急速充電器の人気おすすめ比較|バッテリー回復が速いACアダプターとは
そもそも「急速充電器」とは?
急速充電器とは、端的に言えば短時間で携帯などの充電を完了させられる機器のことです。
「何分以下で充電できる」といった明確な定義はありませんが、お使いのスマホで出し切れる最速のスピードで充電できる充電器やACアダプターを指すことが多く、様々な性能をもった機器があります。
基本的にはアンペア数の高い方が速い充電速度となり、2〜3A以上の製品を選べば素早く充電できると感じられるはずです。
ただし充電器本体だけでなく、同様に高いアンペア数に対応したケーブルを使用しないと、その性能を十分に発揮することはできません。
スマホ自体が何Wまで受け入れられるかの最大値も重要な項目なので、充電器だけでなくケーブルやスマホ本体のスペックも確認してから購入しましょう。
急速充電に「非対応のデバイス」に使用しても意味がない
いくら「急速充電」と謳っている製品であっても、スマホ自体の受け入れられる最大値が少なければ、充電速度はあまり出ません。
例えば最大値が10Wまでのスマホに15Wの急速充電器を繋いでも、10W分の出力しかだせないので充電器の性能を十分に発揮できないのです。
現在ではスマホの上限は18Wほどと言われているため、もしスマホの最大値がわからない場合は、1つの基準として「5V2A(10W)」や「5V3A(15W)」程度の急速充電器を選ぶのがおすすめです。
急速充電の主流な規格は大きく「2種類」に分けられる
急速充電器には様々な規格が存在していますが、「何がどう違うのか」と思っている方も多いでしょう。
自分に最適な充電器を選ぶためにも、現在主流となっている2つの急速充電の規格を抑えておくと、いざ製品を選ぶ際に困りません。
ここでは2つある充電規格についてご紹介していきます。
最もポピュラーとも言える「USB PD」
「USB PD」は、最大W数が従来の約13倍にも引き上げられた急速充電規格です。
元々は5V1.5Aの7.5Wが一般的なW数でしたが、「USB PD」ではノートパソコンなどにも導入することを踏まえており、5V3Aの15Wという値に拡張されています。
USBType-Cの接続端子なので、最近発売されているスマホなどで対応していることが多く、iPhoneだと8以降のもの、AndroidではXperiaやGalaxyなどの端末に搭載。
発展している急速充電器の中でも、最もポピュラーで今後も普及されていく規格と言えるでしょう。
Androidユーザーにおすすめしたい「Quick Charge」
「Quick Charge」は、1.0から4+までの複数バージョンが存在している急速充電規格です。
新しいバージョンほど高性能となっており、例えば1.0では最大5V2Aの10Wですが、2.0以降ではスマホの最大値と言われる18Wまで伸びています。
そして「USB PD」だと基本的に5Vに固定されている電圧が、「Quick Charge」だと3.6V〜12Vのように決められた範囲の中でベストな電圧に自動で調整してくれるため、機器に見合った最適な充電速度を実現しやすいです。
対応端末は2018年夏モデルの「ソニーモバイルXperia XZ2」「SAMSUNG Galaxy S9」などをはじめとした、多くのAndroid端末に対応しています。
急速充電器の「失敗しない選び方」とは
一口に急速充電器といっても、様々なメーカーから数多くの製品が発売されています。
商品によってそれぞれ特徴や性能も異なるため、自分の目的にマッチした速い充電器を見つけるのに悩む人もいるでしょう。
ここではそんな方に向けて、お手持ちのスマホや用途に見合う急速充電器の選び方をご紹介していきます。
急速充電器の選び方1. 最大出力の数値を確認して選ぶ
「急速充電」の規格範囲は曖昧で定まっていないため、中には最大出力がそこまで高くない充電器も存在します。
もしも電圧や電流などの出力数が低ければ、思っていたよりも充電速度が出ないこともあるので、急速充電器の最大出力の数値を確認することが重要です。
基本的には自分の使っているスマホが、どの程度の出力を受け入れられるかで決めるのが良いでしょう。
例えば、10Wが最大値のスマホなら5V2A(10W)以上のもの、15Wなら5V3A(15W)などです。
規格の範囲がきちんと定められていない以上、「急速充電」と銘打ってあっても自分の目でしっかりとV(電圧)やA(電流)、W(合計出力)などを確認してから、充電の速い製品を購入しましょう。
急速充電器の選び方2. 対応している端子をチェックして選ぶ
急速充電器に付いている端子はいくつか種類があり、それぞれ対応したケーブルでないと接続することができません。
購入した後に使えないことがあったり、新たに接続可能なケーブルなどを揃えて余計な出費がかさんだりと様々な自体に陥るため、お手持ちのスマホに対応した端子があるかチェックしてから選びましょう。
特に最近では通常のUSBポートではなくUSBType-Cのケーブルのみを搭載している製品もあるので、「USB」の文字だけで判断しないよう注意してください。
急速充電器の選び方3. ポートの数を確認して選ぶ
ポート数の少ない急速充電器を選ぶと、一度に充電できるデバイス数が限られてきます。
自分のスマホのみの用途なら少なくても大丈夫ですが、家族と共有したり他のデバイスなどの充電にも使いたいなら、ポート数の多い製品の方が便利です。
最もポート数が少ない製品だとポート数1つからあり、複数台のデバイスに同時接続するとそれぞれの充電速度が落ちる原因になるため、多いものでも2〜3つ程度に抑えられています。
今はポート数が1つで問題なくても、後々デバイスが増えたり複数人で使用する可能性があるなら、できるだけ複数のポートがある急速充電器を選ぶと後悔しませんよ。
すぐにバッテリー回復!急速充電器の人気おすすめ4選
急速充電器は、商品によって様々な特徴や規格を持っています。
買った後で「あまり充電速度が速いと感じられない...。」と後悔しないためにも、性能の高いものを選びたいと思う人は多いはずです。
そんな方にもおすすめできる、素早いバッテリー回復を実現した急速充電器をご紹介していきます。
おすすめの急速充電器1. Anker PowerPort III Nano
- コンパクトな形状で重量30gの軽い小型充電器なので、非常に持ち運びやすい
- USBType-Cに対応しているため、iPhone11などの最新機器でも速いスピードでフル充電が可能
- Anker独自の多重保護システムを搭載しており、過電流や電子回路のショートなどのトラブルも少ない
自宅だけでなく外出先でも充電したいなら、できるだけ軽くて小さいものの方が持ち運びやすくて便利ですよね。
Ankerの『PowerPort III Nano』は、USBType-Cの端子となるPD対応の充電器の中で最小・最軽量を誇り、カバンやポケットなどに入れても邪魔になりません。
しかも18Wの力強い出力があるので、急速充電器の中でも非常に素早いスピードの充電を実現します。
非常に小型で持ち運びに優れたACアダプター型充電器なため、「お出かけする際にあまりかさばる荷物をカバンに入れたくない」という方などにおすすめです。
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- 出力:18W
- アンペア数:2.4A
- サイズ:4.5 × 2.7 × 2.7 (cm)
- 重量:30g
- ポート数:1個
- メーカー:Anker
おすすめの急速充電器2. Anker PowerPort 2 Elite
- メーカー独自の充電技術により高い互換性があるため、幅広い機器で急速充電が可能
- USBポートが2つ付いているので、同時に2つのデバイスを効率よく充電できる
- 高品質な部品を使っており外装も頑丈なため、つい手が滑って落としても故障する心配が少ない
電気機器が苦手な方には、どの製品がどの急速充電器に対応しているかわかりづらいですよね。
Ankerの『PowerPort 2 Elite』は、メーカーの独自技術である「PowerIQ」「VoltageBoost」を搭載しており、USB接続端子を持つ幅広い機器に対応しているのが特徴です。
ポートも2つ備えているACアダプター型の急速充電器で2台同時に接続して素早い充電が可能なため、効率よくバッテリーを回復させられます。
比較的多くのデバイスに対応しているので、「自分の持っているデバイスが急速充電に対応しているか把握できないから、できるだけ多くのデバイスに対応したものが良い」「複数のUSB機器で急速充電を行いたい」という方などにぴったりです。
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- 出力:24W
- アンペア数:2.4A
- サイズ:6.1 × 5.8 × 2.9 (cm)
- 重量:95g
- ポート数:2個
- メーカー:Anker
おすすめの急速充電器3. Anker PowerCore Fusion 5000
- モバイルバッテリーとしても使えるため、コンセントがない野外や車中などでも携帯を充電できる
- ACアダプター型ながらもプラグは折りたたみ式なので、カバンなどに入れて持ち運びやすい
- 18ヶ月の保証付きとなっており、初期不良などですぐに使えなくなる心配もない
「万が一の自体に備えて、どんな時でも充電できる製品を持っておきたい。」いくら持ち運びやすいコンパクトな充電器でも、コンセントがない場所だと使えないものも多いですよね。
Ankerの『PowerCore Fusion 5000』なら、モバイルバッテリーとしても使えるACアダプター型の充電器なので、キャンプや車中泊の際にも充電することが可能です。
そしてほとんどのiPhoneやAndroidスマホが1回以上充電できるため、1日程度ならコンセントがない場所でもバッテリーを延命できます。
急速充電器とモバイルバッテリーが融合しているので、災害時などに停電しても充電できる機器を備えておきたい方に最適です。
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- 出力:15W
- アンペア数:2.1A
- サイズ:7.2 × 7.0 × 3.1 (cm)
- 重量:189g
- ポート数:2個
- メーカー:Anker
おすすめの急速充電器4. BUFFALO USB充電器 BSMPA2402P2BK
- 小型でACプラグも本体に収納できるため、カバンやポケットなどに入れて持ち歩きやすい
- ポートが2つあるにも関わらず値段が1,000円程度と安いので、コスパ抜群の急速充電器
- iPhoneとAndroidを自動で識別して最適な出力になるため、わざわざ接続するポートを選ぶ必要もない
急速充電器の多くは形状の大きいACアダプター型なので、コンセントに挿す際に他の穴を塞いでしまいがち。
BUFFALOの『USB充電器』なら、非常にコンパクトなサイズ感の充電器となっており、他のコンセントに干渉しにくく接続中も邪魔になりません。
しかもACプラグは本体の収納できる構造なため、ズボンのポケットなどに入れても引っかかりにくく持ち運びやすいメリットもあります。
使いやすさと持ち歩きやすさを兼ね備えた充電器なので、「近場の友人宅などちょっとしたお出かけの際に、サッと気軽に持っていける充電器が欲しい」という方などに最適な日本製の商品です。
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- 出力:12W
- アンペア数:2.4A
- サイズ:3.3 × 4.7 × 3.2 (cm)
- 重量:55g
- ポート数:2個
- メーカー:BUFFALO
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Amazonの売れ筋ランキング 楽天の売れ筋ランキング急速充電器と一緒に買うべきケーブルのおすすめ3選
急速充電器を購入しても、あまり充電スピードが変わらないというケースも度々あります。
その原因の1つとなりやすいのが、急速充電に対応していないケーブルを使用していること。素早い充電を行うには、デバイスと接続するケーブルも重要となるのです。
ここではそれぞれの端子毎に、おすすめのケーブルをご紹介していきます。
おすすめケーブル1. Anker PowerLINE III ライトニングUSBケーブル
- 25,000回以上の耐久テストをクリアしているため、踏んだり曲げたりしても断線しにくく長く使える
- ブラックとホワイトの2色から選べるので、機器に合わせて違和感のない配色を選べる
- 充電だけでなく480Mbpsの高速データ転送も可能となっており、スマホとPCのファイル移動がスムーズに行える
「これまで安いケーブルを使っていたけど、すぐに使えなくなってしまう。」ちょっと踏んだり荷物を落としただけで、中の配線がダメになることがありますよね。
Ankerの『PowerLINE III』なら、25,000回以上折り曲げる厳しいテストに合格しており、通常のケーブルに比べて25倍程度の耐久性を持った商品です。
またiPhone5SからiPhone11までのスマホからiPad Airやminiなどのタブレットなど、幅広いApple製品に対応したLightningケーブルとなります。
細い線にも関わらず高耐久なケーブルなので、「急に使えなくなったら困るから、できるだけ長く使えるケーブルが欲しい」という方などにおすすめです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見るおすすめケーブル2. Anker PowerLINE II USB-C & USB-A 3.1(Gen2) ケーブル
- ケーブルの先端が丸く持ちやすいので、スマホに接続する際に折れたり差込口を潰す心配が少ない
- Quick Charge 3.0の急速充電規格に対応しているため、数多くのAndroidスマホで高速充電が可能
- USB-IFによる国際的な安全基準を満たしているので、日本製と同じくらい安心して使える
持ちにくい形状のケーブルだと、スマホなどに差し込む際に力んでしまい先端が折れることがありませんか?
Ankerの『PowerLINE II』は、ケーブルの先端が丸みを帯びた形状になっており、充電する際の抜き差しがしやすくコネクタや差込口を傷つけません。
そして接続端子はUSBType-Cで急速充電規格であるQuick Charge 3.0に対応しているため、GalaxyのS8からS10やXperia XZなど幅広いAndroidスマホで素早く充電できます。
快適にケーブルの抜き差しができるので、「せっかちなので時間がない時に携帯を充電する際、ついつい使い方が荒くなってしまう」という方などにぴったりです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見るおすすめケーブル3. Rampow Micro USB ケーブル
- 2本入りで1,000円ほどの安い価格となっており、コスパ良く複数のケーブルを入手できる
- 永久保証が付いているため、初期不良や故障などでもサポートを受けられる
- 汎用性の高いMicroUSBとUSBの端子が組み合わさったケーブルなので、非常に多くのデバイスで充電できる
MicroUSBケーブルを1つだけしか持っていないと、外出などで持ち歩く際に毎回コンセントから抜き差しすることになり面倒ですよね。
Rampowの『Micro USB ケーブル』は、1メートルのケーブルが2本組で1,000円以下という安い価格なため、複数個のケーブルを気軽に購入しやすいです。
またQuick Charge 2.0の規格に対応し2.4Aの高速充電が可能なので、AquosやXperia、GalaxyやArrowsなどのAndroidデバイスに幅広く使えるでしょう。
「寝室やリビングなど充電する場所がコロコロ変わるから、それぞれ別で充電器を用意しておきたい」という方は、コスパ抜群のこちらの製品がおすすめです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る急いでいる時は急速充電器を使って、バッテリーを回復しよう!
通常の充電器しか持っていないと、朝の時間がない時などで携帯の充電がないことに気づいてしまっても、少ししかバッテリーを補充できません。
そんな時に急速充電器があると、ちょっとした時間でもすぐさまバッテリーを回復させられるため、外出中などで携帯の充電が切れることを回避できます。
日常生活で常にスマホなどを使えるようにしておくためにも、ぜひお手持ちのデバイスに最適な急速充電器を見つけてみてください。
【参考記事】はこちら▽
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