法

話を聞く力を身につけると様々なメリットがあります。

仕事やプライベートでも役立つ、聞く力をつける訓練方法をここでは4つ紹介したいと思います。

今までとは違う話を聞く習慣を身につけて、聞き上手な人になってみてくださいね。


練習方法1. 人の話に興味を持って聞くように意識する

仕事でもプライベートでも、どうしても興味を持てない話がありますよね。

しかし、なるべく人の話に興味を持って聞こうとすると、何となく相手の話が面白く思えるものです。面白いと思えれば集中力が上がり、相手の話が頭に入りやすくなります。

相手にとってもしっかり聞いてくれているという印象を与えて、話をしたいと思わせることができるのです。


練習方法2. 要約する癖をつける

相手の話を全て頭に入れようとすると、人間とは忘れる生き物なので難しいことがありますよね。

そこで、「つまりこういうこと」と自分の中で話を要約する癖をつけると、相手の話がしっかりと頭に入りやすいでしょう。

また、「こういうことですよね?」と相手に確認すれば聞く力をつける訓練になる上に、相手の話に相槌を打つ効果も。

要約する癖をつけるのは、聞く力の訓練と相手の話への相槌ができるので一石二鳥の方法といえます。


練習方法3. 話し相手の目を見て聞く

話を聞く態度を身に付けるのも、聞き上手になる上では必要な訓練です。

話を聞きながら目線が宙を泳いでいては、相手に「話を聞いていない」と思われてしまいますよね。

話をする時は相手から目線をそらさず、話し相手の目を見て聞くと「しっかり聞いてくれている」という印象を与えられます。

目を見て聞くのが苦手という人もいると思いますので、少しずつ慣れていけるように訓練していきましょう。

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練習方法4. メモを取って聞くようにする

話を聞いても忘れる、整理するのが苦手という人におすすめの訓練方法があります。

話を聞きながらメモを取るようにすると、後から相手の話の内容を確認することができますよね。

メモを取る習慣をつけると、次第に相手の話を忘れなくなり、内容を整理できるようになってきます。聞き上手になれるだけでなく、整理整頓する力まで身につくので一石二鳥の訓練方法です。


話を聞くのが上手な人になりましょう。

本記事では、聞き上手になりたい人に向けて「傾聴」のテクニックや聞き上手になるための訓練方法を紹介しました。

聞き上手になると話し相手の印象もよくなるのでビジネスでは仕事ができるように、異性との関係ではモテるようになります。

「相手の話を忘れてしまう!」「なぜか話をしている相手に怒られる」と話を聞くのが苦手という方も多いですよね。

話を聞く力は訓練をすることで身につけられる能力ですので、前向きに訓練に取り組んでみてくださいね。


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