「セックスしたこともないのに、その女性について語るな。」合コン歴300回以上の男が語る人生観

Smartlog編集部 2017.11.12
これが、合コン王の考え方だ。

合コンで数多の実績を残してきた合コン王・佐々木さん(仮名)に、合コンについてのインタビューを重ねてきた連載『目指せ、合コン王。

この人気連載もついにラスト2話。

ピーク時のセフレが15人、彼女は7人だったと聞くと、どうしても「チャラい」「だらしない」といったネガティヴな印象を持つ人が多い。

しかし実際に佐々木さんと関わり、直接お話を聞いていると、女性に対するリスペクトを感じる。

現に、今までの連載をご覧になった読者なら分かるかもしれないが、

「幹事が当日にお持ち帰りすると男性女性両方から嫌われちゃうのでやめてます。」

「卑猥なゲームとかも何かあるんでしょうけど、僕自身が心から“いいね!”とは思えないので、特にやらないようにしています。」

などといった言葉にも、佐々木さんの芯の強さや、女性に対する優しさが表れている。

インタビュー最終話では、そこら辺の価値観や人生観に触れていこうと思う。

“本物”は、女性に恨まれず憎まれず、むしろ全力で楽しんでもらい、その結果として数多くの女性と関係を持っている。

そんな紛れもない事実に気が付くだろう。


女性が喜ぶこと以外はやらない。

──佐々木さんて今まで何回くらいの合コンを経験されてきたんですか?数え切れないと思いますので、概算で・・・

数えたことないですが、たぶん300回は超えてるんじゃないですかね。

一年間で150回くらい幹事をやったときは、週4回以上のときもあったのでハードでしたね(笑)


──最もピークだった年の話ですね(笑)

そうです。週に4回くらい合コンをして、空いた時間で合コンで出会った女の子とご飯に行って、もう毎日飲んでましたね。

彼女が7人、別でセフレが15人いたときは、合コン以外の夜に全部デートしても足りなくて、週4日以上ホテルに泊まってましたし、朝昼晩すべて別の女の子と遊んでいました(笑)


──遊びすぎている・・・!それだけ同時に女の子と遊んでいたら、名前とか間違えちゃいそうです(笑)

それぞれ違うタイプの女の子と遊んでいたので、器用にできてた記憶があります。

見た目を楽しみたかったら若くて可愛い子、お酒を楽しみたいときはお酒が好きな子、夜が好きな子、あとは単純にセックスが上手な子、その中でもSっぽい子、Mっぽい子、他には服装の系統があるんで、気分によってデート相手を変えていました。


──もう、どこかの国の王様か石油王じゃないですか(笑)一年間で関係を持った新規の女性はどのくらいですか?

年間で50人くらいです。リピートの女性が多いので、新規の人数は少ないですね。


──リピーターが多いということは、女性の幸福度も高いってことですよね。意識していることはありますか?

なんですかね。合コンとあまり変わらずで、結局は目の前の女性に喜んでもらうってことしか考えてないですね。結果はあとで付いてきますよ。


合コン王が辿り着いた人生観

──遊びはじめた当時はどんなモチベーションで、そこまで合コンに熱を入れていたんですか?

単純に女性が好きだったってことが大きいです。うん、女の子が大好きですね。

最初の頃は、友人と彼女だけで野球チームでも作れたらええなーとか言ってましたけど(笑)だから彼女9人を目指していた時期もありました。

あとは47都道府県を制覇しようとか、東京23区を制覇しようとか、くだらない目標を掲げて遊んでいた時期もありましたね。


──たくさんの合コンを通して、学べたことは?

めちゃめちゃありますよ。

合コンを通して、たくさんの女性を知ることによって、自分を磨くことができました。女性との出会いは成長のキッカケをくれます。そういった意味で合コンを継続してきて良かったです。

もともと奥手でハブとかに行ってもナンパできないタイプだから、そうすると必然的に出会いは減って、自己成長も鈍化する。やから、自分にストレスがかからない状態で合コンを継続できたのは、いや、自分にストレスをかけない合コンのやり方を見い出せたのは、すごく価値があったと思います。


──自己成長ですか。

何も磨いていない人が急に結婚相手や恋人を作ろうとしてもなかなか難しいです。訓練して、数をこなすことで経験値をつけて、できないことをできるようにしていかないと。

彼女ができない、結婚ができないって言っているだけの人のことを、僕は理解できないですね。自分で動いて、自分で磨かないと、絶対に彼女とかできませんから。


──たぶん多くの男性は、その最初の一歩目を踏み出すのが億劫なんですよね。そもそも面倒くさがりだし、合コンとかだとトライして失敗するのが怖い。フラレたりして男友達にバカにされるのが嫌だって男性も多いですよね。

ほとんどの男性は、プライドを持つ部分が違います。人の挑戦をバカにしちゃう、その友達こそバカにした方がいい。

たくさん経験して、たくさん失敗しないと。億劫になっては、見えるものも見えてこない。

よく「好みのタイプ」ってあるじゃないですか。あれ僕はすごく違和感があって。

例えば年上の女性って、(好みのタイプとして)敬遠される傾向にあるじゃないですか。じゃあ年上の女性と付き合ったり、セックスしたことがあるのかって聞かれたら、ほとんどの男は「NO」と言う。何も知らないのに、語っているんですよね。


──経験したことがないのに知識だけをチラつかせる男性、よく見ますね。

座学や人聞きの知識じゃ、やっぱり経験を元にした話に勝てないと思います。セックスくらいしてから、その女性のことを語らないと(笑)

そういった意味で、様々な女性と合コンして、飲みに行って、関係を持ったのは、すごく良かったなと思いますね。昔から女性のことは好きでしたけど、女性に対して改めて面白いなと思うようになりました。

この前もCAでめちゃめちゃ可愛いのに、話してみたらクソつまらない子で、蓋を開けてみたら20代後半で彼氏いたことなくて、ちゃんと処女だったってこととかありました。人は見た目じゃないし、話してみて、聞いてみないとわからないなと思いましたね。


──佐々木さんが「人は見た目じゃない」って言うと物凄く説得力あります(笑)

ありがとうございます(笑)

それもご自身の目で見て、ご自身で経験して欲しいです。合コンは座学の勉強じゃないから、今回のインタビューを読むだけでは何も成長しないです。合コンは実戦で学ぶ学問ですよ。


──間違いないですね。けど、ここまで佐々木さんがぶっちゃけると、最終話「Q&A」の質問が非常にしにくいと思います(笑)

えっ!たしかに!(笑)

後付けだから説得力あんまりないですけど(笑)、前提知識があるかないかで、成功の確度はだいぶ変わります。それは合コンだってビジネスと同じですね。合コンについて、わからないことは何でも聞いてくださいね。答えられる範囲で答えていきます。お待ちしています!



目指せ_合コン王。

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