ロードバイク人気メーカー27社一覧。かっこいいブランド徹底比較!
ロードバイクのメーカーを一覧でまとめました
今や多くの人を虜にしているロードバイク(ロードレーサー)。これからロードバイクを購入しようと考えている人の中には、メーカーから選ぶ人もいるでしょう。ロードバイクのメーカーは多数あり、どのメーカーが自分に合っているか選ぶのは難しいですよね。
そこで、フレームを作っている代表的なメーカー・ブランド23社とコンポーネントを作っている4社をまとめてご紹介します。メーカー一覧を見て、お気に入りの一つを見つけてみてはいかがでしょうか。
【フレーム 23社】
1. FUJI(フジ)
アメリカ製ブランドです。フジの発祥は日本で、100年以上の歴史を持っています。意外と乗っている人も多いので街中でよくみかけるメーカー。シティライドに限らず競技にも使われていて、多くのジャンルで品質の高さを評価されている、ロードバイクの代表的なブランドです。
2. Bianchi(ビアンキ)
イタリア製ブランドです。世界最古の自転車ブランドとして有名。ビアンキの一番の特徴は青っぽいチェレステカラーといえます。またイタリアのブランドだけあって、おしゃれ、カッコいいなどの理由で選ぶファンが多いのも特徴の一つです。
3. GIANT(ジャイアント)
台湾製ブランドです。値段も手頃でなおかつ頑丈なので、初心者におすすめのメーカーといえます。1972年創業の若いブランドですが、世界のさまざまな自転車メーカーの製造下請けをおこなっており、その中で培った高い技術力が強みをいかして急成長しました。そして世界最大シェアを活かしたコストパフォーマンスの高い製品が魅力的といえます。他のメーカーと比べて、同じ価格ならばジャイアントの方が品質が良い場合が多く、自転車屋から見ても信頼のおける作りをしています。ちなみにクロスバイク(escapeシリーズ)は超人気定番モデルです。
4. SPECIALIZED(スペシャライズド)
アメリカ製ブランドです。繊細ながら力強いフレームを製造しています。日本ではあまり見かけないので、被りにくいメーカーです。ロードバイクはもちろん、マウンテンバイクやクロスバイク、さらに、ヘルメットやシューズなどのグッズも製造しています。
5. LOUIS GARNEAU(ルイガノ)
カナダ製ブランドです。『LOUIS GARNEAU』ははルイスガルネアウと読まずにルイガノと読みます。ルイガノのフレームはカラーのバリエーションが豊富で、かつ綺麗です。また値段も手頃なので初心者におすすめです。女性からも人気の高いメーカーです。
6. ANCHOR(アンカー)
日本製ブランドです。日本の大手自転車メーカーとして有名なブリジストンサイクルが本格的スポーツサイクルとして展開しています。アスリート向けのレース用モデルからJONIORシリーズなど幅広いニーズに対応しています。他社に比べて過酷な耐久テストを施すことでも有名で、製品の耐久性は他のメーカーに比べて群を抜いています。
7. CANNONDALE(キャノンデール)
アメリカ製ブランドです。カーボンキラーともいわれる、高品質で高性能のアルミフレームを販売していることで有名です。少し高価ですが、アルミフレームを選ぶ際ぜひチェックしておきたいメーカーです。
8. PINARELLO(ピナレロ)
イタリア製ブランドです。少し高価格ですが、名門ロードバイクメーカーです。またトラックレーサー、クロスバイク、トライアスロン用バイク、シティサイクルや子供用自転車まで幅広く対応しています。
9. SCOTT(スコット)
スイス製ブランドです。スコットのフレームはレース用から初心者用まで幅広く揃っています。そして、SCOTTのロードバイクは独自の最新技術を集結させ、強度を増しながら数グラム単位まで軽量化を実現させています。その結果、高耐久、安全、長寿命にこだわり抜いたカーボンフレームを販売していることで有名です。
10. FOCUS(フォーカス)
ドイツ製ブランドです。知名度はジャイアントやビアンキなどに比べると低いですが、スポーツをこよなく愛する情熱があるのでチェックしておきたいメーカーです。シクロクロスの元世界チャンピオンによって創設されました。そのためシクロクロスはもちろんのこと、ロードバイクやマウンテンバイクまで、その幅広いラインナップを揃えています。
11. MASI(マジィ)
イタリア製ブランドです。日本での知名度は低いので、人と被りたくない少数派におすすめです。クラシカルなデザインが多いのが特徴。そして個性的な見た目が多く、性能などの細かい条件を抜きにして単純に見た目で選ぶなら、マジィはかなり有力候補だと思います。もちろん世界最高峰のレースで素晴らしい成績をおさめる実績もあります。
12. TREK(トレック)
アメリカ製ブランドです。ロードレースでもトレックファクトリーレーシングとしてメインスポンサーとして活動していて、知名度が高いメーカーです。いち早く炭素繊維強化プラスティックの開発にも着手し、トレックのカーボンフレームは「本物」を求めるライダーの為に生まれたメーカーといっても過言ではないです。もちろんエントリーモデルやミドルレンジクラスにも力を注いでいます。
13. MERIDA(メリダ)
台湾製ブランドです。数々の他者ブランドのOEM(他メーカーのパーツを製造すること)で培った加工法を惜しみなくエントリークラスから上位モデルまでつぎ込んでいます。その結果、メリダは低価格ながらもコストパフォーマンスの良いフレームを生み出す力に長けています。インターナルケーブル(ブレーキワイヤー等をフレームの中へ収納する製造方法)”も積極的に採用しており、スマートなフレームも有名です。
14. cinelli(チネリ)
イタリア製ブランドです。古くからロードバイク業界をリードしてきたメーカーでありますが、どちらかというとマウンテンバイクのイメージが主なイメージが強い上に、ロードバイクは扱っている流通店が少ないため日本で見かけることはあまりありません。また、チネリはその高い値段からあまり大衆化はされておらず、誰でも気軽に乗れるという感じではないです。しかし、見た目がおしゃれで、乗っているとイケている感が抜群に出ます。
15. look(ルック)
フランス製ブランドです。カーボンフレームの先駆者で、カーボン仕様のペダルも有名なメーカーです。ルックはカーボン一筋で、他社は決して真似できない経営をしています。しかし、かなりの高価格なので初心者には敷居は高いといえます。
16. RIDREY(リドレー)
ベルギー製ブランドです。1996年といった最近に会社を設立し、急成長を遂げています。それはベルギーの国技である自転車競技と、国中に広がるサイクリングコースのおかげです。その結果、どんな悪路にも耐えうる強固さと軽量、実戦向きのバイクを販売していることが特徴です。
17. TIME(タイム)
フランス製ブランドです。カーボンの扱いに長け、素材の特徴を活かした名フレームを多く生み出していて、日本でも競技志向の強いユーザーから絶大な信頼を得ています。タイム独自のカーボン成形技術、RTM(レジン・トランスファー・モールディング)工法によって製造されるフレームには根強いファンも多いです。RTM工法とは、編み物のようにカーボンの原糸を編み込みチューブの形状へ成形していく技術であり、航空機やF1マシン等にも採用された技術であり、自転車メーカーの中ではタイムだけが持つ技術です。
18. DE ROSA(デローサ)
イタリア製ブランド。ほとんどのフレームをイタリア・ミラノ郊外にある工房で1本1本ハンドメイドで作り、世に送り出しています。半世紀以上続くその職人気質な姿勢は、確かな品質とデローザの示すロードレーサーとしての方向性を堅持して現在に至っても多くの人を魅了しています。デローサはオシャレなハートのロゴが特徴です。またデローザはカンパニョーロと付き合いが長く、デローサの完成車のコンポーネントにはカンパニョーロがよく似合います。
19. Colnago(コルナゴ)
イタリア製ブランドです。コルナゴはクローバーのロゴマークをシンボルとして使用しています。またフェラーリとカーボンフレームの共同開発をスタートさせるなど、その名を世界に轟かせています。少し高めの料金設定ですが、とても美しいフレームが特徴的です。
20. cervelo(サーベロ)
カナダ製ブランド。サーベロはエアロフレームにとても力を注いでいて、トライアスロン用にはもってこいのメーカーです。少しお高いですが、レースで好成績を目指す選手におすすめといえます。なお、アメリカではとても人気のあるブランドです。
21. FELT(フェルト)
ドイツ製ブランドです。フェルトはジャイアントに次ぐ低価格ラインナップで市場に様々なスポーツサイクルを送り出してきました。高品質のアルミフレーム、かつ様々な種類が用意されているため初心者の方に乗りやすいブランドといえます。もちろんフルカーボンモデルもラインナップされており、そちらも低価格で販売しています。
22. BMC(ビーエムシー)
スイス製ブランドです。ビーエムシーは角型のチューブを多用するなど特徴的なデザインを持っています。またスイスらしい精密さや堅実さでも有名です。
23.GIOS(ジオス)
イタリア製ブランドです。50年以上の歴史を誇るロードバイクの名門ブランドで、日本でも乗っている人は多いです。ジオスはGIOSブルーがとても美しすぎるので有名です。近年はクロモリフレームのデザイン美にすぐれたモデルとして人気です。
【コンポーネント 4社】
1. SHIMANO(シマノ)
日本製ブランドです。日本で販売されている完成車のほとんどがシマノのコンポーネントを搭載しています。シマノは高品質、低価格で有名で、初心者から上級者まで幅広いニーズに応えています。
2. Campagnolo(カンパニョーロ)
イタリア製ブランドです。カンパニョーロは車輪の脱着を容易にする「クイックリリース」を発明した会社で有名です。高級コンポーネントが多く、初心者には敷居が高いですが、イタリア製おしゃれなコンポーネントを製造しています。コンポーネントシェアはシマノに続いて世界第2位です。
3. SRAM(スラム)
アメリカ製メーカーです。主にマウンテンバイク用のコンポーネントを展開していましたが、最近はロードバイク向けの製品も展開するようになりました。そのためシェアは低いですが、ジャイアントなどの完成車に用いられるようになってきています。また一部のマスプロメーカーの完成車に採用され、プロチームにコンポーネントを供給するなどしてブランド力強化に取り組んでいます。
4. Suntour(サンツアー)
日本製のブランドです。『サンツアー』 は、90年代の初めまでシマノと並ぶ一大ブランドでしたが、現在はシマノやカンパニョーロの後変速機に使われていることが多いです。日本では非常にマイナーである。サンツアー製品は真面目かつ独創的なもの造りの姿勢や、性能面でもシマノに勝るとも劣らない面を持っていたことから、一部の愛好家には根強い人気があります。
最後に
今回はメーカーの情報とイメージをご紹介しました。はじめた頃は右も左もわからず、カラーやデザイン、値段などで選ぶことも多いでしょう。そのため最初の入りは、直感で買うのがおすすめです。まず、ロードバイクに乗ることが大切です。ただし、サイズだけ注意してください!どんなにいいロードバイクに乗ってもサイズが合わなければ、十分なポテンシャルは引き出せません。サイズ選びは慎重に行ってみてくださいね。
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