"微力ながら"の意味/使い方。言い換え類語&例文付き|ビジネス敬語ガイド

長谷川大輔 2020.08.10
自分の力をへりくだって表現する敬語、微力ながら。尽力などと組み合わせて使われる基本的な敬語ですが、実は間違った使い方をしてる人も。今回は、微力ながらの意味や使い方、例文、言い換えできる類語まで解説。目上の人に失礼のないよう使用方法を確認しておいて。

「微力ながら」の英語表現

ご連絡差し上げるの英語表現
  • I will do my best to make a success of(を成功させるために最前を尽くします)
  • I will make every effort to make a contribution to(に貢献するために全力を尽くします)
  • I will try to do everything I can do.(できることであれば何でもやります)
  • I will put the most efforts into(に最大限努力をします)
  • I may be not good enough, bu(あまり得意ではないですが)
  • I don't have many skills, but(十分な技術はないのですが)

「微力ながら」は日本語ならではの謙遜の意味の敬語表現で英語にしにくいです。後半2つのように直訳した英語表現はビジネスの場ではあまりお勧めできません

英語表現の中でも「I may be not good enough, bu(あまり得意ではないですが)」という表現は、目上の人や同僚も含めて比較的使いやすい表現となっております。

より目上の人や大事な取引先である場合は、「I will do my best to make a success of(を成功させるために最前を尽くします)」という英語表現がよりふさわしいでしょう。


「微力ながら」の正しい使い方をこの機会にマスターして。

「微力ながら」は、相手からの要望や依頼に対して、謙遜した使い方で使用する表現です。

ビジネスの場で使われることが多く、相手からの要望や依頼に対して協力する姿勢を見せる際に使用されることが多いです。

微妙に意味の違う類語表現が多いので、相手や場の雰囲気に合わせて、適切な表現を選択して使うようにしましょう。

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