ラジオ体操の効果|毎日続けることで体にもたらす良いメリットとは?

織田琢也 2022.05.20
ラジオ体操に効果があるのか知りたい方へ。今回は、ラジオ体操の効果や、効果を高めるコツを大公開!ダイエットや筋トレ効果、肩こり・腰痛の緩和、朝の目覚めが良くなるなどメリットがたくさん。ラジオ体操を効果的に行うコツも解説するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ラジオ体操の効果を高めるコツ|押さえておくべきポイントとは?

ラジオ体操の効果を高めるコツとは

せっかくラジオ体操を毎日に取り入れるなら、より効果的に行いたいですよね。

ここからは、ラジオ体操の効果を高めるためのコツをご紹介します。

どんな時に行えば良いのかや、取り組む時の注意点なども詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


ラジオ体操の効果を高めるコツ1. 朝と夜に行うこと

ラジオ体操の効果を高めるコツ:朝と夜に行う

小学校の頃、毎朝ラジオ体操を行なっていた人も多いでしょう。故に、「ラジオ体操は朝行うもの」というイメージがありますよね。もちろん、朝取り組むと体が温めたり、筋肉を柔らかくほぐしたり、目覚めを良くしたりするなど十分に良い影響をもたらしますが、より高い効果を求めるなら、朝はもちろん夜にも取り入れるのがおすすめです。

夜にラジオ体操を行うと、体操によって上がった体温が寝る前に下がり、気持ちよく寝付ける効果が期待できます。同時に、体を程よく動かすことで気持ちがリフレッシュされ、日中の疲れやストレスを和らげる効果も期待できますよ。

就寝時間の3時間前がおすすめのタイミング。ただし、どの時間が適しているかは人によって異なるので、何度か試しながら自分にとってベストなタイミングを探してみましょう。

慣れないうちは無理せず朝のみ行うだけでも問題ありません。ですが、慣れてきたら一日に2回取り入れる方が、より健康的な体づくりへの効果が高まるので、ぜひ試してみてくださいね。


ラジオ体操の効果を高めるコツ2. 正しい動きをマスターすること

ラジオ体操

なんとなくラジオ体操を覚えていても、正しいやり方を知らない人が意外と多いのだそう。間違ったやり方だと効果が薄れたり、腰や膝などを痛める可能性があるので、正しい動きをマスターしておきましょう

例えば、『腕をまわす運動』では、肘をピンと伸ばした状態で取り組むのがコツ。肘が曲がってしまうと肩甲骨周りの筋肉がほぐれにくくなってしまいます。

また、『体を前後に曲げる運動』での前屈姿勢では、頭を下げて行うのがポイント。顔が上がっていると背中が反り返り、腰の痛みを引き起こす恐れがあります。顔を下に向けて、背中側の筋肉が柔らかくほぐれていくのを感じながら取り組んでみましょう。

小さなことではありますが、少し注意するだけで肩こりや腰痛を改善する効果が高まり、怪我のリスクも減らせるので、ぜひ正しいやり方を細かくチェックした上でチャレンジしてみてくださいね。


ラジオ体操の効果を高めるコツ3. 呼吸を止めないこと

ラジオ体操の効果を高めるコツ:呼吸を止めずに行う

ラジオ体操は、呼吸を止めて行う無酸素運動ではなく、ジョギング、ウォーキングと同じ有酸素運動の一つ。一連の動きを通して呼吸を続けながら行うことで、基礎代謝を上げる効果が高まるので、意識して取り組むことが重要です。

例えば『伸びの運動』では、腕を振り上げる時に息を吸い、息を吐くのと同時にゆっくりと腕を下ろしていきます。また、『体を斜め下に下げ、胸を反らす運動』を行う時は、前屈する時に大きく息を吐き、両腕を後ろに引いて胸を反らす時に大きく息を吸うのがポイントですよ。

特に、正しいフォームを意識している時や、体全体を大きく動かす時、慣れない動きをする時はついつい呼吸を忘れてしまいがちなので、注意しながら取り組みましょう。


ラジオ体操の効果を高めるコツ4. 音楽に合わせながら楽しむこと

ラジオ体操の効果を高めるコツ:音楽に合わせて楽しみながら行う

運動不足や筋肉の硬直、関節の硬直をより効果的にケアするためには、毎日継続して取り組むことが重要。ですが、「きつい」「嫌だ」と感じてしまう運動ならば、続けるのが困難になってしまうでしょう。

ラジオ体操が一般的な筋トレやストレッチと違うのは、音楽があること。音楽に合わせて楽しみながら行えるので、毎日の運動習慣として取り入れやすいですよ

また、一つ一つの動きに合わせて音楽がつけられているので、音楽に合わせた動きを意識して取り組むのがポイント。ゆっくりな時はゆっくりと体を動かし、早いテンポでは軽快に動かすなど、音楽をよく聞きながら行うことで、自然と体が動き心地よく運動できますよ。

ぜひ、他の運動にはなかなか見ない、ラジオ体操ならではの音楽を活かし、楽しみながら習慣にしていきましょう。


ラジオ体操の効果を高めるコツ5. 気持ちの良い位置で止めること

ラジオ体操の効果を高めるコツ:気持ち良いと感じる位置で止める

ラジオ体操に含まれる動作の中には、少々パワフルなものもあります。痛みを感じるほど激しく動いたり、筋肉を強く伸ばしてしまうと関節や筋肉の損傷に繋がる恐れがあるので、無理をしない程度にとどめておきましょう

特に、ジャンプをした時に膝を痛めてしまったり、前屈、後屈をする時にぎっくり腰などの怪我を引き起こしてしまう可能性があるので、注意が必要です。

また、テレビのモデルさんを見ながら取り組む時や、誰かと一緒にラジオ体操を行う時は、上手にやろうとして無理をしてしまいがち。無理せずに気持ち良いと感じる位置を意識しながら行いましょう。

毎日続けていれば徐々に筋肉がほぐれていき、可動範囲も広がっていくもの。焦らず自分のペースを保ちながら取り組んでみてくださいね


毎日ラジオ体操を取り組んで、健康をキープしましょう!

人間誰しも、体の疲れ、衰えには抗えません。普段の生活で激しく動く、動かないに関わらず、体を整えたり、若々しく保つためのケアが必要です。

特別な器具を使わず、誰でもできるラジオ体操は、そんな毎日の運動に最適。痛みが出る可能性があると聞くと不安に思う人も多いですが、正しいやり方と注意すべきポイントさえ押さえておけば、気軽に取り組めますし、徐々に健康的な体へと近づくはずです。

今よりももっとアクティブな毎日を送るため、ぜひ毎日の習慣として取り入れてみてはいかがでしょう。


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