『社会不適合者』の意味や特徴とは?向いてる仕事や生き方まで徹底解説!

あんぬ姐 2019.03.22
社会不適合者って悪口なの?と意味を知りたい男女へ。今回は社会不適合者な人の特徴や、向いている仕事、適職や企業適性から生き方まで徹底レクチャーします。就職やアルバイトはもちろん、周りに馴染めないので悩んでいたりしている人には必見の記事になります。

『社会不適合者』が楽しく日々生きるには?

社会不適合者の特徴

他人に合わせられない、当たり前のことが出来ないと悩む人って意外と多いですよね。

「もしかしたら自分は社会不適合者なんじゃ?」と自覚しつつあったら、生きにくいと感じたり今の環境に多少不満を持っている人もいることでしょう。

でも、時代は変わって社会不適合者であっても仕事や生活など環境が整いつつあります。そこで今回は、社会不適合者の男女に向けてこれからの生き方や向いてる仕事までお送りしていきます。

自分に向いた環境を探している方は必見です。


そもそも「社会不適合者」とは?どういう意味?

そもそも社会不適合者とは

改めて社会不適合者の意味についてです。会社の人や周囲の人と上手く折り合いが付けられなかったり、ルールやしきたりに沿って行動出来ない人のことを意味します。

もっとズバッと言うと、「社会(人・会社)の要求に応えられない」ということに。

ただし自分の強みや適正を知っていけば、社会不適合者というレッテルもさほど気にならないです。その為には、改めて自分の性格や行動を見直してみてこれからの行く先を決めていくことが必要ですね。


【自己診断】社会不適合者と言われる人の特徴10選

社会不適合者と言われる人の特徴

ここからは社会不適合者に見られがちな人の特徴について詳しく解説していきます。

自分は普段どんな行動をとっているのか。周囲からどんな性格と呼ばれることが多いのか振り返りながらチェックしていきましょう。【性格】・【行動】と分けてお送りしていきます。


1. 社会不適合者と言われる「性格」の4つの特徴

社会不適合者の性格の特徴.jpg

まずは性格から。社会不適合者の人の性格を深掘りしていくと、なぜ周りと同調するのが苦手なのか、一人浮いてしまうのかその理由が明確に見えてくるでしょう。

「考えてみたらそれは浮くわ」と納得する箇所が多いのではないでしょうか。それでは見ていきましょう。


性格① 人嫌いで他人を信用しない

社会不適合者の多くは、人と関わろうとする気力も無ければ必要性も特に感じていないです。気の合う人たちと狭く深く関わっていきたいのでしょう。

中々人を信用しない性格なので、打ち解けるまで時間がかかるタイプの人も社会不適合者の人は多いですね。「みんな仲良く」という思想も発想も理解できないのかもしれませんね。


性格② みんなと同じことをしたがらない

社会不適合者にとって嬉しい一時は、オリジナリティを発揮できる時です。周囲と足並みを揃えて同じことをやることに全く価値を見出せないのです。

ただこの性格が幸いして、仕事中に斬新な企画やアイディアを生み出す可能性を秘めています。「今まではこのパターンが多いけれど自分ならどうするかな」と趣向を凝らして考えてくれることも。

【参考記事】カリスマの正体に迫ります▽


性格③ プライドが高く自意識過剰な性格

社会不適合者あるあるですが、自分が決めたことや考えていることを否定されるとムッとしやすい傾向があります。

人からバカにされたくないし、自分は特別な存在と思っていたい気持ちが強くてプライドが年々高くなる人も珍しくないです。

でも、自分の夢を叶えることに対してとてつもないエネルギーを発するので、高い目標の為には多少の努力を嫌がらない、努力家の人も社会不適合者の中には多いのです。

【参考記事】プライドが高いとは?▽


性格④ 自分が全て正しいと思う性格

なぜか自分の考えることから行動まで、“根拠のない自信”を持つ社会不適合者。人と意見が食い違っていても別に対して気にしないんですよね。

むしろ全て自分が正しいとすら考えているので、「なぜ周りは気づかないのだろう?」という気持ちです。

自分の意見が正しいと突き進むので、意外とリーダータイプに向いている時もあるんですよね。


2. 社会不適合者と言われる「行動」の6つの特徴

社会不適合者の行動の特徴

続いては行動編。仕事中の行動やコミュニケーションの取り方を見ると、本人に悪気は無くても周りから社会不適合者だと一発で見抜かれてしまうことは多々あります。

しかも本人は悪気が無い所がポイントです。では、社会不適合者によくある行動パターンとは?


行動① 空気が読めず時々爆弾発言をする

「今それ言う?」と周りを驚かせる発言は社会不適合者の代表的な行動の1つ。

例えば楽しい会話をしていたのに、急に「そういえば何でこないだ彼氏と別れたの?」と相手からしたら不快な話題に話を展開する人も見受けますね。

失恋やショックなことやデリケートな話題に土足で踏み込むのを躊躇しないのでしょう。相手の気持ちを一歩考えるというよりも、自分が聞きたいことをその場で聞くというスタイルなのかも。

【参考記事】痛い人と言われることもしばしば…▽


行動② 時間にルーズで集合時間などに遅れがち

大事な仕事の打ち合わせや結婚式などの大切なイベントでも、遅刻をしてしまうのが社会不適合者。「必ず遅刻しないように」と釘を刺しても遅刻癖が中々治らないようです。

集合時間5〜10分前に目的地に行くという習慣が根付いてないのでしょう。「あいつ時間にルーズだよな」と言われている人は、社会不適合者の割合が高いですね。


行動③ 仕事に対する責任感が弱く、大事な場面で責任逃れしてしまう

社会不適合者はユニークで面白いとポジティブな言葉で言われる場面もありますが、揶揄されてしまう時もあります。それは、大事な約束を果たせなかった時です。

嫌な事例ですが、仕事を任せても期日以内に終わらせなかったり、大事な場面で言い訳をして責任逃れすることも。糸も簡単に相手との信頼感を壊してしまう軽率な人もたまに見かけますね。


行動④ いつも自分優先で行動する

社会不適合者は自分優先で進んでいく

常日頃から自分の気持ちに敏感な社会不適合者。その時思ったことを即やってしまいたんですよね。

イタリアンを食べようと言っていたのに、直前になってらーめんが食べたいと言い出したり。その時々で言うことがコロコロ変わるので気分屋に見られることも多いです。

でも、本人は自分の気持ちを素直に伝えているので悪気が全くない様子。悪気がない人ほど、もはや“フリーダムなキャラ”で親しまれていることもありますね。

【参考記事】気分屋とはどのような性格を指すのでしょうか?▽


行動⑤ 他人を見下しがち

社会不適合者の人って頭の回転が早くて、尖った意見を言いたがる人も割合的に多いんですよね。時々、目上の人に向かって「この作業って無駄が多すぎませんか?」と直接文句をつけることも。

他人よりも自分が優れているという意識が強いのか棘のある発言が多くて、威圧感さえ感じさせる社会不適合者も中にはいますね。

どれだけ的を得た素晴らしい意見でも伝え方次第では、他人と摩擦が起きる原因になってしまうので注意しておきたいですね。


行動⑥ 集団の中に入るのが嫌いで、敢えて一匹狼を貫いている

会社の飲み会や遊びにも全く参加しないという人も、社会不適合者の一員の可能性が高いです。

表面では一人でいるのがかっこいいと演出していますが、集団とコミュニケーションを取るのが苦手というのが本音のところでしょう。

他人とうまく話せない、距離をどうやって縮めれば良いのか分からないなど。意外と繊細な心の持ち主が社会不適合者には多いのかもしれませんね。


自分が社会不適合者だった場合はどんな「生き方」が望ましい?

自分が社会不適合者ならどう生きる?

社会不適合者の特徴を見ていくつも当てはまっていたら、絶望に感じる人もいるのではないでしょうか。

「これからどうやって生活しようかな?」とつい考えてしまいますよね。社会不適合者に向けて、これからどう生きていけば良いのか“スタンス”について触れていきます。


生き方1. 自分の自由だと思い描く生き方をする

「人は人。自分は自分」と思い切って他人に干渉されず、自分を貫くというスタンスで生きるのも選択肢の1つです。この生き方は、時に人から理解されなくて孤独に感じる時もありますが最も自分らしく生きられますよ。

ただし、一つ注意しておきたいのは他人に迷惑がかからない範疇に抑えることです。他人を傷つけてまで自分の自由を謳歌するのは、ただの自己中で誰も寄り付かないでしょう。ボーダーラインはきっちり守りましょう。

【参考記事】自由に生きるマイペースな人とは?▽


生き方2. 自分の得意なことを活かせる生き方をする

集団行動が苦手など周りに出来ることが自分は出来ないと落ち込まず、得意なことをどんどん伸ばしましょう

自分の世界に入って集中するのが得意なら、そういう体制で働ける場所を探す。極力他人と会話しなくても良い雇用形態を見つけるなど。

苦手なことに時間を割いて悩むのは、長い人生において非合理的なので得意なことをどんどん深掘りしましょう。結果、自分もストレスがたまらないし得意なことで他人の役に立てる機会が増えて充実した日々を過ごせるでしょう。

【参考記事】はこちら▽


生き方3. 思い切って海外で暮らす

「閉鎖的な日本社会が嫌だ」と言って海外生活をスタートする人も珍しくないです。フリーランスの仕事をしたり、貿易関係の仕事で日本と海外を行き来する人も徐々に増えつつあります。

海外生活をするために、海外出張の多い会社に勤めたりワーキングホリデーを活用するのも一つの手でしょう。

自分が社会不適合者だと自覚がある人は、一度海外生活を経験してみるのも◎。日本で受け入れられない価値観も海外では優遇される可能性があるかもしれませんね。


【どのような仕事が適職?】社会不適合者に向いてる仕事7選

社会不適合者に向いている仕事

仕事はとりあえず給料が安定している、残業なし。と上から条件を追いたくなりますが、社会不適合者は更にもう一絞りが必要です。

ここから社会不適合者の適職を、何故向いているのか理由付きでお届けします。転職の参考までに。


仕事1. システムエンジニア(SE)

会社のシステムを設計するシステムエンジニア。クライアントの求めているシステムをヒアリングしてそれを元に設計を立てる仕事です。

ある程度会話力があれば◎。社会不適合者でアイディアを出すのが得意な人には向いているでしょう。

特に会話はあまりしたくはないけど、物作りをパソコンでしたいという方には適職と言えるでしょう。

ただし、ITの知識は常にストックが必要ですね。


仕事2. カウンセラー

心理カウンセラーが最も認知度が高いですが、女性の美容を支える美容カウンセラーや企業を専門にする産業カウンセラーなど種類が豊富。

全てのカウンセラーに共通するのは、目の前の人の悩みに共感して一緒に解決策を考えていくことです。

社会不適合者の人なら、社会に適合出来ず悩んだ経験を元に話を聞くことが出来たり、正論を突きつける行為も極力しないのでカウンセラーは適職でしょう。

正論嫌いな社会不適合者の方におすすめの職です。


仕事3. ブロガーやライター

時間と場所に縛られず、パソコン1つで作業が出来る仕事を求める人におすすめなのはブロガーやライターです。

特別なスキルもいらないので、1人で集中して作業するのが好きな人や文章を書くことに抵抗がない社会不適合者の人におすすめです。

ただし、どちらの仕事も継続しなければファンや読者が増えることはまずないので初めは結果が出なくても淡々と続ける努力が必要でしょう。


仕事4. 工場での製造ライン工

製造ラインの仕事は、食品系や機械関連が代表的です。目の前の作業に徹底集中していくので職場の人とも必要最低限の会話で済みます。

製造ラインの仕事は、マニュアルも徹底されて寮も完備されている会社が比較的多いのも魅力の1つ。

極力人と会話をしたくない、家賃などの生活費を抑えたい社会不適合者の人は視野に入れてみてはいかがでしょうか。


仕事5. 芸術家や音楽家

強いパーソナリティと感性が必要な芸術家や音楽家。人と個性が違うからこそできる仕事でもあります。

自分で作品を作ったり、楽曲作りが大好きという人は挑戦してみてはいかがでしょうか。もしクリエイター気質でないとしても、周囲で才能ある人を発掘してそれを世に届けるプロデューサーやイベントの企画の仕事も最近は注目されています。

自分の個性をとことん活かしたい、人と違った仕事をしてみたい社会不適合者の人は是非ともチャレンジしてみることをおすすめします。


仕事6. 警備員

警備員も実は、社会不適合者の人に向いた仕事の1つです。

ビルや商業施設、イベント時の交通整理からボディガードまで。来客から質問されない限り、会話を必要としないところがメリットでしょう。

ただし、長時間同じ場所にじっと立っていることが多いので相当な集中力と忍耐力が必要とされます。長時間同じことをしても飽きない&体力に自信がある社会不適合者には適した仕事でしょう。


仕事7. 陶芸家

丹精込めた器を1つ1つ丁寧に仕上げていく陶芸家。好きなことは何時間でも没頭できたり、細かい作業が得意という人も社会不適合者の人は割合的に多いです。

雑念を取り払って作品作りに集中したい人は、陶芸家も選択肢の1つです。ただし、将来的に自分の工房を持つ人も多く、その運営資金や材料費もかかるので相当な覚悟を持って挑みましょう。


社会不適合者に向いてる3つの働き方

社会不適合者の働き方

職種をしっかり見極めるのも大事ですが、忘れてはならないのは“働き方”です。

従来の会社勤め以外にも今は、様々な働き方があるのでどんな働き方が自分に合っているのか吟味していきましょう。社会不適合者に向いた働き方はこちら。


働き方1. フリーランス

会社に属さずクライアントから仕事を貰うフリーランス(個人事業主)。会社員と並行して休みの日にフリーランスとして活躍している人も徐々に増えてきました。

代表的な職種は、ライター、デザイナー、プログラマーなど。納品日までにクオリティの高い作品を仕上げていきますが、能力や才能次第で十分収入を上げられます。

会社に属して他の人と足並みを揃えず、自分の努力次第で収入もスキルも上げたいと思う社会不適合者には極めておすすめな働き方です。


働き方2. 在宅ワーク

結婚して共働きの女性や主婦を中心に浸透しつつある在宅ワーク。

クラウドソーシングサービスや専用アプリがあるのでそこから仕事を獲得する人が増えています。

フリーランスの場合は直接自分でやり取りをして仕事を進めていきますが、在宅ワークはクライアントと自分の中間に企業が入ってくれるので、気軽に仕事を受けやすいというメリットがありますね。

まずは「試しに個人の仕事が欲しい」という人は、気軽にスタートしてみてはいかがでしょうか。


働き方3. 非接客業

収入面や安定を考えて会社勤めを優先する社会不適合者の人は、究極の方法ですが非接客業に職種を絞りましょう。在庫管理の仕事、データ入力、交通量調査などが非接客業の主な職種です。

ただし、消費者と会話する機会は少ないのですが一応会社に属するので、同じ職場の人とは必要最低限のコミュニケーションが必要になります。「それくらいなら平気」という社会不適合者の人は非接客業を視野に入れてみましょう。


社会不適合者は実は起業に向いてる!?

社会不適合者は起業に向いている

時々「人が勝手に作った会社で決められたルールに従いたくない」と声に出す社会不適合者も見かけます。

雇われるのが嫌だ、自分でルールを決めたいと思い起業する社会不適合者も。そもそもよく考えてみたら起業家って「まだ社会にないサービスを作りたい」、「新しい文化を作りたい」と熱量のある人達が多いんですよね。

そもそも社会適合者の人が割合的に少ないです。だから、社会不適合者って経営者やトップになれる人材に溢れています。リスクと覚悟を背負えば、起業家の素質が開花するかも。


決して社会不適合者だからと言って、自分を責めないこと

社会不適合者の特徴から生き方、向いた仕事とお届けしました。有名な起業家や学者など、偉人と呼ばれる人達も社会不適合者と呼ばれ続けてきましたが、立派な功績を残してその名を知らしめています。

社会不適合者であることは一つの個性なので、自分らしい生き方を知って最低限社会に適合できるように工夫していきましょう。

そうすれば自分を責めずに、活躍できる場がどんどん広がっていくでしょう。望む生き方が手に入るようにぜひとも諦めないでくださいね。

【参考記事】はこちら▽


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