フジモンはユッキーナとなぜ結婚できたのか？その献身的な愛に迫る

Nemo2 2015.12.15

ガヤ芸人でありブサイク芸人でもあるFUJIWARAのフジモン。カリスマモデルでタレントのユッキーナと結婚し、理想的な芸能人夫婦として評判です。その陰には献身的に愛し、片思いでも諦めないフジモンの一途な努力がありました。彼はなぜ結婚ができたのか？

仲良しで話題のフジモン・ユッキーナ夫婦

ガヤ芸人としての地位を確立し、引っ張りダコで活躍しているお笑い芸人FUJIWARAのフジモン。奥さんでタレントのユッキーナこと木下優樹菜と2010年に結婚。娘の莉々菜ちゃんにも恵まれ、5月には第二子がお腹の中にいるというおしどり夫婦っぷり。アメーバブログやインスタグラムにて発信される家族での仲睦まじい夫婦写真は常に反響を呼んでいます。

理想の夫婦ではあるものの、ガヤ芸人とカリスマモデルの結婚。少し違和感はありますよね。失礼な話、決してイケメンとは言えないフジモンがなぜ、ユッキーナと結婚できたのか。実はそこには無償の愛を捧げ続ける献身的な一途な姿勢がありました。フジモンの男らしいかっこよさに迫ります。

そもそも、昔は吉本“ブサイク”ランキングで大活躍だった

フジモンがツッコミ担当であるFUJIWARA。1997年に関西を中心にブレイクしはじめ、2000年代に入り徐々に地上波で頭角を現しました。同時に「吉本男前ランキング」、ではなく、「吉本ブサイクランキング」でも頭角を現しはじめます。2001年8位、2003年5位、2004年10位、2005年9位。着々とブサイク芸人としてのキャラ位置を確実なものにしていました。そんなブサイク芸人フジモンが、モデルのユッキーナと結婚できた背景には、フジモンの一途な努力がありました。

大切なのは「献身的に」愛するということ

当たり前のように見えて、難しい無償の愛。献身的に愛し、相手に幸せになってもらう。何があっても一途に相手を愛する。言葉で言うのは簡単ですが、実際はとても難しいことですよね。フジモンは告白する前「片思い」のときから、結婚した後「結婚生活」に至るまで、一途な愛を忘れたことがありません。

最初は、全く実らない片思いだった

好きな人に彼氏がいたとき、すぐに諦めた経験ありませんか？

フジモンとユッキーナがヘキサゴンで共演し始めたとき、ユッキーナには彼氏がいました。フジモンの一方的な片思い状態でした。ユッキーナにとってフジモンはただの相談相手。フジモンが「自分のことを好き」なんて一ミリも思わずに、彼氏との恋の悩みを相談していました。そんなあるとき、仲間内の噂で「フジモンが自分に好意がある」と知ってしまいます。ユッキーナは居てもたってもいられず、フジモン本人に電話で問いただしました。するとフジモンは「好きかもしれん」と突然の告白。ユッキーナにとってフジモンはあくまで相談相手的な存在。恋人候補のフォルダにすら入っていませんでした。

そもそも、恋愛フォルダにすら入っていなかった

そして何より、フジモンはブサイク芸人。イケメンなら友達フォルダから恋人候補に入れたかもしれません。一途な恋は実らず、見事に玉砕。そればかりか「付き合うことがないなら、お互いに辛くなるだけ」とユッキーナは一切連絡を取ることを止めました。男性のみなさん、一途の恋が実らないときほど辛い経験ないですよね。いくら人気芸人のフジモンでも、それは同じです。でも、そこで諦めないのがフジモンの強さ。

一途に愛し続けて、告白。

連絡を取れなくなったフジモン。しかし諦めません。ユッキーナに届かなかった思いを周りにも相談していました。人聞きでフジモンが諦めていないことを知ったユッキーナ。少しずつフジモンの思いの強さに惹かれていきます。

そして誕生日には、横断幕に「誕生日、おめでとう」と書いてユッキーナのマンションの柵に飾ってお祝い。さすがに呆れながらもユッキーナはフジモンの熱意に心動かされ、付き合うことを決意したと言います。

付き合ってからも数々のドラマチックな演出でユッキーナを喜ばせたというフジモン。献身的な愛を伝え続ける大切さが分かりますね。

愛を形にする「プロポーズ」

ディズニー好きのユッキーナのために、フジモンはシンデレラ城の前でプロポーズ。ディズニーは周りに人がいるから恥ずかしいとか、芸能人だから騒がれちゃうとか、難しいことはどうでもいいんです。大切なのは愛する人に愛を伝えるということ。プロポーズの言葉は男らしくシンプルに「俺のお嫁さんになってください。」とストレートに愛を伝え、シンデレラのガラスの靴をプレゼント。

気になる返答は…

ユッキーナは「よろしくお願いします」と嬉しさのあまり涙を流したそうです。大好きなディズニーのシンデレラ城の前でシンデレラになれる。ユッキーナが「世界で一番幸せ」と浮かれるのも分かりますよね。プレゼントしたガラスの靴はサイズが合わず、履くことができないという芸人らしいオチもあり、素敵なプロポーズになりました。みなさん、忘れていませんか。最初は一方通行なただの片思い。一度フラれています。諦めずに愛するって大切ですね。

一途に愛する姿勢は結婚生活でも変わらない

告白や結婚がゴールだと考えている人も多いはず。付き合ったら急に連絡がマメじゃなくなる人、結婚したら急にサプライズをしなくなる人。デートが陳腐になる人。モテない男性の典型ですが、実際にやってしまっている男性も多いのでは。しかしさすがのフジモン。一途に愛する姿勢は結婚後も全く変わりません。

記念日には必ずサプライズ

プロポーズから4年目の記念日。もちろんサプライズでユッキーナへのプレゼント。

付き合い初めや新婚ホヤホヤのときは、記念日を大切にしますよね、でも、時が経つに連れて記念日の質が落ちてしまったり、しまいには忘れてしまったりと疎かにしてしまうもの。やっぱりフジモンは忘れません。結婚してから4年経ってからも、記念日に歳の数のバラと手紙で祝ってもらえたら幸せですよね。

ユッキーナのinstagramからも幸せオーラが伝わってきます。記念日にいつも感謝を素直に伝えることで、マンネリ化を防げるだけでなく、愛を形にすることができます。

プロポーズから5年。完璧なシンデレラへ

プロポーズ5年目の記念日には、なんと！

ガラスの靴をプレゼント。

プロポーズの際にサイズが合わなかったため、結婚5周年でユッキーナにしか合わないガラスの靴をプレゼント。まるで本物のシンデレラですね。演出も凝っています。ユッキーナ自身、プロポーズ記念日だと忘れていたそう。フジモンも話を合わせて忘れていたことにしていて、そこからのサプライズプレゼント。しかも普段写真を撮ること嫌がる愛娘の莉々菜ちゃんが自ら撮影してくれたと言います。エピソードまでほっこりしますね。

ストーリーのあるサプライズは、普通のサプライズよりも感動します。献身的な愛があれば、相手を喜ばせたいという気持ちも大きくなります。その分、素敵なサプライズをしたいと思うもの。相手を愛する気持ちを持つことって大切ですね。フジモンは男から見てもかっこいいですよね。

愛するということは、相手をリスペクトするということ

献身的に愛することができなければ、普段から横柄な態度をとってしまったり、相手の気持ちを疎かにしてしまいます。同時に大切なのは、リスペクトすること。常に相手を尊敬して、謙虚に相手を幸せにすることが大切です。思いやりの気持ちですよね。実際、結婚式での誓いの言葉では「相手をリスペクトした献身的な愛」が表現されています▼

「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか？」

面白い話ができたり、イケメンだったり、モテるための要素はたくさんあります。でも、本当の意味で「愛する」ということは、自分から相手に敬意を表することなのかもしれません。

顔は関係ない。大切なのは一途な愛。それがフジモン流

「自分のようなブサイクは、頑張らないとダメなんだ」

イケメンへの妬み、自分がブサイクであることの不満。「自分はブサイクだから・・・」という諦め。全部フジモンにとっては関係ありません。ブサイクだから頑張るだけ。愛する相手を思いやり、ユッキーナを幸せにするだけ。顔は関係ない。大切なのは献身的に愛する一途な思いです。そうすれば、相手もきっと気が付いてくれます。