威圧感のある人の心理&特徴とは?威圧的な態度&怖いオーラの人と上手に付き合う方法

あやな 2024.05.06
「威圧感」がある人が周りにいると、関係性を築くのが難しく、どう接して良いか悩みますよね。そこで今回は、威圧感のある人の心理や特徴から、威圧感のある人との上手な付き合い方を解説!また、自分が威圧感を出さないようにするための方法も紹介していきます。

威圧感のある人っていますよね。

威圧感のある人

周囲に威圧的な人がいるという人は、「正直どう接していいのか分からない」と、悩み少し距離を置いてしまっている人もおおいでしょう。

また、自分って威圧的なのかもしれないという人は、気付かぬうちに人を傷付けていたのではないか、嫌われているのではないかと不安になってしまいますよね。

今回は、威圧感のある人の心理や特徴から付き合い方まで徹底解説!また、自分が威圧感を出さないようにする方法も紹介していきます。


そもそも威圧感とはどういう意味?

威圧感とは、文字の通り威圧されているような感覚を言います。

「威圧」とは圧倒されるような感覚で、思わず後ずさってしまいそうな強い雰囲気を感じること。しっかりとした定義はなく、雰囲気的に感じるものと言えるでしょう。

また、威圧感のある人とは、怖い見た目やオーラを持つ人に使われることが多く、自然と威圧感が出てしまっている人と、故意に威圧感を出している人に分かれます。


威圧感を出す人の5つの心理とは

「ちょっと怖い…」と感じてしまう威圧感は、近寄りがたい雰囲気があり、コミュニケーションの場ではマイナスポイントとなってしまいます。

その他にも、自分の不利益となってしまうことが多いようにも感じられますが、威圧感を出している人はどのような心理なのか気になるところ。

まずは威圧感を出す人を理解するためにも、どのような考えなのか心理を覗いていきましょう。


威圧感を出す人の心理1. 常に優位に立っていたい

威圧感を出す人は主導権を握りたい人に多いです。

例えば、職場などで威圧感を与える人は仕事の能力が低い傾向にあるため、主導権を握るために威圧的になりがちです。

人は全てパーフェクトなわけではないのに、何事に対しても優位な立場に立っていたいという気持ちが強いので、苦手なことでも威圧感を与えることで主導権を握ろうとするのです。


威圧感を出す人の心理2. 他人に認めてもらいたい

人に否定されることを嫌い、肯定されないと嫌なので、人と話す時には威圧的なオーラを放ち、否定できない雰囲気を作ろうとします。

この雰囲気を作る人は、承認欲求が高く威圧的になってしまうタイプの人です。

こういう人は上司や友人など他人に認めてもらえないと、プライドが傷付いて極度に落ち込む場合もあるので、自分を守るために高圧的になってるとも言えます。

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威圧感を出す人の心理3. 自分のことが偉いと思い込んでいる

威圧的な人は自己中心的な一面を持ち、何事も自分の考えを優先してしまいます。

例えば、同い年の友達と一緒にいても、上からモノを言ったり、決めつけているような話し方など。

それは、自分のことが偉いと思い込んでいるので、自分の考えを主張するような態度になってしまい、周囲に高圧的に感じさせてしまうのです。


威圧感を出す人の心理4. 人から批判や反論されたくない

威圧的な人は、頑固でプライドが高い人に多い傾向があります。

いつでも自分の考えに同意して欲しいという気持ちが強く、訂正されるをことを嫌います。それは自分の考えが正しいと思っているからこそ。

人から批判や反論されると否定されたような気分になるため、高圧的な態度を取って賛成させようとするのです。


威圧感を出す人の心理5. 主導権を握って、思い通りにしたい

威圧的な人は高圧的な態度をとることで、相手をコントロールしようとする傾向にあります。

とにかく否定されることをとても嫌うので、何事も自分の思い通りにしたいのです。

そのため、威圧的な態度を取って誰も何も言えなくなる雰囲気を作り、主導権を握ろうとするのです。


具体的にどんな人のこと?威圧感のある人の”12”の特徴

周囲から見ていると、威圧感を出す人は損をしているように思えますが、本人の心理を覗いてみると威圧感を与えることで、自分にとっては得な部分もあるということが分かります。

では、威圧感を出す人にはどのような特徴があるのでしょうか。

ここからは、威圧感のある人の特徴を、性格、行動や態度、言動、雰囲気に分けて12個ご紹介します。


威圧感のある人の「性格」の特徴

いつも威圧的になってしまう人は、内面的に似ているところがあります。

ここでは、いつも高圧的になってしまう人の性格をご紹介します。あなたの周りの威圧的な人や、自分に当てはまらないかチェックしてみましょう。


性格の特徴1. 立場や権力など見栄を張りがち

見栄っ張りな人は自分を大きく見せたいという心理から威圧感を出します。

例えば、職場で後輩から尊敬されたいという気持ちや、上司から認められたいという気持ちから、自分の立場をアピールすることがあります。

弱々しい姿を見せると、バカにされたり、見下されるという意識が強いのかも。立場や権力に強い執着を持ち、見栄を張ってしまう傾向があります。


性格の特徴2. 自己中心的で、人の気持ちを考えない

威圧的な人はいつも自分のことばかり先立ってしまい、あまり人の気持ちが分からないという傾向にあります。

そのため、威圧的になっている自分を客観視することが苦手で、気付かぬうちに高圧的になってしまうのです。

自己中心的で人の気持ちを考えない人は、主張を通す度に自覚なく威圧的な雰囲気を出しているのです。

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性格の特徴3. 責められると弱い

人に説教されたり、注意されることを大の苦手とし、責められたくないという気持ちから強がってしまう人が多いのです

弱みを見せてしまうと相手から考え方や行動などについて言及され、答えられなくなることも。

素直に聞き入れることができないので、強がって責められないようガードを張るという、責められると弱い性格なのです。


威圧感のある人の「行動や態度」の特徴

威圧感のある人の特徴の中で最も分かりやすいのが、「行動と態度」。目に見えて高圧的に接してくるので、困らされることが多々ありますよね。

そこで主にどんな特徴があるのか、威圧感のある人の行動と態度を紹介していきます。周りにいる人と照らし合わせながら、一つずつチェックしてみてください。


行動&態度の特徴1. 横柄で偉そうに接する

態度が悪く見えるのが威圧感のある人の特徴と言えます。

たまに、話してもいない初対面の人から、威圧を感じることがあるでしょう。その多くは、他人を見下したり偉そうに接してくることがあり、一つ一つの仕草が関係しています

態度が大きく偉そうに接する横柄な姿は、高圧的な雰囲気にさせるのです。


行動&態度の特徴2. 上から目線で話してくる

威圧的な人は、自分が下手に出てバカにされるのを嫌うので、主導権を握るために上から目線で話すことが多いです。

初対面なのにタメ口だったり、相手をバカにするような発言が多かったり、そうやって相手を見下すことで主導権を握ろうとするのです。

上から目線で物事をいい、動揺したり、怖いという印象を持たせることが、自分にとって居心地のいい環境なのです。


行動&態度の特徴3. 実は臆病者である

「弱い犬こそよく吠える」とよく言いますが、その通り「弱い人間もよく吠える」のです。大声で上からモノをいったり、大きな態度をとるような人の多くは、実はとても弱かったりします。

臆病なので人から責められないよう威圧感を出す、傷付きたくないから強がる、といったように、臆病者こそ威圧感を出す傾向にあります。

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行動&態度の特徴4. 自分の存在をアピールするかのような歩き方をする

威圧的な人は、肩で風を切るかのように歩く、ヒールをわざとカツカツ音を響かせて歩くなど、オーラを放ち目を引く歩き方をする傾向にあります。

これは、威圧的な人の心理の1つである承認欲求が原因で、自分の存在をアピールしたいという気持ちが強いのです。

そのため、歩いている時も人目を集める様に大きく、自信たっぷりに歩く傾向があります。


威圧感のある人の「言動」の特徴

会話の中でも威圧的に話しかけてくる人っていますよね。相手を寄せ付けないような言葉遣いなど…。

では、どういった言動が威圧的と捉えられるのでしょうか。ここでは、威圧的な人の「言動」について解説します。威圧的だと感じる人の話し方や言葉を思い出しながらチェックしていきましょう。


言動の特徴1. 断定的に言う癖がある

威圧的な人は頑固でいつでも自分の思い通りにしたいという気持ちが強いです。そのため、物事をはっきりと言ったり、人の気持ちに寄り添えずに身勝手な言い方をするなど、人の言動を支配しようとするのです。

そのような断定的な言動は、人を傷付けたり、気分を悪くさせたり、仲良くしたくないという気持ちにさせてしまいます。このような人は、「怖い人」「威圧的に接する人」といった印象を持たせてしまう傾向が多いです。


言動の特徴2. 言葉遣いが荒い

言い方がきつかったりすると、自覚が無く相手に威圧を与えてしまっているケースが多いです。

また、若い人が使うような言葉遣いを、どこでもしてしまうような人も、周囲から見て威圧的に感じるポイントです。

カフェや居酒屋、バスなどの多くの人が集まる場でも、会話を聞くだけで言葉遣いの荒さに違和感を感じ、多くの人から威圧的に感じられてしまっている可能性があります。


言動の特徴3. 大きい声で話す

面接などでも、大きな声で話した方が自信を感じさせ、頼りになるようなイメージを持たせるので効果的といわれますよね。

小さい声で話して最もなことを言っていても、どこか頼りなく説得力に欠けるのです。

威圧感のある人は大きい声で話せば人の心を動かすことができる、主導権を握れるという考えから、大きな声で話す傾向が高いです。


威圧感のある人の「雰囲気(オーラ)」の特徴

近寄りがたい威圧感のある人。見た目だけでなく雰囲気でも威圧する人もいて、とても接しにくいですよね。

そんな威圧感のある人には独特のオーラがあります。ここでは2つの雰囲気の特徴について見ていきましょう。


雰囲気(オーラ)の特徴1. 近寄りがたいオーラをまとっている

服装などで故意にオーラを放つことも可能ですが、身からにじみ出るオーラというものを持った人もいます。

普通の服装で姿勢正しく座っているのに、どこか威圧的に感じるような人っていますよね。

そういう人は、もともと威圧的なオーラを持っているので、どうすることもできないのですが、周囲の人は自然と近寄りがたいと感じてしまいます。


雰囲気(オーラ)の特徴2. 常に闘争心をまとっている

負けず嫌いな傾向にあり、常に闘争心をむき出しにしているような人も威圧的に感じやすいです。

例えば、何でも勝ち負けに拘り、より長い時間サウナに入っていた方が勝ち、一番高いランチメニューを注文した方が勝ちなど、どうでもいいことに拘ります。

常に闘争心をまとっているので、何気ない楽しい会話もできないような雰囲気があり、それを威圧感と感じさせてしまうのです。


威圧感のある人と上手に付き合う方法

正直、威圧感がある人って扱いにくいから苦手…」という人も多いのではないでしょうか。

合わない相手とは仲良くしなければいいだけなのですが、職場の上司や親戚など関わりを持たないわけにもいかない関係性もありますよね。

そんな威圧的な人との接し方に悩んでいるあなたへ、ここでは威圧感のある人とのうまい付き合い方をご紹介します。


威圧感のある人との付き合い方1. 反抗しようとせずに、冷静に落ち着いて対応する

威圧的な人は自分の意見を否定されることが大嫌いなので、「この人の言っていることは絶対におかしい!」と思っても、否定することは避けて付き合うのが良いでしょう。

ぶつかり合おうとすると、言い合いになることが予想されます

「ここで反論しなかったら大変なことになる!」という一大事以外は、反抗しようとせずに冷静に落ち着いて対処することが無難です。


威圧感のある人との付き合い方2. 相手の話の意図を理解する

威圧的な人のいうことに共感し、上手く立ててあげると喜びますので、当たり障りなく付き合うことができるでしょう。

威圧的な人はどうしても強がってしまったり、キツい言い方をしてしまう傾向にあるので、勘違いされてしまうことも多いのです。

威圧的な人のそういった性格を理解し、話の意図を汲み取ってあげるよう寛大な気持ちで接すると、うまく付き合っていけるでしょう。


威圧感のある人との付き合い方3. 相手に流されない強い意思を持つ

威圧的な人に一度でも流されてしまうと、その後も上から目線で接して来る傾向にあるので、流されない強い意志を持つことが大切です。

威圧的な人を目の前にすると、気持ちが弱くなってしまったり、当たり障りなくいこうと考える人が多いです。

しかし威圧的な人は、主導権を握れない相手と分かれば威圧的な態度をあまり見せない傾向にあるのです。そのため、これから出会う威圧的な人には、動じない態度で接するのが良いです。


威圧感のある人との付き合い方4. 思い切って距離を縮めて、良好な人間関係を築く

威圧感がある人は、人から避けられることが多いため、寂しいと感じる一面があります。

そのため、威圧感がある人にこそ積極的に話しかけ、思い切って距離を縮めようとすると相手は喜ぶでしょう。

威圧感がある人と仲良くなると、次第に自分への威圧感が和らいでいく傾向にあるので、良好な人間関係を築くのも効果的です。


威圧感のある人との付き合い方5. 時には話を受け流すこと

威圧的な人と一緒にいると、おだてたり、気分を害さないよう気遣ったり、何かと疲れてしまうことが多いでしょう。

それでは、ストレスが溜まっていつか「いつも、いつも偉そうにしやがって!」と爆発してしまう危険性があります。

そんなことになっては、仲を修復するのが難しくなってしまうので、時には話しを流し、相手にせずうまく対処していきましょう。


知らない間に威圧的になってない?威圧感を出さないための方法5つ

「もしかして自分って、気付かぬうちに威圧的になっているかも…」そう心配になって、本記事を見ている人も多いでしょう。そして、自分に当てはまることが多く、ちょっと落ち込んでいる人もいるのではないでしょうか。

でも大丈夫!威圧感を封じることで、あなたの評価は一変します。

ここからは、威圧感を出さない方法を5つご紹介します。「威圧感、出しちゃってるかも」と感じた方は、ぜひ実行してみてくださいね。


威圧感を出さないための方法1. 笑顔を意識する

笑っている人と、怒っている人なら、誰だって笑っている人の方へ近付こうとします。

笑顔には、人を和ませ、人を集める力があり、場を華やかな雰囲気にしてくれます。

威圧感を感じる人は笑顔が少ない傾向にあり、そのせいでなんとなく怒っているように感じられ人を遠ざけてしまうので、できるだけ笑顔を増やすよう心掛けましょう。

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威圧感を出さないための方法2. 競争心をむき出しにしない

負けず嫌いな人は特に注意が必要です。知らず知らずのうちに物事に勝ち負けをつけようとしているような人は、周囲にその競争心が伝わってしまっています

競争心を持っている人と一緒にいると、周囲も何だか落ち着かない傾向にあるのです。

「今も勝ち負けで考えているのかな…」と思うと、本音で話せなかったりして人を遠ざけるので、競争心を持たないよう心掛けましょう。


威圧感を出さないための方法3. 相手を攻撃するような言い方を改善する

トゲのある言い方は威圧感を感じるので、言葉1つ1つに気をつけるようにしましょう。

例えば、決めつけるような言い方をしない、相手の気持ちを考えて話す、丁寧な言葉遣いを心掛けるなど。

言葉1つ1つに気を遣うことは、慣れないうちはとても疲れてしまうかもしれませんが、次第に慣れていき自然にできるようになるので、根気強く習慣づけていきましょう。


威圧感を出さないための方法4. 聞き上手を目指す

威圧感を感じる人は、自分の意見を通そうとする傾向にあるので、自然と自分の話が多くなり相手が意見をいい出せない雰囲気を作ってしまっています。

自分の話ばかりする人よりも、自分の話を聞き出してくれる人の方が「また話したい」と思わせる傾向にあるのです。

あなたも聞き上手になることができれば、威圧的な雰囲気が抜け自然と人が集まるようになるはずです。

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威圧感を出さないための方法5. 物腰が柔らかい人を目指す

「自分がいつも正しい!」ではなく、柔軟な思考を持ち、相手の意見を受け入れていくことが大事です。

自分のペースに乗せようと、ちょっと強引に話を進めてしまうと、相手は同意しながらも心の中では反対意見を持っているかもしれません。

周囲はあなたのことを威圧的な人と判断しているため、自分の意見を言おうという考えがないのです。そのため、あなたが物腰の柔らかい人を目指し、少しずつでも周囲が意見できる雰囲気を作り、相手の意見も素直に受け入れる努力をしましょう。

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威圧感のある人の気持ちを理解して、上手に対応していきましょう。

故意に威圧感を出している人は、実はナイーブなところが威圧感に繋がっているという傾向にあります。

また、威圧感のある人とうまく付き合っていくには、相手の性格を理解してあげることや、できるだけぶつからないことが大切です。

また、「気付かぬうちに威圧感を出してしまっているかもしれない…」と心配な人は、今からでも威圧感を取り除く努力を重ねてみましょう。あなたが変わっていけば、周囲の反応はとてもいいものに変わっていくはずですよ。


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