"ご厚意"の意味/使い方。"ご好意"との違い&例文付き|ビジネス敬語ガイド

長谷川大輔 2019.02.18
相手の心遣いや気配りを丁寧に表現した敬語、ご厚意。今回は、「ご厚意の意味とは?」という基礎知識から、ご好意との違い、正しい使い方&例文まで徹底解説。ご厚意と言い換えできる敬語表現もピックアップしていますので、ビジネスメールを勉強中の方はチェックしておいて!

「ご厚意」の英語表現

ご連絡差し上げるの英語表現
  • I appreciate your kindness.(ご厚意に感謝します。)
  • I greatly appreciate your kindness.(ご厚意に深謝します。)
  • I appreciate your generous kindness.(寛大なご厚意に感謝いたします。)
  • I will accept your kindness with much gratitude.(ご厚意をありがたくお受けします。)
  • I thank you for your kind intentions.(ご厚意に感謝します。)
  • Thank you for your kindness.(ご厚意に感謝しております。[メールでの用法])

ご厚意にあたる英語は”kindness”や”kind intentions”です。感謝の度合いを表すには動詞の”appreciate”か、ご厚意にあたる英単語に修飾語をつけましょう。

下の例文に行くにしたがい、改まった使い方になります。一番最後は、英語のメールでの「ご厚意」を表す例文です。

グローバルな会社で勤めている方は、上の例文を参考に感謝の気持ちを伝えてみてください。


「ご厚意」を使って、より丁寧なビジネス敬語に。

「ご厚意」は他人がする行為に対して使う語で、自分の行動に対しては使いません。

通常、感謝の言葉とともに使いますが、事情により相手の申し出や行為を断りたい場合に「ご厚意」を使うと、相手の気分を損ねずにやんわり断ることができ、ビジネスを円滑に進めやすくなるでしょう。

【参考記事】自分が相手に力を貸す時は、「ご尽力」を上手に使おう

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【参考記事】「陳謝」は、"謝罪/感謝"どっちで使うべき?

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